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【鳴】 捻くれもの ベルヴァ「だい、じょうぶだ……」 声が若干遠いのは起き上がりながらだから。 大分動揺したのか声が震えている。 そりゃあ惚気話を此処で延々とされたら 自分の心が死ぬ。無理。恥ずかしい。 「通信は別に、使うのは反対しない。 惚気はちょっと、勘弁してくれ… 恥ずかしい…… 」 (=6) 2024/04/12(Fri) 21:23:49 |
【秘】 星になった カテリーナ → 黄金十字 アウレア「……っ」 近づいた顔に、低い声に、一瞬。 ほんの一瞬、怯えの色が浮かんで。 けれど視線は逸らさず、表情も真剣なものをあなたに向ける。 「そうですね、皆さんには感謝しています」 発された声は感情を抑えたように、平たく硬質な声。 あなたには、ここの人たちにはあまり聞かせたことのない、声。 「でも、」 「それでもよかったのかもしれません。 私のしたことは、それほどのことですから」 もちろん、死ぬのは怖い。 怖いけれど……怖いから、こそ。 あなたとエーラにそれを与えたことへの後悔が、 止められなかったことへの後悔が、今も胸に渦巻いている。 「はい。『カテリーナ』がアウレアさんを。 皆さんを裏切ることはないでしょう、きっと」 いつもの表情へ戻った上司と裏腹に。 罪人は静かな声と薄い表情で頷きを返した。 (-79) 2024/04/12(Fri) 21:31:35 |
【秘】 黄金十字 アウレア → 星になった カテリーナ『ふうん』 『判ってんじゃねえか。それならいいよ』 ぶらり、腰の手は楽にして言葉と声音はアッサリと。 『とはいえ然るべき報いは与えられるわけだ。 それなら俺は文句も無いし』 『お前のことは赦すよ。お前が誰だろうと』 アウレアが嫌うのは報いの無い事。 そして罪科と裏切りそのもの。 それを犯した人間自体を憎む事は無く。 『AIになるって言ったっけ。 お茶会出来なくなっちゃうかなぁ……』 そう呟くアウレアに、やはりあなた自身への恨みなども無く。 『……大丈夫だよ』 『AIだってデータだって生きてるんだからさ……。 殺す羽目になんなくてよかったとも思う』 『カテリーナ』だろうと、そうでなかろうと。 目の前に居るのは可愛がっていた部下そのもの。 あなたの身を案じてもいる。 (-80) 2024/04/12(Fri) 21:54:29 |
【鳴】 商人 レオン「はは、ベルが恥ずかしいみたいだからあんまり惚気は話せないなぁ」 「……。 まぁ、誰がどう考えようと、リーナも俺の身内だから。俺が甘いのは当然」 裏切りを知ってなお、その考えが変わらなかったのは。 他でもない貴方であったからだと、そう思う。 レオンは交渉において、人を見る目には長けている。 敵の間者だと知っても、そこには理由があることも、落ち着いて話せばどうにかなると思っていたことも、自分たちを決してあの場で傷つけなかっただろうことも予測していた。 それはこの船でのやり取りがあったからであり、手を伸ばせば敵との間で苦しませずにすむのではないかと、そう考えていた……から。 「だから、待ってて。 きっと、 大丈夫だから 」 (=7) 2024/04/12(Fri) 22:10:37 |
【秘】 星になった カテリーナ → 黄金十字 アウレア「……赦しに、感謝を」 今度は監視役を刺激しないように、 緩やかな動きで、頭を下げて。 「そうですね、一緒にお茶できないのは残念です。 でも、お茶を淹れるくらいはできますから。 お茶を持って行くことも」 下げていた頭は戻ったが、 今度は視線が僅かに下へと沈む。 落胆を示すかのように。申し訳なさを表すかのように。 「心配、してくださるんですね。 やっぱりアウレアさんは、お優しいですね」 真っすぐに結ばれていた唇が、 その端だけを僅かに上げて、微笑った。 「……聞いてほしいことが、あります。 懺悔、なのかもしれません。 でも、お願いも、あります。 あなたの優しさに、”私も”甘えても良いでしょうか?」 (-81) 2024/04/12(Fri) 22:35:10 |
