【恋】 おかえり 御山洗川辺から上がり際に見つけたものを見るその目に、ひとりだけが気づいているのだろう。 まるで今にも泣き出しそうな子供のような、取り残されてしまったように遠いものを見る目だ。 (?0) 2021/08/11(Wed) 18:36:27 |
【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥>>71 宵闇 「……あっ、おうい!」 遅れてやってきた人影に、川べりから手を振って呼び掛ける。 皆それぞれに成長してはいたけれど、 やっぱり何処か面影は変わらないものがあるもので。 「翔兄!…だよね?覚えてるかなあ、モモチだよ!」 帰ってきた際にもその姿を見掛けてはいたものの、 歳上の面々で話し込んでいたようだから 気を利かせて遠慮しておいた… というよりはただ、清和を問い質すのに忙しかったのだけど。 (74) 2021/08/11(Wed) 18:38:21 |
【人】 おかえり 御山洗「こりゃ学生たちにはバスタオルも必要になるな……」 原付の音が遠のいていくのを聞きながら、川の中からざぶざぶと上がる。 後で迎えに行くとはいえ、自分もバーベキューの材料を買い集めておかないと。 川辺から上がり際に宵闇を見つけて、沢の手前に並んだ道具を指差した。 「サンダルあるから、川入るなら履き替えたほうがいいよ」 (76) 2021/08/11(Wed) 18:44:35 |
清和は、宵闇に水鉄砲を突き付けながら、百千鳥に軽く手を振った。 (a38) 2021/08/11(Wed) 18:47:32 |
御山洗は、集落の方へと歩いていった。 (a39) 2021/08/11(Wed) 18:47:51 |
【人】 青嵐「揚げれば食えんの!?ちょっと気になる。」 少年の好奇心と食欲は旺盛なものなのだ。 なんでも知ってるんすねなどと言いながらひょいとサワガニを一匹掴み上げくるりと裏を見てみる。三角…あ、これか。 「夕凪ねーちゃん8つの頃ってことは俺4つとかか? なんか見覚えはある気がするから多分見たことあんだろうけど 名前とか聞いたっけ、あれー?みたいな。 すんません、なんか俺の方だけ覚えて貰ってて。 鬼走さんっすね。改めてよろしくっす へぇ、夕凪ねーちゃんのお隣さんなんすね〜」 あの空家鬼走さん家だったのか〜とウンウンと頷く 横で夕凪が釣った魚に目をやって、釣れたじゃんスゲーと拍手をしてみせた。 (77) 2021/08/11(Wed) 18:48:17 |
【人】 インスピレーション 竹村茜「みんなはしゃいでる。全然変わってないじゃん」 川の様子を見下ろして、懐かしさに浸っている。 あの頃の自分だったなら、腰の引ける子分2人を連れて一緒に飛び込んでいただろうけれど。 「怖がる素振りも無くなっちゃったな。なんか寂しいかも」 (78) 2021/08/11(Wed) 18:51:29 |
百千鳥は、手を振る清和に悪戯っぽく笑った。さて宵闇は様子を見るだけで済むだろうか。 (a40) 2021/08/11(Wed) 18:51:33 |
竹村茜は、心なしかぼんやりとしている風でもある。 (a41) 2021/08/11(Wed) 19:02:57 |
【独】 おかえり 御山洗いつからだったか、三人で居ることにわずかなずれを感じ始めた。 翔が悪いわけではないし、瑠夏が悪いわけではない。 俺が、俺だけが違うものを胸の内に抱いて、一人で足を踏み外しただけだ。 きっとただの旧友たちとの再開として受け取れたならあの輪に入れたのだろうけど、 後ろめたさと諦めばかりが勝ってしまって、口実をつけて遠のくしか出来ない。 (-47) 2021/08/11(Wed) 19:09:15 |
【人】 青嵐「添木の兄ちゃんがなんか言ってる気がする。」 水の音や賑やかな周囲の音でよく聞こえなかったらしい 大声で聞き返してみる。 「 兄ちゃんなんて!!!!??滝修行するって!?!?!?!! …の割にはなんか釣竿垂らしてんな…。 兄ちゃん滝あっちだぞ!!!!!!!! (80) 2021/08/11(Wed) 19:20:07 |
宵闇は、御山洗にひらりと手を振って礼を言った。 (a42) 2021/08/11(Wed) 19:23:20 |
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