【人】 クルー 御子柴 詠斗−1日目・誰かさんの部屋− あ、そう。 [ 嫌。拒まれた。>>60 このクソガキ、と言いたくなるかと言われれば そうでもない。別に話したくないのなら 彼女に部屋の中にあるバスローブでも着せて どうしようかなと考えるだろうが。 ベッドに連れて行き、彼女を座らせると クローゼットの中にあるバスローブを取り出して 彼女に羽織らせる。 裸体のままというのは何かと不便だから。 ] なんか、男の声で知人に忘れ物渡しに行くから 寝てる人間見といてくれって言われたな。 [ 取り繕ったところで、心を開かないであろう人間に、 取り繕うほど彼もお人好しではない。 バスローブの紐をきゅっと締めると、 彼女の手を取っておはよう、と改めて告げてみた ] 本当はその男にこういうことしてもらいたかったんだろ。 [ 彼女の表情的に、そうだろうと勝手に思った。 違うなら、それはそれでいいから。 彼女のような顔の人間とは関係がある。 風邪の看病からの関係の彼女に、 どこか似ているけれど、口にはしない。 年を重ねると色んなことを推測できるから ]* (65) 2020/07/16(Thu) 20:10:58 |
【人】 卯波 慧ー>>56>>57 ー ……あ……ぅ…… [ ユサユサと揺れる身体が崩れるように地面に向かいそのまま倒れるかと思いきや肩に何かが掛かって倒れないでいる。 不思議に感じていると持ち上げられて傾いてしまった身体はその正体へと寄りかかるように胸にしがみつき、初めてそれが人の身体であることを確認した。 ] ………だれ? [ 虚ろな目は下から覗き込むように彼を見上げた。少なくとも怖いあの人ではないことを確認して、再び視線は落ちていく。 場所が場所だけに不安は拭えない。一難去ってまた一難なのか、それともようやく叶った願いなのだろうか どちらにせよ卯波にどうこうする元気も気力もなく、彼に項垂れかかるのみ* ] (66) 2020/07/16(Thu) 20:14:34 |
【人】 曳山 雄吾[ 徐々に暗さへ順応した夜目が、その何者かを判別する。 表情がいくらか窺えた。 もの思うような雰囲気。 一足の距離を開け、声を掛ける。] どうした、雪菜。 一人か。 [ その格好であれば、おそらく情事のあとということなのか。 彼女の姉の姿がないのは納得がいくも、 ではその吹雪はどうしているのだろうか。 手摺に手を起き、夜の海をを一瞥する。 返事を待つように雪菜の方へ首を向けた。]* (68) 2020/07/16(Thu) 20:27:09 |
曳山 雄吾は、メモを貼った。 (a35) 2020/07/16(Thu) 20:29:59 |
【人】 花守 水葉―2日目・バーにて― [船内を特に意味なく歩き回った末、一人酒へと落ち着いていた。 性に奔放な男女の宴とはいえ、高級クルーズはサービスも万全。 水葉のような庶民は楽しまなきゃ損である。 カシスオレンジだったり、ブルーハワイだったり、目で楽しみ味も楽しみ。 『きれいな色のお酒』で出してくれるのだからサービス万全だ。 あ、サービスと言えば…] (人、減ってるよね?) [出航前と比べてクルーが何人か消えている気がするのは多分気のせいではないのだろう。]* (69) 2020/07/16(Thu) 21:05:37 |
【人】 清浦 和人[夜は部屋で過ごした。 本来の客である男には“丁寧に”お願いしたつもりだったが、同意してもらえなかったので夜中のうちに海水浴に行ってもらった。 お陰でそこそこいい部屋が手に入った。やはり寝るならベッドがいい。それと当面必要となる程度のキャッシュ。 “いい男”だった。 夜明けよりも少し早い時間に部屋を出た。 行く宛はなかったが。] (70) 2020/07/16(Thu) 21:10:26 |
