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【人】 環 由人[ ここまでの馳走を家で振る舞うことはない。 いつだって、お互いの口に入るのは、 その日のW余り物Wばかりだったから。 だけど、その喜びようをみていると、 せめて誕生日くらいはこれくらい いいものを準備しようかな、 なんて気持ちにだんだんなってくる。 前は心ばかりのケーキを一切れ、ずつ、 だったし、次の誕生日はきっと。] (39) 2020/09/16(Wed) 19:25:13 |
【人】 環 由人あっちじゃなかなか食えないし 北海道まで来たんだから 絶対食うって決めてた。 [ 鮭児を珍しそうにしげしげと 眺める様子をみているのは、 なんだか楽しかった。 女将さんの説明には一緒に頷いて。 半凍りのルイベを口に入れたあと、 彼を真似て炙って食べてみる。 凍ったものよりも、もっと 甘味が増して、じゅわ、と溶ける。 たしかに炙りも美味いな、と 上がる口角をそのままに、酒を含んだ。] (40) 2020/09/16(Wed) 19:25:31 |
【人】 環 由人[ ───とまあ、機嫌よく次々に 盃をあけてしまったものだから、 食事が終わる頃には少しばかり体が 火照って、ふわふわしていた。 これで温泉に入って酒が回って、 ぶっ倒れでもしたら洒落にならない。 だから遠慮したのだけれど、 彼は至極不満そうで。 尖らせられた口に、いつもより低くなった 笑いの沸点は、簡単に口元を緩めてしまう。] そーゆーの別に求めてないから [ パーティーじゃん!とはしゃぐ声に いつも通り、無愛想な返事を 返すのだけれど、まだまだ 諦めはついていないようで。] (41) 2020/09/16(Wed) 19:25:55 |
【人】 環 由人[ 甘えた声で引かれた腕を困ったように見つつ、 ここまでいうなら…と揺れかけはするが、 万が一を考えるなら、明日もあるのだし、 今は行かない方が賢明だろうと踏んで。 ───というか、己は行かないから 彼だけ行ってきなよ、と先程は言ったが それも撤回する。行かない方がいい。 たぶん。なんか危ない気がする。 が、それを口にするよりも早く、 不機嫌そうに「行かない」と これまた唇を尖らせてとなりに座る彼を見て ふ、と噴き出して眉尻を下げる。] そうだな、そうした方がいい [ と同意すると、ぶすくれた顔のまま ベッドにどさりと横になった。] (42) 2020/09/16(Wed) 19:26:13 |
【赤】 環 由人[ 彼の方に上半身だけ向き直り、 不満そうな顔のすぐとなりに、 覆いかぶさるようにして肘をつき、 優しく手のひらで髪を撫でる。 そのまま瞳を伏せて、額に、 眦に、顳顬に、触れるだけの口づけを落とし。] ──また、明日、入ろう? [ 吐息まじりに誘いをかけ、 その瞳を真っ直ぐに見つめて。 ゆっくりと体を起こす。] (*20) 2020/09/16(Wed) 19:26:33 |
【人】 環 由人俺シャワー浴びてこようかな [ と呟きを落として、あくびを一つ。 瞬間、ベッドに引き摺り込まれるのなら、 簡単にその体は沈んでしまうだろう。 目を丸くして、それから、また噴き出して 「びっくりした」なんてこぼして、 笑ってしまうに違いない。]* (43) 2020/09/16(Wed) 19:26:50 |
【独】 尊龍の嫁 月森 瑛莉咲/*ところで時々 わが夫がうりゅーさまと呼ばれると 別の子がぴょんぴょんするんや 相方さまからのファンサかな……偶然かな…… 偶然なわけ……偶然? (-62) 2020/09/16(Wed) 20:20:26 |
【秘】 空腹な迷い人 レックス → やる気のないアルバイト でゅーーす[ 扉を潜るその背に聞こえた小さな声。 その声に、泣きそうになった。 だけど、なんとか堪えて、一歩踏み出した。 ――あぁ、それでも 込み上げる想いに、振り返った視線には、 寂しさが滲んで、それから笑った。] いつか、また――… [ 唇だけで、言葉を紡ぐ。 忘れないでくれて、ありがとう。 憶えていてくれて、ありがとう。 魔女の気まぐれで訪れた世界だけど、 束の間の安らぎを与えてくれた場所 決して、忘れはしないだろう。 ――――――僕が、僕である限りは、] (-67) 2020/09/16(Wed) 20:33:59 |
