【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン−王城入り口− …………見世物じゃぁない。 [ため息をついて、スカーレットの目の前にいる 人物たちを一瞥する。 賢い彼女の部下たちは、やはりきていた。 青いドレスとオレンジの扇子に服装を変えていた 彼女は、当たり前ではあるが普段と雰囲気が違う。 それを見たがるのが、ここに揃った輩というわけで。 心配そうに見ている両親に 先に行ってて大丈夫、と伝えて束の間の対話] 来る時間がよくわかったね? 謁見に関しては、各家庭の自由だったろう。 [”アルジャン家を見てました!” なんて、驚きの発言をしたのは誰か。 本来ならば職務怠慢と言ってしまうところだが、 今回に関しては、護衛ということにしておこうか。 そんな中、当たり前に他の貴族たちも、 続々と登城してくる。 となると、声をかけられるのも必至。] (135) 2020/05/17(Sun) 10:04:18 |
【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャンこれはこれは… えぇ、私の部下たちです。 ………そうですね、喜んで。 [騎士団に入っていることを 知らない人物は殆どいない。 すぐに辞めると思われていたから、 賭けの材料に使われたとも 聞いたことがある。 そんな行き遅れ、というか まだ未婚のアルジャン家次期当主への 彼らの挨拶は大体、茶会への誘いと、 子息の売り込み。 笑みが引きつってないものか、 心配になりながら、ある程度かわせば、 部下たちに別れを告げるとしよう] そろそろ、私も行こう。 職務を全うしているように。 [ピシッと扇子を鳴らせば、 多少の脅しは効いただろう。 両親を待たせすぎるのもよくないので、 急いでホールへと向かおう] (136) 2020/05/17(Sun) 10:07:03 |
【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン−それから時が少しだけ経った城門前− ………………騙された。 [次期当主としての挨拶と聞かされていたから、 いつも以上に気合を入れていたというのに、 実際はただ、王女が昨日の晩餐会で、 会いたいから連れてきて、と言っただけだった。 疲れた。 別行動の予定があったわけでもないけれど、 元々両親とは別々にきている。 たとえ、同僚と言う名の友人たちに捕まったとしても、 両親は先に帰って大丈夫というわけだ。 そう、捕まってしまったのだ。 いつもと違うスカーレットを見て、 口々に、色々と言ってくれる。] はいはい。疲れたから私はとりあえず着替えたい。 コルセットで締めたままというのは、 呼吸も浅くなるものなんだよ。 ……それも面白そうだ。 いつか、私の家で着せてやろう。何かの余興になりそうだね。 [ゾッとした表情になった彼ら。 そんな表情をわくすくすと笑って 馬車に乗り込んだスカーレットは、 気を取り直して見送る友人たちに軽く手を振って、 自宅へと戻っていく。] (137) 2020/05/17(Sun) 10:12:20 |
【人】 異国の道化師 マッド・リヒター[警戒はゼロに等しい程に落ちた。それ程、彼女の純朴な感情を感じた。この掴まれた腕を離してくれるのであれば、全ての疑心暗鬼を解除できるというのに。見方を変えれば逃げられない様にしているのに他ならない>>130。] 先程も言いましたが『共感』ですよ。 10年近く……といえど、異国から来て慣れないぼくと僅かに重なる部分があった故ですね。 勿論今は察するに、この国の奉仕人として立派に職務を果たしていると思っていますよ。 [帽子の鍔を少し下げ、にこりと笑いかける。 10年近く、となれば、彼と入れ替わりか、僅かに重なる程度か、その辺りか。彼女にも色々な事情があったのだろう。戯けた表情に負の感情が差し込んでいる。まるで月影の様に。余り踏み込むのも無礼か、と見て見ぬ振りをした。] [購入時の料金に関しては、自腹で払うという提案をしたが棄却された。慌て蓋めいた態度で早々と財布を見せつけるイヴ。そんな彼女に笑顔を取り繕う。] 左様でございますか? では、たこ焼きを楽しみにさせてもらいます。 ー 副ぎ……業? 国の血税で無い、収入という事か? (138) 2020/05/17(Sun) 10:31:12 |
