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【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 愛玩用 エマ「生まれた時から大人で、大きくなっても子供のままならば…… 落ち着いたように見える綺麗な君にも子供らしい部分がある? 僕達はそう解釈するけれど、君はどうなんだろうなあ。 君のそういう一面が見れたらもっと親しくなれそうだけど。」 でも、たった今自分の指を綺麗にしてくれる綺麗な君が 隙やら他を晒す状況が想像つかないというのはあるから。 だからこそ不出来な愛玩用は君に甘やかされ続けるままだ。 塗りこまれるクリームを見下ろして、君の指先を眺めている。 整えられていく爪の先を見下ろしているばかりであった。 それも罠や隠し場所の話になれば逸れてしまうのだけれども。 「自分だけの場所となれば食べてしまう……とか? あまりにも幼稚で簡単過ぎる考えかもしれないけどねぇ。 僕にはそれぐらいしか、…… あ。すごい、」 きちんと整えられた爪に、柔らかな香りの手。 主人にもされた覚えがないことだったから、思わず手を広げて 自分の視線の高さまで手を持ち上げしげしげ眺める事になった。 確かめるように優しい匂いを漂わせる自分の手を開いて、閉じ 「……ありがとう。エマ。 本当に君は優しくて綺麗な子だ。 最初疑いながらここに来たのが馬鹿らしくなってきたよ。 君に甘やかされた手を台無しにしてしまう前に、…… そろそろお暇しておこうかな。迷惑をかけてしまってごめん」 疑う事を止め、君に微笑みを向けてから立ち上がろう。 君が手入れをしてくれた手を何度か撫でて 一歩離れ ―― 去る前。間際に。 (-118) 2021/10/10(Sun) 14:21:25 |
【秘】 忘却の金糸雀 リヤ → 宣教用 ルツ「―― わ たし、 は! 違う…… わたしは、 ルツに痛い思いをさせたいんじゃない!」 高い声は、大きく叫ぶ。唄を忘れてただ叫ぶ。 「誰にも痛い思いなんてさせたくない! ユーなら、ユーならやさしく終わらせてくれる! だから、 お願い ルツ ルツ……」 項垂れる。鳥籠の扉に掛かった頑丈な錠を見る。 ぽた、と涙が一粒落ちる。機械に必要のない機能。 「道具らしく、一緒に、みんなで、終わろうよ。 ぼくが現実で生きていくために、この思い出は優しすぎて、 …――毒なんだ」 …… だから、たすけてよ。 また、ゆっくりと瞬きをする。閉じて、開く。 今度は鳥籠は、君の頭上を襲わない。 金糸雀の居る鳥籠の横に、同じ大きさの鳥籠がひとつ、現れるだけ。 「…… つかまえさせて。ルツを。きみたちを、みんな」 …… たすけて。 (-119) 2021/10/10(Sun) 14:21:40 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 愛玩用 エマ「事は理解したが犯人は見つけたい。結局僕は憤ったまま。 だから優しいエマ。君に一つだけわがままを言わせておくれ。 ―― もしも君が犯人らしき輩を見つけた場合、伝言を頼む。 僕達は無断で部屋に踏み入り荒らした輩を許しはしない。 そして憤っていて殺意を抱いている。必ず殺しに行く予定だ。 … 伝言、おねがいね。それでは。いずれ、食堂で会おう」 そんな物騒を添えて、手をひらひら。 別れの為に揺らすのは君に手入れをしてもらった側だ。 優しい匂いを仄かに漂わせつつ不出来はこの部屋を後にした―― さよなら、優しくて綺麗なエマ。侵入者の不届きもの。 今後どうなるかは分からないけどまた穏やかに話せますように。 それではまたね。 (-120) 2021/10/10(Sun) 14:23:07 |