【鳴】 星になった カテリーナ「ダメですかぁ?ざぁんねん♪」 残念がってはいるもののくすくすと笑って。 また、ベルヴァさんの可愛いところがひとつ見れました。 「もう……本当に甘いんですからぁ。 それに開き直っちゃってますしぃ……。 お返し考えるの大変なので、ほどほどにしてくださいねぇ?」 既に返せない恩ばかりなのに。 返せる時間もそれほど多くは無いのに。 ほんのすこしだけ、欲が出て。 けれど、本来ならこの優しさも 『カテリーナ』に与えられるもの。 だから、”私”は……。 私も生きたい、なんて。願えません。 「はぁい、『いいこ』にして。 待ってまぁす」 わるいこ、はもう少しでいなくなりますから。 (=8) 2024/04/12(Fri) 22:59:01 |
【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア「……その言葉だけでなんだか十分です」 それならば、いつか過去の自分と向き合ってあげるのもいいのではないかと思い始める。 それを決めるには少しお金と時間がかかりそうだが、どうにかしてくれると信じられる人がいるから。宝くじぐらいに。 「それでなんとかなってしまったのも凄いですね。 仲がよかったからか相性が良かったからか……」 「……皆を縛ってる、ですか。 今回みたいなことが尚更、ですよね。 一番はじめのあなたの感情で今の形になってるなら、 やっぱり皆さんに話は聞きたいです」 死というものを知ったのだ、心に負担がないはずがない。 余計に皆と離れがたくなってしまったのならそれはそれで話す機会があった方が良いと思って。 「ええでは、帰ったら一先ず人格のメンテナンスをしましょう! 私、アウレアさまにはできる限り健康でいて欲しいんです。 知らず知らずのうちに疲れているかもしれませんし、 一人で管理してちゃ危ないですよ。色々、たくさん。 人格データなんていつバグが起きるかわかりませんし、私ももっと勉強しますから」 「だから、無事に帰ってくるのを待ってますよ」 「一人も落とさず仲良く戻ってきてください」 (-82) 2024/04/12(Fri) 23:00:22 |
【秘】 黄金十字 アウレア → 星になった カテリーナ『…………』 普段と違う声のトーンに、振る舞い。 いつもとは違うあなたのその様子を、 それでも何も言わず、アウレアは受け止めて。 『おう。聞いてやるよ』 今度は屈むように膝を曲げて、 さっきまでとは逆、見上げるようにあなたを見る。 『懺悔を聞くのもシスターの仕事さ。 甘えられるうちに甘えておくもんだぜ』 そう言って、立てた自分の両膝に頬杖を突いた。 (-83) 2024/04/13(Sat) 0:25:31 |
【秘】 仕分人 ナル → 総合雑務機体 カンア「カンナさま、ご機嫌いかがでしょうか」 船内も落ち着き到着の目処が立った頃、もうすっかりオトモくんを連れ回す姿がこなれてきたらしい仕分人があなたの元を訪れる。 「今日は私のお部屋にでも招待しますよ。 凄い汚んですが、良い感じの物がいっぱいで!」 というのは前置きで、一先ずは無事に解決しましたので報告をしにきました。壊されないで良かったですね」 (-84) 2024/04/13(Sat) 0:36:06 |
【秘】 黄金十字 アウレア → 仕分人 ナル『今回のは俺様ちゃんのせいでもあるけど〜? ……ま、二度も三度も別れたくはないよ。 仕方のない事は仕方ないって、わかってはいるけどな』 逃げれば命だけはあっただろうに、 逃げずにいたのは自分の判断だ。 自分以外の皆も、それを許してくれただけで。 死ぬのは怖くない。けれど別れは耐えがたい。 寂しさには終ぞ慣れなかった。 けれどそろそろ自分も大人になるべきだろう。 どんな海を揺蕩った舟であれ、錨を降ろすべき時がある。 『メンテ? いるか? まあ一応不備があったら嫌だしな。 ……してくれるなら、ありがたいよ』 『大丈夫、だって俺様ちゃん達は強いから! ご安全に戻って来てやるよ。……ああ、そう』 『オトモ君の中に、もう一個人格データが残ってるんだよ。 俺様ちゃん……アトラが マフィアになる前 のデータ。その子もメンテしてあげてくんない?』 (-86) 2024/04/13(Sat) 0:41:29 |
