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【赤】 パイ焼き ゲイザー「はァ〜ン? オマエの”遊び”とやらにゃあ興味無ェ。 オレが愉しいと思えるのは──そう! サツジンだけさ!」 響く声色には喜色が滲む。 性根の捻じ曲がっている、下卑た声色。 けれどもあなたもきっとそれは同じ。 「だが、ま。オレ達『愉しい』のセンスは異なるが、 どうやら目的は同じらしい。文句は言わねえさ……」 (*9) 2021/10/16(Sat) 2:08:39 |
【赤】 パイ焼き ゲイザー「……オレに聞こえるトクベツな会話は二つ。 オマエとのコレと、あともう一つ。 ”共鳴”することで聞こえる声だ。 そんで、ミズガネが掛かった。」 「だが、妙なコト言ってやがるな。 アイツ何か嗅ぎまわってるのか? まァいい、また連絡する。 じゃァな、ニセ探偵!」 そうして、連絡は途絶えた。 (*10) 2021/10/16(Sat) 2:09:19 |
【人】 巫女 ユピテル>>@20 シトゥラ 「あらあらまあ。それじゃあとても立派な方なのね。 これだけの数の人を庇護なんて、とても……」 感嘆の言葉を述べ終える前に、 その表情は少し落ち着いた物になります。 ユピテルと名乗った娘は意外にも、 その話を聞いて怖がるよりも少し姿勢を正します。 「シトゥラはここに滞在して長かったんだよね」 何かを考え込んだ後、噂に関しての礼を告げました。 本当はもう少し聞きたい事があったのですが、 今ではないのは、仮にも姉を自称する人間には明白です。 「ありがとう。きっと長い付き合いになるでしょうから。 これからよろしくね、シトゥラ。面白い人になってみせるね」 (66) 2021/10/16(Sat) 2:16:30 |
【秘】 巫女 ユピテル → 技術指揮 シトゥラ>>@23 シトゥラ そして先の場は礼の後に立ち去って、 シトゥラが飲み物を取りに離席した時のこと。 「会いたいと望んでいるのは、消えた子? それとも 死神 かしら?」人気がない場所なのを見計らってでしょうか。 背後から気配もなく唐突にその声は掛けられます。 (-68) 2021/10/16(Sat) 2:20:39 |
【人】 巫女 ユピテル>>53 ゾズマ 「まあ。望んで来る人もいるのね。 私もゲストになるの?不思議な話ね。でも規模を考えると、 こんなに裕福な主の名前が知られていないなんて……」 言葉が途切れたのを見て視線の先を追います。 見ていたのは会場だらけのつぎはぎだらけの服。 ゾズマの率直な言葉にこくり、頷きます。 「これしか私の服はないの。……め、目立つかな」 勿論それは悪目立ちの意である事は、苦笑から明らかです。 「でも、唯一許されている服だから着続けるしかなくて。 あ、ちゃんと洗ってはいるよ?勿論!そこは気を使って…… ……出たくても出られないってどう言うこと?」 (67) 2021/10/16(Sat) 3:15:11 |
【人】 巫女 ユピテル>>54 ポルクス 「そう、よかった。それなら安心して…… ポルクスが死ぬと悲しむ人がいる。って説得材料に出来るのね」 追っ手や殺人など物騒な話題を軽くしようとしたのでしょうか。 少し冗談めかしそう笑います。 「まるで追われるのを待ってるみたいね。危ない恋のようだわ」 追って追われて。そこに愛があるならそう聞こえます。 それを恋と称しながら、同じようにグラスを持って来ます。 「よろしくね、ポルクス。 まだ慣れてない新顔同士、もう少し付き合って貰おうかな」 飽きたと言う単語はどこか寂しがってるように聞こえました。 だからすぐに立ち去る気分にはなれません。 気を使ったとは思われたくないようなそんな誤魔化しをして、 拒まれないなら暫し歓談を楽しんだでしょう。 (68) 2021/10/16(Sat) 3:25:29 |
