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【独】 流転 タマオタマオあんた、真面目なPCのテンションでお喋りなPCのすることをしているわね……罪悪感を落としてきている分尚のことタチが悪い部類だわ?? (-93) 2021/07/02(Fri) 17:10:18 |
【赤】 被虐 メイジ「オレさ、ここで友達ができたんだ。 ……素直で純粋で"イイコ" 病気が治ったらさ 一緒にトーキョーに行きたいなんて言ってくれて──」 そう語る瞳はとても嬉しそうで 「なんにも知らないで。バカだよね」 覆い隠すように、ぴしゃりと言い放つ。 「オレ、ああいうヤツ大ッ嫌いなんだ。 親に大事にされて、甘ちゃんで」 嘘だ。 「オレのこときっと信用してるし。 それに病人なんて、足手まといでしょ。 だから、やるならあいつかなって」 ひたすら、心にもないことを言った。 友達を助けたいではない、殺そうと言うのだ。 けれどその決意はゆるぎない。 (*10) 2021/07/02(Fri) 17:15:02 |
【独】 流転 タマオニエカワorフジノだけど、フジノは病気が治ったらではない。ああああああああああああああニエカワだああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ (-98) 2021/07/02(Fri) 17:20:37 |
【独】 被虐 メイジオレこのまま突っ走って生き残ったらどうしよう 最後殺されたいんだけど……………… いやでも生きるのが地獄ってこともあるしな………… (-99) 2021/07/02(Fri) 17:25:53 |
【秘】 被虐 メイジ → 発熱 ニエカワ「うん、寝れたよ。早めに目覚めちゃっただけ」 嘘だ。目の下にはうっすらと隈が浮かんでいる。 「それより、いつもより顔赤いけど……大丈夫? お腹減ったなら、オレが代わりにもらってきてあげようか」 あなたの額に手を伸ばして、触れようとする。 素人でもわかるくらい熱いのがわかれば 病室へ戻るように促す。 (-100) 2021/07/02(Fri) 18:15:43 |
【秘】 療育 クレイシ → 遊惰 ロクまるで一つの石が水溜りの中に落とされたかのように。 「──。」 いっそ、いなくなってしまえばいいのに。 投げかけられた言葉にかき回され、胸の底に沈んでいた本音が、必死に抑えていた怒りや苦悩ごと浮き上がる。 「──、……い。……さい。 うるさい うるさい うるさい! 君に……余所者の君に、一体何がわかるッ!」 ▼ (-101) 2021/07/02(Fri) 18:21:15 |
【秘】 療育 クレイシ → 遊惰 ロク「鬼か?畜生か?俺をそう罵るのなら、人を不必要に煽る君はとんだ悪魔じゃあないか! どうして君なんかが来てしまったんだ、アユミはやはり馬鹿なのか!?もう食料の備蓄だって底がつきそうなんだぞ!この穀潰しが!」 病院側の人間しか知らない事情を、葛藤を、躊躇いもなく吐き散らす。 さながらそれは外の川の如く。氾濫してごぼりごぼりと溢れかえって。濁りきった感情が、周囲を侵蝕し始める。 ▼ (-102) 2021/07/02(Fri) 18:21:44 |
クレイシは、ロクの胸ぐらを掴み上げた。 (t11) 2021/07/02(Fri) 18:21:53 |
【秘】 療育 クレイシ → 遊惰 ロクあまりに細く軽い青年の体をそのまま壁に押し付ける。 憤怒に満ちているようで、けれど少しつつけば崩壊して泣きじゃくってしまいそうな頼りない顔を近づけ、震える声をぶつけていく。 「チサが見つからないのは俺のせい?この状況は俺のせい?なあ、俺が悪いのか?必死に頑張った人間は、結果を出せなかったら悪だと罵られるしかないのか? チサが死んだのが見つかったら、それは、俺は、俺が…………、っぁあ、あぁあ、糞っ、畜生……ッ」 一方的に吐き捨てて、手を呆気なく離す。それから濁りきった瞳は青年に向けられることなどなく、看護師は頭を掻きむしりながら踵を返してその場を後にしようとするだろう。 (-103) 2021/07/02(Fri) 18:23:36 |
クレイシは、血の気の引いた顔をしながら病院内を彷徨う。子供の名前より、呪詛を吐く数が増えていく。 (t12) 2021/07/02(Fri) 18:28:51 |
タマオは、クレイシを見かけた。見かけただけだ。 (t13) 2021/07/02(Fri) 18:30:31 |
メイジは、アユミを探している。 (a5) 2021/07/02(Fri) 18:39:40 |
メイジは、無意味に、机の下や、ゴミ箱の中身を見ている。 そんなところにいるはずもないのに。 (a6) 2021/07/02(Fri) 18:41:18 |
メイジは、見つからない人を探していても、お腹がすくだけだと思った。 (a7) 2021/07/02(Fri) 18:45:34 |
【秘】 流転 タマオ → 技師 アユミ>>t12>>t13 え、こわ。近寄らんとこ。みたいなことを考えた。 「……」 閉鎖的な環境では、往々にして気が滅入る人間は出るものである。己は彼らを逆上させる言葉は持っていても、彼らを落ち着ける言葉は持っていない。どうにも無味乾燥で、自己中心的な思想が滲み出るのだ。 そしてその全てを繕う気も持たなかった。己はとても我儘だ。 (-104) 2021/07/02(Fri) 18:47:20 |
