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【秘】 包帯 タンジー → ガラクタ モノオキ「ヒミツ、だね。わかった。」 此方も、人差し指を口の前に当てて、内緒の仕草をする。貴方の描いた似顔絵に向かって。 「……モノのことは、怖くないよ。」 石になるのが怖いだけ。 もしも勘違いしていたら嫌だったから、口に出して伝える。 人を石にする貴方にとっては、自分が怖がられているのと同義かもしれないが。 「僕ばかり、教えてもらったから──」 手や腕と違い、髪の下でまず見えることのないだろう、頭の包帯を外していく。 殆どの人に見せたことの顔の片側。 目とその周辺はすっかり石化してしまっていて、眼球の代わりには灰色の丸い石がおさまっていた。 内緒だよ、と。 もう一度、薄く微笑む口元に人差し指を持っていき、見えぬ瞳で貴方を見る。 そのあと貴方が掃除を終えたなら、部屋を出ていくのを見送るだろう。 /* 秘話返信、時間軸すっ飛ばし申し訳ありません! (-123) 2022/07/22(Fri) 1:37:50 |
【墓】 無線通信 ユングフラウ>>+13 クロ 一瞬足を止めたリーディエ。だけど、一言口を動かして、それからまた歩み出す。 取り残されるように立ち尽くして。 おかしくなっちゃったのかな。 疑問符のついた声が、妙にリアリティを感じさせて可笑しくて。 〔 ▙ ▜▓▗ _ だからって……クロが責めない理由に、ならない……っ!〕幻聴の君かもしれないけど、交わせるなら言いたいことが沢山あって、流れ出したら止まらない。 〔 ▙ ▜▓▗ _ 許さないでよ……痛かったハズの、君が……!悔しかった筈の、君が……僕が、下手くそだったから……引鉄を、引いちゃったのは、僕でしょ……〕 〔⿻▫__ じゃあ、どうすれば良かったかなんて、わからないけど……〕 〔 ▙ ▜▓▗ _ 教えてよ、クロ兄…… 僕達、これからどうすればいいの……?〕〔 ▙ ▜▓▗ _ ごめんなさい、ごめんなさい……〕 (+16) 2022/07/22(Fri) 1:55:42 |
【秘】 無線通信 ユングフラウ → 命灯癒光 リーディエ惚けたように立ち尽くして、スコップを持った貴方に取り残される。 それでも、どこかへ、声を投げ続ける。 ……心を壊したようにしか見えないかもね。 〔 ▙ ▜▓▗ _ だからって……クロが責めない理由に、ならない……っ!〕流れ出したら、止まらない。 〔 ▙ ▜▓▗ _ 許さないでよ……痛かったハズの、君が……!悔しかった筈の、君が……〕〔 ▙ ▜▓▗ _ 僕が、下手くそだったから……引鉄を、引いちゃったのは、僕でしょ……〕〔⿻▫__ じゃあ、どうすれば良かったかなんて、わからないけど……〕 〔 ▙ ▜▓▗ _ 教えてよ、クロ兄…… 僕達、これからどうすればいいの……?〕〔 ▙ ▜▓▗ _ ごめんなさい、ごめんなさい……〕 (-124) 2022/07/22(Fri) 1:58:15 |
【墓】 骨頭 クローディオ>>+16 ユングフラウ リーディエには聞こえないらしい。きっとそれが当たり前だ。 けれど、リーディエにだけは聞こえない方がいいだろう。きっともう一度辛い思いをさせる。 「そうだな」 一言。君の溢れる思いに、まず返したのはたった一言。 「死んだ人のために出来ることなんて何もないよ。 だから俺も、生きてるみんなのために動いたつもりだったよ」 少し長めに喋って、休む。長く沢山話すのは苦手だから。 「まぁ、そう。ユングのことはずるいなぁって思ったけど。 嘘はつくなよ、誰のためにもならないから。ワルゴがすごく怒ってたから、ちゃんと説明しろよ、手遅れになる前に」 君のためにも、家族のためにも。 生きていても死んでいても、あんまり変わらないかもしれない。だってほとんど動きも表情も分かりにくいクローディオだから。 「生きてる人のために、死んだ人ができることも、ないよ」 「でも、生きて。生きろ、ちゃんと前見て生きろ、俺が違うよってことだけユングには教えてあげるから」 はー、と息を吐く。こんなに喋ることなんてなかった。 死んでからの方が喋ることが多いとか、笑い話にもならない。そこでちょっと黙った。 (+17) 2022/07/22(Fri) 2:08:54 |