【人】 掃き溜めの ゾズマ>>@24 トラヴィス 「 さあ……じゃねえんじゃ。 食えんならいいけど」「余らせてゴミにすんのは勿体ないってだけだ。食ったらすぐ行くからお構いなく」 言われた通り、席には座る。少年がそっけないのは誰にでもそうだ。それに加え、あなたの雰囲気や物腰にはどこか不慣れそうな、居心地が悪そうにもしている。 「む……っ!?」 食べるのに夢中だったか、流れるように自然と伸ばされる手に拒否をするのも忘れていたか、頭を撫でるのは容易かった。耳をなぞる感触にびくりと肩が跳ねる。スキンシップが留まらないと察した刹那、反射的に体は動く。 ──驚いてあらぬ方向へ放ったフォーク ──宙に舞う寿司 ──風を切る少年のてのひら。いわゆるビンタ。 あなたに反射神経があるのなら、きっと避けられる程度の。 「──な」 「な、な、……なにすんだよ!この……ドスケベ!」 喧騒の中へと吸い込まれる叫び。 思わず出た手が避けられようが、避けられまいが、あわてて立ち上がり、少年は顔を真っ赤にした。過剰ともいえる反応。 (69) 2021/10/16(Sat) 3:48:51 |
【人】 掃き溜めの ゾズマ>>67 ユピテル 「ゴミから集めて作ったような服しか許されてねえって、ずいぶん下賤なご身分だね。物乞いでもするんならちょうどいい服だな」 パーティ会場で物乞いをする人はさすがに見たことはない。 だから少年にそのつもりがなくとも、ただの嫌味にしかならなかった。 「試しに今外に出てみればいい。ホントに帰れねえからな。ずっと昼間だし、奇妙な館だよ」 その口ぶりは、何度か試したことがあるようだった。 出られないのは、少なくとも、少年が滞在している数週間の話だ。 それより前の話は、知る由もない。滞在している間だって逃している可能性もあった。 (70) 2021/10/16(Sat) 3:54:49 |
【人】 巫女 ユピテル「…………あ!」 何かを思い出したのか、急に声を上げます。 「そうよ、あの子を探そうとしていたのに、 この人数で見かけたのに声はかけられなかった……」 どうしよう。とまたタオルを持ってウロウロし始めます。 恐らくはもう不要なはずですが、つい持ってしまうのです。 「誰か、裸足のあの子見なかったかしら? すっごく世間慣れしてなくて『大変!』って思ったのに、 まだ声をかけられていないのよ。お姉さん失格なの」 (71) 2021/10/16(Sat) 3:57:49 |
【人】 巫女 ユピテル>>70 ゾズマ 「う……ち、違うの。永遠にこれを着る訳じゃなくて。 今の期間だけみたいな、そういうやつで。 物乞いは……確かに効果はあったけど、もうしたくない、な」 裏を返せばそれは経験があるという事です。 そして今は行っていないと言う事でもあるでしょう。 「あらあら、それはだめよ。お月様が哀しんでるわ。 外に……?そんな事……う、ううん。試さないのにだめね。 えっと、来たのはこっちからだっけ?行ってみるね」 ずいずいと言われた通りに試そうとしに行きます。 問題は、明らかに出口と真逆の方向に突き進もうとしているので、このままだと下手な裏口を超えて焼却炉にでも行きかねません。 (72) 2021/10/16(Sat) 4:06:41 |
【秘】 掃き溜めの ゾズマ → 逃亡者 ポルクス/* ポルクスちゃんへ >>9で話しかけたんだけど、見逃しじゃなかったらこの秘話ごとスルーしてもらって構わないわ。押忍 (-69) 2021/10/16(Sat) 4:11:11 |
【見】 座長 トラヴィス>>64 ユピテル 「ご謙遜を。 その熟れた林檎のように赤い頬……どこかのお姫様かと思ったさ。」 スキンシップが叶えば、男は機嫌を良くしたらしく するすると砂糖菓子のような言葉が吐かれた。 「私がこの館の主人───はは、 そうであれば良かったな。 君達を自由に閉じ込められるのだから。」 一番美しい、との称賛は余す事なく受け取った。 己の容姿を鼻にかける事は無いが、理解は十二分にある。 ぺたぺた裸足に、歪な衣服を纏う貴方。 なんとなく動作がちぐはぐなように思えて、それが可愛らしくて小さく笑う。 「お口に合ったようで何よりだ。 私はトラヴィス、可憐な君の名を尋ねても?」 (@25) 2021/10/16(Sat) 4:27:54 |
【人】 巫女 ユピテル>>@25 トラヴィス 「あらまあ……お姫様。ふふ、新鮮な響き。 ありがとう、ここでじゃないと聞けない言葉だったわ。 元の場では誰もそうは呼ばないもの」 ユピテルは到底お姫様なんかではありません。 むしろ真逆と言える存在かもしれません。 それでもそれを己が一番理解していても。 お姫様扱いに喜ぶ事くらいは今は許されるでしょう。 「ユピテルよ、トラヴィス。 まあ、本当に主人のような事を言うのね? 早く出たいと言う人はそれなりにいるように見えたけれど、 ここにずっと居たいと思っている理由、聞いていいかしら。 魅力を知っていたら素直に閉じ込められたものが逃げてしまうかもしれないのは、勿体無いでしょう?」 尋ねた言葉が事実であれ、誤解であれ、 それを責めるような様子は一切見られません。 その疑問の答えは無理には聞かず、どこか労るように、 答えたくないのならば逃げられるように、柔く微笑みます。 (75) 2021/10/16(Sat) 4:59:31 |
