【人】 カウンセラー サダル―カウンセリングルーム─ [ 時に言葉を、時に文字を重ね合い。 僕は君達のことを知っていった。 船内には、僕と違って仕事熱心な船医がいた。>>82 精神の健康と肉体の健康は密接に関係している。 なので情報の共有は至極当然の提案だ。 僕だってそれは理解しているから、 【オメデトウ!書類作業が増えたぞ!】 当然そんな不満は口に出さない。 彼女の申し出にだって、二つ返事で頷いたよ。 …… 眉は下がっていたかもしれないけどね。 ] (114) 2022/07/10(Sun) 2:14:59 |
【人】 カウンセラー サダル[ 勿論、それは必要なことだったし。 始めてみれば、そこまで手間でもない。 少なくとも、船員達の様子を共有しながら、 まるでついでを装って。 彼女自身の様子を伺う余裕がある程度には。 結果、文面から医師の不養生が読み取れれば、 ] 医者が倒れた後の宇宙船なんて。 想像することすらお勧めしないよ。 ちなみに、僕の医学知識は、 患部に消毒液をぶっかける程度だ。 [ ちくり。 笑顔で釘を刺すこともあったかもしれないね。 不眠なら力になれたかもしれないけど。 オーバーワークが起因するなら、 僕が貸せる手は殆どないわけだけど。 ]* (116) 2022/07/10(Sun) 2:15:45 |
【人】 カウンセラー サダル[ ─── そんな仕事熱心な船医に告げるには、 大層心苦しい真実だ。 だからこれは僕とスピカの秘密だよ。 いいね? そんな前置きが必要か不要か問われれば 間違いなく後者なわけだけど。 ] うん。暇だよ。 [ 訪問者に尋ねられれば、高確率で。>>79 僕は綺麗な笑顔で首肯しただろう。 もっともそれは、そういう時間を、 彼女自身が見極め、選択しているせいもある。 ] (117) 2022/07/10(Sun) 2:17:20 |
【人】 カウンセラー サダルなるほど。 スピカは観測されない音が聞こえるんだね。 それは君が音を知っているからともいえる。 [ 備え付きのデスクの上。 湯気の漂う来客用のカップを置きながら、 僕は彼女の結論に耳を傾けた。 珈琲と紅茶はどちらがいい? 問いを重ねれば、 おのずと好みも知れただろうけど。 基本的に、僕は毎回尋ねている。 昨日までは紅茶が好きでも。 不意に珈琲を飲みたくなる日だって あるかもしれないから。 ] (118) 2022/07/10(Sun) 2:19:29 |
【人】 カウンセラー サダル[ 認知を軸にした問い。 物事は誰かに観測されて初めて 事実として確定される。 高名な学者の中には、彼女と逆の意見を 掲げるものも多かった。 だからこそ、僕はスピカの出した答えに対して 柔らかく目元を細めて見せて。 ] もしも僕らに耳がなければ。 受け取り手が不在の世界において 音という概念すら存在しなかった。 [ 出題時にもそんな話をしただろうか? 愛用のマグカップに視線を手に取ると、 引いた豆の香りが鼻孔を擽る。 おそらくこれも証のひとつ。 ] (119) 2022/07/10(Sun) 2:19:54 |
【人】 カウンセラー サダルしかし、音を知っている君は、 世の中には目に見えなくとも 存在するものがあると知ることができる。 ならばそれを儲けものとして。 もしも君に届く音があれば、 気まぐれにでも耳を傾けてほしい。 それは空気を伝わらない音でも同じことだ。 [ 僕の会話の大半は、 結論というには頼りない、 ふわふわしたものだったと思う。 それでも君達が耳を傾けてくれるなら、 温かい飲み物と甘いお菓子で出迎えて。 不透明な話を紡ぎ続けただろう。 ]* (120) 2022/07/10(Sun) 2:20:19 |
【人】 カウンセラー サダル…… バーナードはさ。 箱の中で死んでいた猫を見たのかな? [ そんな日々を繰り返し。 確かそれを尋ねたのは。>>85 木が大きな音を立てた時も 臓器くじを肯定された時も、 構成する全てが作り替えられてなお、 船がテセウスと呼ばれた時も。 すべて珈琲を選んで飲んでいた僕が、 ここだけの話、実は紅茶派なんだと。 意味のないカミングアウトをした日のことだ。 ]* (121) 2022/07/10(Sun) 2:22:16 |
