【人】 大富豪 シメオン─ 二日目 ─ [ 予期していた来客は無い。 別に、男に取ってはそうであっても構わぬこと。 逃した『美』を惜しむ気持ちが無いわけでは無いが、女神への求愛を捨てて生きるのも人としてはあり得る選択だ。 それは『美』の在り方が、この街とは違うというだけのこと。 それよりも。 己れにはやらなければならないことがある。 当てにしていたつもりはないものの、魔女の助力を得られなかったのは痛恨だった。だが、他に手段がないわけではない。 今年の『フェス』は千載一遇の機。 逃すわけにはいかない。 昔から何も変わらぬこと。 己が渇望のままに、飢餓を満たすために、ただ道を求めるのみ。 見出した終着点が 美の女神 ならば。*] (48) 2022/11/27(Sun) 13:00:38 |
【人】 大富豪 シメオン[太陽が西に沈み始める。 二日目の夜が訪れる。 準備に少々手間取り少し遅れてしまった。 だが、広場には従者を行かせてある。 私が居なくとも始めるように彼女へ伝えるはずだ。 彼女ならば今持ち得る全てを、 そして私には届かぬはずの『美』を女神と人々に見せてくれよう。 このシメオン・ジョスイの最高傑作として。*] (49) 2022/11/27(Sun) 13:01:49 |
大富豪 シメオンは、メモを貼った。 (a22) 2022/11/27(Sun) 13:05:05 |
【赤】 奏者 イルムヒルト[良いという言葉と、 手の中の熱が硬く、震える様子を見 女は緩やかに触れる指で優しく扱いて、いたのだが] ……舌と、口、と。 [こうだろうか。剛直に手を添えれば、 切っ先の形を確かめるように、鈴口や亀頭を舌先で触れ ぐるりと円を描くように舐めた後 其れを口に咥えて頬張って。 竿の半ばまで飲み込むようにして、喉や頬肉を使い 吸って圧をかけてみる 誰が教えたわけでもない、昂らせ方。 唯、咥えて、味わって。 私の手で貴方の欲を育てたくなったから。 悦びを与える方法を、貴方が教えるのなら 女は貪欲に吸収し、それを身に着けてゆく そして1つ、花が開くのだ。] (*57) 2022/11/27(Sun) 13:09:30 |
【人】 奏者 イルムヒルト― 2日目夕刻:中央広場 ― [2日目のはじめに、女が望んだことは リュートの手入れと調律に必要な道具。それから 破られた服の代わりに着られるものを。 ――其処に男はおらじとも、 叶えられたのなら驚くであろうし、 思わず頭を下げて礼をいう。 今宵の演奏の約を叶えるために女は調律を怠らぬ。 夕刻に中央広場に向かうまでは音は屋敷の中で、響き。 空が茜に染まる頃、 女は装飾のない、紺の衣装に身を包み フードを被ってその場所へと向かう。 広場では早朝に美しい歌と自由に、楽しそうに踊り舞う娘の 演があったとの噂を耳にする。>>44 誰なのだろう。――見てみたくあったな、とふと思いながらも 広場の、とある場所へ向かえば あの方の従者なのだろう人に促され 指定された場所に座れば、普段の酒場より見る景色と違うのだな、と思う。] (50) 2022/11/27(Sun) 13:24:31 |
【人】 奏者 イルムヒルト[違うのは、人々の視線。 美しく舞う花でもなく、天の歌声を持つ女でもなく 其処にいるのは使い込まれたリュートを持った フードを被る女、1人。 頭にかかった其れを外し、 弦を一度、掻き鳴らせば空気が変わる。 其処に在るのは常の添え物の音ではなく 世界を、紡ぐ音。] (51) 2022/11/27(Sun) 13:24:49 |
【人】 奏者 イルムヒルト[旋律を奏で始めれば、人々はその場から足を動かせなくなる。 それを耳にした者のもつ情に、 或いは気づかずにいたものを擽り。 昂らせるように音は鳴る。 人が持ちうる本能を、其れは惹きつけてやまぬ。 魅了、ともいうのだろうか。 視線を向けずにはいられない 耳を傾けずには、いられない。 ――それに触れれば、身も心も溺れてしまうことでしょう。 美に触れ芽生えた火種を、熱狂に変えて。 音が、世界を変える。 己の紡ぐ音こそが、世界となる。 花開けども更に高みへと昇るかのように。 艶めく音は中央広場へと響き渡るのでしょう。**] (53) 2022/11/27(Sun) 13:25:49 |
