【人】 微睡む揺籃 アリア―― 皇女の居城 ―― [ 玉座に深く腰かけるメイベルに>>97小さく頷いた。 そもそも彼女に何かしよう、と思って、 私がこの世界に現れたのではない筈なのだ。] ――っ。 [ 甲高く上がる声に>>98身をすくめて、 けれど彼女につき従う二体の魔獣は動くことはなかった。>>99 ほっ、と内心胸を撫で下ろすのもつかの間、 石段を下りて間近に寄ったメイベルの気配に>>100 きゅ、と身体がこわばってしまう。] ……私、を…… [ どうするつもり、と言うのにさえ恐ろしさを感じる。 強大な魔物の持つオーラ。畏怖すべき存在 声を途切れさせたまま、操られたように彼女を見上げた。] (119) 2020/10/19(Mon) 19:16:54 |
【人】 微睡む揺籃 アリア[ でもどう話したものだろう。 そのまま話して信じてくれるものだろうか。 といって、短気そうな彼女を前にいつまでも黙っている、と いう訳にはいかない。 いつメイベルの気が変わるか知れたものではないのだ。] 私は、ええと、こことは違う世界の、人間。 名前は、アリア。 [ 違う名前だ。 私のではない、けれどごく自然に出てきた名前。 私の混乱した表情を魔の皇女は目にするだろう。] (122) 2020/10/19(Mon) 19:33:24 |
【人】 微睡む揺籃 アリア――、えっ、あ、あ、あの、違います。 違うんです。 私の名前は、― 水島 ライラ [ ふたたび私は目を見開くことになる。 私のものではない名前。 本当の名前は、「水島 ライラ」。 なのにそう口を動かしてみても、 何度繰り返してみても、 声として出すことは出来なかったのだ。 この世界では、私の本当の名前は「嘘」なのだと 思い知らされるかのように。]** (123) 2020/10/19(Mon) 19:34:53 |
【人】 魔砲少女 シオン―― 摩天楼の尖塔 ―― [...は周囲へと隈なく視線を巡らせる。 アレ>>87はテレビでは巨大な猫でしかない。 だが、相対すれば人間の姿をしていた。 恐らくは内包する力が巨大な猫として見えているのだろう。 それを見つけるのは魔砲少女としての力。 魔力で視力を強化して街を監視するのだ] ……見つけた。 [...は口角をあげてほくそ笑む。 特徴的な姿は一度見たら忘れることはない。 何もかもが狙い過ぎている衣装もそうだ。 それ以上にあの胸がいけない。 ...は僅か視線を下げる。 自分のものもそれなりにあるがどうしてだろうか。 アレの胸に苛立ちしか覚えなかった] (124) 2020/10/19(Mon) 19:49:26 |
【人】 魔砲少女 シオン それにしても契約前に見つけられて幸いね。 心が弱った人間に付け入るなんてあくどいこと。 [...はアレの方へと身体を向けた。 膝を折り足の裏に魔力を集中させる。 尖塔に対し横向きになる程に身体を倒して前を向く] 今日こそはもぎ取ってあげるわ。 [...は右手に持つ獲物にも魔力を込めていく。 同時に足裏の魔力を解放し強くアレへ向けて飛び出した。 その軌跡は一直線だ。 空気を切り裂きながらカラフルな魔力の残滓を 飛行機雲のように残して飛んでいく] (125) 2020/10/19(Mon) 19:49:32 |
【人】 魔砲少女 シオン<<セタリィア・ヴィリディス>> [右手に持つ棒の先から緑色の光が伸びる。 ブラシのように長い穂がついた獲物を大きく振りかぶる。 アレはもう通常の視認距離にある] オイタはそこまでよ! [...は振りかぶった獲物を縦回転で振り抜いた。 丁度緑の穂が当たるように調整されたそれは、 契約途中に割り込むように降り注ぐ**] (126) 2020/10/19(Mon) 19:50:50 |
【人】 怪物皇女 メイベルアリア。 鏡を見てみなさい。 ……この姿に見覚えは? [アリアを鏡の前に立たせ その姿を彼女自身に確かめさせる。]* (129) 2020/10/19(Mon) 19:59:50 |
【人】 魔王軍幹部 フォルクス[ 争いを知らない身、汚れなき両手。 平和を謳う唇と、かつての敵に歩み寄る様を民に示す足。 正統な魔王────真祖竜の血統と強大な力。 終戦後、「最後の勇者」により人口の半分以上を失っていた我々が 人類に根絶やし、或いは奴隷化されない為それらが必要だった。 陛下は魔族のみならず、新しい時代の象徴的存在。 例え噛み合わない時の流れに生きる両者であったとしても 好かれることは決して悪くはない、が。 ] (130) 2020/10/19(Mon) 21:01:30 |
【人】 魔法猫 カザリ── 契約準備中 ── にゃふふ♡ いーこ、いーこ けーやくしてくれたら もふもふさせてあげるにゃ♡ [いかがわしい意味じゃない、文字通りもふもふ。 にゃー達のお腹に顔を埋めたり、肉球に頬っぺたをぺったんこしたり、尻尾ビンタを味わったり。そういったことがニンゲンにとってはご褒美になるらしい。 にゃーにはよくわからないけど、そういうものらしいってことだけは、日頃の下僕の様子からもにゃーはよく知っている。 せっかくだから少しだけ前屈み、胸の谷間もおまけにアピールしておいて、いざ契約!というところで] (131) 2020/10/19(Mon) 21:01:33 |
【人】 魔王軍幹部 フォルクス皇帝から陛下に手紙? [ 退室し、呼び止められるまでにはあまり時間は掛からなかった。 部下に差し出されたその一通の封蝋は、見覚えのある印章を象る。 帝国の要望で決まった対談は、先日訪問することで為された。 周辺の強力な魔物の増加理由の研究と対策協力及び人員の派遣。 対して魔王領への食糧輸出の強化がこちらへの対価だ。 ここ数百年変わらず、最大の領地を誇る軍事大国。 周辺諸国と続く冷戦状態が、その力を問題に充分に注げない理由。 女神の名の元、結託し魔族という敵を見据える。 3000年間、数え切れぬ墓標と引き換えに世界は一つに纏まっていた。 今や張り巡らされる国境は、文字通りの境界と化している。 人類間の戦争に魔族の介入を禁ずる条約が生まれて久しいが、 かつての共通の敵へ筆を執る王はいつの時代も多い。 ] (132) 2020/10/19(Mon) 21:01:57 |
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