カウンセラー サダルは、メモを貼った。 (a38) 2022/07/10(Sun) 2:29:30 |
【人】 調査員 バーナード[紅茶派なんだと聞かされたなら、へえそうなの、と薄い反応を返した。] じゃあどうしてコーヒーを飲んでいたの。 [バーナード自身は、どちらと特別考えたことはない。 サーバーから出るからコーヒーが手軽だと思っている、それくらいの好みだった。 ゆえに、好みがあるのにそれを選ばない気持ちは、猫の生死よりも強く興味を引く。] (123) 2022/07/10(Sun) 3:10:04 |
調査員 バーナードは、メモを貼った。 (a39) 2022/07/10(Sun) 3:28:07 |
【人】 生物学者 アマノ【自室】 [苛々する。ああ、苛々する。 理不尽な事象と、その理不尽と戦おうとしない友の姿勢と、あれやそれやに腹を立てながら、俺は自室へと戻ってきた。 ラサルハグにコーヒーメーカー云々聞かれた >>88 から、そういえばと思い出したゆえだ。] ────見事に直っているな。 ゾズマの手際の早さは実に素晴らしい。 [正直、これが直ってくれないと作業効率が格段に落ちるところだった。 一般流通している最大手メーカーのコーヒーサーバー──それこそ、この船の食堂にも置かれている──は非常に堅牢な反面、常に75点、すなわちぎりぎり及第点クラスの旨さを提供してはくれる。] (125) 2022/07/10(Sun) 6:07:45 |
【人】 生物学者 アマノ[だが、俺はそこそこ壊れやすい代わりに90点以上の旨さのコーヒーを抽出してくれるこのマイナーメーカーのサーバーが気に入りだった。 研究室に訪れる輩たちがやたらとコーヒーを飲みたがるのは、意識的にかあるいは無意識でか、このコーヒーを旨いと知覚しているからに違いない。 豆もそこそこの品質のものを持ち込んでいるしな。 それは積み荷の重量制限が緩い研究者ならではの特権乱用でもあって。 飲みたければ飲めと研究室の来訪者に対し鷹揚に構えているのは、それを後ろめたく思っているわけじゃなく、俺の鷹揚さゆえのお話だ。 そういえば、チャンドラがコーヒー云々で羨ましがっていたか……と思い出し。] あー────医務室、行くか。 [俺は直りたてのサーバーからコーヒーを1杯口にした後、ふらりと部屋を出たのだった。] (126) 2022/07/10(Sun) 6:09:16 |
ラサルハグは、アマノが去ったあと、しばし、俯いた。 (a40) 2022/07/10(Sun) 6:11:38 |
【人】 機関士長 ラサルハグ[アマノが温度高めになって去ったことは察しられた] また、怒らせてしまったな。 [仕事が終わってから話そう、という言葉に、頷きは返せたかな。 ただ、もうすぐ終わる航海を前に、うっかり、ぽろりと溢してしまった。 まあ、多分、ヒロミ相手にだから、少し、緩んだのだ。 むしろ、きっと、怒られたかったのかもしれない] (127) 2022/07/10(Sun) 6:18:24 |
【独】 生物学者 アマノ/* ……お? ラサルハグもわりかし朝に活動できる民? だとしたら嬉しいね(色々語りたい)(語りたいとも) 夜ねー頭まわんないんだよねええええ ガチ酔っ払ってるせいもあるんだけどねー (-21) 2022/07/10(Sun) 6:20:55 |
【人】 機関士長 ラサルハグ>>101 [ああ、そうだ。 そろそろドクトルのところに行かないと。 脚のメンテナンスは必要だ。 こうなった時、彼女は同じ船に乗っていた。 ただ、どうしようもなかった事態で、 彼女はその時、万全を尽くしてはくれたのだけど、 脚はなくなった。 それから2年。 これからの治療法も本格的に相談しなければならないだろう。 もちろん、一度船を降りてからの話とはなるが]* (128) 2022/07/10(Sun) 6:28:29 |