【秘】 ガラクタ モノオキ → 命灯癒光 リーディエモノオキに今、怪我はない。だからそれは見た目に大きく変化を及ぼさないのだろう。 壊れたものを治す力か、それともバケツにあたる不慣れな撫でか。少し暖かく、くすぐったく感じる。 悪い気分ではない。 「んふふふ。」 穏やかな笑い声。少しだけいつものような時間。モノオキはこんな日々が好きだ。 (-125) 2022/07/22(Fri) 2:14:43 |
【墓】 骨頭 クローディオ>>+22 フィラメント 「……それはそうなんだろうなぁ。だからこのザマだよ」 死んだって性質は変わりっこないみたいだ。お互い。 「夢なんてみても楽にはならないからね」 恐らく家族の中で最も現実的で夢がなくて、浪漫もないクローディオだ。 期待してないってことでもある。 「みんなそう思っただろうな。でも、殴りかかってくるくらいにはみんな夢見てられなかったんだ」 クローディオは、ずーっと、 「みんなこれからちゃんと生きられると思う? 解決して、ちゃんと寝て飯も食ってさ。ちゃんとおっきくなれるかな」 先の現実ばかりを見ている。 もう自分のこの先はなくとも。 (+23) 2022/07/22(Fri) 3:03:15 |
【秘】 鳥籠 ワルゴ → 命灯癒光 リーディエ「───…………」 どこか、現実離れしたようにも聴こえる言葉に 平穏はもう返ってこないことを、予感する。 ひとごろしを探すことは、 ……ひとごろしを増やすことにも、なる。 ひとごろしを放っておくからではない。 疑って、怪しんで、それでころしてしまう。 自分もそんな激情をいだいたくせに、 そんな当たり前のことを、 自分は飲み込めてなかったらしい。 『───冷静さを失わないで』 だれかの言った言葉を、おもいだして。 あなたを掴んだ手が、ゆっくりと下ろされた。 「そう、」 「そっか、」 「……………………そっか」 感情を処理できてない言葉が、ぽつり、ぽつり。 俯いて立ち尽くす籠に、表情はない。 「…………リディは」 「ひとごろしじゃないわよね?」 (-126) 2022/07/22(Fri) 6:20:05 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 骨頭 クローディオ当たり前に触れ合うことが出来ないのは、呪いのようで。 ずっと、ずっと……我慢してきた。 痛みを伴うから?……そうじゃない。 今のクロのように、心配をさせてしまうから。 咎められなかったことに安心した。 間違いだと言われなかったことにも。 「……………えぇ、」 へたり込む前に、ふらふらと後退して。 それで日陰に入って、その場に。 一度座ると、地面にくっついたように動けなくなった。 「クロ……ありがとう、」 我儘を聞いてくれて、嬉しかったの。 貴方の温もりを感じる、最初で最後の時。 (-127) 2022/07/22(Fri) 6:34:33 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 無線通信 ユングフラウまだ、体は調子を取り戻せないのに。 それなのに、貴方との距離が出来ていく。 「……そうやって、殺すんですね。 責めない理由にはならないなんて、馬鹿みたい」 鈴の音が鳴るように、くすくすと柔らかい笑い声を零し。 「──…どうして私にはできないと、そう思うの?」 ザクリ。地面の具合を確かめるようにスコップを刺す。 「……あぁ、許されることが貴方には苦痛ですか? 私の感情よりも、……苦しんで欲しいわ」 生きて苦しむの。それが、償いというもの。 それから、呼吸ひとつ分間を置いて。 