【人】 空腹な迷い人 レックス[ 想いは、力になる。 たとえ、魔女の力に敵わずとも。 繋いだ縁は、切れることなく。 それはいつか、形となって実を結ぶ日が来るだろう。 この身が、その日まで続いていれば……] (44) 2020/09/16(Wed) 20:34:02 |
【人】 空腹な迷い人 レックス[ ぱたり、と扉が閉まれば、元の世界に帰ってきた。 門の向こうで、魔女が待っている。 一歩、また一歩。 門に近づいて、門の目の前までやってきた。] ごきげんよう、麗しの魔女グロリア様 お初にお目にかかります 覗き見はずっとされていたようですが [ 含みたっぷりな挨拶をしながら、一応頭を下げる。 魔女は特に怒った様子もなく、 相変わらず優雅に微笑んでいるだけだ。 門をくぐるのを待っているのだろう。 大きく深呼吸をすれば、意を決して一歩、踏み込んだ。] (45) 2020/09/16(Wed) 20:34:04 |
【人】 空腹な迷い人 レックス[ 踏み込んだ瞬間。 足元から舞い上がる無数の紅い蝶。 優雅に嗤う魔女の声が、響き渡る。 思わず目をつぶって、両腕で顔を覆い、 一歩後ずさろうとしたが、そこにあるはずの地面はなく。 ふわりと身体が浮き上がり ――――そこで、意識は途切れた**] (47) 2020/09/16(Wed) 20:34:09 |
【独】 尊龍の嫁 月森 瑛莉咲/*時計館で死んだオリガちゃんと 弟子になったリチェルカーレが ぶんぶんとスタンバイしております あれほんとRP慣れてないころのだから もう見れないけど 見たら死ぬ オリガちゃんはロランに片想いしてたし リチェルカーレさんは小さかった(?) (-68) 2020/09/16(Wed) 20:43:31 |
【人】 橋本 雅治[今更別な野郎の身体に興味は無かったけれど 恋人とお風呂に入る、ってイベントは すごく、すごーく楽しみだったのだ。 ……危ないって、何がよ? ]やだわァ……自分だけテイシュクぶっちゃって。 [そんな悪態をついてみせるのに 何処までも涼しい顔の由人が、 ほんのちょっと、くやしい。] (48) 2020/09/16(Wed) 21:42:28 |
【赤】 橋本 雅治[俺なんか、もう温泉一緒に入りたいし このままずっとお喋りもしてたいし キスもしたいし…… ぐずりかけの子供みたいに 情緒があちこち飛び散って、 自分でも訳わかんなくなってるのに 上からぐっと近付いてくる影に、 羽根が降るみたいな軽い口付けを落とされて ……それで、素直に 「……じゃ、明日にする」って 思っちゃう俺自身もいて。 やだ、もう。 いつからこんなチョロくなったの俺。] (*21) 2020/09/16(Wed) 21:42:51 |
【人】 橋本 雅治[だから、ベッドに引き摺り込むのに成功したら 今度は俺が上からのしかかってやる番。 まんまるに見開いた目をして笑う その鼻先に、かぷ、と柔く噛み付いて。] まいったか! [って。 照れて染まった耳をそのままに、 俺も悪戯小僧みたいな顔して笑うんだ。]* (49) 2020/09/16(Wed) 21:43:27 |
【赤】 橋本 雅治シャワー浴びたらもったいないじゃん。 今日の楽しい思い出全部、ぜーんぶ 今の由人に染み付いてるのに。 [ベッドに仰向けに押し倒した由人の耳元に 鼻先をすぅ、と押し付けて 今日のことを思い出してみる。 空港までギクシャクしてたのに こっちに着いたら、やっぱり楽しくて 初めて余り物じゃない、由人が焼いたピザ食べて ……やっぱりアレ、すごく楽しかった。 ステンドグラスは、怖かった。 けど、今ならもう少しちゃんと見れる気がするから 次までに少し、勉強しようと思う。 ……ああ、「これから」のこと考えるの すごくワクワクするし、楽しい。 俺今、とっても幸せなんだ、ってこと 今更じわじわ心の中に沁みてくる。] (*22) 2020/09/16(Wed) 21:43:51 |
【赤】 橋本 雅治……ごめんね。 今一秒でも長く、一緒にいたい。 [耳朶に歯を立てながら、 我儘を言ったことに小さく侘びて 由人の頬を指の甲でそっと撫でた。 視線を下にずらすと浴衣の合わせから 俺も見た事のない由人の素肌が覗いている。 呼吸に合わせてふいごみたいに上下する 胸の中心あたりに手を置くと 掌にどくどく鼓動が伝わってきそうなほど。 口元に笑みを浮かべて 由人の胸元に宛がった手を そのまま下に滑らせていく。 満たされた胃の腑から、臍、その下へ。 性器の膨らみの上を軽く撫でたら 俺の指先は浴衣の裾を割って 柔らかな内腿の皮膚をなぞるだろう。] (*23) 2020/09/16(Wed) 21:47:12 |