奏者 イルムヒルトは、メモを貼った。 (a23) 2022/11/27(Sun) 13:27:51 |
【赤】 大富豪 シメオン[剛直が滑る口内に入り込む。 快感だけならば女の中の方がずっといいだろう。 だが、咥えられ、舌を使い、自在に男のモノを扱いていくその動きは、快感以上に熱を欲を昂らせる。] そうだ、いいぞ。 もっと口を窄めて締め付けるように。 強弱をつけ、舌を巧く使え。 [男は女に教え込んでいくが、すでに昨日まで乙女であったとは思えない舌使い。そうであったなどと誰も信じないだろう。] それだけではない。 視線や仕草でも情欲を煽るのだ。 性感を与えるだけでなく、目も、耳も犯せ。 [何か一つばかりではなく、持ち得るもの全てを使って熱を高めていくのだと。] (*59) 2022/11/27(Sun) 13:35:58 |
【赤】 大富豪 シメオン[それはまるで砂に水を落とすかの如く。 女は教えられたことを見る間に吸収していく。 その舌使いは熟練の娼婦のようで。 それでいて何も知らぬ無垢な娘にさえ見える。 器用なのだとかそういうことではないだろう。 貪欲なのだ、ただ只管に、女はただただ貪欲だった。 男の教えも、男の熱も、女は貪り喰らうのだろう。] いいぞ…… [男はその快感に抗わない。 女によって高められるまま熱を帯びて、膨らんだ欲…この女を犯したいと思うがままに、前触れはただ一度体を震わせると、女を抱いたときと同じように、口の中に勢いよく精を放った。*] (*60) 2022/11/27(Sun) 13:36:35 |
【独】 大富豪 シメオン/* むしろイルムヒルトが上手く合わせてくれていてとても感謝の気持ちで一杯。 本当に独占してしまったけどよかったのかな。 (-87) 2022/11/27(Sun) 13:41:09 |
【人】 人造生物 ユスターシュ―― 一日目/中央広場 ―― [丁度、広場の入口に差しかかった頃。] ―――あ。 [見覚えのある小さな人影に、足を止める。 昨日、僕らと一緒に歌ってくれたあの時の女の子。>>0:225] …こんにちは。 [あのときと同じように小さく手を振りながら声をかければ、彼女は振り向いてくれただろうか。 知っている顔にほっとして声をかけたものの、女の子の顔は曇りがちだ。 というより、今にも泣き出しそうにさえ見える] (54) 2022/11/27(Sun) 13:59:57 |
【人】 人造生物 ユスターシュ……どうしたの? [目線を合わせるように屈みこむと、一緒に来た両親と逸れたのだという。 事前に「迷子になったときは此処で待っていること」とご両親に言われていたのだけれど、何時まで経っても会えなくて不安だった、と] ……そっか。 [こういうとき、どんな顔をしたらいいのかわからなくて。 一先ず、安心させてあげたくて女の子の頭を撫でる。] 大丈夫。 きっと、お父さんとお母さんも君のこと探しているよ。 ただ、ここは人が多いからうまく見つけられないだけで。 [それから、往来する他の人たちの邪魔にならなそうな場所に移動しようと広場の入口の傍らにある石垣に二人揃って腰を下ろした。] (55) 2022/11/27(Sun) 14:00:39 |
【人】 人造生物 ユスターシュあ、そうだ。 よかったら、サンドイッチ食べない? [言いながら、先程いただいたサンドイッチの入った包みを取り出す。] 僕がお世話になってる宿屋の人が作ってくれたんだ。 そこのご主人、とっても料理が上手な人なんだよ。 [そこまで言いかけて、ふと思いついたように。] …よかったら、一緒に食べてもらえると嬉しいな。 僕一人だと、食べきれないかもしれないから。 [それに] ご飯は独りで食べるより誰かと一緒に食べたほうが おいしいっていうものね。 (56) 2022/11/27(Sun) 14:02:23 |
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新