「ねぇ、そうして自分を責めると少しは楽になりますか? …きっかけは主様。間違えたのは皆。忘れないで、」 貴方だけじゃない。皆が、間違えた。 今更何を言ったところで、壊れたものは戻らないけど。 ザク、ザク。砂を掬い、穴を作る。 不慣れな作業は重い体には辛くて、それでも──止めない。 (-128) 2022/07/22(Fri) 6:52:59 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → ガラクタ モノオキ触れられず、触れてもらうことも出来ず。 ずっと我慢して、でも。…それが嫌だった。 差し伸べられた手を握ることが出来たら。 そしたらもっと、違った未来が見れた? …もしもを語ったところで、今は変わらない。 ほんの僅かな力の行使でさえ、やっぱり 体は痛むから。 少ししてから、撫でるのを止め。離れた。 心配させないように、できる限り笑顔を見せて。 「……モノ、ありがとうございます」 満足感。…他者へ触れられることは、幸せだ。 例え自身の力が牙を向こうとも。リディは今を後悔しない。 (-129) 2022/07/22(Fri) 7:00:59 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 鳥籠 ワルゴ離れる貴方を見て、こちらも手を離す。 ふらつく体は止められないから、壁に寄り手をついて。 「…言葉にするのは、きっと……簡単です」 問いかけに対し零すのはそんな言葉。 「救えなかった私を、ワルゴはどう見ますか。 ………見ているだけの人も、ひとごろし……なのか」 手を下す人。ただ見ているだけの人。止められない人。 悪いのは、誰だろう。 口の端から 僅かに苦しげに 吐息を零し。それでも貴方を見つめる視線は逸らさずに。 本当にしていないかどうかも、言葉だけでは分からない。 クロが振る舞いや見た目で判断されたように。 そうした疑心が、平穏を壊し。そして、破滅を導くのだろう。 (-130) 2022/07/22(Fri) 7:13:05 |
【秘】 無線通信 ユングフラウ → 命灯癒光 リーディエ〔 ▙ ▜▓▗ _ 待って……待って……っ!〕距離が離れたことに気がついて、追いかける。 〔 ▙ ▜▓▗ _ 違うの、今の、リディに言ったんじゃなくて……声 が、クロが…………!〕抱きかかえた身体は動かぬまま。肢体はくったりと力無きまま。 壊れた彼は、壊れたまま。 だけど、声がするのだと主張する。 妄言だと、思われて仕方ない内容を。 それは、たまたま、貴方が口にしたことと同じで。 〔 ▙ ▜▓▗ _ 『生きろ』 って……〕それを口にすることで、貴方がどう思うのか。 声の主が、それを貴方に聞かせることを望むのか。 そんなことを考えずに、だけど貴方に伝えたくて、ただ口走る。 (-131) 2022/07/22(Fri) 7:16:16 |
【墓】 無線通信 ユングフラウ>>+17 クローディオ 〔 ▙ ▜▓▗ _ ぅ……うん。〕飾り気の無い肯定に、らしいなぁって。 痛いような呻きを上げながら、ほっとしたような返事。 〔 ▙ ▜▓▗ _ ワルゴ……に……ぁぅ、そうします……。〕〔⿻▫__そういえば、見掛けなかった〕 思わず言葉が畏まってしまったのは、正しい説教だなって思って。 こんなことになっても、なんか変わらないなぁって泣き笑いのような変な顔になる。 〔 ▙ ▜▓▗ _ うん……うん……。クロ、まだ、居てくれる? ずっと……僕たちと一緒に。〕 教えてくれるってことは、見ててくれるってことなのかなって都合よく解釈して。 そもそも、貴方の声が聞こえる理屈もよく分かってないのだけど。 死者に喉は無くても心はあるから、だからこその体質による混信かもしれない、なんてのはきっと、後から至る推測。 〔 ▙ ▜▓▗ _ あ、リディ…… 待って、待って……っ!〕すっかり距離が離されてしまったことに気がついたなら。 