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【鳴】 ぶろーくんはーと 真白 千由里[いけないことしてる戸惑いとか、不安とか 蜂蜜より甘いくらいの優しい言葉で溶かされていく。 それは紛れもなく大人の「愛し方」だったのに、 かわいいって言葉が降り注いだら もっと甘えたい子どもみたいな気持ちになる。] ……っっ、…ん 、ぁ [ちゆの初めて。普通のじゃない、初めて。 はしたなくて変な感じで、ちょっと怖くて 閉じた口を抉じ開けるように彼の指が押し込まれたら 泥濘んだ滑りと裏腹に身体は強張ってしまうけれど タイガさんがちゆを——欲しがってくれてる、と思えば 嫌なことは一つもなくて、ただ少し苦しいだけ。 出すはずのところから何かが入ってくる違和感。 節ばった男の人の指、じんじんと痺れて熱かった。 顰めた眉の間に皺が寄る。 可愛い、って言われたいのに、 どうしてもそんな顔はできそうにない。] (=16) 2021/07/08(Thu) 8:02:07 |
【鳴】 ぶろーくんはーと 真白 千由里ぅ、あ ダメ……それ、すき ッ [慣れない感覚に混じって好きな刺激が身体を襲った。 苦しかったはずなのに、混乱して頭が変になりそうだ。 緊張してた力だってふにゃりと抜けてしまって 彼の言葉が耳に届いたら、言われる通り息を吐く。 どれくらい飲み込んだかなんてわかんない。 でも、じきに褒められたら安心して。 はあっ …ちゆ、上手にできた……? タイガさんの 好きな子、なれてる……? [ちょっと汗ばんだのを感じながら視線を上げて。 撫でられる手に擦り寄ればそれだけで満足してしまった。 指の一本で今はまだ精いっぱいだったから その続きのことなんて一瞬忘れかけてた。 ずっと大きいのをそこに入れられるんだってことも これがまだほんの少しの「初めて」でしかないことも。] (=17) 2021/07/08(Thu) 8:02:29 |
【鳴】 ぶろーくんはーと 真白 千由里えっ……あぅ、その…… ひゃっ! [再び下半身に顔を埋めた彼が笑う。 そうして思いがけず甘い快感が走ったら、 指を咥えたままで小さく仰け反ってしまった。 きゅっと締め付ける襞を擦るように彼の指が動く。 引き抜かれる感触、かと思えばまた押し入って それを心地よさが塗り重ねて掻き乱される。 甘く噛みつく歯の感覚が好き。 挟まれたるたびにぴくりと震えてしまって 溢れる蜜がこぼれ落ちて彼の手を濡らした。] やあっ……ん、あん ッ それ、変になっちゃ…っぁ…—— [知らない感覚を堪えようとするばかりで 押しのけるなんて考える余裕はなかった。] (=18) 2021/07/08(Thu) 8:03:18 |
【鳴】 ぶろーくんはーと 真白 千由里[苦しかったのが次第によくわからなくなる。 抜き差しする指の動きが滑らかになっていったのは たぶんぬるついた液のせいだけじゃなくて 自分の身体が彼を少しずつ受け入れていくのを感じた。 ——ほんとにイっちゃいそう、 そんなこと考え出した頃にはもう手遅れで 忍び寄る快楽の波から逃れる方法なんて知らなかった。] あっ、ダメ… も、イっちゃ……! [痙攣したみたいに身体が何度も小さくはねた。 頭の中が真っ白、なにも考えられなくて 震えの収まった頃には呆然と息を荒げるだけ。 だけど次第に実感が湧き上がってきて、 ちゆ、本当に咥えたままイっちゃったんだって。 もしも何か言われたら込み上げた恥ずかしさのままに 「タイガさんのせいだよ」なんて呟いたかも。*] (=19) 2021/07/08(Thu) 8:03:37 |
【墓】 木峰 夏生[ 手と口のスピードを上げれば、 海斗の形の良い唇が歪んで、そこから漏れ出すのは 悲鳴じみた嬌声。 その艶を含んだ声と、止めどなく溢れて 口内を満たす欲望の滴、 びくびくと跳ねる身体。 頭に血が上って、様子を気遣いながらも 手は緩めてあげられない。 ] ─── あ゛、ッゔ、 んん……! (+27) 2021/07/08(Thu) 8:41:49 |
【墓】 木峰 夏生[ 海斗の背が撓る。 仰け反るように跳ねて、一層深く喉奥を 抉られて嘔吐く。 反射的に茎の先端ごと飲み込もうと喉が動いた。 決して飲み込めないものを嚥下しようとして、 塞がれた食道と気道に全身が強張る。 ぐじゅり、と自分の喉が出しているとは 思えないほどの音が聞こえて、 暴れるような動きで食道に直接吐き出される 精液を飲み込んだ。 苦しいのに、唾液と混じっていない 純粋な欲望が喉を灼いてたまらなく気持ちいい。 白濁液は見えない内臓の形を知らせるように 熱く駆けて伝い身体を落ちていく。 ] (+28) 2021/07/08(Thu) 8:43:18 |