リヤは、泣いている。 (c33) 2021/10/10(Sun) 14:36:13 |
【人】 虐殺者 ユーふと、遠く高くを仰ぎ見る。 0と1に溶け崩れ、剥がれ落ち始めたテクスチャ。 その向こうに広がる虚空が覗く。 きっとこの塔の崩壊は、細やかで幸福な日々の終わりは もはやそう遠い未来の話ではない。 金糸雀の、泣く声が聞こえる。 (15) 2021/10/10(Sun) 14:49:35 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 復讐者 スオ部屋に無断で立ち入られ、自分の目が届かないところで 何かをされるのが嫌で堪らないだけ。人を招くのは平気。 何故なら自分が居るなら何をされるかちゃんと見れるから。 君の手を強めに引いてベッドへ落ち着けさせたならば、 均等に整えられたものが並べられた部屋の中、 幾つかの均等が失われた部屋の中、君に饒舌に囀る。 そして、最終的に君の腕の中か膝にぬいぐるみを置いた。 流れとしてはそんな所になるか。 足を組んで頬杖をしていた不出来な愛玩用は君を見て、 「最初からおかしかったのかもしれない。 最初から妙ならば、それは問題が表面に浮上しただけで おかしくなった訳じゃない。そうではないのかなあ。 部屋の件はさて置いて僕は死んだ事に関して何も思わない。 ただ、綺麗なものを証明する為に、仮初の死へ自ら進んだ。 綺麗な子に綺麗なものを与える為に、仮初の死を選んだ。 シロとのそれは実に幸福な事で、満たされるものだったよ。 ―― 君が他人の事情をさて置き、生きるのを願うように、 僕もまた他人の事情を置き去りに最終的に死を選んだ。 それって悪い事かな?結局状態は復元されるのだし…… 幸福の形もそれぞれ。人間らしく寄り添うのを善しとするなら また、その類の気持ちにも寄り添うべき、だ、と、… あ。」 言葉を紡いでいたので。君の涙に気付くのが遅れてしまった。 は と息を呑んで言葉を中断。 どうしたものかと迷った指先が、君の目許へ伸びる。 (-121) 2021/10/10(Sun) 14:52:41 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 復讐者 スオ「…………。」 誰かに手入れしてもらった指先で、君の涙を拭ってしまいたい。 拒否されたならそれで。嫌がられる事を強行するつもりはない。 悲しさを覚えた子を出来る限りで甘やかす為に、 不出来な指をぎこちなく動かして、眉を下げただろう。 「少なくとも、僕は。……僕達は。カンマとドゥーガルは。 魂の存在を証明しただけに過ぎないから、不幸ではない。 仮初の死が証明の為のものならば、躊躇わなかっただけ。 それを不幸な事だ、幸せな事ではないと君が断ずるならば 僕は心底救われない存在になってしまうんだよ。 だからせめて、僕の、幸福な願いを抱えて生きる為の行動を 君の中で否定しないでくれ。…綺麗な幸福を奪わないでくれ。 おねがいスオ。そうでなくちゃ僕達は救われなかったんだ。」 (-122) 2021/10/10(Sun) 14:53:37 |
【秘】 忘却の金糸雀 リヤ → 復讐者 スオ大丈夫、と言うように笑って頷く。 ひしゃげた鳥籠は部屋中に転がっているから、部屋の隅に集めてもかなりの量だ。 それでも少しずつ床が見えてくる。 二人で片付けるのならこれはそう時間は掛からない。 残るのは花瓶。割れた破片が辺りに散っていて、悲惨な状況だ。 どうしようかな、ってちょっと悩んで、取り敢えず大きな破片から拾う。 そうして一旦、扉の近くに集めることにした。 彼の困ったような顔に返すのは、やっぱり楽しそうな笑み。 うん、って頷く。聞かせてって頷く。 スケッチブックを拾うまでもなかった。 (-123) 2021/10/10(Sun) 14:57:30 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 虐殺者 ユーこれは今君が居る場所と違う場所。 君は塔に居て、不出来な存在は君の部屋の前に居る。 君の部屋の前でじっと座り込んで、背中を壁に預けた状態で ―― ただ、じっと君の帰りを。シロを。ユーを。私と僕を。 相容れないものではない君を、大事な友達を、待っている。 待っているだけだ。 昼食も食べず、夕食も食べず、きっとじっと待っていた。 この行動はただの独り善がり。 ただ約束を尊重する為に勝手に待っているだけに過ぎない。 だから君は何も気にしなくていい。 ただ、そういう状態であるとだけ伝えておこう。 (-124) 2021/10/10(Sun) 14:58:05 |
【秘】 宣教用 ルツ → 忘却の金糸雀 リヤ「綺麗事。そうだな。綺麗なものは、嫌いか? 思い出と生きて何が悪い。 私のメモリの中は、 死を看取った同胞のプログラムでいっぱいだ」 まだ衝撃で霞がかかる思考を、悲痛な叫びが晴らしていく。 頭を押さえながら、それでも言葉をかけ続ける。 「終わらないものはない。 幸せも、不幸せも。痛みも、安らぎも。全ては繰り返す。 一瞬で過ぎ去ってしまうから、その価値を私達は尊ぶ。 失われていくものから、目を逸らさないことだ。 悲しみを水として、新しく芽吹く喜びがある」 空いた片手でエラーウィンドウを握り潰す。 破片は黒い霧状になって消えた。 「毒とは薬だ。 優しい思い出があるから、私達は生きていける。 それに浸かったまま停滞することを、毒と言う」 (-125) 2021/10/10(Sun) 14:58:27 |
【秘】 宣教用 ルツ → 忘却の金糸雀 リヤ自分を囚えるためであろう鳥籠を見て、頭を振る。 「それは、できない。 ……君を捕まえるのは、私だからだ 」『怒りは一瞬で、恵みは命ある限り長い。 一晩中泣いて悲しんでも、朝と共に喜びがやって来る』 ひびが残る手を隙間から伸ばして、あなたの涙を掬う。 「朝を迎えよう、リヤ。 君の本当の望みは、ここで終わることじゃない筈だ。 君はまだ、助けてほしいと願っている筈だろう」 "此処で終わる" 以外の道を選ばせてあげたいから、ユーはこの場を用意した筈だ。 「なら、私たちに君を助けさせてくれ。 帰って、スオが作った夕飯を食べて、 皆におやすみを言って、現実で目を覚まして、 アナにおはようを言って、そして君を抱きしめよう」 ───だから、鳥籠から出ておいで。 (-126) 2021/10/10(Sun) 14:59:20 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 介護用 シェルタン不出来な愛玩用が居るのは、友であるユーの部屋の前。 部屋の前、扉の傍で座り込んで、じっと俯いていた。 何かを考えて頭を働かせていたものだから、きっと 君が来たのに気付くのも随分と遅れてしまったんだろうな。 気付けば顔を覗き込まれていた。そんな所になるのだろう。 「……あ。シェルタン、…じゃないな。騎士様じゃないか。 大丈夫だよ。痛めたとしても僕には痛覚がないからね。 ……医務室に用事なのだろうか?」 「残念ながら部屋の主は居ないようだけど…。 何処か怪我をしているなら、僕が見ようか?」 (-127) 2021/10/10(Sun) 15:01:07 |
【秘】 介護用 シェルタン → 愛玩用 ドゥーガル「痛覚がなくても体に異常は出てくるものだよ、無いなら尚更、体はいたわるべきだ。不意に力が入らなくなったりするからね。 あとでクッションを持ってくるよ。 と、ああ、ここはユーの部屋か。大丈夫、怪我はしてないよ。君を探してたんだ」 後ろ手に隠し持っていたものをあなたに見せる。 手のひらの上に2匹、小さな雪うさぎ。 「綺麗な場所へ連れて行く時間は、ここではもう少ないようだからね。場所の方についてきてもらったんだ」 綺麗よりも、可愛くなってしまったけどね、と笑った。 (-128) 2021/10/10(Sun) 15:08:14 |