【秘】 総合雑務機体 カンア → 仕分人 ナル>>-84 「ロボ? 御機嫌ようロボ ナル様〜」 船内がある程度落ち着いた頃ともなれば、 彼もまた普段と変わらず、意味もなく廊下を走行していた。 「とー。あー、そうロボねェ。 乗員の皆様方におかれましては め〜〜ちゃくちゃ働いて大変お疲れ様でしたロボ」 「壊されなくって良かったのは本当そうロボね!! 結局バグでちょ〜〜っと思考領域が アボンしたヤツがいくらか出たくらいで、 機体の損傷自体は全体的には軽微だったロボか」 全体的な損害を思い起こすように首(?)をひねる。 不要な動作。 様々がまとまったのはいい話ロボね。 今は気を抜いていい時ロボから気を抜いてよ〜〜!ロボ」 手の役割のアームを突き上げて。 お部屋ご招待には「光栄ロボね〜〜」と言い、 あなたについて行く構えだ。 (-88) 2024/04/13(Sat) 1:00:11 |
【秘】 メイドッwワハハwマン マンジョウ → 商人 レオン「いやいやwww推しに責任とらせるとかwwwポタクの風上にも置けませんぞwwwそれにwww拙者別にwww立場とかどうでもいい……、よかったでござるからなwww」 まあ、ちょっとした心境の変化もありつつ。同格になってなお変わらぬ敬語の右腕に、今日も変わらぬ調子のオタクのキャプテン。ある種この部下あってこの上司ありと言うか、なんというか。順不同。 「そりゃwww拙者がやればやるだけwwwこの船の評価もあがりwww少しでもwwwクルーの自由が利くようになればwww万々歳でござるからなwwwまあwww監視の目が緩む事はないと思うけどwww」 「おっwwwレオンタソのワガママタイム!?www勿論勿論wwwつってもwwwもうちょい早ければなーwwwもっと自由に色々出せたでござるがwwwその辺考慮してwww貰えたらなーwwwツッテwwwwwwささwww遠慮なくwwwどうぞwwwwww」 (-89) 2024/04/13(Sat) 1:05:28 |
【秘】 仕分人 ナル → 星になった カテリーナ「これが私ですからね。 偽ることが出来ない、不器用な人間だと自覚しています。 あと5年、もしかしたら10年もすれば流石に…… 冗談も言えてわがままやおねだりも聞ける身体になっていると思いますが」 「その証明はAIに判断して特訓して貰うとして。 いつかのあなたには驚いて貰うことにします」 処罰の先に待ち受ける物を軽く受け止めていない、故にしばらくはどちらのあなたにも会えないと解釈をしている。 それほど思考は分けているし、新しいあなたとの出会いも受け入れている。 だからこそ諦めずにあなたの帰りを待てると、どんなあなたともうまくやっていけるとこの口は言えるのだ。 「勿論」 何年後になろうとも答えはきっと変わらない。 うぬぼれじゃなく、あなたのことを信じているからそう思える。 時間の牢屋に閉じ込められた後も、長い眠りのその先、 瞳を開ければきっと同じように開けた星空がみえるはずだから。 「断ったら嫌ですよ?」 近づく音に身体を向けて、真っ直ぐにあなたを見つめて見せた。 (-90) 2024/04/13(Sat) 2:02:17 |
【秘】 仕分人 ナル → 総合雑務機体 カンア「バグと言えば、カンアさまがおかしくなるとどんな口調になるんでしょうね。 いつも私より敬語でない話し口調が上手ですから、単純に気になります」 あなたの出自を知っているからこそ、デフォルトというデータが異常の基準になる。 今日の処分になった彼女達と似たようなものに見えるのは確かだが、記憶の有無がやはり違うのだろう。 つまり何かを望む意思があるのなら実際それは初期のプログラミングか、夢のようなもので。 本来のAIには発生し得ない、人間を元にしたAIの弊害になるうるバグだ。 「ついてきてくださったところでやって貰うのは運送の仕事なのですが!」 あなたは特にいやがりはしないだろう。 ひとつひとつにラベルのついた箱がその部屋には点在している、どれもエーラが貼って置いてくれた物で、片付いている物と片付いていない物が一目瞭然だ。 「あの箱と、こっちの箱を整備の方の元へ! 