【墓】 木峰 夏生─── っ、は……ァ……んんぅ [ 全て溢すまいと顎を上げて飲み込んで。 ずるりと口を離して、唇を拭った。 興奮と快感が過ぎて、触ってもいない下腹部の熱が 張り詰めて、うっかり出そうで、 往なすためにふざけて笑う。 ] え、飲むだろあれは。 惚れたやつの、なのに。 というか、誰かさんも 頭がっつり押しこんでくれてたしな。 [ 信じられない、と呆れた掠れ声はまあ、 お褒めの言葉と受けとりました。 ] (+29) 2021/07/08(Thu) 8:44:18 |
【墓】 木峰 夏生[ 続く言葉に息を呑んで、眉尻は これ以上ないほど下がった。 あんまり可愛すぎて、言われたことを 全部すっ飛ばしてそのままキスしようとしたけれど すんでのところで思いとどまって身体を起こす。] ……わかった。 [ 恭しく一礼して、バスルームへ向かう。 とりあえず言われたように濯いで、 歯磨きもしておいた。 名残惜しい気持ちはある。 ] (+30) 2021/07/08(Thu) 8:45:42 |
【墓】 木峰 夏生[ ざっと顔を洗って、タオルを首にかけたまま ベッドへ戻ろうか。 海斗はまだベッドにいてくれるだろうか。 姿を目で追って、その側へ。 鞄から、新品のローションとコンドームを取り出して、 そっとサイドテーブルに置いた。 ] ……歯ぁ、磨いてきたから、 キスしていー? [ 言いながら、身体を引き寄せる。 ついでに手を伸ばして取ったローションの ケースの蓋を器用に片手であけて、 中身を掌であたためながら、柔く微笑んで。 ]* (+31) 2021/07/08(Thu) 8:47:51 |
【妖】 OL 奈々───303号室 [ 笑いながら謝られたら、彼のかわいさに 許してしまうからずるいと思う。 だぁりんと呼ばれることに 彼が 慣れてくれることがとても大切なことなのである。 彼じゃない人間だった場合、 次からは名前で呼ぶだけで終わっていたから。 彼が苛めることが実はうまいかもしれないと 彼女が感じる頃にはもう、彼の手の中。 絶対に離してもらえないのなら 意地悪なのか、と思うかもしれないけれど ご褒美といわれるなら、とろけた目で 最後は彼のことを見つめてしまいそうな。 彼の言い訳はもっともで、 汗を流す場所で汗をかくことは 何一つ不自然なことではないのだ。 きもちよくなっていたなら、 彼女は頭が回らなくなりその言い訳を受け入れる。 頭の中でやってみたいプレイが思い浮かべば 仕事の休憩中にでも、できそうなところを 検索かけて彼に共有するときもあるかもしれない。 未来の話はすべて仮定の話。 だけれど、たぶん口にしてしまったなら ひとつひとつが確定していく未来が見える。 なぜなら、本当はまだどれも口にしていないから。 ] ($31) 2021/07/08(Thu) 10:09:57 |
【妖】 OL 奈々フリーズしちゃうの? 私、もしかしたら入ってきただぁりんに 気が付かずにずっとひとりで…… 待ってたかもしれない、よ? [ DVDを見ながら、といいそうになったけれど ぐっとこらえて返事をした。 もしかしたら、彼女の家の合鍵を渡したなら 本当にそういう場面に出会うかもしれない。 口では誘いを受けてくれるのに、 お返しのように足で苛めようとしてくる彼は 少しずるいと思うのが目に見えている。 けれど、苛められるのが良ければ もしかしたらリビングで始める可能性だってある。 盛るなと言われればそれまでだが、 好きな人と交わることに場所なんて 実際は選んでいられないだろうに。 ] ($32) 2021/07/08(Thu) 10:10:17 |