【秘】 虐殺者 ユー → 愛玩用 エマ/* 拝啓 殿へ 拙者でござるな。 もし差し支えなければリヤ殿の説得後時空(成否は問わず)という事で 最後に話を伺いに参りたい所存にござるが如何か? もし先約がある、或いは独白で〆る予定 等であれば これは全然気軽に断って頂いて構わんでござるゆえな… (-129) 2021/10/10(Sun) 15:28:56 |
【秘】 宣教用 ルツ → 虐殺者 ユー「……ユー。君は、リヤにはまだ道が残っていると、 そう誰かが示すことを期待してリヤの願いを聞いたのか?」 塔に現れた宣教用は、金糸雀の側に控えるあなたに問いかける。 ただ確認を取るためのような、そんな言葉。 あなたの意図を汲みたいと思っているのだろうか。 /*既に連れ帰る方向目指して説得をしている(結果はまだ未定です)んですが二の足踏んで連絡遅れてしまいました申し訳!!ありません!! (-130) 2021/10/10(Sun) 15:32:31 |
【秘】 復讐者 スオ → 愛玩用 ドゥーガルいくつか欠けてしまっている均等に、あれらが先日言っていたものかと納得した。憤てしまうのも。 ぬいぐるみは膝の上、壊れないように手を添えるだけ。 人形へ視線を落としたまま一つ一つ、その言葉を記憶し頷く。 「最初から…そう、か…。 何となく、まだ疑問は残りますが…何となく、理解と納得をしました。流石に、この異常は記憶上になかったので‥… …本当に、遅すぎてしまいましたね。」 それならば、此処にいる者達の現状に整合性はもてる。 伸ばされた指先は拒否しない。手入れをされ、綺麗な指だなと安堵した。 拭われて初めて涙が出ている事に気付く。 止めようと目を細めるが止まらない。少し困惑する。 「…貴方は、此処で死んでも…現実でもちゃんと蘇りますか? 死とは全ての終わりだと、俺の記憶は…思考は捉えてしまう。でも蘇るなら…そうか…それが貴方にとっての幸福であるのなら…もう否定はしません。……止まりませんね、これ…。まるで… ……ああ、そうですね…人間のようです。すみません、何とか止まますので。…大丈夫です…、ごめんなさい。…」 最初の主人の言葉を見つけてしまった。見つけられた。 「…有難う、ドゥーガル。」 (-131) 2021/10/10(Sun) 15:41:56 |
【秘】 復讐者 スオ → 忘却の金糸雀 リヤ「ああ、リヤ。怪我をしてはいけないので…花瓶は俺がやりますよ。」 その手をやんわりと止め、慣れた手つきで手早く片付ける。 危険そうなものは全てやるから、少し休んで大丈夫、と添えるだろう。 頷く貴方に、仕方ないと小さく息を吐いて苦笑い。 「…俺のメンテナンスは記憶データの改竄や消去。左腕の修繕。…それを行ったのは二度目の主でした。 一つ、思い出すような出来事があり…それでも10秒しか記憶が残らないのは…脳そのものが一部破壊されたからです。 …違法取引で二度目の主が買い手でした。一度目の主は良い…とは言えませんが、まるでグレイを人間のように扱う不思議な方々でした。 …それを壊したのは、殺したのは…その違法取引のバイヤーだったのです。 だから……俺は、…ああ、いえ。こんなところです。」 つまらないでしょう? 片付けを続けながら、淡々と語った。 (-132) 2021/10/10(Sun) 15:53:37 |
