【人】 ]Y『 塔 』 プロセラ[ 焦がれる様に見上げる空の色。 けれど別に、望みも悩みもどこにもない。 なにもかも無意味な事で なにもかも必要が無かった。 ただ息をする。 そこに理由なんかない。 そういうものだから ただ勝手に繰り返すだけ。 無駄に抗うのは億劫で 赦されたのはそれだけだった。** ] (150) 2022/12/11(Sun) 17:43:47 |
]Y『 塔 』 プロセラは、メモを貼った。 (a25) 2022/12/11(Sun) 17:44:40 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[『愚者』が『悪魔』たる自分を恐れるのは当然なのかも。 自分もまた『愚者』に対して妙な気持ちがわくのは事実。 でも『愚者』の少女は隠れながらもこちらを見ている。半年前に会ってからずうっと。誰かの後ろへと隠れながらも。混じるのは、推測するに警戒と興味だ。] もしかして俺は不参加の方が君にとって穏やかかな? はは、なんてね。 そんな事したら君はず〜っと気にしそうだ。 そうだな、俺からのプレゼントは甘いお菓子にしよう! いつでも食べれるように、長持ちをするものが良いな。 君は、どんなお菓子が好き? [ただの会話だ、穏やかな。 ただ話しかけて、世間話をしただけの。 だから『皇帝』たちは特に気に留めもしないだろう。 『愚者』にやさしく対応するかもしれないが。] (154) 2022/12/11(Sun) 17:58:51 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロそれじゃあ、またな! [笑顔で会って、笑顔で別れる。 そんな他愛もない一幕。 ただ6歳になろう女児に向かって呼ぶ名称だけが、穏やかではなかった。*] (155) 2022/12/11(Sun) 17:59:42 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[もうすべて、壊れてしまっているんだから 囁かれる甘言に返ったのは、 反発か、堕落か、享受か、狂気か、絶望か、無関心か、 それとも 元々あった争いの火種がもう種ではなくなった時 『悪魔』はまた笑いました*] (158) 2022/12/11(Sun) 18:01:12 |
]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。 (a26) 2022/12/11(Sun) 18:14:24 |
【人】 IX『隠者』 アリア―― 回想:黒い森の子 [ 生まれながら背負ったのは、腕の痣と 緑 の眼。朧気な記憶に残る四の青い眼を思えば、 それはきっと遠い前世、この魂が持っていた色なのだろう。 教典では知り得ない神話の時代。 けれど証持ちの身には、容易く眼前に浮かび上がる一片。 微かに残る思い出を離れれば、 あとに残るのは暗い暗い森の中。 目が覚めたらそこにいた。 帰りの道などわからなかった。 歩けど歩けど木々の広がるばかり、 寒くて、冷たくて、終わりがなくて―― 大きな木の根元にうろを見つけて、雨宿りをして でも寒くて、眠くて、 水を含んだままの落ち葉を集めては体を丸めた。 真芯から凍りつくような寒い時期のことだった。 食べられそうな木の実を探してもほんの僅かで。 やがて空腹さえも忘れて、 死んじゃうのかもしれない、とどこかで思った。 ] (159) 2022/12/11(Sun) 18:15:52 |
【人】 IX『隠者』 アリア『 …… 聞こえる? 』 [ 冷たい陰に不意に木漏れ日が差した。 それは私が人生で得た、数少ない幸運だった。 ] (160) 2022/12/11(Sun) 18:16:42 |
【人】 IX『隠者』 アリア[ その人物は『魔女』と呼ばれていた。 暗い暗い森の奥深くに小さな家を構えて、 助力を求めてやってくる人々へ向けた 薬の調合と、研究をして暮らしていた。 右も左もわからない衰弱した少女は、 体調が回復すると家事を教えられた。 小さな手伝いから始まって、 最終的には一人でも生活できそうな程度まで。 そう、薬師として育てられたわけではなかった。 結果的には後継者にだってなれたのだろうが、 その仕事ぶりをただ見ているうちに覚えてしまった少女に、 魂の性質、というものを実感したのだろうか。 彼は仕方なさそうに、そっと笑みを零していた。 けれど、 けれど少女のその才をもってしても、 病床に伏した彼の代理にこそなれど、 彼の病状を救うことは、終ぞ叶わなかった。 ] (161) 2022/12/11(Sun) 18:17:27 |
【人】 IX『隠者』 アリア[ 彼亡き後を継いで森の『魔女』となる。 証持ちでなければそんな未来もあったかもしれない。 いや、そもそも捨てられることさえなかったのだから それは元より存在し得ない可能性の枝なのだろうか。 独りになって程なくして、洋館からの迎えが来た。 人好きのする笑顔が印象的な『魔術師』の青年だ。 成長しても、少女はまだ少女だった。 そして。自分の身ひとつ守るのも手に余るのに、 証持ちが一人で暮らし続けるのは危険なのだと、 正しく理解できる程度には、聡かった。 故にその導きに従い、今は洋館で暮らしている。 きっと珍しくもない、ほんの昔話だ。 ] (162) 2022/12/11(Sun) 18:27:11 |
