水面に映る愛を シェルタンは、メモを貼った。 (c33) 2021/05/29(Sat) 8:57:16 |
『使える人間』 ルヘナは、メモを貼った。 (c34) 2021/05/29(Sat) 9:25:04 |
【秘】 御曹司 ブラキウム → 籠絡 イクリール/* 絶賛限界のアタイよ!PLよ! 占ったあなたに、役職の設定的なお話をロールの最中にお出しできるか分からないから先にざっくりとお伝えしておくわね。 ・ブラキウムは調香師の家から秘密裏に持ち込んだ特性の香を隠し持っている。 ・誰にも知られていないと思っているがおとなには筒抜け。 ・効能は【忘れさせること】。起こったことは無くならず、永遠に続くこともない。けれど、誰かの一時凌ぎにはなる。 ・香を使っただけでは本人にしか影響は無く、周囲からの扱いは変わらない。 という感じでふわっと考えているわ。 (-90) 2021/05/29(Sat) 9:32:02 |
【独】 『使える人間』 ルヘナ/* ★えっちな秘話の間に滑り込むルヘナ――――――!!! になってたら面白いですね。はい。 ……今日のログ見てたら(私の画面だと) シトゥラが「……気持ち悪い」って言った直後に ルヘナの教育セックスが挟まれていて、こう、こう。 "最悪"で健康にいい絵面だなって……思った…… (-91) 2021/05/29(Sat) 9:46:27 |
【秘】 御曹司 ブラキウム → 『使える人間』 ルヘナ「別に感謝されるような事じゃない。 味方が居なくなったら困るのは普通だろう」 当然の事だと、表情を変えない。 知識に引き寄せらるあなたの瞳の輝きは見えないけれど、その好奇を知ってか知らずか補足した。 「今まではそれで良かったんだけどね。 ここには親に連れてこられただけだし、病気だって治らなくても生きていけなくはない。 不都合もなかったんだ。それを証明できるとも、思っていたんだけど」 ここに至って何度もこの病気に足を引っ張られている。 「君の仮面<かお>は付箋のようなものがたくさん張り付いて膨らんでいるように見えるよ。 時折増えたり減ったりしているけど、表情のようなものはあまり見えないね。 ある意味で覚えやすくはあるかな」 (-92) 2021/05/29(Sat) 10:00:22 |
【秘】 御曹司 ブラキウム → 『使える人間』 ルヘナ「わかった。僕からももう言う事は――いや、ひとつだけあるか。君になら教えておくとうまくやってくれるかも」 椅子から立ち上がって退室しようとして、思い出したように懐から一つの小瓶を取り出す。 どうやら香瓶らしい。 「僕の唯一のとっておきだ。 一時しのぎにしかならないとは思うけど…… 居なくなった人間を連れ戻せる かもしれない」 (-93) 2021/05/29(Sat) 10:02:47 |
【秘】 キシ の ポルクス と カストル → 褐炭 レヴァティ* 双子は事故にあいました、カストルとポルクスという男の子二人です。 かなり酷い有様でした。 しかし奇跡的に助かり(家庭環境にも大変恵まれていたことも強いと思います)身体のあちこちに当時の傷跡がありますが、そこまで凄惨なものではありません。 カストルは。 以降、大変大事にされ『ポルクスがいる』と主張する不憫さに周囲の人間は涙ぐみました。 かつては子供ながらに聡明でしっかり者のカストルは事故後、気が触れたようで。 たしかに自然や草花を愛し、家族に対する愛情も、回転のいい頭も残っていましたが、どうにも狂気的な面がちらちらと付きまとい、それら以外に対して残忍でありました。 もっとも、特別気に障ることでもなければ、害することもありませんでしたが、それを恐ろしいと思った人間は多数でした。 『ポルクスがいる』 やや時が過ぎ、尚そう言いはるのはまだわかりますが、実際にポルクスが居るようなアクションをしてみせ、体の動き本人の五感もそれらしく動くのです。 また痛みに鈍く(これは、事故の際の痛みに対してそれが最大値として計られるようになったせいです)タガの外れた身体も特徴的でした。 そんなこんなで、裕福な家庭、治療と研究、本人の知的に優れた面も含めギルナジウムがでも、お大事にされました。いなくなるのとは、また別種の腫物扱い。事実そうです。 そして異を唱えた生徒に対して、悪辣にして外道で残虐な仕打ちをするので、皆近寄らなくなりました。正解です。 大人も背景事情と本人の狂気を恐れ、それこそ手を出すならもっと安全な子を選んだらしいです。大正解でした。 (-94) 2021/05/29(Sat) 10:21:40 |