【人】 異国の道化師 マッド・リヒター[この国とは縁を切った筈が気になる。まさか不届きな違法を犯してでもいるのか?一昨日は疑惑ある美女を見逃したが、それは市民間の小さな問題であったからこそ。ユウェル姫……女王の国に対しての背信なら見過ごしてはおけなない。そう、熱が上がった。彼は騎士相手に逆に追求しようとした。] 『何をしに来たんだ?』 [先手を打たれたのは此方側だった。完全に彼の隙を突いた職務質問。道化師、と最初に言った筈だが、この感情の波がうねりを上げたタイミングを狙っての追撃。受け身が取れなかった。暫く、黙った上でマッドは答える。] ………………。 嗚呼、失敬。言ったでしょう。 私は『道化師』だと。タナバタという賑わいの風に誘われて、蜂が蜜を運ぶ様に、此処に引き寄せられました。 何なら証拠を……いや、後でで良いですね。 [第一に、また大通りで注目を集めつつ騎士の前から姿を晦ます事になる。第二に、腕が掴まれていて条件が不十分。第三に、彼女には尋ねなければならない事ができた。マッドは行き場を失った手をいつもの癖で帽子へ運び、鍔を軽く動かして見せた。] 嗚呼、そろそろですよ。たこ焼き。 [人混みを掻き分け、やっとこさ屋台の看板が見える位置まで来た。東方の言語で『タコヤキ』と書かれている。彼には読めるが、イヴにはおそらく読めないだろう。只、小麦と生姜の焼ける生物を垂涎させる香りは彼女にも届いているであろう。マッドは屋台を指差し合図を送った。*] (139) 2020/05/17(Sun) 10:31:31 |
【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン−過去の話− [スカーレット・アルジャンという人物は、 騎士団に入ってから、男を見る目を養った。 元々結婚したいと思っていたわけでもないが、 「この人はすぐに結婚するだろうな」 「この人は離婚しやすいだろうな」 なんてことを、騎士団のメンバーを始め、 彼女に関わる人物にそういう印象を持っていた。 判断基準は様々で、 誠実かどうか。酒癖はどうか。 女性の扱いが上手いか。 などなど、色んなところを見ていた。 勿論、現在夫婦仲睦まじく過ごしている人物もいれば、 素行の悪さから除隊させられた人物もいる。 騎士団は等しく、試験に合格した者を受け入れる。 故の、二分化というものだろう。 そんな中、1度だけ流されるように 王城に勤める人間と付き合ったことがある。 相手は、文官。所謂、宮廷音楽家というもの。 何故好きなのか。 どうして付き合いたかったのか。 たまには聞いていたっけ] (140) 2020/05/17(Sun) 10:35:15 |
【人】 少女 ルーシュ―祭り2日目― [昨日の祭りはミッション――露店の食べものを沢山買うこと――を無事こなし、夕方には少しのかわいいと両指が千切れそうなほどの大量の袋の中に詰め込まれたおいしいものを持って帰路についたルーシュ。 今日の祭りは小物をゆっくり見て回るのか、いやそんな様子ではないようであった] 結局昨日は食べものづくしになってしまったのだわ……美味しかったけれど! 今日こそ星の導くあの人に出逢わなくっちゃ! (141) 2020/05/17(Sun) 10:54:07 |
【独】 少女 ルーシュ出逢わなくていいわよぉ、今日も露店巡りしましょう?あ、小物店じゃなくってね。 駄目よ!昨日はあなたのお願いちゃんと聞いたんだもの、今日はわたしに全力投球よ。 ほいほい、星に導かれるといいわね〜王子サマってやつかしら? (-37) 2020/05/17(Sun) 10:54:23 |
【人】 少女 ルーシュ[少女はこの祭りの本命、露店ではなく星の奇跡を叶えたいようで。1日を楽しく過ごしたのだから今日は本気で行かなくちゃと、焦燥感を持って人形のネックレスを撫でていた。*] (142) 2020/05/17(Sun) 10:54:43 |
少女 ルーシュは、メモを貼った。 (a43) 2020/05/17(Sun) 10:55:07 |
【人】 男装の騎士 イヴー サボり魔騎士と正論道化師 ー [イヴはマッドに副業のことを誤魔化すために慌ててした質問でマッドが暫く黙ったことに疑問を感じた。>>139 (そこまでおかしな質問したかな?道化師の仕事で来たなら時間を拘束しちゃ申し訳ないなって思ったんだがな…道化師なんだけど観光目的ならもうちと付き合ってもらって孤児院のガキどもと合わせたいと思ったんだが…) 少ししてマッドが話し始めた。 うん、どっちなんだ?ま、副業バレて無さそうだしいっかな と、単純なイヴは考えた。 いい香りが漂っていた。マッドが指さす方を見るとマチ姉と食べたたこ焼きなるものの出店があった。] これだよコレ!マッド!上手いからちょっと待ってろよ! [イヴはマッドから手を離さずに店主に注文した] とりあえず5つくれ!できたてのやつな!!* (144) 2020/05/17(Sun) 11:07:29 |