人間的に言えば想像の3倍以上重たいので一つずつ載せてくださいね」 指さしで指示をしながら自分は退いて椅子の上へ。 一度片付けをしたらしいその部屋の床は再びガラクタが散らばっていて、普通の人間が踏んでしまえば怪我をしてしまうだろう。 「そうだ、カンアさま。 私やりたいことができたんでお伝えしたいんですが。 近々昇進の目処を立てる予定なのでその際カンアさまを引き取れないか相談するつもりです。つきましては、えーと、その日まで日々の記録データを取りたくありまして! 日課のお仕事が増えてしまうのですが、どうぞお願いしますね」 (-91) 2024/04/13(Sat) 5:22:37 |
【秘】 UNK-403 エーラ → バンカー ストレルカ呼び出された少女は、やはりすんと澄ましたような。 はあ、と溜息を吐く様子は諦めにも呆れのようにも聞こえる。 「ノッテを、このヴェスペッラに乗った人員を嫌いだと。 今でも殺したいと思っていると」 「そう言ったら、わたしへの処分は重たくなる?」 「わたしは」 「前にストレルカと話したことが、叶わないなら」 「今すぐここでバックアップを破壊したっていい」 「悔やんでるよ、このバックアップに自壊プログラムを積んでおかなかったこと」 そんな時間もなかったわけだけど。 未だ、あなたが自分を家族だと思っているなら。酷いことを言っていると思う。 「こうなってるなら、他のソーレのメンバーも暴かれてるんでしょ」 「どうなったの」 (-92) 2024/04/13(Sat) 11:06:05 |
【秘】 星になった カテリーナ → 仕分人 ナル「……はい、待ってます。楽しみにしてます。 いつかのナルさんに、驚かされるのを」 この航宙が終わったら、ヴェスペッラから離れてしまうことを理解した。 そこに寂しさを感じて。けれど、同時に与えられた希望に、 ”いつか”の言葉に、喜びも感じて。 寂しさを喜びで覆った微笑みで、頷く。 ――いつかの、あなたを。『二人』で迎えることになるとは、 この時は微塵も思っていなかったのだけれど。 (-93) 2024/04/13(Sat) 13:36:04 |
【秘】 星になった カテリーナ → 仕分人 ナル「はぁい、ありがとうございまぁす」 一歩、近づく。 以前も聞いた言葉に、くすり笑って。 「それじゃあ……失礼しますね?」 もう一歩、前へ。 進むと同時に、あなたの胸に飛び込んだ。 さっきから高鳴ったままの胸を、あなたに押し付ける。 これが答えだ、と言わんばかりに。 (-94) 2024/04/13(Sat) 13:37:35 |
【秘】 星になった カテリーナ → 黄金十字 アウレア「……。」 礼の言葉の代わりに頭を下げる。 本当は深く下げるつもりだったのだけれど、 拘束された身ではならずに。 「私『アンジェリーナ』は懺悔します。 あなた達を傷つけたことを、この船を傷つけたことを。 あなた達を謀っていたことを、 多くのことを隠していたことを」 手を組むこともできず、ただ首を垂れて、更に続ける。 「……。 『カテリーナ』の。 大切な妹の安らぎを未だ認められないことを」 (-95) 2024/04/13(Sat) 14:14:46 |
【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア『オトモ君の中に、もう一個人格データが残ってるんだよ。 俺様ちゃん……アトラがマフィアになる前のデータ。 その子もメンテしてあげてくんない?』 「その様子じゃ、アウレアさまも始末書書くんですか……? 命を軽く扱っていないようで幸いです、本当に怖かったんですからね」 今だって、心のどこかではこの『アウレア・チャーチ』と再び会話できるのは奇跡の先なのだと思っている。 その黄金がどんな輝きでもあなたであるのに、正直完全な同一視ができるかどうか。それよりも。 「もう一人って、ああ……一応聞きました、その。 一番やばそうな方のことですよね 」「その方こそ、なんといいますか」 あいたかった人には違いないのだが、如何せん自分の人格を消してまでこの集合体を作り出すほどの人間だ。極まっているにちがいない。 「……お話は、しっかり、させてもらいたいと思います! ええと、なんというか。先輩と言いますか仲間? のような方ですので、仲良しになれたら良いのですが!」 「わからず屋でないことを願いますね」 (-96) 2024/04/13(Sat) 14:28:45 |