【妖】 OL 奈々────── [ 彼に抱きしめられたらひどくほっとするのは どうしてだろうか。男性だからか。 それとも彼女よりは大きくて包み込んでくれるからか。 たぶんこれは、彼だから、という答えにしかならない。 別にどの男の人でもいいというわけでもないし 体が大きく包み込んでくれるからいいという わけでもないと、経験的に思っている。 基本的に彼がかわいいことをしていたら悶える。 それと、教えていないのに攻めの顔を見せたら さらに悶えていく。これが軸にはある。 うたた寝をしている彼を見たなら 邪魔をしないように横に入り込むかも。 そのときに晩御飯が済んでいなければ、 耳元で、晩御飯は?と聞いてみるけれど。 マッサージやストレッチを覚えてくれたなら お互いに気持ち良くなる方法が更に増えて 生活がとても充実するだろう。 ] ($33) 2021/07/08(Thu) 11:16:09 |
【妖】 OL 奈々たてなくなっちゃう……? なら私がぜーんぶ、してあげちゃう。 [ 彼が立てないというなら、 彼を寝かせてでもつながるだろう。 見て、見てと結合部をさらしながら 彼への好きが止まらなくなる。 彼には早く、いろんなことを知ってほしくて 彼女の思いと行動が前のめりだけれど 現在でもたくさん彼が吸収してくれて 好感触だから、明日以降もずっと教えていく。 刺激的な日常を求めてしまうから。 ] ($34) 2021/07/08(Thu) 11:16:51 |
【妖】 OL 奈々な、っ……! そんなこと、言っちゃ、ダメよ? ………もっと求めちゃうから。 [ 彼の返事に、また彼女の瞳が揺れる。 望んでしまう。 彼はまだ学生なのに、もう離したくない。 明日遊びに来てくれたなら、 もう彼の家に帰したくなくなってしまう。 だから、手を握られて彼の気持ちが伝われば 彼女はどうしようと悩んで、 改めて話を起きてからしよう、と提案する。 もしその流れで行くのなら、 明日のお泊りの後、あいさつに行くことだって 考えなければいけないのだから。 ドキドキでは収まりきれない緊張が彼女に走る。 ] ($35) 2021/07/08(Thu) 11:17:22 |
【妖】 OL 奈々だ、ってぇ……!!! だぁりん、うごいちゃう、からっ…ぁぁあ! [ 達してしまったというのに、 中の彼が蠢いている。彼女は余韻に浸ることなく 次の快感の波に襲われ始めた。 まだ彼が達していないことは分かっていたが 熱が擦り付けられるような錯覚に 彼女の口から喘ぎの漏れが止まらない。 舌を絡めて求められているせいか、 刺激はたっぷりで頭がくらくらしてしまう。 ] ($36) 2021/07/08(Thu) 11:17:46 |
【妖】 OL 奈々ん、んぁ…〜〜〜!! だ、ぁりっ……いっぱい、でてる、ぅ… [ 彼の唇が離れ、腰を両腕で固められると 疑似ではあるものの中で果てられてしまった。 その感覚にびくっと体が震え、 彼女の顔は体が彼にもたれかかった並びで 彼の顔の横にすっぽりと入っていく。 暫く、動くことがなかったので 彼女の中が彼にまとわりつき 今このときにとれるだけ取ろうとしていた。 落ち着きを取り戻したなら、 一度腰を浮かせて、ねっとりと体液まみれの ゴムをはずしてあげ、ゴミ箱へとポイ。 そして彼を寝かせたまま、綺麗にするために 彼女は彼の楔を口の中に含んで舌を絡めていった。 ]* ($37) 2021/07/08(Thu) 11:18:20 |
【雲】 三月ウサギ「 ならトトは、価値がある人間なんだ。 」 それが教養か、学歴か、社会的地位か、人間性か。 定かではないけれど。 目の前の少女がその期待に応えたであろうこと。 疑わぬ口調で、断じると。 (D16) 2021/07/08(Thu) 12:06:24 |
【雲】 三月ウサギ身体を落ち着かせ、会話の姿勢を整え、 更にトトと自分の価値観の相違を理解すれば。 劣等感を抑えることは叶わずとも 最初よりは幾分か穏やかに、 言葉を紡ぐこともできただろう。 こちらとは重ならない瞳。 隣でも、向かい合うでもない。 他人同士の距離のまま、俺達は会話を続ける。 (D18) 2021/07/08(Thu) 12:07:17 |
【雲】 三月ウサギ「 …… 俺が持っていると思っていたものは、 俺のものではなかった。 そうだね。 世の中にはお金で買えるものは多い。 お金があれば、明日の心配をしなくて済む。 弟と妹にも美味しいものを食べさせられる。 惨めな思いもしなくていい。 でも ─── 」 トトの問いに、首を横に振る。 彼女と話すことによって引き出されていく感情。 それを整理し、筋道立てて言葉にすることは まだできなかったけど。 (D19) 2021/07/08(Thu) 12:07:26 |
