【秘】 逃亡者 ポルクス → 掃き溜めの ゾズマ「いらっしゃい、ここは俺の部屋だよ」 充てがわれた部屋は館の部屋の中でもランクの高い部屋だろうか。 調度品もアンティーク調の良いもので揃えられた格式の高そうな部屋だ。 道すがら色々と覗いてはみたが、結局ここが一番落ち着ける気がしたので仕方ない。 「君の部屋とは違いはあるのかな、今度見せてね。 あ、紅茶は何かいれる?ミルクかレモンならあるよ」 ソファに座ることを勧めながら、本人はお茶を淹れ始めている。 (-93) 2021/10/20(Wed) 7:51:54 |
【秘】 探偵 キエ → 不眠症 アマノ「 うわっ 随分な散らかり様だなァ。何か大切な物でも失くしたかね」キエは断りも無くベッドへ腰を下ろす。2本の葉巻とシガーカッターを取り出すと葉巻の先端を切り落とした。 「火種くらい持っているだろう、寄越しなさい。一時休憩としようじゃないか」 (-94) 2021/10/20(Wed) 7:57:25 |
【秘】 パイ焼き ゲイザー → よいが来ない ミズガネ口付けを落とされるたびに、 緊張でぎゅっと閉じられた瞼が震える。 肩が跳ねる。未通娘なのは見ての通り。 それでも寒空にあてられたかのような── 或いは死体のようなその指先を、唇を、受け入れる。 慈しむような仕草に、親愛が感じられて。 まるで普通の恋人みたいに。 ちいさな決意を胸に、寝台に向かおうとしたところで。 「ミズガネさん……っ? はい、それはあたしが用意した ワイ ⇒ (-95) 2021/10/20(Wed) 8:07:02 |
【秘】 パイ焼き ゲイザー → よいが来ない ミズガネ「…………」 ゲイザーの形をしたそいつは、掌を握り、開き、動作を確かめて。 それからあなたを寝台に無理やり押し倒した。 制御の利かないあなたの身体は、 小娘ひとりでだってそれが為せる。 足を開く品のない仕草であなたの腰の上に座りながら、 そいつは口端を持ち上げた。 「よォXXX野郎。 成年にも満たぬ女を抱くときの気持ちはどうだ? 勃ったか。……あァいや、睡眠薬のせいで萎えちまってるわ。 ギャハハハハハハハハハハハ!!」 ⇒ (-96) 2021/10/20(Wed) 8:08:30 |
【人】 夜の一族 チャンドラ>>20 ポルクス 「……ポルクス?」 声をかけられ、自分でも驚くくらいに情けない声が出た。 飢餓感と寒さ。そうだ、あなたとも約束をしていた。 「大丈夫……ただ、あたたかいものを食べたくて。 会場にはさすがに並んでいないから、使用人を探していたのだけど」 少し疲れちゃって、と笑うわたしは、自分の笑顔がとても力ないものになったことに気付かない。 (21) 2021/10/20(Wed) 8:11:51 |
【秘】 不眠症 アマノ → 探偵 キエ「出口探してんだよ出口! お前らよくこんな気味悪い所でお気楽にパーティできるな……頭わいてんのか?」 苛立った様子はいつもの事だがため息に疲労感がにじんでいる。 葉巻を受け取ってはポケットから取り出したマッチに火をつけた。 自分の分をつけると残り少ないマッチを貴方の方へ投げて寄越す。 (-97) 2021/10/20(Wed) 8:18:28 |
【秘】 パイ焼き ゲイザー → よいが来ない ミズガネあなたが言葉通り”重い”口を動かす前に、そいつは言葉を続ける。 その仕草も。声色も。性根も。全てが悪意に満ちていた。 ドジだけどお人好しで、朗らかで、 曰く一生懸命なゲイザーとは全部が違う。 ──『二重人格』。 ジキルとハイドのように、分裂したパーソナリティ。 それがこの瞬間、切り替わったのだ。 「紹介が遅れたな。 オレは殺す人間にもちゃァんと名前を告げる。 今から自分を殺す人間の顔を覚えてもらうために」 扇情的な仕草で、スカートの内側からナイフを取り出す。 ……血がこびりついている。誰かを殺したそれ。 その鼻先にナイフを突きつける。時間経過した血の匂い。 「オレは『リーパー』! 所謂殺人鬼だ。 なァ死ねよオマエ。恨みはないが死ね。面白そうだから死ね!」 (-98) 2021/10/20(Wed) 8:26:24 |
パイ焼き ゲイザー(匿名)は、メモを貼った。 2021/10/20(Wed) 8:32:10 |
【秘】 くるみ割り人形 トラヴィス → 技術指揮 シトゥラ「……まるで愛の告白みたいだよ?」 音もなく、微笑む。 ゆるりと口元へ弧を描かせて。 「嗚呼、うん、責められているように感じるね。 きっと私の中に……そう、罪悪感が少なからずあるんだろう。 気紛れな君に、そこまで言わせたんだ。……分かったよ。 格好悪いから、本当に話したくはないけれど 君のことは、『無関係の他人』とは言い難いしね。」 貴方の隣、ベッドの上へと移動して、 膝へおいでと、いつものように貴方の腰へ手を回す。 「初めて人に話す。 拙い戯曲だけれど……聞いてくれるね?」 → (-99) 2021/10/20(Wed) 8:46:51 |