【秘】 『使える人間』 ルヘナ → 御曹司 ブラキウム「なかなか思うようにいかないものだな、お互いに」 お互いに。意識したわけでもなくまたこの言葉を重ねる。 そして自分がどう見えているかについては興味深く聞いている。 付箋がひとつ張り付く様が見えるかもしれない。 「そうか、ならきっとその付箋は俺の食った『知識』なんだろう。 知識まみれというのもなるほど悪くない」 そう言いながらくすくすと楽し気な笑いを零した後で、 退室しようとするあなたの背を見送っていたのだが、 ……取り出されたそれと、続くあなたの言葉に、 ひゅっと息を飲んで。 「……とんでもないとっておきじゃないか…… 一時しのぎだろうとその一時でもたらされる情報もある。 ブラキウム、使いどころを見誤るなよ」 連れ戻す相手、使うタイミング。 あなたなら問題なく判断を下せるのだろう、と思いつつも、 一応それだけ伝えておく。 (-95) 2021/05/29(Sat) 10:22:02 |
【秘】 キシ の ポルクス と カストル → 褐炭 レヴァティそんな中でルヘナという少年は、唯一無二に近い大切な人になりました。 植物に関心があったので入った、菜園部は人が減っていき。それらはガーデニング部として活動するようになりました。 乗っ取るような形にはなってしまいましたが、園芸同好会となった二人は色々な草花を育てます。 大人に提出する記録(これはとても出来がよく好評でした) ついでに頼まれたのWなにかWも上手に育てられたようです。 それは有益でした。 この二人が危険物を所持してしまう問題はもう解決できなくなりましたが、元々触らぬ二人になんとやら。危険物の問題児だったので、さして変わりもありません。 一部の人物は、ポルクスが居るものとしてを認め、尊重し、そういう風に振る舞っていれば、それなりに便利だったはずです。 『カストルとポルクス』は互いと一部以外に対する執着があまりなかったので、のびのびとすくすくと育っていきました。 ──かつて、ちょっとした騒ぎがありました。昔一度だけ。 血濡れのカストルは、こういいました 『ボクはカストルじゃない』 その後、何日か寝込みましたがそれだけでした。 類似した事件はそれ以来、起きていません。 弟のポルクスは所謂『植物人間』という状態のまま 今も病院にあります。 (-96) 2021/05/29(Sat) 10:24:20 |
【秘】 救われたい スピカ → 『使える人間』 ルヘナ「へえ、メレフさんの目的って、 気になりますね。 ……あ、ごめんなさいね。 詮索するようなことをして。 『普段』はこんなじゃないんですけど。 行動指針の一つにでもなったら いいなとは思いますが」 同じ身分だから気になるのかもしれませんね、 と言い訳もして。 (-97) 2021/05/29(Sat) 10:30:04 |
【秘】 『使える人間』 ルヘナ → わるいおとなの ラサルハグ『いなくなった』のをいいことに堂々とあちこちを歩きまわる。 誰にも見られない以上、大人にだけ気を付ければいいのだから。 ……そう、大人に"だけ"気をつければよかったはずなのに。 授業中、人気のすっかりなくなった廊下。 警戒を怠ってやってきたそこで、大人であるあなたを見つけて、 見つけてしまって、僅かに肩を震わせる。 「……こんにちは」 それでも素知らぬ振りをしてすれ違おうと、 微笑みだけを張り付けてあなたに近づく。 /* 大人が来たーとはしゃぎつつご挨拶がてらお邪魔します。 えっちなことでも単純な語らいでも、お時間が許すようでしたらお付き合いいただけると嬉しいです。 (-98) 2021/05/29(Sat) 10:31:53 |