【雲】 三月ウサギ「 俺は結局、ひとりだったから。 」 十分ではない回答を終えたなら。 自身の言葉を休めて、トトの様子を伺った。 おそらく着る服にも、 食べる物にも困ったことがないだろう美しい少女。 誰よりも幸せに近い場所にいるように見える彼女が それを理解できない理由を求めるように。** (D20) 2021/07/08(Thu) 12:11:54 |
【墓】 木峰 海斗[ 飲んだことに呆れていれば、 無意識とはいえ、押し込んでしまったことを 指摘されて、ぐぬ、と気まずげに視線を泳がせる だけど、すぐに聞こえてくる声に 視線を戻して、いつもの調子、とはいかないが そんな調子でキスはしないと言い張った 眉を下げる様子に、少し申し訳なく思うが それはそれとして、思いとどまってくれて良かった 自分の精液の味とか知りたくねーし] ……ふッ、 [ バスルームへ向かう背を見送って、 キングサイズのベッドに大の字で寝転がる それから、すぐに身体を横に倒して 枕を抱き寄せれば、背を丸める すごい、ことしたなって、 恥ずかしくて、信じられなくて、でも嬉しくて 下腹部の濡れた感覚に、すりと太腿を擦り合わせて もぞもぞと身動ぎをした あの兄貴が、俺のを咥えて――] (+32) 2021/07/08(Thu) 13:18:13 |
【墓】 木峰 海斗ッ、…… [ 光景を思い出して、一人頭を抱えて悶える やば、また反応しちまいそう ふぅ、と気持ちを落ち着けるように息を吐けば 身体を起こして、窓の外に視線を向けた こんな明るい時間から、 こんなイケナイことしてるなんて、さ 今は楽しい、嬉しいが勝っている だけど、この先はどうだろう――] (+33) 2021/07/08(Thu) 13:18:14 |
【墓】 木峰 海斗貴方の願望を叶えられるでしょう……か、 [ 別の形で、叶ってはいる だが、捨てるはずだった想いは、逆に膨らんでる 夜が明けたら、全部忘れようと思っていたのに ―――――― もう、忘れることなんて ] (+34) 2021/07/08(Thu) 13:18:16 |
【墓】 木峰 海斗ん、? [ 気だるさと、結論の出ない思考に ぼーっとしていれば、戻ってくる気配に顔を上げた キスしてもいいか、と問う声に 一瞬、瞳を瞬かせて] …… 好きにしていい、って言っただろ? [ あくまで、俺からは求めてない。みたいな体で 相変わらず、小生意気なことを言って笑った そうやって兄貴に、 ]甘 える兄貴なら、許してくれるって、今は分かってるからさ (+35) 2021/07/08(Thu) 13:18:18 |
【墓】 木峰 海斗ん、ッ…… [ 身体を引き寄せられて、そのまま唇を寄せる ゆっくりと唇を食んで、そっとこちらから舌を絡めた さっきので、少し要領は分かった 俺って、若いから飲み込みが早いんだよ ベッドの上に膝立ちになって、背に腕を回した 時折、背を指先で撫でながら、 動物みたいに鼻をこすり合わせて、 口では言わない分、態度で甘えたりもしたりして ローションの粘着質な水音が耳を掠めて 視界の端で確認するが、 何も言わずに唇を重ねるのは止めない 重ねながら、瞳を熱に蕩かせながら 三日月の形に歪めていた**] (+36) 2021/07/08(Thu) 13:18:20 |
【鳴】 敷島 虎牙[キツイだけの締め付けが やわやわと甘くひくつくように変わってく。 また一歩、此方へ転げてきた千由里に 俺はひっそりと笑みを深くした。] 俺がちゆを嫌いだったこと、ないよ。 [頬の火照りを手で癒しながら繰り返す。] 俺は、千由里が大好きだよ。 素直で可愛い、俺のちゆだ。 [だから安心して堕ちて来て欲しい。] (=20) 2021/07/08(Thu) 13:48:13 |
【鳴】 敷島 虎牙[か弱い抵抗を押さえ込みながら 女陰を口で責めたてても 意外なことに押し返されもせず。 たらりと零れたぬめりを借りて、 さらに後孔のピストンを逸らせていこうか。] 気持ちよくなるのは、変じゃないでしょ。 ちゆのイクとこ、見せてよ。 [顔を埋めたまま命じると かり、と芯を持つ核をかじる。 悶える脚をベッドにつなぎとめて さあ、もっと、乱れてみせて。 俺の顔を挟むような内腿の震えが 一際大きくなって…… それから、中を穿つ舌と、親指とが 甘く切なく締め付けられる。] (=21) 2021/07/08(Thu) 14:03:33 |
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