【秘】 くるみ割り人形 トラヴィス → 技術指揮 シトゥラ「私が眠る時。 いつだってシトゥラかプルーを側に置くだろう。 見当たらなければ、適当な誰かを呼んだ。」 曰く、貴方を──貴方以外だとしても抱いて、貴方或いは貴方意外が眠った後。 男が長く眠れた事は無いらしい。 過去に大切な人を失ったこと、 瞳を閉じれば悪夢を見ること、 それらを辿々しく、小さな声で紡いでいく。 「……嗚呼、勿論、 君達を彼の『代わり』にした事はないよ。 彼の代役なんて誰にも務まらないからね。」 その眼差しにある感情は、 尊敬、敬愛、それから少しの後悔。 「キエは、私をよく眠らせてくれるだけだよ。 キエにしか出来ない方法でね……だから側に置いている。 そんなところかな、真実は。」 簡潔に、短く、そう事実を述べた。 他に貴方が聞きたい部分があるならば 男はきっと貴方に話すだろう。 (-100) 2021/10/20(Wed) 8:47:45 |
【秘】 探偵 キエ → 不眠症 アマノマッチで火を灯すと紫煙をくゆらせながら溜め息を吐いた。 「寧ろ君の頭の方がわいてないか。君は病気に出口を探すのかね? 君は災害に出口を探すのかね? 形の無い物を探すのならば、先ずは形を決める所からだろうよ」 キエにとってアマノの行動は空気を探す様なものだった。だから異様かつ無様に見えている。 (-101) 2021/10/20(Wed) 9:02:52 |
【赤】 探偵 キエ……… …… … キエはミズガネの悲痛な叫びを満足気に聞いていた。此れならば良い対価をせしめる事ができそうだ。 しかし見えないし聴こえない振りをする。此れ以上館の主に目を付けられるのは少々面倒だから。 「リーパー君、吉報だよ。リソースの確保ができたから館を利用しなくても良くなった。 そしてなんだが僕ァどうやら館の主に目をつけられてしまったようでね…今からでも行おうかと思っているよ。もし都合が良ければ裏庭の木陰に来ておくれ。折角だから女の姿にでもなっておこうか?」 (*0) 2021/10/20(Wed) 9:10:16 |
【人】 探偵 キエ>>??? >>7キエはじっと紙面に増える黒インクを眺めて、問われれば黒いコーヒーで口内を潤し背もたれに体重をかける。文字列を読み故意は見られるが悪意は未だ見られないとキエは適当に判断した。 寧ろ見えない相手から問いが来た事の方がずっと重要だ。 「不思議な事を聞くのだねェ君は。其れを決めるのは僕ではなく君自身だろうよ。君が“此処に某が居る”と決めれば居るし“此処に某が居ない”と決めれば居ない。 自分自身の存在など誰も証明ができないのだから そんな事勝手に決めれば良いじゃないか。それともあれかね、君は誰かに決めて…いや認めて欲しいのかなァ。自身が何者かというだけではなく其の存在迄も」キエの価値観は人間離れしているが其の自覚はある様で無かった。しかし自分の決めた事が理だと思う確かな強さが其処には在る。 だからこそ存在を保ち続けている。 (23) 2021/10/20(Wed) 9:13:07 |
【赤】 パイ焼き ゲイザーこれは、ミズガネを殺害した後のこと。 地の底に堕ちたミズガネの慟哭はゲイザーの耳に入った。 悦に入った声色で、あなたに通信が入る。 リーパーに割り振られた役割には、 ”神隠し”された人間の声が届く。 だって、殺した後の怨嗟の声が聞こえなきゃ損だろう! 「ギャハハハハハハ、あっは、ああ笑えた。 あァ? 何だかよく分からねえが、 ゲイザーの野郎をブッ飛ばせるなら何でもいい」 提案には肯定。冗談には、こう付け足される。 「ハッ! 要らねェよ。 オレは女は好きだが、オマエは女だろうと絶対勃たねェ。 可愛げもねェし、何より気色悪ィからな!」 そうして、暫しの後。 リーパーは裏庭へと向かうのだろう。 (*1) 2021/10/20(Wed) 9:27:57 |
ゲイザーは、二人目の犠牲者が出た後。キエの元へと訪れる。 (a16) 2021/10/20(Wed) 9:29:13 |
【秘】 パイ焼き ゲイザー → 探偵 キエ裏庭。四季の花が狂い咲く。 ゲイザーはそのひとつひとつに見惚れながら、 ”あれ? あたし、どうしてここに来たんだっけ” キエの姿を見つけた。 「あっ、キエさん! こんなところで ど 「──よ〜ォ、キエ。 まずは、だ。何が何だかわからないから、簡潔に説明しろ」 リーパーの人格が表出する。口が悪ければ頭も悪い。 (-102) 2021/10/20(Wed) 9:33:43 |