【人】 掃き溜めの ゾズマ>>@26 トラヴィス 経験上、手なんて出してしまえばやりかえされると思っていたが、あなたの態度は変わらない。 宙に舞った寿司はまるで拍子抜けした少年の心境を表すようにぽとりと皿の上に落ちた。 「……かっ……」 文句を言いそうになった口を噤んで、大人しく座った。 確かに頬を叩いた感触が残る手は、しずかにフォークを握る。 「今度オレに勝手に触ったら、こうだからな」 力を込めて、再び寿司に突き刺されるフォーク。 何故そんなに楽しそうなのかと、眉間のシワをよりいっそう深めて食べる様は拗ねた幼い子供のようだった。 「変な色してるくせにうまい!!!!」 寿司にも愚痴った。 (76) 2021/10/16(Sat) 5:28:21 |
【独】 酔吟 ミズガネこの時間帯に起きてる人いる!?!? ゾズマがポルティさんだったならわかる、トラヴィスさんはおさとうちゃんなので以下省略、 あとは……あとは……??? テラ、だってベル記さんでしょ???(これはテラだと信じて疑わないもちぱい) ユピテル……お前誰なんや……??????? (-71) 2021/10/16(Sat) 5:41:47 |
【人】 巫女 ユピテル>>77 ゾズマ 「偉い?」 とてもそうは思っていなさそうに眉を顰めます。 親指の爪を唇にあてながら、何処か淡々と言葉が紡がれます。 「少なくとも私は声を聞ける巫女だけど、偉くはないよ。 来た道がわからないのゾズマも同じじゃない?覚えてる? 私は方向感覚が変な自覚はあるけど、理由は先に述べた通り。 もし普段から全ての地理地形を把握出来ていたら、 多くの人は地図なんて持たないでしょう? でも突然迷うなんて……。いえ、ありがとう、ゾズマ。 一度試しに行ってみるわ。現状把握は大事だものね」 しっかりしているのか否か、言動だけで見極めるのには曖昧で困難にも程がある変な娘です。 そのまま引き留められなければ一度別れようとするでしょう。 なお指し示された方向には向かいますが、随分遠回りをした結果、結局この場に何故か戻ってくる可能性がないとは言い切れないほどには感覚は致命的でした。 (78) 2021/10/16(Sat) 6:07:41 |
【人】 掃き溜めの ゾズマ>>78 ユピテル 「……偉かったらそんなボロい服着てねえか」 さっきの言葉は、偏見以外の何ものでもない。 あなたの言葉の温度に合わせたわけでもなく、淡々と返す少年は元々誰に対しても愛想がない。 「来た道くらい覚えてる。少なくともこの館の出口くらいはな!」 アンタみたいに逆方向に行ったりしない、と少しムキになる。 帰り方は、わからない。だから今は、来た道を知っていても意味がない。 館の外に出ることはできても、元の世界には戻れない。 「じゃあな、方向音痴巫女さん」 向かう背を一度見送った──が、途中で戻ってきそうな気配を 察したのか、結局後を着いていって、そっちじゃない、こっちだ、あーだこーだ指摘がはじまる。 不本意ではあったが、結局道案内をすることになったのだろう。 来たばかりの人が広い館の道を覚えるなんてきっと難しい。 (79) 2021/10/16(Sat) 6:58:47 |
【見】 座長 トラヴィス>>75 ユピテル 「そう? ならば私が、君の為に何度でも呼ぼう。 嫌でないのならね。」 今この場所で、自分の前でならば、貴方は姫のような存在だ。 囚われの──なんて頭に付くようなものだが。 「嗚呼、けれど。名前も素敵だね、ユピテル。」 貴方の腰へと回った手が、 するりと背筋を撫でて離れた。 「はは、ここに居たい理由か。 君と巡り会い、君と同じ時間を過ごす為………なんて答えではいけないだろうか。」 問い詰める様子ではない貴方へ甘えるように、正しい答えを逃がした。 聞いてくれるな、と意味を僅かに込めて目元を緩め、柔らかく貴方へ微笑む。 (@27) 2021/10/16(Sat) 8:28:10 |
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