今は貴方の願いに従うように、生きてる姉の方へと駆け……るには貴方の身体は重いな。のたのたと追い掛けて行くだろう。 (+24) 2022/07/22(Fri) 7:35:58 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 無線通信 ユングフラウ貴方の言葉で、再度動きを止める。 何を言ってるの?そんなことあるはずが。 「あ、なた………ッ」 この状況でよくも。…と吐き捨てようとしたのに。 続きの言葉は紡がれず、くしゃりと顔が歪む。 ユンならそれが出来るのかもって、そう思ってしまったから。 話が噛み合わない と、そう思っていたから。手にしていたスコップを滑らせ、地面に転がる音が鳴る。 それと同時に、表情を隠すように両手で顔を覆って。 でも、許せなかった。妄想の中に逃げること。 だから、噛み合わないなんて。そう思いたくなくて。 「……生きていたくないです…、クロ………」 疑心と争い。もう戻れない平穏を思い、震える声で呟いた。 (-132) 2022/07/22(Fri) 9:02:01 |
【秘】 命灯癒光 リーディエ → 電球 フィラメントゴリラ・ゴリラ・ゴリラ(遺伝子組み換えでない)様へ 7/21 2:53:15の秘話の追記ですわ〜!! もし宜しければ、部屋への訪問を追加で…… 軽く生存時と、死亡後のお話を希望したいわ! ただもし既に、他の方がメモを見た。 あるいは、貴方の死体を運び出した。 等あれば、こちらはお断りいただいても大丈夫よ 勿論前者も状況によってはそれで問題なし…! お手隙の際に合わせてご確認よろしくお願い致しますですわ〜 94本の麦仙翁flower (-133) 2022/07/22(Fri) 11:15:56 |
リーディエは、眠れない夜を過ごし、今は森の中。 (a33) 2022/07/22(Fri) 11:52:30 |
【独】 命灯癒光 リーディエ「こほっ……、」 スコップを引き摺りながら森の中を歩く1人の少女。 歩くペースは速くないし、時折木に手をついて休憩する。 ここ数日で、体の不自由さが続いている。 「………あと、何年」 生きることが出来るのだろうか。 本当はもう、生きていたくはないけれど。 戻らない時の中、生き続けるのは苦痛だけれど。 誰かに触れる度に理解する。 呪いのような力が、何を食らうのか。 だからこそ、思い出を抱いて 最期まで。 皆と一緒に。……いたかった、な。 (-134) 2022/07/22(Fri) 12:02:45 |
【秘】 鳥籠 ワルゴ → 命灯癒光 リーディエ「…………」 あなたの問い掛けに、籠頭は俯くように傾いて 答えに窮するように、暫くの間。 あなたの具合を慮ることの出来る、心の余裕は無かった。 ご主人が、だいじな家族が、だれかに殺されて、 その疑いがひとごろしを生むのは、分かってしまう。 だからこそ、それを止められないのもしかたがないと 思うから、見ている人を、止められなかった人を、 悪いと言い切ることは、できなかった。 ……悪くないと言い切ることも、できなくて。 わかんない、と言うように ふるふると頭を横に振る。 「これじゃ、このままじゃ、」 「ひとごろしをさがすために、みんな」 「…………みんな、ひとごろしに……なっちゃうのかしら」 「そしたら、……そしたら」 「ご主人を殺した人が、分かっても…………」 「…………」 ぽつ、ぽつと不安そうにつぶやく言葉は けれども震えることは無い。 それ以上の言葉は出てこなかったのか、 そうして俯いていた。 (-135) 2022/07/22(Fri) 12:11:13 |
【秘】 浮遊する ハグベリー → 命灯癒光 リーディエ大した話で、ないならば。 きっとそんな無理に笑ったりはしない。 貴方は触れられるのを拒むから、 抱きしめても上げられないことがもどかしかった。 「……それは。」 「……何に対して………?」 誰が主人を殺したか、なのか。 それとも。 その誰を、どうするか、なのか。 あるいは。 もっと別の、なにかなのか。 (-136) 2022/07/22(Fri) 13:21:07 |