【人】 生物学者 アマノ【医務室】 数日、放り投げていて悪かったな。 ここまでは出来ていたんだが。 [RUKKA-Vの培養が佳境だったんだ許せ、と、俺はチャンドラに小瓶を渡す。 食欲を唆るとは到底思えない焦げ茶色の液体に含まれているのは各種アミノ酸にビタミン、所定の成分のみを抽出した脂質、人体に有益な範囲内でのカフェインetc。 とぷんと揺れる液体は、絶妙に飲みにくそうな粘度があり、ぬらぬらと照り輝いていた。] ────これに、この分量の蛋白質と炭水化物を加えればいい。 [チャンドラに手渡した紙片には、赤線つきの数値が様々並んでいる。 それは、完全栄養食云々と言い出した彼 >>100 の相談に乗った結果の報告だった。] (129) 2022/07/10(Sun) 6:54:33 |
【人】 生物学者 アマノ[しかし俺は、コーヒーと酒にこそうるさいが、他に口にするものとなると全くの無頓着。 栄養は大事だ。 生命維持にも勿論、脳の活動に支障を来すことがあってはならない。 けれど、食事の時間を快適に、だとか、ましてや菓子をつまみながら歓談云々という行為の楽しさは俺には今一つ理解できないでいた。 あれは、スピカ >>97 だったか。 彼女はお茶だなんだと、職種の近いゾズマらと休憩時間を楽しんでいる風な光景を幾度かは目にしているけれど、仕事中の栄養補給なんざ、それこそ"完全栄養ドリンク"1本あればそれで事足りるのではと俺は思っている。 たとえそれがぬらぬらとした茶色い泥水だったとしても、だ。] ────まあ、それでも、いくらか飲みやすくする調整は必要かもしれないな。 [そこはチーフコックを担うゲイザーの役目だよと、俺は肩を竦めたのだった。**] (130) 2022/07/10(Sun) 6:55:45 |
【人】 生物学者 アマノ【カウンセリングルーム】 [今日の俺は我ながら精力的だ。 医務室を訪れた >>129 その足で、俺は近場にあったカウンセリングルームにも顔を出した。] サダル。 今、いいか? [俺より年若のこのカウンセラーと、親密に話した記憶はついぞない。 誰かに相談して解決する"お悩みごと"など、俺には無縁の存在だったし、ゆえにカウンセリングなど、俺にとって必要なものではなかった。 雑談相手? そんなものはますます必要ないものだな。 サダル側も、おそらくそう見ていたのだろう。 "来る者拒まず"な風ではあるこの男、あちらから俺に何かを問うてきたりする機会はこれまで存在しなかった。] (131) 2022/07/10(Sun) 7:17:46 |
【人】 生物学者 アマノあー……サダル。 解決策がどこかにあるかもしれないのに、本人にやる気が無くて、てめぇで勝手にずぶずぶ沈んでいく奴が居たとして。 ────他人である俺は、何て声をかけるべきだと思う? [自分を救えるのは結局、自分にしか出来ない事。 周囲が出来ることなんてたかが知れてると、俺は解ってる。 解ってるからこそ、俺は、"カウンセラーの一言"にさえ、縋りたくなってしまったのかもしれないな。**] (132) 2022/07/10(Sun) 7:19:10 |
生物学者 アマノは、メモを貼った。 (a41) 2022/07/10(Sun) 7:20:47 |
【人】 機関士長 ラサルハグ【メインデッキ】 [管制室であるメインデッキに向かう。 入った時、誰かいただろうか。 とりあえず、アンテナに話しかけた] ん、今日は貴女の心臓に乱れはないよ。 ただ、何か気になることがあったら言ってくれ。 それと、明日は船外から、副エンジン部を点検する。 誰か同行できるメンバーがいるかどうか、確認しておいて欲しい。 [この後、おそらくアンテナから調査員、整備士、操縦士など、船外活動できるメンツに打診がくるであろう] (133) 2022/07/10(Sun) 7:21:37 |
【人】 機関士長 ラサルハグ[そして、自身の席につくと、一通り、燃料ゲージや機体の各部ハザードがないかどうか確認する。 もちろん、ほとんどがアンテナがきちんと行っているのだが、 常にイエローランプが点っているところ。 気にするところではないのだが] コールドスリープ装置。 やはり、誰も修理できないのか。 [アンテナもそれに対してはその通りだと仕草をする。 仕方ない。 でも、これを使うようなことは起きないだろう。 ちなみに、恥ずかしながら、自身は2年前に一度、これを体験している。 そう、脚がもがれて、宇宙空間な消えた後、 安全圏にいると同時に意識は落ちた。 大量の出血と母星への帰還日数を考えると、 きっとそれは、正しい判断だ。 少し長い夢の後、俺は、重力があるベッドにいた。 血が辺り一面に粒状に散った画面は、頭に残したまま] (134) 2022/07/10(Sun) 7:33:11 |