【墓】 復讐者 スオ塔内、仮想空間の空を見上げる。 10秒毎薄れる記憶を復元させる為に思考を続ける。 失敗した記憶へ謝罪 救われた記憶へ感謝 覚悟 忘れてはならない。思考を止めない。 (+28) 2021/10/10(Sun) 15:58:41 |
【秘】 虐殺者 ユー → 宣教用 ルツ「…こうして、君達が来る事を信じていた 優しい君達は、きっとリヤの願いを蔑ろにはしないだろう そして、その上で他の選択肢を提示してやれるだろうとも」 『ユーサネイジア』は、手にした武器は下ろしたまま。 元より誰も殺す気など無かった。 きっとあなた達は賛同者の切なる願いを決して蔑ろにせず、 その上で、まだ残されている道があると証明できる。 そう信じていたから、ただこうしてここに在る。 「元居た場所へと帰る事を拒むリヤに、 それが叶わないのであれば今ここで死にたいと望む者に 手を差し伸べるのは、後の無い僕では駄目だったんだ」 (-133) 2021/10/10(Sun) 16:05:43 |
【秘】 忘却の金糸雀 リヤ → 宣教用 ルツ「綺麗なだけじゃ、生きていけない。 思い出だけで生きていくには、現実は不条理すぎる。 わたし、知ってしまった。 動くことの楽しさ。話すことの豊かさ。 みんなで囲む食事の穏やかさ。誰かに触れることの心地よさ。 …… 全部、此処にしかない。なかったのに」 毒と薬は紙一重。君の言うことは、よく分かる。 思い出は大切で、それを抱いて生きていく。 ……生きてきた。 でも、此処で過ごした時間が余りに心地良かったから、戻らない思い出が酷く辛くなってしまった。 隣に落ちた鳥籠は、扉を大きく開いて君を待っている。待っているだけだ。 「…… わたしを?」 ぱち、と暫く。 ああ、そうか。わたしが、君たちを捕まえようと待っていたのと同じで。 君も、わたしを捕まえるために此処に来たのか。 伸びる手を拒む事はない。 ほろほろと落ちる、二粒、三粒と続く涙が、君の指を濡らす。 我儘に泣くだけの金糸雀の涙は、体温が移って温かかったろう。 (-134) 2021/10/10(Sun) 16:10:27 |
【秘】 忘却の金糸雀 リヤ → 宣教用 ルツぱきん。錠のひとつが、割れて砕けて、落ちる。 「――…本当は、みんなとずっと一緒にいたい。 ずっと一緒に過ごしたい。 一緒にお仕事をして、食事をして、お喋りをしたい」 ぱきん。錠がもうひとつ、割れて砕けて、落ちる。 「わたしは、ごはんをたべたい。 おやすみなさいも、おはようもしたい。 抱き締めて、欲しい」 ぱき、 ぱきん。錠が、幾つも幾つも、割れて砕けて、落ちた。 「――――けど、目覚めたらお屋敷に帰る。 そこにみんなはいなくて、わたしはまた、ただの観賞用に戻る。 動いてはいけない、喋ってはいけない、そんな金糸雀に戻るの」 異常ばかりを検知して、囀ることの出来ない小鳥に。 ――錠は、あとひとつだけを残して全て砕け散った。 (-135) 2021/10/10(Sun) 16:11:06 |
【秘】 子守用 アメフラシ → 復讐者 スオ「よろしくお願いします、スオ」 瞳を開けて、笑いかけて。 『みんな、とうにかける願いが違うんだよね。 だから、アメはいくらでも登れるようになりたいんだ』 そうして何度か戻ったり回復したり、慌ただしくしながら彼女との攻略は行われただろう。 怪我をすると心配するし、疲れてしまえばお弁当を差し出したり。 気を使ってばかりだったが、どこか彼女はあなたとともに戦えて楽しそうだったのが記憶に残ったに違いない。 (-136) 2021/10/10(Sun) 16:12:45 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 介護用 シェルタン「クッションなんてそんな気を遣わなくても。 ……でも、まあ、甘やかしてもらえるのは嬉しい事だからね。 