【鳴】 志隈──鈍色の球体1── [簡素な光源しかない木製の離れ。 線の細い女が疲れ切った様子で、月を見上げている。 『帰りたい』と紡ぐ言葉は、この国の物ではなく、 女の他には夫しかその意味を知らない。 女が暫く故郷に想いを馳せていると 控えめなノックが響いた。 応じるものは無音でも構わず、扉は開かれ、 小学校低学年くらいの子供が姿を表す。] ……しつれい、します……。 またごはん、たべてなかったみたいなので…りんご…もってきました……。 [不格好なうさぎ林檎を乗せた皿を女の近くに置くと、 子どもは正座をして心配そうに様子を窺っている。] ……からだのぐあいは……どう……ですか……? [女はこの国の言葉を全く理解してない訳ではなかったが、 疲れからか異国語を使う気力はなく、 子供も言葉が返らない事には慣れてる様子。 誰が同情を含んだ視線を向けても顔色の変えない子供は、 女が林檎に手を伸ばすのを見たら、やっと安堵した様に微笑んだ。]* (=4) 2020/09/30(Wed) 21:17:27 |
【独】 サティ家次期当主 シャーリエ/* >メグ ふぎゃあ!!! 心の準備かできていない! わややや、ほややや、レモン、れもんでいいです! 絶対キスしてやっからな〜 ファーストキスはレモンの味 (-59) 2020/09/30(Wed) 21:41:59 |
【赤】 在原 治人ああ、良いに決まってる 頼むから…さ ”こんな”とか、もう言うなよ どこもかしこも魅力的で 俺を魅了して止まないっていうのに 良くない訳がないだろ 俺の手で、その美しさを 更に際立たせてやりたくて 今も、どうしようもなく、うずうずしてる [愛おしさを隠しもしない 甘い声音で、諭すように静かに囁いて それから、少し遠慮がちに 座面で乱れている金色の毛先を一房 そっと掬い上げた。 先程は拒まれてしまったけれど、 今度は構わないだろうかと問いかけるように。]* (*16) 2020/09/30(Wed) 22:01:16 |
【独】 志隈/* めも 29-30-1-2 2-3-4-5 5-6-7-8 名前の話は少し置いておいて、2日目に>>=2辺り 後半、十六夜→幸福なあの人辺り?[未定] (-62) 2020/09/30(Wed) 23:47:00 |
【赤】 アクスル[トクトク、心地よく胸が鳴っている。 草木が芽吹くようなこの気持ちを、 僕は知らない。 貴方なら、知っているんだろうか。] (*18) 2020/10/01(Thu) 1:39:55 |
【赤】 アクスル[愛おしさが全面に載る声の囁きは 鼓膜からするりと滑り込んで 砕かれたばかりの心の傷を癒してしまう。 金の髪ごと救い上げられて 心の奥底からこれまで感じたことのない歓びが 胸の奥から泉のように溢れて、溢れ出して 目元から透明な雫となって発露する。] …………………うん [うずうずすると言った貴方の 思うが儘にして欲しい。 そんな想いを込めて、頷く。 優しく細めた左右の瞳から ぽろぽろと温かい雨が降り落ちた。**] (*19) 2020/10/01(Thu) 1:40:47 |
【雲】 サティ家次期当主 シャーリエ[まだよそいき顔のリフルに裏口で逢ったときには ごめんね、って言ったけれど、 ジャケットに袖を通した彼の後ろを歩く間は、 勝手に頬がゆるんでいた。 街歩きの靴でリフルと歩くと、 ちょっと上に目線が向いて姿勢が伸びる。 その少しの背の差が面白い。 お姉さまの背はいつの間にか追い抜いてしまっていたから、 並んでもこうはならなかったんだろう。 お姉さまと街を歩くことは叶わなかったけど>>0:121 リフルと歩くのは楽しいんだ。 思い切って誘ってみて良かったって、今でも思っている] (D34) 2020/10/01(Thu) 4:03:27 |
【雲】 サティ家次期当主 シャーリエリフルは着替えないのね。 [使用人は屋敷の外に出ることも多いのだから、 制服で出かけるのは当たり前なんだろう。 ジャケットでサスペンダーを隠している>>D27と 動きやすさの格好から身なりを整えたようにすら感じる。 変装をイメージして髪に櫛を通した私より気楽なのに、 しっかりした男性だなあって思うのは何でだろう。 ずるい。 帽子とステッキがあれば、立派な紳士になるのでは? 本人に言ったら、堅苦しいと渋い顔になるかなあ。 彼の後ろに隠れてくすくすと笑った。 使用人姿とドレス姿で逢うのと違って、これも楽しい。 差が埋まった姿でデート(スポット)に出かけるのも、 後で楽しい話の種になるに違いない。 結局楽しいからってリフルを連れ出すのが私なのだ。 定期報告以外で呼び出すことはほとんどなかったりする] (D35) 2020/10/01(Thu) 4:03:57 |
【雲】 サティ家次期当主 シャーリエ[その笑顔は、リフルにお願いをするときに一度消えた。 無茶なことを言っているんだろうな、と思っても 彼以外にこんなこと頼めない。 断られたら困るから、 ごめんね、は飲み込んで、手を握って欲しいと伸ばした。] [演劇とかオペラとかで、恋人というものは知っている。 その次に結婚するらしいよ、とも知っていたので、 これは予行練習なのだ。 ただの興味本位かもしれないけど、宿題の為なのだ。 そんな毒に当たった顔>>D28しないで欲しい。 心配になっちゃうから。] よろしくね。 (D36) 2020/10/01(Thu) 4:04:55 |
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