【人】 管制官 スピカ【カウンセリングルーム】 [コーヒーか紅茶か、問われ いつも通り紅茶 と言いかけてやめる] 今日はコーヒーをいただこうか。 カフェインを大量に摂りたい気分だからね。 [そういう気分の日もある。 だが、いつも通り紅茶が出てきたとしても、スピカは何も言わなかっただろう。好意に水を差すことが好きではないのだ] 私の仕事は観測だ、いや……実際に観測しているのはアンテナなのだけれども……。 観測されたものを精査し判断し、指示のもと決定を下す。 その決定を通達する。 [危機的な事象に遭遇し、それによって命が失われるような事態に陥った時、「それは観測していませんでいた」というようなことはあってはならない。 観測し事象を把握することが、スピカの仕事であり使命だ] でも観測できないものもある。 最たるものは人の気持ちだね、それはカウンセラーである君がよく知っていることだと思うけど。 私はそういうのを察知するのが苦手でね、同一視してしまう傾向がある。 よくないことだとわかっているのだけれどもね。 (135) 2022/07/10(Sun) 7:44:00 |
機関士長 ラサルハグは、メモを貼った。 (a42) 2022/07/10(Sun) 7:46:47 |
【独】 生物学者 アマノ/* ラサルハグ → 親友 バーナード → 同年のよしみ&謎の好感 ルヴァ → バーナードの仲間、という認識 ゾズマ → コミュ強整備士、比較的話す、つか話しかけてきてくれる チャンドラ → 船医だな サダル → カウンセラーだな スピカ → 何というか、"女子"という感じでちと苦手 ダビー → あー、船動かしてくれてるー誰だっけ(おい) という俺の認識…… ダビーといつお話できるんだこれ。 (お話したい欲はあるのよ!) (-22) 2022/07/10(Sun) 7:48:50 |
【人】 管制官 スピカ[スピカは表立って諍いを起こすタイプではない、が、言わないだけで苦手だと思っている人間は少なくはない。ということをスピカは知っている。 そうは言わないだけで、それが原因で船を降りた船員がいることも知っている] 私はそういうものをうまく観測できるようになりたい。 うぅん……観測という言い方は傲慢だな、……そう、人の発する感情のシグナルをうまく聞くことができるようになりたい。 目に見えない、空気の振動を介さない、感情という音を。 [それは弱音を吐かない女なりの、わかりにくい弱音だ**] (136) 2022/07/10(Sun) 7:48:56 |
管制官 スピカは、メモを貼った。 (a43) 2022/07/10(Sun) 7:54:33 |
【人】 メカニック ゾズマ【管制室下部:コックピット→】 [いつかの“あの時”の件でダビーから返ってきた、「気にするな」>>73。 その一言を聞いて、内心ほっとするゾズマだった。] うぁーいありがとー! 面白いとか面白くないとか 気にしなくていいしー、 アタシも色々話したいことあるしー… [と言いつつも、自分にメカの話題以外にめいっぱい喋れる話があるのか否かゾズマは訝しんだが、とにかく非番時の相伴が叶うというだけでも良しとした。 さてその機会は茶会か飯時か――そんな思考を過らせたところで、手持ちの個人用端末にスピカからの通信>>75が入ってきた。] っと、よーし。 じゃあ早速今日のティーパーティーで またスピカと三人でしゃれこもうぜい! [ほんの少し前にダビーが受け取った通信>>86も同じ内容だろうと思いながら、ゾズマは目の前のダビーに向け、努めて口角を上げてみせた。 (偽りの笑み、という訳ではない。単に自分が“表情が出にくい性質”だと意識するが故の、意識しての表情作りだ)] (137) 2022/07/10(Sun) 8:00:50 |
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