ハグベリーは、息苦しい。吐いた空気が上に昇っていくのを見た。 (a34) 2022/07/22(Fri) 13:21:42 |
【赤】 浮遊する ハグベリー青年が来るのは。 まってからそう時間も経ってないうちだろう。 いつもより少し低い高度で浮かぶ青年は、 貴方の姿を見つければ、近づいて。 「……………………。」 口を、閉じて、開けて、閉じて。 結局、何も発せないまま。 なんであんなことしたの (*4) 2022/07/22(Fri) 13:24:26 |
【秘】 無線通信 ユングフラウ → 命灯癒光 リーディエ〔⿻▫__ リディ……〕 クロを抱いたまま、数歩歩み寄る。 〔 ▙ ▜▓▗ _ ダメ……ダメだよ、リディ。生きてて、許さないでいてよ……。だって、クロ、最期まで皆の食べる物のこと心配してたんだ……畑、頼むって……。〕 皆が生きるための糧のことを。 それからそっと項垂れるように、こつん、と異形の角を貴方の肩口に触れさせる。 普段絶対に触らせないそれを、今だけは確実に心の底からを伝えたくて。 〔⿻▫__ 僕はもう、誰にも……居なくなって欲しくない……〕 そうしたのは、一瞬だけ。 〔 ▙ ▜▓▗ _ リディ、クロと一緒にいてくれる? 〕抱いていた身体を近くの木の根元に寄りかかるように座らせるだろう。それから、貴方が取り落としたスコップを拾い上げ、穴の続きを掘り始める。 畑仕事を手伝って教わっていたから。足掛けを踏んで深く土に食い込ませては、てこの原理で土を掻き出すやり方は、クロがするのと同じ仕草の筈。 (-137) 2022/07/22(Fri) 14:04:05 |
【秘】 電球 フィラメント → 命灯癒光 リーディエ/* もちろんよろしくてよー!! 今のところ誰もメモなど見てないし死体も動かしてないですわー!! なので問題なくてよー!! (-138) 2022/07/22(Fri) 14:24:16 |
【赤】 手探り ノル見上げる。来てくれるって思ってた。 来ないとも思ってたけど。 嬉しい。「嘘に決まってるよね」 あれ?違う。もうちょっとベリ兄が悲しくならないように言うつもりだったのに。 「どうしてお父さんのこと話して大丈夫と思うの?なんともなくて、分かってもらえるって思うの」 そうじゃなくて……、 「……一応フィーにも話したけど分かってもらえなかったよ、刺されたし」 嘘をついた。話してない。話せるわけない。話して耐えられるわけないこんなの。 「だからもうフィーも死んじゃった」 続けた言葉で、この夜何があったのか。何が既に起こってしまったのか。分かるだろう。 (*5) 2022/07/22(Fri) 14:44:25 |
【赤】 浮遊する ハグベリー青年が、ここに来たのは。 一つは、貴方とお話をするため。 一つは、貴方を心配したため。 なんであんなことをしたのかは、わからなくても。 それをしたことで、貴方が苦しんでいるのではないかと。 泣いていやしないかと心配した、僅かばかりの兄としての。 だけど。 「………なんで………。」 貴方は当然のように言う。 軽い悪戯みたいに言う。 フィラメントも死んじゃった。 吐いた息がガボッという音を立てて、上に昇った。 「……何で死ななきゃいけないの…………」 「なんで、殺さなきゃいけないの…………」 「ノル……置いていかないでよ…………」 「俺まだ、昔の幸せから抜け出せないよ………」 あったはずの日々が崩れていくことに耐えられない。 ねぇ、どうしたらこの息苦しさから解放されるの? 貴方の冷たい言葉で、いよいよ心の拠り所を失くした青年は。 何かに縋るように、貴方に両手を伸ばした。 (*6) 2022/07/22(Fri) 16:04:46 |
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