【秘】 キシ の ポルクス と カストル → 褐炭 レヴァティそして、今日。ひとりのこどもがいなくなります。 カストルという、少年でした。 【呪】 かつての カストル (-99) 2021/05/29(Sat) 10:34:01 |
【秘】 キシ の ポルクス と カストル → 救われたい スピカ『「!」』 「スピカ……やっぱりキノコじゃねぇかな」 『どうだろう、 きのこかもしれない…… 』二人は何事も考えない、普段通り何事もなく語り掛ける。 「 で、どんなの食ったんだ? 」 (-100) 2021/05/29(Sat) 10:41:52 |
【秘】 『使える人間』 ルヘナ → 救われたい スピカ「……俺の目的は、【大人が持つ知識を手に入れる】ことだった。 大人に見つかっていなかったのか気にいられていなかったのか、 俺自身は大人の『指示』を受け取れる立場になかったけど。 指示を受けている子供達が誰か、については ある程度見える立ち位置にはいたんだよ 」ある種の罪の告白だ。 今回の件で誰が動いているのかをある程度知った上で、 噂の解決を掲げて各所に働きかけを行っていたのだから。 「スピカが連れて行かれたのは俺としても想定外だった。 俺自身も大人達に色々『教え込まれた』今、 これがここまでして欲するべき知識だったかも分からない。 ……悪い。回り回って、間接的にお前を苦しめた」 (-101) 2021/05/29(Sat) 10:43:59 |
【秘】 剥離 ブラキウム → 籠絡 イクリール「……ない。 僕はそれからお母様の事は見ていない。 だから……うん。僕はずっとお父様みたいになろうとしたんだ。 何者にも囚われずに堂々と、上に立つ者として振舞うまっすぐなおとなになれば、立派な凄い人間になれると思ったんだ。 選ばれようとする人間じゃなくて、選ぶ人間になれば逃げられると思ったんだ。 言葉も、振る舞いも……体も全部そうしてきた」 あなたの優しい手に撫ぜられるたびにブラキウムの表面に塗り固められた殻が剥がれ落ちていく。 歪んで病に侵された彼女の素顔をようやく覗かせた。 「だけどそんな風に人の顔ばかり見ていたからかな。 いつの間にか全部わからなくなったんだ。 きっと僕が聞いて感じたようにしか仮面は見えないんだろうね。 今までは無機質な情報としてだけ見えればそれで良かった」 (-102) 2021/05/29(Sat) 10:52:41 |
カストルは、は、今日は蝶々の鱗粉を取り去るようです。 (a30) 2021/05/29(Sat) 10:52:54 |
ルヘナは、罪の告白をした。 (c35) 2021/05/29(Sat) 10:53:43 |
カストルは、ポルクスは、二人のいつも通りを過ごしています (a31) 2021/05/29(Sat) 10:54:01 |
【秘】 盲目 ブラキウム → 籠絡 イクリール「イクリール」 腕に力を入れる。 今度は本当にあなたを抱き返すように。 「君の在り方はお母様に似ている。だけど、全部一緒じゃない。 お母様の仮面はうんざりするほど剥がれ落ちていたけど、君の仮面がずっと変わらないままだ」 ブラキウムにとっては決定的な違い。 けれど有象無象の誰かとして見ているだけでは気付かなかった違い。 「"お願い"ね……あぁ、聞いてもいい。 その代わりに、今度はちゃんと君の事を教えて欲しい。 言葉と行動で示してほしい」 お互いだと言ったのは君だ。 見えない仮面の向こうをはっきりと分かるように。 包み隠さないありのままのあなたに触れたい。 仮面を隔ててしか人と関われなくなったブラキウムは素顔 <ひかり> に飢えていた。 (-103) 2021/05/29(Sat) 10:55:56 |