【憑】 技師 アユミ 廊下を慌ただしく、小走りで進んでいく。 最初に避難者を出迎えた時と変わらない姿の技師だった。 違いがあるとすれば──、 足音が一切しない ことだろうか。 (25) 2021/07/02(Fri) 19:24:27 |
【秘】 遊惰 ロク → 療育 クレイシ ――あァ、やっぱり食いモンは足りねェンだなァ。 吐き散らす目の前の看護師を眺めながら、 男が考えていたのはそんなことだった。 「ッ、…………グ、」 手を伸ばされた一瞬、ビクリと肩が跳ねる。 掴まれ浮かされるより僅かに早く爪先立った様子からして、 男にとってその行為は不意打ちでは無く、 さらに言えば慣れたものだったのにも関わらず。 クロスグリ色の瞳に滲んだのは間違いなく怯えで、 それは意識の外、身に染みつく恐怖が招いた反応だった。 けれども一つ瞬いて直ぐ様消してしまう。 運が良ければ見間違いで片づけられる程度には素早く、 然し運が無ければシッカリ伝わる程度には顕著な感情を。 壁に叩きつけられた頃には、スッカリと消え失せ――▼ (-105) 2021/07/02(Fri) 19:50:58 |
ロクは、嗤った。 (a8) 2021/07/02(Fri) 19:58:22 |
【秘】 遊惰 ロク → 療育 クレイシ 嗤って、男からぶつけられる言葉をアッサリ聞き流した。 ――――そののち。 自由になった喉でケホ、と一つ咳き込んで。 直ぐにも立ち去ろうとする看護師の背中に問い掛ける。 「ン? ハハ、お前サン。 どうしてそンなに怒ることがあンだ? なンの謂れもなく罵られちまったからかい? 心にもねェことをわかったように騙られたからかい? ――それとも図星つかれちまったからかい」 その背が遠のいてしまわぬうち、矢継ぎ早に畳み掛ける。 「死んでほしくねェのは誰のためなんだろ。 ブジに見つかってほしいのは? 怪我のヒトツもしねェでいてほしいのは? ちいせェやわこい、チットモ可愛げのねェメンドウな子。 おっちんじまったら困るのはイッタイ全体誰なンだろ」▼ (-106) 2021/07/02(Fri) 19:59:19 |
【秘】 遊惰 ロク → 療育 クレイシ ――不意に、ふ、と表情を和らげてみせる。 背を向けた男にはこの顔が見えぬかもしれない。 声の調子を穏やかに整えて、上っ面の同情を語りかける。 ここまで聞かせにゃ、煽りに煽った意味が無い。 「なァんて――お前サン、カワイソウになァ。 このままじゃァこんなひでェことばっかし言われちまう」 「誰にも罵られねェ、たったひとつのやり方。 ――教えてやろうか」 其れはきっと、蛇の声。 (-108) 2021/07/02(Fri) 20:08:11 |
【秘】 流転 タマオ → 技師 アユミ (-109) 2021/07/02(Fri) 20:20:43 |
【秘】 商人 ミロク → 療育 クレイシ習慣というものは、いつの間にか身についている者ですから。 あなたが意識してもしなくとも、脳の中には残っています。 たとえば、そう。 よく遊びに来ていた猫だって。 あなたに懐いていたわけではありません。 ただ、ここにくると、食事がもらえました。 もらえない日もありましたが、暖かい部屋がもらえました。 寝床がもらえて、やっぱりたまに、食事がもらえました。 だから、来るんです。 期待を、するんです。 だから来ない日は、習慣でなくなってしまったか。 新しい習慣がついたのでしょう。 ▼ (-111) 2021/07/02(Fri) 20:34:53 |
【秘】 商人 ミロク → 療育 クレイシ何日も、何日も、来ませんでした。 嵐がやってきました。 その日も来ませんでした。 あなたが子供を探している間にも、現れず、 例の場所をあなたは訪れたでしょう。 その日の、その時間、その場所で。 黒猫の代わりに立っていたのは私[一人の男]でした。 そこは、私が立つには違和感のあるような場所でしょうか。 裏口なら他人が来るような場所ではありませんね。 田んぼの近くなら雨の中で何をしているのでしょうね。 私の足下には猫の亡骸がありました。 黒い猫でした。よく見なくとも、脚が欠けていてました。 私はそれを見ていました。あなたがやってくるまで。 (-112) 2021/07/02(Fri) 20:37:59 |
【秘】 発熱 ニエカワ → 被虐 メイジ「早く目覚めてたなら、起こしてくれてもよかったのに……」 少し不貞腐れた様子だ。 「うーん……今日は昨日よりちょっと調子悪いかも……、まだ薬飲んでないからかな……」 ぱたぱたと自信を仰ぐ。 豪雨で湿気もあり、妙に暑いきがする。 「大丈夫、たぶん薬と一緒に先生がもってきてくれるんじゃないかな……」 いつも飲んでる薬はもともと食後に飲むものだ。 食料を見つけてきてくれたなら、きっと薬と一緒に持ってきてくれるはずだ。 「アキラも大丈夫……?早く目覚めすぎたんじゃない?」 目の下のクマに気付くと友達を心配そうに見やった。 (-113) 2021/07/02(Fri) 20:59:34 |
【秘】 遊惰 ロク → 商人 ミロク「どォも、商人の兄サン」 いつかの何処か。 一人きりになった頃合いを見計らって、声を掛ける。 先日と丸きりおんなじ、軽快な調子で。 「話の続きをしにきたンだが。聞く気はあるかい?」 (-114) 2021/07/02(Fri) 21:33:52 |
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