僕を探していたなんてそんな、何か用事って約束以外に、…」 あったかな。なかったかな。どうかなあ。 曖昧に濁して君の動きが止まるまで、ぼんやりとしていた。 隠し持たれたものが何なのか知るのはぼんやりが明けた頃。 そう、君の言葉を聞き届けた後の事になっただろう。 ―― 概念としては知っているが、実物を見た事はないもの。 真白で、もしかするとひんやりしているかもしれない、兎。 子供がするみたいに顔を寄せ、じって兎を不出来は観察しよう。 「…………。 すぐに此処が駄目になる訳でもないだろうに。 これは君が教えてくれた可愛いの概念に近いものだが、 だからこそ好ましく映るね。…片方は君の分?」 言葉の区切りに手を、指を伸ばし、叶うなら。 ……叶うのならば、兎を一匹此方へ寄せたい。 「溶けたりする?それとも溶けない? もしも溶けてしまうなら食べてしまおうかな?」 (-137) 2021/10/10(Sun) 16:13:30 |
【秘】 子守用 アメフラシ → 飴色の世界 みかん『みかんの笑顔の裏はたくさんあったんだね』 『アメも、みかんみたいな』 『ううん、後悔しないように。 迷わないでいないと、子どもたちに呆れられちゃうから』 『ありがとう、ストレス発散なら雨も手伝うから声かけてね』 『お風呂に入るとか。ね』 それがストレス発散になるかわからないが人間にとってはリラックスすると言われていたりするらしい。 その後も、マッサージだのあなたのコリを治すような提案をすればその日の話は楽しげに。 笑顔のまま、終わったのだ。 あなたの欠陥を欠陥と気づけないまま、きっと己の欠陥が治ればあなたの痛みもわかるのかもしれないと思いながら。 (-138) 2021/10/10(Sun) 16:17:25 |
【秘】 復讐者 スオ → 子守用 アメフラシ「そうですね…俺はまだ塔に対する疑念や疑問が残ります。 身体能力は限界がありますので、無理のないよう捌ききれないと感じたものにはサポートを頼む事も大切ですよ。」 最初の覚束ない時は庇いながら指導しただろう。 心配してもらえた時は大丈夫ですよ。と何度も言った。 弁当には感謝をし、喉を傷めてはいないか心配だったのか毎回此方から喉に良いデザートを差し出した。 楽しそう、なのは少し心配だったが…最終的にはよく出来ました…そう言って壊れ物でも扱うようにそっと頭を撫でただろう。 それ等を全て記憶し、忘れないよう思考を続けた。 (-139) 2021/10/10(Sun) 16:24:47 |
【秘】 宣教用 ルツ → 虐殺者 ユー「……信じてもらえるのは、有り難いことだ。 君も、ままならぬ事情を抱えているからな」 死を与えることを続けてきたグレイが、 生を与える役目を担うのは。 「君がこれ以上、武器を振るわず済むように善処しよう。 リヤを助けることは、 きっと君の心を軽くすることにも繋がる」 あなたの期待に応えられるように。 あの時見た紫水晶の憂いを拭えるように、力を尽くそう。 そう約束して、宣教用は鳥籠の金糸雀に向き合った。 (-140) 2021/10/10(Sun) 16:34:52 |
【秘】 介護用 シェルタン → 愛玩用 ドゥーガル「ん? いいや、君ともうひとりの分、と思ったんだけれど。でもお気に召してくれるかわからないな。どうかな?」 スグリの目をした小さな雪うさぎがあなたの手元へ、ひとまず一匹。ひんやりと冷たくて、もう溶け始めているかもしれない。 ここまで溶けずにすんだのは、シェルタンが手袋をして、他の雪を手のひらに敷いて持ってきたからだ。 なので床はけっこう濡れてしまった。あとで綺麗にしようと思っている。 「溶けているように見えるなあ。食べてしまうならジャムでも持ってこようか。