ブラキウムは、昨日訪れた誰かの部屋の前を通り過ぎた。今は無いらしい。 (a32) 2021/05/29(Sat) 11:08:43 |
【独】 小さな心 サルガス 無謀にも教員棟の裏手に回って、ひとけの様子を確かめてみた。 授業の準備をしているからか、よくみる先生は中にこもってしまっているよう。 時々、知らない大人と出くわしそうになっては、小さい体をさっと隠した。 危うげな探索を続けていて、ふと見上げた目線に映るもの。 鍵もかけず、窓戸を締めてもしまわずに。白いカーテンが揺れている窓。 「ひょっとして入ってしまえる、かな?」 思い立ったら試してみずにはいられなかった。落ち着いて、考え直せなかった。 それは幼い浅慮のためではなく、巡る血の急く思いのため。 毛細血管をはじけさせるような圧を逃がすように、体はいつもじっとしていられない。 一階の窓……から、姿が見えてしまわないように、その脇を通って。 雨樋をのぼって、絹をはためかせる二階の窓に向かって、懸命に手を伸ばす。 腕の力だけでなんとかとりついて、空いた窓の中を見る。 なにか、うごめくようなものがあって。暗くて、中は見えなくて。 誰で、何が、なんにもわかりはしないけど。頭の中に危険を知らせる鐘の音がなる。 これは見てはいけないもので、何かどうしようもなく悪辣な何かで。 ほとんど影しか見えやしないのに、なぜだか背筋を寒気が伝い。 冷や汗で滑った指先が、雨樋をつるりと取り落し。 小さい体は、落下して。 (-104) 2021/05/29(Sat) 11:16:13 |
サルガスは、窓から落ちました。 (a33) 2021/05/29(Sat) 11:16:21 |
【秘】 救われたい スピカ → 『使える人間』 ルヘナ「……へえ、なるほどね。 ………いえ、いいのよ。 個人の目的や病気の治療を優先するのは 当然なんだから。自主性、自主性」 ギムナジウムのモットーたる自主性を掲げる。 明らかに本心ではないが……。 告白を、赦すでもなく、激昂するでもなく、 ただ事実として受け入れる。 努力をした。 「そりゃあ私だって、 こんな目には合いたくなかったけどね。 頼まれたこともあるし……あ」 そして、気づく。 「誰が"繋がってる"かわかるんでしょ? じゃあ、そもそもコレは無効なのかもしれない」 (-106) 2021/05/29(Sat) 11:21:23 |
【秘】 救われたい スピカ → キシ の ポルクス と カストル「あなたたちはいつも通りね」 救いなのか、何なのか。 「……別に食あたりじゃないわ。 ちょっとひどい目にあっただけ」 そうはいっても、まともな人間なら 『いなくなった』大まかな理由を察せられるだろう。 あなたがまともかは別の話だが。 ともかく、この双子に正直に説明してもしょうがないなと、 彼女は判断したようだ。 事実をぼかして言う。 (-108) 2021/05/29(Sat) 11:25:33 |
スピカは、告白を受けた。受けただけだ。 (c36) 2021/05/29(Sat) 11:27:30 |
【秘】 『使える人間』 ルヘナ → 救われたい スピカ「……意外だな。 お前には俺を罵倒する権利も、殴る権利もあるはずだ。 どういう類の『治療』だったかは分からないが、 お互い碌な思いはしていないだろ」 それを行わないのはあなたの持つ"善性"なのか、 それとも他の理由があるのか。言葉の本心が読めない。 「コレは無効……? どういう意味だスピカ、俺にも分かるように、」 ――あなたの問いかけに、分かりやすく肩を震わせた。 コレを伝えることによって生じるリスクは、あまりにも大きい。 あなたの『声』が誰かに届く可能性を、危惧して。 「……聞いてどうする?」 俺を。お前を。悪い子供を。 (-109) 2021/05/29(Sat) 11:36:19 |