【秘】 探偵 キエ → パイ焼き ゲイザーキエは太い木の根に腰を下ろしている。 「君が何に疑問を抱いているのか予想して答えよう。 先ずは“館の主に目を付けられた”の処かな? 此れは簡単、言葉通りだ。今思えばまァ…心当たりはあるんだよねェ。夜空にしたのは不味かったかな。つまり目立ちすぎたのさ」 「次点でリソースの方かなァ。こっちも簡単で 4年分の夢を記憶ごと提供してくれた者がいた (-103) 2021/10/20(Wed) 9:48:58 |
キエは、裏庭でゲイザーを見た。 (a17) 2021/10/20(Wed) 9:49:45 |
【秘】 パイ焼き ゲイザー → 探偵 キエ小鳥が鳴いている。穏やかな情景。 交わされるのは常軌を逸した言葉たち。 「ギャハ、だろうな。オマエ色々ヤッてるそうじゃねェか。 ……そういやあの夜空、どういう仕組みになってるんだ? コイツは夢を喰らうから……んー、めんどくさ! いいや」 関係がないことだったので、すぐに思考を切り替えた。 「……へェ。酔狂なやつもいたもんだねェ。 だがオレにとっては僥倖だ。丁度いい、それで?」 あなたの話の続きを促す。 リーパーにとって、あなたは未知数の存在だ。 必要な手順も行動も、リーパーにとっては未だ雲の中なのである。 (-104) 2021/10/20(Wed) 9:56:38 |
【秘】 探偵 キエ → パイ焼き ゲイザー「詳しい手順を説明しようか。 君には夢を見てもらう。僕に食べて欲しいゲイザー君をゲイザーたらしめる部分の夢だ。まァ君達にとっては思い出を振り返る様なものだろうね。 其れを僕が丸ごと…記憶ごと喰らう。そうすれば身体の主導権を握れる程度には“ゲイザー”という人格は力を失う筈さ」 キエは悪夢の誘いを広げた。 「しかし此の芸当は本来今の僕にできない事なんだ。“誰かの夢”でも消費しない限りね?」 /* 折角ですしミズガネさんから見える場所(狼の囁き)で記憶を奪うやり取りをしてみませんか? (-105) 2021/10/20(Wed) 10:15:33 |
【秘】 不眠症 アマノ → 探偵 キエ「何言ってんだアンタ…」 閉じ込められれば出口を探すのは当然だ。 非科学的な物を信じていない男にとってタチの悪い監禁でしかない。 (-106) 2021/10/20(Wed) 10:15:46 |
【秘】 探偵 キエ → 逃亡者 ポルクス「其れは残念だ。しかし選択肢が多いのは良い事だから存分に悩むと良い。たとえ選べなくとも全員に殺意を向けて貰えば良いのだからね」 満足したのか手を下ろす。ポルクスの抱く欲求は其の身を滅ぼしかねない猛毒だ。其の周囲にキエの望むものが生まれる可能性に期待していた。 「 折角の喜劇を食い物にするのは良くない だろう? 僕ァ優しいから悲劇にしておくんだ」キエは当然の事の様に告げると踵を返す。其の真意をポルクスが知るのはきっと悲劇が終わってからだろう。 尤も、誰かが 絶望 しなければ其の限りではない。 (-107) 2021/10/20(Wed) 10:16:29 |
【秘】 探偵 キエ → 不眠症 アマノキエは煙をわざと吸ってから大きな溜め息を吐く。 「君は研究をする時仮定を作らないのかね。其の仮定が実際に正しいのか調べるのが科学者というものだろう。推論すら立てず闇雲に動くなんて、君は研究をした事があるのかい? 探し物があるなら其れがどんな物か、先ずは予想を立てろと言ってるのさ。君はもう少し賢いと思ったんだがなァ…」 (-108) 2021/10/20(Wed) 10:26:36 |
【秘】 パイ焼き ゲイザー → 探偵 キエ「ハ、あくまでも凡夫ぶるつもりかよ」 本来は出来ない。それは事実でもあるのだろうが。 リーパーはあなたを、爪を隠す鷹── 或いは、人間ぶる怪物だと思っている。 「しかし、夢、夢ねェ……。チッ。クソボケが。 ま、これも神サマが与えてくれた試練ってか!」 想い出。それが何を意味するのか。 リーパーは苛立った様子で、木の幹を蹴る。 やがて観念したように、緩く笑った。 普段の歪な笑みのどれとも違う、諦観に似た笑み。 「ヨロシク。美味しく食べてくれよ、とびきりの悪夢を」 一歩、二歩。リーパーはまるで抱擁を受けるように、 キエへと近づく──。 /*最高最高最高 そうしましょう! (-109) 2021/10/20(Wed) 10:41:27 |
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