【人】 第11皇子の従者 ダレン─ 市場 ─ [>>88主が用意してくれた魔法具『オートマタール』は、くぐれるような魔法陣となった。 室内から出ると陽光が眩しく、その上、砂塵が光を照り返すらしい。 目が慣れてから主の姿を探して、周りを見回して] ……ハールーン殿? [見当たらない。はぐれてしまったようだ。>>89 辺りの喧騒から考えても、立ち並ぶ露店や屋台から見ても、ここは市場には相違なさそうなのだが。 主は無事にたどり着いたのかと不安に駆られながら辺りを見回せば、人の数に圧倒される。 主の命を狙う者もいることを考えれば、彼の素性も自分のことも簡単には明かせない。 さてどうしたものか、と思案しながらダレンは市場を歩き出すことにした。 主に似た人影がいやしないかと辺りを見回しながら歩いていれば、異邦人なのも相まって、この国に慣れない旅人にも見えるかもしれない]* (96) 2021/04/15(Thu) 22:21:21 |
【独】 第11皇子の従者 ダレン (-55) 2021/04/15(Thu) 22:22:45 |
【独】 中隊長 アーサー/* ごめんごめん、 触れて貰えるだけでにこにこしてしまう。 帝王学では良い部下を持て、と提唱されているんだ。 ………なあ? (-56) 2021/04/15(Thu) 22:23:13 |
第11皇子の従者 ダレンは、メモを貼った。 (a15) 2021/04/15(Thu) 22:23:31 |
【人】 宵闇 ヴェレス[ 宿に荷を下ろし、明るいが陽を遮る壁と天井のある部屋に落ち着くと、ようやく人心地がついた。] もしかして。 [ 広い窓からそよぐ風が心地良い。石造りの壁は確かに熱気を遮断はするが、それにしてもあまりに外気と室温が異なる。ダンテの言葉に>>77よたよたと長椅子を下り、怠惰に四つ足で室内を華やげる飾壷へ向かう。床を這う膝や手を厚い絨毯が柔らかく受け止める。陶磁器で出来た壺の手触りは冷たく、中を覗くとみっしりと一つ塊の氷が詰まっている。保冷庫代わりだろう。同じ様な壺が形や大きさは違えど部屋のあちらこちら邪魔にならぬ程度飾られている。それから頭上を見上げれば、5つ羽根の扇が窓から吹く風とは異なる動きで旋回し、ゆっくりと空気を撹拌している。指を指し。] 多分これとこれのせいじゃないかな。氷をどうやって維持しているかとか、風を巡らせている仕組みはわからないけど。 [ アルファルドで石油と同等に有名なのが魔法の文化だ>>6。資源もあり、学術の水準も高いのであれば長い繁栄も頷ける。] (97) 2021/04/15(Thu) 22:24:32 |
【人】 宵闇 ヴェレス なんでもない時に来れたら良かったのにね。 [ 此度の滞在は事故のようなものだが、敢えてこの国を旅の目的地とするなら、暑さと陽に弱い自分の体質をまずなんとかしなければならない。暑さに弱いのは同じ北方の出身であるダンテも同じ筈だが、そこは越えられない種族の差がある。 冷えた白ワインをとの提案には一も二もなく頷き、ボトルで、と強請る。葡萄酒なぞ水のようなものだ。つい先刻、重ための朝食を済ませたばかりの彼がサンドイッチを注文している健啖ぶりに目を丸くするが、昼食の当てとは知らず、自分はそれに加えてチーズとクラッカー、それと干し葡萄を頼んだ。 暫く壺の冷気を楽しみ、またよたよたと長椅子に戻りよじ登ろうとすれば見兼ねたのか寝台を指し示される。 言葉に甘えシャツの襟元を緩め柔らかな掛け布に埋もれるように横たわる。] そんなに気を使ってくれなくても大丈夫だよ……。 [ のぼせたような自分の体に、濡れたタオルを用意しようかという彼は何処までも優しい。 本格的に横になれば、泥のような眠気が身体を浸す。1日2日の徹夜なら、少し昼間を歩いたくらいならこんな様にはならない筈だが、未だ午前というのに熱帯の陽光はかなり身体に堪えたようだ。] ルームサービスが来たら起こして……。 [ 呼び止めるに似た動きで手が宙を掻く。指先が近くの彼の袖に触れたならそのまま捕まえようとする。]* (98) 2021/04/15(Thu) 22:25:56 |
【秘】 宵闇 ヴェレス → 祓魔師 ダンテ この国にいる間は、女性の姿でいようと思うんだけど。 [ 裾を引くと、眠たげな様子でそう言った。]* (-57) 2021/04/15(Thu) 22:26:50 |