踊り子 マチは、メモを貼った。 (a44) 2020/05/17(Sun) 11:08:06 |
【人】 無口な使用人 ジゼル[ ゆきのやへ向かう途中、広場を覗く。 まさか今日もつけてはいないだろうけれど、見慣れたタコヤキ屋台の側を通るときには、ぴょこんと飛び出した獣耳がないか無意識のうちに探してしまった。 そして目にする、不思議な二人>>144 一人は確か、なんどか孤児院で会ったことがあるイブさん(子供たちはイブのすけー!なんて呼んでいるっけ)だとわかったけれど、そのイブさんと手を取り合って(?)歩いているシルクハットの男性には見覚えがない。] (メイク…かしら) [ お祭りだもの、メイクをしている人がいたって不思議じゃない。 私だって昨日は…と、あの妙ちくりんな被り物を思い出した。 けれど奇妙なことに、と言っては失礼かもしれないが、そのシルクハットの男性の白粉ベースのメイクは妙に美しく映えていて、思わず足を止めてじっと見つめてしまった。]* (145) 2020/05/17(Sun) 11:12:15 |
【人】 詐欺師 アダム何が美味しいのかしら? フルーツタルトsweet、ハンバーグfood…… あれは飲み物みたいね。ヨーグリートストロベリーソーダsakeですって。 [ 今日は楽しい一日にすると決めていた。 だから握る指先に力を込めると。 はしゃいだ声を上げて、アダムは彼の手を引いた。 ]** (149) 2020/05/17(Sun) 11:14:03 |
【人】 男装の騎士 イヴー イヴの副業 ー イヴがマッドにさらっと言いかけてしまった副業 それは…花街の夜の用心棒だ イヴは孤児院出身の女の子がたまにいる花街で仕事のない日の夜は顔を隠して花街で用心棒をしていた 花街のお店からすればイヴは女性で強くて安心できるし、イヴからしても仲間を守れ、かつ街の治安を守るためにも用心棒はうってつけだった イヴが寝坊するのも、イヴが昼間眠そうなのもそれが原因だったりする イヴの副業のことは一部の上司間では暗黙の了解になっている 裏の人間と表の人間が繋がり密かに国の治安維持をしているのは昔からだからだ そして、夜の花街は後暗い人間が集まり、裏のルールも守れない人間が暴れる それは、表の喧嘩などと比べられない程の力や武器を持った人間が暴れるのだ。実力も必要であり、命がけだ。 それに選ばれたのが入隊してからそこまで経っていないイヴだったのは…また別の話だ。 花街のお店からの給金は騎士で働いてる以上で、イヴはその殆どを孤児院の運営費に寄付し、余りを子供たちのお土産にしていた。 そんな副業はお祭りの間が1番忙しいはずなのに、イヴは外された。 花街の店主曰く イヴちゃんには孤児院だけじゃなく守りたいって思う人を見つけてほしいの イヴはよくわかっていないが「わかった」といい たまの副業のお休みのお祭りを満喫することにしたのだった* (150) 2020/05/17(Sun) 11:25:25 |
【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン−街中− [結果として、その文官とは別れた。 理由は、彼が負けたから。 元々、期限付きで付き合おうと条件を交わしていて、 情が生まれたら、そのまま付き合う。 生まれなかったら、別れる。 ただそれだけのことだった。 そんな過去をふと、思い出したのはどうしてか。 改めて、騎士団の自分ではなく、 アルジャン家としての自分の目で、 殿下と王女を見たからなのか。 周りが星の飾りに浮き足立っているからなのか。 流石の両親も、心配になって結婚相手を決めるべきかと 考えているようだが、多分どうにかして断るだろう。 昼食も摂らず、服を着替えて 紺のオーガンジー素材のブラウスを 同じく紺のパンツにいれて、 動きやすい格好で昼の街に出る。] 賑やかなことは、いいことだ。 さて、昼はどうしようかな。* (151) 2020/05/17(Sun) 11:25:37 |