【秘】 御曹司 ブラキウム → 『使える人間』 ルヘナ「やっぱり変な奴だね」 つられて心なしか笑った。 「有象無象以外になら迷うことなく使うけど」 忠告を聞いてから小瓶をすぐに仕舞って天井を仰ぐ。 少なくとも今はまだ、そこまでの相手は多くない。 「何かが変わるのならその時はきっと」 誰かに使うのかもしれないね。 独り言のように零した。 「今度こそお暇させてもらうよ。 それじゃあまた。ルヘナ」 (-110) 2021/05/29(Sat) 11:42:04 |
【人】 小さな心 サルガス>>3:29 ブラキウム 「やっぱり、そんな感じに見えちゃうのかな……ぼくね、やりたいこと、むずかしくて。 ぼく、だれかの役にたてるのが、うれしいんだ。ここは、何にもしちゃだめって、言われないから。 それ以外ってなると……ううん、なんだろう」 ひとよりは少しすくない食事、それを少しだけ時間をかけて食べる。 ゆっくりと食べているようには見えない。スピカのように健啖家らしいのに、一口は小さい。 自分の姿に、変わらぬものを求められていることなどつゆ知らず。 小さい頬にゆで卵のクロケッタをいっぱいに詰めて、じっと見つめて。 そればかりはお行儀よく、ちゃんと飲み込んでからからっぽの口で問いかける。 「ブラキウムは、好きなことややりたいことって、なあに?」 (30) 2021/05/29(Sat) 11:42:09 |
ブラキウムは、失われた保険をどうしようかと悩んでいる。 (a34) 2021/05/29(Sat) 11:42:58 |
【秘】 救われたい スピカ → 『使える人間』 ルヘナ「……権利があっても、行使する理由がない。 それをしても何の解決にもならない」 首を振る。 ま、それはいいのよ、と座り直した。 ……真意かどうかはともかく、 彼女には罪を清算させる気はなさそうだ。 「さて、じゃあ私の話をしますか。 ブラキウム さんに頼まれたのよ。自分がいなくなったら、 ルヴァ さんの面倒を見て、ってね。だから、私には裏切者を知る理由がある。 そう思わない?」 個人を強調するように。 あなたの動揺や反応を見逃さないように見ている。 (-111) 2021/05/29(Sat) 11:50:42 |
【秘】 『使える人間』 ルヘナ → 御曹司 ブラキウム「ああ、ありがとうブラキウム。 調査の結果は明日の朝食の際にでも報告させてもらうよ、 その時にまた声をかけさせてくれ」 穏やかな声音で言いながら、軽く手を振ってあなたを見送った。 明日になればまたひとつ前進できる、 自分の知識はあなたのなすべきことに貢献できるだろう、 そういう想定を重ねながら。 全ては、夢物語に過ぎなかったのだが。 (-112) 2021/05/29(Sat) 12:00:37 |
【秘】 籠絡 イクリール → 御曹司 ブラキウム/* 委細承知したわ。気張りなさいよアンタこれからまだ長いわよ イクリールの占いについては、ロールで仄めかした通り 大人に聞いた、或いは大人とのコネを使って生徒から聞き出した という想定でいるわ。 だからブラキウムの事に関しては普通に聞き出せそうね。 (-113) 2021/05/29(Sat) 12:05:35 |
【人】 振子 ブラキウム>>30 サルガス 「きっと君は知らないだけだよ。 探せば何か見つかるはず。その手伝いくらいはできる」 あなたの自由を奪う者。 根拠のない、相手はすぐに忘れてしまう様ないたずら。 それらをブラキウムは知らない訳ではない。 同時に煩わしいと思っている。 自分が同じように利用していることには目を瞑ったまま。 都合のいい関係のままで居たい気持ちと、いつの間にか湧いたよりよく変わって欲しいという気持ちを認識しないまま揺れ動く。 「僕のやりたい事?」 正直な所、このギムナジウムに期待するものは何一つなかった。 それは数日前までのブラキウムなら即答できた。 今は少しだけ間を置いてから口にする。 「ルヴァやサルガス……一緒に居たい人間と一緒に居る事かな」 (31) 2021/05/29(Sat) 12:06:35 |
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