【人】 清浦 和人[空と海が明るくなるころには男の姿はシアターにあった。大きなスクリーンに映し出されるのはずっと前に大ヒットした洋画。 密航者の男と金持ちお嬢様との恋の話。 実在した大型客船が氷山に衝突する。 そんな映画をここで流すのだからセレクトした担当者は趣味がいい。 それから太陽が真上に昇ると男は女を組み敷いていた。 そのころになるとこの船がどんな船かを完全に把握していた。 本当に極楽かもしれないと思いつつ、水平線に日が沈むまでセックスに明け暮れた。] (71) 2020/07/16(Thu) 21:11:36 |
【人】 清浦 和人[空に星が瞬くころに、昨夜海水浴に出した男が行方不明だと慌ただしく走るスタッフを目にした。 邪な笑みを浮かべる。 見つかるわけはない。 そいつはとっくに鱶の餌だ。 そして男は悠々と船内を闊歩する。 美味い酒を喉に流し込み、美味い飯を腹に収めて、カジノで金をすった。 そんな風に丸一日を自由に平穏に過ごした。] (72) 2020/07/16(Thu) 21:12:06 |
【人】 清浦 和人─ 二日目の深夜 ─ [寝床を失った男はデッキに備えられたベンチに体を横にして夜空を眺めていた。 静かにに時間が過ぎていく。 大きな船だけあってあまり揺れは感じない。 残された時間は後1日。 せっかく神様のくれた粋な計らいだ。 最後まで楽しませて貰おうと立ち上がるとデッキを後にした。 行く宛なんてない。 いつだって、そんなものはない。 思うがままに足の向くままに。]* (73) 2020/07/16(Thu) 21:14:36 |
曳山 雄吾は、メモを貼った。 (a36) 2020/07/16(Thu) 22:12:28 |
【人】 天野 時雨[ 小さな声が、二文字だけ、聞こえた。>>66 虚ろな視線でこちらを確認して、しかし頭を上げることも 難しそうにこちらに項垂れもたれかかる女性。] しっかりしてください! [ 支えの腕を伸ばして抱き抱える。 意識は辛うじてあるようだが>>66 視線は落ちていく。 バスルームに連れて行くほうがいいのか ひとまずベッドまで運ぼうか、瞬間的に悩み。 しかしこの人がどこから這うようにここまで来たのかを 認識すればベッドはマズいのか。 抱え上げたまま、浴室のバスタオルを片手で取る。 そのままタオルは落として、そこへ彼女を下ろす。 壁にもたれさせてからバスローブを前から羽織らせた。] (74) 2020/07/16(Thu) 22:14:18 |
【人】 天野 時雨わかりますか、大丈夫ですか。 [ 囁くように、声をかける。 反応はあるのだろうか。 救急車を呼びますか、と言いかけて、ここが船上だと 思い出せばちっ、と小さな舌打ちが出て。] スタッフに連絡しますね。 医務室に行ったほうがいい。 [ そう言って、内線電話に手を伸ばそうと。]* (75) 2020/07/16(Thu) 22:16:37 |
【人】 天野 時雨[ ほんの一途期だけ足を止めて、酒を。 電話の先のスタッフは、きちんと吹雪を扱ってくれた だろうか。 今更ながらそんなことを思う。 まさかバスローブを着せてもらっているとは 思ってもいないけれど。>>65 手っ取り早く酔いたい。 そう言うと、同じ職業のその人に差し出されたのは、 ゴッドファーザー。 ベースのウィスキーはラフロイグ。 いい酒で、もちろん腕も良いのだろう。 ピートの効いた香りがアマレットと重なり合い、 喉を焼き尽くすように流れて、落ちる。 思い出したように煙草を取り出そうとポケットを探れば、 雪菜の忘れ物に手が触れる。 琥珀色の酒を煽るように飲み干して、煙草に火を点けた。 深く吸い込んで吐き出せば、紫煙が細く棚引いて。 また口にしようと手を動かすと、指先の絆創膏が 目に入って頭がぐらりとした。] (76) 2020/07/16(Thu) 22:30:52 |
【人】 天野 時雨[ 腕の良いバーテンダーに礼を言って。 灰皿にぐにと押しつけて煙草の火を消すとまた歩き出す。 目指すSランクの客室。 301号室に、彼女はいるだろうか。 呼び鈴を押す。 応答が無くともしばらくはそのままで。]* (77) 2020/07/16(Thu) 22:31:32 |
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新