【秘】 貪食 ブラキウム → 宝物庫 カウスブラキウムは、とうとう涙を流して叫びました。 「……っ! そうだ、ブラキはバカだ!」 ブラキウムは、緩慢な動きであなたに掴みかかります。 いつものブラキウムならば、このままあなたを押し倒すことだってできたでしょう。 しかしその力は、今はどこにもありません。 「だから、だからなんだ! 犯罪者だからとか、そんなことどうだっていい! 誰も悪くない、カウスだって悪くない!」 あなたの服を掴み、握り締めました。 ブラキウムは、あなたがどんな人生を歩んで来たのか知りません。 知ろうともしていませんでした。 だって、守るために必要なことではありませんから。 「 どうしてブラキに守らせないことが、カウスのためになる! ……カウスの目的は、何なのだ…………?」 今はもう、あなたに知りたい≠教わりました。 (-727) 2021/04/26(Mon) 15:09:25 |
【秘】 宝物庫 カウス → 貪食 ブラキウムそうだ、そうやって泣けばいい。罵ればいい。 それで今日までの俺が罰せられるなら。 泣いてないで自分で考えろと言った。 しかし決してあなたのために言った言葉ではない。 あの時、あなたに『守りたいなら自分に従え』と 言ったなら、あなたは狂った魔術師の甘言を 受けずに済んだのかもしれない。 少年は、支配するものが嫌いである。 そんな意地だ。 やはり少年は、自分のことしか考えていなかった。 あなたの意志を、人生を、 自分が握ることに嫌悪を覚えた。 「──どうして、ってさ」 なのに、あなたは『悪くない』という。 あなたの『守る』を邪魔する自分の心を、 今も守ろうとしてくれている。 少年は、目を閉じた。 ▷ (-732) 2021/04/26(Mon) 15:34:47 |
【秘】 宝物庫 カウス → 貪食 ブラキウム「それが、俺の責任だからだよ、ブラキウム」 ルヴァの試供品であるちょっと面白い≠ヘ 所詮『ちょっと』止まりである。 大した効果はないと本人が言った。 だが少年は、その『ちょっと』を見つめることで この絶望から逃れようとした。 「もうさ、終わりにしたい。 人が死ぬとか、誰が殺しただとか。 それが今、俺の一番の目的だ。 でもアンタの『守る』は、人を殺すことで 成り立つようになっちまった」 「だから、俺はアンタを止める。邪魔するよ。 アンタは憎んでればいい。 俺みたいな犯罪者の言葉、聞いてないでさ」 物心着く頃には、【盗み】を行わねば 生きていけない境遇だった。 拾われたギルドもまた、【盗み】を行い、 少年を手駒にするだけの最低のギルドだった。 少年は、その運命を受け入れていた。 【犯罪者】は、本当のことなのだ。 (-734) 2021/04/26(Mon) 15:52:41 |
カウスは、自分の甘さをよく知っている。 (a200) 2021/04/26(Mon) 15:53:14 |
カウスは、もう、前の自分ではいられない。 (a201) 2021/04/26(Mon) 15:54:51 |
【独】 宝物庫 カウス泣いてるので解説を入れます ルヴァに試供品の使い方聞いた時点では、メレフが敵だと分かったら使うつもりでした ブラキ相手にして使うつもりじゃありませんでした (-744) 2021/04/26(Mon) 16:15:40 |
【独】 宝物庫 カウス更に言うなら1番最初、ルヴァから試供品もらったとき、誰か仲良い人が死んだら使おうと思ってました 仲良い人?いなかったよそんなの (-745) 2021/04/26(Mon) 16:16:21 |
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