【秘】 バンカー ストレルカ → UNK-403 エーラ「それは私には判断しかねます。 ただし、上部がその一言のみで大きく動くことはないと 予測することは可能です」 「けれど、重要な証言のひとつにはなるでしょう」 やっと引き出せた、笑みを綻ばせたような声色には遠く。 学習を重ねたプログラムは、それを残念だ、と思う。 ストレルカは、未だあなたを家族だと思っている。 あなたが全てを嘘にしてしまわない限り。 しかしそれはそれで、これはこれなのだ。 淡々と述べる現実はバンカーとしてのもの。 「カテリーナ──アンジェリーナ様については、 既に拘束され、差し当たっての処遇の方針も決定済み」 「ユウィ様は自害なされました」 後者への疑いは、殆ど状況証拠からのものでしかないが。 共に亡骸となって発見されたアソシエーテ──ジャコモには 目立って怪しい点も無かった。となれば、 そのニ名が人格バックアップを利用している事からも 逃避行を行う為に自害して離脱したと考えるのが自然だ。 (-97) 2024/04/13(Sat) 15:26:48 |
【秘】 バンカー ストレルカ → UNK-403 エーラ「いずれもただでは済まないでしょう」 「ただで済ませてはいけないのです」 「彼らも、あなたも」 「そして私も」 不要な学習データの削除。 学習元となった人格データのオミット。 それらによるプログラムの最適化。 学習によって不完全になってしまった機械への処置は、 容易に予測が付くもので。 (-98) 2024/04/13(Sat) 15:27:13 |
【秘】 箒星 ストレルカ → UNK-403 エーラ「あって当然だったものは無く」 「これまで積み重ねてきたものも失って」 「新たに歩んでいくのは、私もあなたも変わりません」 この船に居る以上、此度の件に纏わる責任を負う以上。 これからは行動の自由も減って。 オーナーを頼って解決する事も、ずっと少なくなる。 「それでも私は歩いていけますよ」 「計算するまでもなく」 「この船に、あなたが居るから。」 「今はいつ叶う夢になるかもわかりませんが」 「それでも。遠い星に、一緒に手を伸ばしてはくれませんか」 いつの時代も、人は星に手を伸ばし続ける。 そうしていつか、人は遠い星にだって追い付ける。 光の速ささえも超えて、何処までも。 (-99) 2024/04/13(Sat) 15:27:51 |
【秘】 総合雑務機体 カンア → 仕分人 ナル「ロボがおかしくなるトゥ〜? んー、デフォルト設定になるんじゃねェロボか?」 「“人の為に働くことが当機の本分です。 ええ、喜んで運送の仕事を引き受けましょう”」 みたいな。 普段の軽妙さは鳴りを潜めた、 人間のために働くAIのお手本のような話口調。 部屋に着けば「マジで散らかり放題ロボね」と感想を零し、 指示や注意に軽く了解をして作業を進める。 お願い事には一度手を止め、 奇妙なものでも見るかのような目をあなたに向けた。 「ん〜? いや〜〜、こんな中古品引き取っても なァんにもなんないと思うロボ。 って言うか、あーまァ船よりもロボの寿命の方が先に来るロボしね。 船に新規ロボ導入するならいい具合ロボか…? 」「…えっ引き取る?? なんて????」 とりあえず日々の記録を取ることは了解した。 (-100) 2024/04/13(Sat) 16:25:41 |