【赤】 橋本 雅治一緒にいたいし、……そういうことも、したい。 [それがもし俺の独りよがりだとしたら 身を引く程度の分別はある。 例え酔ってたとしたってさ。] 由人が嫌なら、しない。 俺、抱くのも抱かれるのも出来るけど ホントは、抱く方が好きだし。 ……このまま前みたいにぎゅーってしながら 眠くなるまでしゃべってたっていい。 由人がここにいるなら、それで。 [腕の檻に閉じ込めた由人を見下ろして 俺はうっとり目を細める。 こんな恥ずかしくなるほど甘っちょろいこと 言えちゃう相手がいるの、嬉しくって。]* (*24) 2020/09/16(Wed) 21:55:48 |
【雲】 かみさま 尊龍[ずっと側にいると、二人で生きようと言ってくれる。 私の孤独を憂いてくれる。 か弱き人の身で、こうも強く優しくあれるものか。 ――やはり、私の嫁はお前しかいない。 にこり微笑み頷いて、 赤い蝶と共に菓子を、私の指を食む様を見守る] (D23) 2020/09/16(Wed) 23:01:02 |
【秘】 かみさま 尊龍 → 尊龍の嫁 月森 瑛莉咲[小さく声を漏らし、苦し気に見えるその姿。 労わるように優しく口付けを落とすも、 苦し気な様子は静まる事無く、 いや、むしろいっそう激しくなるばかり] えりさ……、大丈夫だ。 さあ、私の手に掴まりなさい。 [着物の襟を掴む手を、私の手で柔く包んで握り込む。 指を絡めて、甘く口付けて、 求められるまま、求めるままに次第に深くなる口付け] (-69) 2020/09/16(Wed) 23:01:26 |
【秘】 かみさま 尊龍 → 尊龍の嫁 月森 瑛莉咲[甘く切なげな声で私を呼ぶエリサ。 その声を、喘ぎを聞く度に私の中の熱も昂る。 やがてあがる短い悲鳴。 思わずぎゅっと絡めた指に力を込め。 肌越しに感じる鼓動の失われる様に、 堪らないとばかり、熱を帯びた眼差しを向け] はぁ……、 えりさ、いい子だね。 その調子だよ。 お前の体が私を受け入れる度、その体は神に近づく。 だから――……、 [甘い口付けをやめれば物欲しげな舌が可愛らしい。 だが、口付け以外の悦びも教えたいのだよ。 私もね、どうやらエリサと同じように強欲らしい] (-70) 2020/09/16(Wed) 23:01:49 |
【秘】 かみさま 尊龍 → 尊龍の嫁 月森 瑛莉咲もっともっと乱れなさい。 求めて果てて、体を重ねて……、 気持ちよくなる事は、良い事なんだよ。 私がよく教えてあげよう。 [首筋に息を吹きかけただけであがる甘い声。 私を見つめる瞳は欲を覚えた女の瞳。 ――ごくり、喉を鳴らしてその瞳の熱に魅入る] (-71) 2020/09/16(Wed) 23:02:18 |
【秘】 かみさま 尊龍 → 尊龍の嫁 月森 瑛莉咲[人間の男を引き合いに出せば、おもしろい。 どこを触れられたのかエリサから教えてくれる。 そう煽られれば――、応えぬわけにもいくまい?] 触れられたのは、ここか? それとも……ここか? ああ、分かっている。 全て私のものにしてあげるからね。 [するりと腰を抱き寄せやわやわと撫で上げ、 体の線を辿るように脇腹や胸元、首筋に頬。 おねだりを上手にできたなら、 褒美と言わんばかりに丹念に愛撫し塗り替えよう。 そうして首筋に所有の証を与えよう。 愛しい愛しい私の妻へ] (-72) 2020/09/16(Wed) 23:02:41 |
【秘】 かみさま 尊龍 → 尊龍の嫁 月森 瑛莉咲ん……、えりさ……。 [そして、嫁に引き寄せられればされるまま。 私の首筋に舌を這わせ、啄む姿。 覚えたての夜伽の真似事をする様が健気で愛らしい。 どんどんと私好みの嫁になっていく――、 再び証を舌で舐める様が子猫のよう。 可愛らしくて、可愛らしくて。 愛撫の最中に乱れた着物はお互い様。 エリサの乱れた着物の帯をはらりと解き、 解きやすいよう先程の愛撫で乱しておいたからな。 私の着物も上半身を晒してエリサの前に。 本来なら居間ではなく、寝所に連れて行くべきだろう。 などと、善神として思う所もあるのだが。 ――だが、私も神である前に男。色々と限界なのだ] (-73) 2020/09/16(Wed) 23:03:01 |
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