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【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネ貴方の言い訳のような言葉も八つ当たりに等しい怒声も 魔女は僅かに驚いたように瞬く程度で、否定することなく柔らかな表情を湛えたまま聞いていました。 「そうね〜……確かに、 生まれて一度も空を飛んだことのないカナリアが一人で生きるのは難しいかもしれないわ」 引き離されれば、素直に離れます。 帽子で隠れてしまったのは表情だけではありません。 閉ざされてしまった心の扉の前で魔女は考えました。 「じゃあ……」 貴方に再び手を伸ばします。 ダンスを誘うかのように微笑みながら。 「二人なら、どうかしら。 カナリアが外で生きていけるよう、私がすべてを教えましょう。 安心できる巣があれば、外の世界もきっと怖くないわ」 ね?と貴方に同意を求めます。 (-86) 2022/01/19(Wed) 13:59:21 |
【秘】 欠けた星 スピカ → なんでも屋 アマノ君の言葉を返せないままおとなしくついていく。 彼の部屋に来たと理解すると「男の人の部屋……」と小声でこぼしたけれど、意を決したような目つきで部屋へと足を踏み入れた。 「お酒、ワインなら少しいただいたことはあるけど喉を焼く感覚ばかりで美味しさなんて分からなかったわ。 それに、記憶を無くすほど飲むなんてよくないわよ。何事も節度ってものがあるでしょう」 カクテルを不思議そうに眺めた後、ちびりと一口。 「……………………甘いわね」 君が勧めたものが珍しいのか、きょとんとした顔を見せてから少しずつ口に含んでいく。 (-87) 2022/01/19(Wed) 15:55:05 |
【人】 欠けた星 スピカ>>湖畔 眉間に皺を寄せてこちらを見やる少女に一瞬自分の唇を噛むけれど、すぐに物怖じせずに一歩前に進む。 「……そうね、関係ないかもしれないけれど。 大人は子供を守るもので……。……いいえ、私がしたいからしたのよ」 そのまま更に距離を詰め、『何馬鹿なことを言っているの、帰るわよ!』と無理矢理にでも腕を引いて城に連れ戻そうとしただろう。 ……今までのスピカなら。 ▽ (30) 2022/01/19(Wed) 16:12:09 |
【人】 欠けた星 スピカ>>湖畔 こういう時こそ、努めて落ち着いて。 誰かの声を反芻して、深呼吸。 「ラサルハグ。貴方もどうかしら」 ついて来てくれた女性に一言声をかけてから二人の元まで歩み寄り、すとんと腰を下ろす。 「……いいわよ。えっと……アル。私も紅茶を持ってきたの。きっとパンに合うと思うわ」 「……ただ、その前に約束してちょうだい。 一つ。今は寒くなくても風が体温を奪ってしまうかもしれないから、ブランケットを二人にかけさせて。 二つ。城の外に行くときは、誰か大人にどこに行くか教えて頂戴。いきなり空を飛んでどこかに行ってしまうから、驚いたのよ。落ちて怪我をするのが怖いから、できれば空を飛ぶのもあまりしないでほしいけど……。 ……少なくとも、この二つ。できるかしら?」 (31) 2022/01/19(Wed) 16:13:15 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 欠けた星 スピカ「時と場合によらぁ。 お前サンみたいなタイプはそうでもしねぇと本音をしゃべりやがらないからな。 酒の力を借りてみるのも一つの手ってモンだろ」 あなたが家庭で夫とどのような関係を築いているかは知らないが、本音で話ができているようには到底見えない。 あなたの本音がどうであれ、相手と向かい合えるようになって初めて本当の夫婦になれるというものだが。 「貴族社会は大抵ワインを飲んでるイメージはあらぁな。 俺はあんまり甘いのは飽きるからビールとかの安酒が多いが、たまにはいーだろ。 お前サンには丁度いいんじゃないかぁ?」 ま、どんどん飲みな、他にもあると酒を勧めていくだろう。 (-88) 2022/01/19(Wed) 18:04:18 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 酔吟 ミズガネ/* 狼さんがOKであれば、神窓で3人でと思ったんですが…… そもそも死んだらアマノが神窓に出れませんね!!! (-89) 2022/01/19(Wed) 18:07:05 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → こどもの アルレシャ「いーや、ママじゃねぇ。 わるーいおじさんだァ。 なんの気まぐれだったかは知らんがな、拾われて、ギルドで育てられたんだ。 わるーい人たちが集まったギルドだけどな、それでも俺にとっては気のいいオヤジ達だったぞ」 どうして子供をギルドで育てようと思ったのかは、未だに自分でもわかってはいない。 素質があると見込まれたのか、どうなのか。 ただそれでも、 ”暗殺者”ギルド で育てられた男は、レールの上に乗ってそのまま暗殺者へと相成った。目の前の男は、殺しの依頼すら請け負うなんでも屋の男なのだ。 (-90) 2022/01/19(Wed) 18:13:49 |
【秘】 欠けた星 スピカ → なんでも屋 アマノ「本音……。 役割を果たすのに本音なんて、不必要よ……」 グラスを持つ両の指先に力がこもり、少し白む。 「そうね、これくらいなら飲みやすくていいわね。屋敷にもこういうものが置いてあるといいのだけど、主人はそういうものより箔が付いたものを並べろとばかり言うし……」 ちびちび。少しずつ飲み進めていく。 「……。これ、くらくらしてこない……?」 しばらくしないうちに女の顔がほのかに赤く色づいていくだろう。 女はどちらかというとお酒に弱かった。 (-91) 2022/01/19(Wed) 18:18:34 |
【人】 こどもの アルレシャ>>湖畔 「こうちゃ!」 コーヒーなら顔をしかめましたが、紅茶なら大歓迎です。いそいそと可愛らしいティーカップを用意していましたが……スピカの話を聞く内にその手が止まります。 ブランケットのことに対しては笑顔で頷いていました。しかし最後の言葉には不満そうに口を尖らせます。 「おでかけするときにね、だれかにおはなしするのはいいんだけどぉ……。 おそらとぶのこわくないし、たのしいもん。アル、おそらすきだよ」 約束自体は受け入れましたが、空を飛ぶことに関しては譲るつもりがないようです。 スピカの口にする『怖い』は、スピカ自身の気持ちでしょう。ですが幼いアルレシャはそこまで察することができません。 用意の途中で忘れ去られてしまったティーカップが、各人の目の前でふわふわと浮いたままでした。 (32) 2022/01/19(Wed) 18:42:50 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 酔吟 ミズガネ「憐れんでほしくて言ったわけじゃねーぞ。 人間誰だって壁にぶち当たるもんだ。俺やお前サンの場合はそれが早くからあって、長かっただけでなぁ。 良い時間ってのもこれからいくらだって訪れるだろうさ」 「ガキの面倒みれるのも、そういう時間があったからだな。 俺一応バツイチっつーかよ……奥さんも子供も死んじまってんだわ。 勝手に売られちまったから形見もなにもねぇしな。 まぁ生きてりゃ……あのチビと同じくらいたぁ思うが……。 そうかそうか! お前サンがずっとガキのままだから俺も気になるのかね」 はっはっはと笑い、新しくグラスに酒を注ぐ。 トラウマというのはそう簡単に消えるわけではない。 これくらいの話をして消えてしまうなら、それは最早トラウマですらないだろう。 「 ―――この軟禁を手引した奴ってぇことかい。 城の主が消えたらしいが……なんでぇ、自作自演かよ。 ラサルハグも……何を考えてんだかしらねぇが……」 ▼ (-94) 2022/01/19(Wed) 18:47:37 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 酔吟 ミズガネ「…………。 なんでぇ、案外ヤル気もあるのか? ハハ、いいぞいいぞ。俺もそれなりにご無沙汰してっからなぁ、酒で気分良くしようや。 それで契約は完了だ、俺はお前サンを殺すような依頼は絶対に受けねぇし殺さない。 守ってやんよ 」だからそんなに諦めてくれるなと、それを告げる。 相手なら十分に選んでいる。 男も女も関係なく、ただ純粋にあなたという個を見ているのだから。 (-95) 2022/01/19(Wed) 18:48:14 |