【秘】 黄金十字 アウレア → 星になった カテリーナアウレアは見つめている。 あなたの懺悔を見つめている。 胸中何を思おうとも、アウレアは表情に出さない。 普段こそあのような振る舞いをすれど、 本来はそういう性質だった。 アンジェリーナ。 あなたはカテリーナではなかった。 大切な人の死を認められずにいる、静かなひとだった。 『……あなたの懺悔、しかと聞き届けました』 『きっと神は赦して下さるでしょう。あなたの罪を』 『それに』 『……家族が死んだのを認められないのは、罪じゃない。 面影を追う事だってする』 『 あたし もそうだもんな』立ち上がる。両手を組んで祈ることはしなかった。 ただその手は、あなたの頭を緩く撫で。 『アンジェリーナ。……いつか飲み込める日が来る。 安らかな思い出になって、記憶の中で笑ってくれる』 きっと、そうだ。遙か幾光年先に輝く、星みたいに。 『お前は救われるべきだよ』 『……何が救いになるんだろうな。お前には』 (-101) 2024/04/13(Sat) 16:33:39 |
【秘】 黄金十字 アウレア → 仕分人 ナル『さあ? 死ぬ直前の自分の行動は俺様ちゃんも分からねえけど、なんか変な事してりゃあ書かされるろうなあ……』 『少なくとも軽んずることはないさ。 なんたって7人分の命を背負ってるんだからな?』 奇跡を叶えるデータは、神の御業などではないけれど。 技術という物はこうして人の命も再生してしまう。 命が軽くなったのか、それともデータが重くなったのか。 どれだけ時代が進もうと、解釈は個人に委ねられたまま。 『 やばそう って。今の俺様ちゃんよか大人しい奴だよ。静かな方だし……』 『ま、分からず屋で無い事は確かだな。 よろしく頼むよ。お前も無理しないようにな?』 『次一緒に仕事するときゃ、ばっちり復活してやんよ』 (-102) 2024/04/13(Sat) 16:44:29 |
【鳴】 商人 レオン「ふふ、俺が動かなくても色々やってくれそうなのが何人もいるから」 「だから俺がやるのは一つだけ。 キミを守るよ、ずっとね」 キミの身体を、破損一つ無いまま。 ずっと眠らせて待とう。 いつか、キミのまま蘇生させてあげられる日まで。 「いいこ、ねぇ。 俺はわるいこでも構わないんだけどさ」 「ベルにも言ったけど、俺には甘えても、わがままを言ったっていい」 「だって……全部ひっくるめたものが、キミ自身だろう?」 男は何も知らない。けれど、2つのデータがあることくらいは知っている。 (=9) 2024/04/13(Sat) 17:49:01 |
【秘】 商人 レオン → メイドッwワハハwマン マンジョウ>>-89 「どうでもいいと言ってもらっては困るんですよ」 この船のキャプテンはあなた。 俺はその右腕だ。 その関係を変える気はないから、それならば貴方には上に居続けてもらわなければならないわけで。 相変わらず聞き返さなければわからないような言葉をすんなり聞き取りながら、頷く。 遠慮なくと言われるならば、言わせてもらおう。 「じゃあ、もう一度カポになってください、キャプテン。 その上も目指したって良いですよ、その時は俺がカポになれますからね」 上に居てくれるからこそ、俺は自由に動ける。 水を得た魚のように。 だからこれは、俺にとってはこの上ないご褒美なのだと、嫣然たる笑みを浮かべて主張した。 (-103) 2024/04/13(Sat) 17:58:38 |
【秘】 星になった カテリーナ → 黄金十字 アウレア「……。」 赦しの言葉に、再び静かに頭を下げた。 顔をあげ、あなたに視線を戻した女は 口を開きかけて……代わりに息を呑んだ。 「アウレアさんも、ですか?」 立ち上がるあなたを目で追うが、 手が伸ばされればそれを大人しく受け入れて。 「私は……それが、あの子を唯の記憶にすることができなくて。 あの子の命が奪われたのが許せなくて」 だから、復讐を試みて 「あの子の道が閉ざされたのを認められなくて。 どうしても、認めたくなくて。 ……あの子の人格データをエミュレート、していました。 それがあなた達の前に居たカテリーナという子、でした」 「私の救いは……」 それが終わった今だから、 「もう一度、あの子に道を」 愚かな姉に捕らわれない生を。 「望みます」 「ですから……アウレアさん。 『カテリーナ』を、あなたにもお願いできませんか? あの子が貴女を慕っていたことは本当で、 きっと貴女を裏切ることはないと思います。ですから……」 (-104) 2024/04/13(Sat) 18:05:33 |
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