【人】 第11皇子の従者 ダレン[はぐれてしまった主を探して歩いているうちに、喧騒から離れ始めたことに気付く。 どうやら市場の端に向かって歩いていたらしい。 それに気づいて足を止めたとき、付近には果物ジュース屋があった。>>81 「冷たいジュースはいかが」と声をかけられ、興味を引かれた] いただこう。 [代金を払って受け取ってみると、確かによく冷えていた。魔法か何かで冷やしているのかもしれない。 甘味と酸味のバランスが良く飲みやすいジュースだが、いったい何の果物なのだろうか。 日によって違う果物だったりするのだろうか。 もしくは複数の果汁を混ぜ合わせているとか……? 聞いていいことなのかわからず店員には何も聞けなかったが、不安に駆られながら歩いていた頭を冷やすのには良い飲み物だった。 近くに誰かいれば言葉を交わすこともあったかもしれない]** (99) 2021/04/15(Thu) 23:16:08 |
第11皇子の従者 ダレンは、メモを貼った。 (a16) 2021/04/15(Thu) 23:16:51 |
【人】 中隊長 アーサー[棋譜 雑学書 東の国の詩集 戦術書 歴史書 □□□ 随分な荷物を得てしまったものだ、と 内心何処か苦笑しつつも気分は晴れやかであった。 何分良い手土産を見繕えたのだから道理ではある。 手渡した時にどんな顔をするだろうか。 想像するだけで楽しく。] (100) 2021/04/15(Thu) 23:18:17 |
【人】 中隊長 アーサー[紐で結わえた本束を提げ王宮書庫を発つ。 気付けば陽はすっかり頂点へと辿り着き 庇の無いがら空きの外苑を照らし尽くしていた。 木陰を歩けばまだ直射は避けられそうだが 景観を整える為淑やかに切り揃えられた木々の 細やかな枝垂れは短く、薄く。 色素の薄い目にはどうにも酷な道に映った。] 市場の方に行くには 此処を抜けた方が早い、が [肩を竦ませ踵を返す。 仕方が無い、と遠回りの道を選び、] (101) 2021/04/15(Thu) 23:19:23 |
【人】 中隊長 アーサー[ついでに大隊長殿にでも いいや、旅団長殿にでも挨拶に行っておこうか。 手土産が無いな。ならば、 参謀室の方にでも……… と、 思い出して、 先程受け取った封書を取り出した。 周囲に人が居ない事など把握済みで、 人目も憚らず三つ折りの紙を 取り出し広げる。] (102) 2021/04/15(Thu) 23:20:07 |
【人】 中隊長 アーサー[概ね予想通りの文面が認められた それにふ、と一笑すれば、 悩ませていた歩先を定め、 王宮の或る一区画へと向かい始めた。 ―――― 数刻の用事を済ませたならば 昼餉を求め、気に入りの店の方面へと]* (103) 2021/04/15(Thu) 23:20:42 |
【人】 貴族の娘 アウドラ[ 外で何が起きているのかは、 下女や侍女たちから聞くのみで、 彼女自身は見たこともなく、興味だけが湧く。 国が荒れる前も、目新しい商人が来ただの 広場で流浪の芸者たちがおどっているだのと、 教えられることがあり、 一年に一度くらいは両親の目を盗んで 街へと遊びに出たことがある彼女。 そんなに長くいられるわけではないから 市場の近くにある広場に顔を出し、 少しだけ芸を見て帰るだけ。 両親が気づかないうちに戻れば 誰も怒られたり傷ついたりしない。 ] (104) 2021/04/15(Thu) 23:47:21 |
【人】 貴族の娘 アウドラ街の中は、まだ明るくしているのかしら。 賑やかな声が懐かしく感じてしまうのは、 この国の行き先が分からないから……なの? [ はぁ、と小さくため息を落とし 歩きながらふと思ったことがある。 輿入れが出来ないのであれば、 何か愛でる対象が手元にいてほしい。 動物を、何かねだってみようかと 思っていると、見渡せばあまり分からない場所。 どうしたものかと、その場に立ち止まり 軽く周りを見渡してみる。 ] …………初めてみる場所。 我が家にはこんなところがあるのね。 (105) 2021/04/15(Thu) 23:49:15 |
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新