【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン−朝: 娯楽店・踊り子さんと− 謝るなんてとんでもない。 私の方こそ、察しがつかなくて引き止めてしまった。 こちらこそ、申し訳ありませんでした。 [彼女は、目の前のレディが謝るのを聞くと、 苦笑気味に訂正する。>>143 風貌を見れば、簡単に分かるはずなのに] 少しだけ、貴女の舞を見せて頂きました。 とても、美しかったですよ。 [全部を見ることはなかった。 人混みに紛れるより、 落ち着いた場所で星を眺めていたくて。 星々に祈りを捧げるような舞は、 多くの人の視線を集めていた。 それは確かに、スカーレットも感じていた] とても練習されたのでしょう? 誰かを想っているような迫真の舞に、 人々が、魅入っていたような気がしました。 [努力なくして、踊れるわけもなく。 少しくらい、こうやって話していても 誰も怒らないはず。 彼女は、誰かを想って舞っていたのだろうか。]* (152) 2020/05/17(Sun) 11:40:35 |
【人】 異国の道化師 マッド・リヒター[彼はイヴの顔に猜疑心が翳ったのを見逃さなかった>>144。動揺を見抜かれたか。しかし、たこ焼き屋を案内するとそんな表情が嘘だったかの様にカラっとした笑顔を見せた。相変わらず手を離さずに……。] わかってますよ。おっ、とと。 [足が縺れてバランスを崩しそうになりながら屋台の前に引き摺り出された。屋台の受付に無邪気な顔で注文しているイヴ。やれやれ、と帽子を定位置に直し、彼女を見守った。] …………。 [気配を感じる。見られている。監視か?>>145 イヴがたこ焼きを頼んでいる間にチラリと目線を右肩の後ろ、少し離れた場所へ移す。ガーネット色の瞳が彼女を見据える。どうやら騎士や政府の関係者では無い様子だ。質素な服装の少女……良家の使用人層か?惚けた様な表情。自由になっている方の手で帽子の鍔を摘み、にこりと微笑み、会釈して見せた。*] (153) 2020/05/17(Sun) 11:51:40 |
騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャンは、メモを貼った。 (a45) 2020/05/17(Sun) 12:05:23 |
騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャンは、メモを貼った。 (a46) 2020/05/17(Sun) 12:06:09 |
【人】 踊り子 マチ─ 娯楽店にて ─ [青空にゆらゆらと揺れる白いワンピースが眩しかった。 思わずじっと見つめる。 出かけた言葉を引っ込めると、 美しかったと、彼女からその言葉が出て驚いた。>>152] 誰かを想ってなんて、そんな……。 [幼い頃に踊りを始めたのは、なぜだっけ……。 両親は駆け落ち同然で一緒になって、私を産んで、若い2人は大変だったのだと思う。 私は望んでも手に入らないものがあると感じていた。 でも踊りをしている時は楽しかったし、そんな気持ちを大事にしてきたんだ。 もしかしたら、私はここにいるよって、そんな想いものせてたかもしれない……。 どちらにしても始めたきっかけは、そんな大層なものではないなと感じた。 今はあたたかな気持ちに囲まれて、少しだけ祈りを込めれるようになったか。 私よりもずっと洗練されて見える彼女に、恐る恐る聞いてみる。] 貴方の方が鍛錬されてるように見えて……。* (154) 2020/05/17(Sun) 12:21:47 |
【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ−回想・キョートにいた頃− [恋愛感情がわからないのというは 本気で好きになった人がいないことだと思う。 幼少期の頃、一人の女の子に告白された。 その子は俺のことが好きだと言っていた。 俺はその子に好きじゃないと返した。 女の子は泣き出した。 それからは周りは俺のことを 「雪村は人の心がわからない」と非難した。 いや違う。俺は事実を伝えたつもりだった。 嘘をつくほうがよっぽど悪いと思っていた。 当時恋愛なんて概念は知らなかった。 周りが付きだしあううちに存在を理解はしたが、 その感情を知ることは今まで一度たりともなかった。] (155) 2020/05/17(Sun) 12:30:50 |
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