【秘】 こどもの アルレシャ → なんでも屋 アマノ「わるいけど、いいひと……?」 善人の悪行もあれば、悪人の善行も存在します。しかし幼いアルレシャにはまだ難しく、右を見ながら左を見るかのような不可思議に思えました。 甘くて苦いお菓子のようなものでしょうか。じっと考えましたが、結局わかりませんでした。 暫くして、顔を上げました。 「じゃあ……アマノは、わるいひと?」 とてもそうは見えませんし、そう思いません。そんな眼差しだったでしょう。 アルレシャが知る『大人』は少ないですが、アマノは保護者だと思うのです。 (-96) 2022/01/19(Wed) 18:58:48 |
【人】 欠けた星 スピカ>>湖畔 「う、ううん……」 紅茶の準備をしようと魔法瓶を手にしたまま困ったように唸る。ふわふわ浮いているカップと幼い少女を交互に見やり、自分の指でこめかみを数度とんとんと叩きながら返事を考える。 「…………アルが空のこと好きなのはよく分かったわ。 それならこうしましょう。一人の時でも誰かと飛んでいても、絶対に怪我をしないって約束して。帰ってきたら怪我をしていないってことを、誰かに教えて。報告と責任は大事なことよ」 女は既婚者になって4年にもなるが、未だ子供がいない。 だからだろうか、或いは生来の生真面目さからだろうか、子供に分かりやすく物事を伝えることはあまり得意ではなかった。子供の視点が、わからない。 (33) 2022/01/19(Wed) 19:01:39 |
【人】 こどもの アルレシャ>>湖畔 「……あ、わかった! えーと……」 何かを言い淀んでいると、小鳥が一羽やってきました。アルレシャの肩に止まると耳元で何かを囁きます。 耳が良いなら、『スピカ』と言ったのが聞こえるかもしれません。名前を教えてくれたようです。 「ふふーん……『しんぱいしょう』なんだねぇ。 じゃあ、スピカがいたら、スピカにいったげる!」 一応の納得はしたようです。大人視点では及第点、子供視点では譲歩でしょうか。 心配されて悪い気はしません。子供は自分に関心がある人のことが好きですから。 漂っていたティーカップが、ようやくそれぞれの手元に収まりました。 ……星空のお茶会は、これからです。 (34) 2022/01/19(Wed) 20:16:08 |
【神】 欠けた星 スピカ「……え? 何? まだ子供、いるの……?」 これはどこかの時間帯、出口を探して聞き込みをしている頃。 「なんか、そんな気がする……? はっきりしないわね。 それらしい姿は見ていないけれど……どういうこと?」 首を傾げながら使用人たちに聞き込みを続ける。 けれど女は決してイェドと呼ばれる少女にたどり着くことはないだろう。 ほんの少し生まれた引っ掛かりに、女はもう一度だけ首を傾げた。 (G0) 2022/01/19(Wed) 20:49:03 |
【人】 彷徨民 ウミ>>24 ミズガネ 『ミズガネ。おぼえた』 『ウミこわくないよー……ミズガネ、おほしさまのひとたちをしってるの?』 『ウミのほしもしってる?しってた?』 わぁ、と目を輝かせます。 ウミが降り立った場所では、異星人という概念はまだ人々の中に存在しなかったのです。 『ウミたちは、とおいとこからきたの』 『ウミたちは、やまのようにおおきいんだよ』 『やまになるぐらい、おっきい』 とんとん。 軽やかに床を踏んで、料理の並んだテーブルに。 『そう!ぜーんぶおさかな!』 『しんせんなイロしてるから、きっとおいしい』 『しんぱいならフライもあるよ』 あれがこれ。これがあれ。それはしらない。 ウミも全部は知りませんでしたが、知っている料理はあなたに教えたでしょう。 おいしいんだよと、ウミはにこにこ。 (35) 2022/01/19(Wed) 20:49:25 |
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