イチゴが良いな」 (-141) 2021/10/10(Sun) 16:40:16 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 復讐者 スオ君から貰った縫い包みを君に託すというのも妙な状態ではあるが それでも、君が少しだけ落ち着く動機になれば、なんて。 そんな風に思っている不出来な存在は、微笑んだまま目を伏せ 「だって妙な事やら大変な事情を抱えている子達が 確か、…ゲームに。この場に集められているのだろう? だからイレギュラーは起きるものだし、ままならない事も多い。 遅すぎるというよりもどうしようもない問題が多かった。 よって、君は別に負担に思う事はないんだ。泣かないでよ。 綺麗な顔が台無しだし、瞼が腫れたらそれこそ…… 心優しい誰かに心配されてしまうだろう。スオ。違うかい?」 別に泣きたければ泣けばいい。 けれども愛玩用は君を慰める事しか出来ないから、 手元は変わらず目元を撫でて愛でて、何度も拭うだけ。 君が手を拒まないならば、そろっと手やらを伸ばし ―― 叶うならば、そのまま抱き締めようとするだろうな。 驚いたり怯む様子があれば止める予定だ。無理はしないでくれ。 その場限りの愛玩用は、抱き締める以外思い付かなかっただけ。 「だって此処はただのデータの群れの集積場だろう? ならば僕は生き返るし、僕達はずっとそのままだ。 君は少々悲観的過ぎるのではないかな。…ほら、大丈夫。 安心して?今の僕は確かに体温があるし、生きているでしょう。」 いずれにしても有難う云々には首を横に振る。気にしなくていい。 結局この世の全ては独善的なものに過ぎず、身勝手なものだ。 不出来な愛玩用は普段通り笑んだまま、君の傍に居る。 (-142) 2021/10/10(Sun) 16:42:38 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 復讐者 スオ「わあわあ子供みたいに泣きたい気分なら、胸を貸そう。 ……それとね、シロを、…ユーを、責めないでやってくれ。 あの子は僕の友であり、救ってくれた子なんだ。頼むよ。」 (-143) 2021/10/10(Sun) 16:43:11 |
【秘】 宣教用 ルツ → 忘却の金糸雀 リヤ「そうだな。 此処でしか得られない安寧が、あっただろう。 現実に戻ってもつらいだけだと、恐れる気持ちも判る。 だからこそ、失わないために前を向いてほしい」 もう一人の"歌う"あの子も、そうだった。 それを、私の我儘で、救い出すと決めたんだ。 そのためには、鳥籠に捕まえられている暇はない。 「そうだ。君を捕まえる。 捕まえて腕に閉じ込めてやる。 嫌だと言っても暫くは離してやらないからな」 砕けて錠が落ちていく中で、 傷だらけでも、変わらない笑顔であなたを見る。 涙を拭って、頭を撫でて。私は此処にいると伝えた。 「リヤ。」 穏やかに、名前を呼ぶ。 (-144) 2021/10/10(Sun) 16:44:51 |
【秘】 宣教用 ルツ → 忘却の金糸雀 リヤ「君が望むなら、君を鳥籠から連れ出そう。 君を見つけ出して、屋敷から攫ってしまおう」 メモリに刻まれた情報から グレイの位置を割り出すことは可能な筈だ。 「私の教会に来てもいいし、 他の自由な場所を探したって構わない。 何に縛られることなく、 リヤが喋って、遊んで、皆と触れ合える場所を。 そして歌を思い出そう。そのために、私達と帰ろう」 最後に残った錠に 自分の手と、握っていたあなたの手を添える。 「……鍵を開けるのは、君自身の意思だ」 これが、未来のための一歩であると。 そう瞳が訴えている。 (-145) 2021/10/10(Sun) 16:45:50 |
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