【人】 IX『隠者』 アリア[ 理解できない様子の彼女を見て、 男は大凡を理解し、溜息を吐いた。 生みの親であった者は、 生まれた時から既にそのつもりでいたのだろう。 呼ぶべき名を与えられなかった白紙の少女に、 彼は「アリア」と名付け、側に置いた。 …… その生業に違わず、博識な人であったから 今にして思えば、それが彼の解釈だったんだろう。 親友の死と発狂。暴走と制裁。 神話において『隠者』が主役となるその時、 そこに寄り添う存在は誰もいない。 それ以前に、自ら命を断ってしまったのだから。 即ち―― すべて 独り舞台 なのだと。 *] (164) 2022/12/11(Sun) 18:28:59 |
【人】 [『 力 』 フォルス―――回想:惰眠を貪る男と不眠の薬 [ 帰省を数日後に控えた日 廊下で会った彼女に声をかけたのは ふと、前回の帰省を思い出したから。 ] ねーアリア 君の薬、少し分けてもらえないかな? [ 病気がちな友人が、最近眠る事が難しいらしいのだと。 己より余程多くの物に触れる両親でさえ 友人の悩みを解消するには至らない症状の、一筋の光明 惰眠も貪れる己には生憎と縁遠い薬。 訳を尋ねられたのならば隠すことも無く告げて 彼女の薬を手に入れる事が叶ったのは あっさりだったか、粘り強い交渉の末であったか ] (165) 2022/12/11(Sun) 18:31:45 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ なんにせよ、薬を携えた帰省から それからまた暫くの時が流れた帰省の最後 館へ戻ったその足で彼女の部屋へと向かった。 母の友人から彼女に宛てられた手紙を携え 郷土菓子であるカヌレを手土産に 母からの感謝の言葉も伝えるために。 その折、薬を商品として流通させてみないかと そんな提案をもちかけたのだが―― これはまた、別の話だ ] * (166) 2022/12/11(Sun) 18:35:20 |
[『 力 』 フォルスは、メモを貼った。 (a27) 2022/12/11(Sun) 18:38:23 |
【独】 T『魔術師』 シン/* みんな素敵すぎる(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`) ありがとう……ありがとう…… 絡みたいところばかりが増えていく……つらい…… あとみんなの設定どこまでロルで出てるかでPの視点漏れしそうで怖い (-26) 2022/12/11(Sun) 18:51:31 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ――『教皇』の部屋―― いいえ、少し早く来たのも僕の方ですし。 お茶の気遣いをさせてしまってすみません。 お土産まで。 [>>116物心ついて向こう、干からびたパンと痛みかけの魚や端野菜を煮込んだだけのもの、ひいては木の実や海水で生きていた少年は、食べ物という食べ物に疎かった。 なにせ知らぬもの続き。どうやって食べるのかも知らなければ、柑橘にそのまま齧りついた渋く苦い思い出もある。 洋館暮らしで少しずつ馴染んだが、珍しい食べ物となるとまだまだ未知。 穏やかに礼を言ってはいるものの、興味がありありと視線に浮かんでいる。] (167) 2022/12/11(Sun) 19:00:45 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ[今でこそ慣れたけれど、桃の香る紅茶だって前は本当に珍しいと思っていた。 不思議な味わいに驚いたのはいつがはじめだったか。 甘い香りは、カルクドラの部屋に来たのだと思わせてくれる。 少し口をつけて、果物の剥かれるのを見。 それから本が置かれるのに、わぁと小さく声を上げた。] 二冊も、いいんですか? ありがとうございます。読むの、楽しみだな。 [異国の人が神様について触れた本。とても魅力的に聞こえたし、すでに面白かったとお墨付き。 頼んだ本よりも先にぱらぱらと目を通したら、図も入っていて読みやすそうだ。] (168) 2022/12/11(Sun) 19:01:02 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ[『教皇』カルクドラは、『吊るされた男』ユグにとって、非常に落ち着いていて信頼の置ける人物に見えている。 今までに借り受けた本や経典などから、はじめの『教皇』が何をしたのかは知っていても、それは彼のすべてではないと思っている。] ほんとう。おいしいですね。 アリスや先生にも、持っていってあげたいな。 [もうすぐ誕生日を迎える小さな仲間。穏やかな幸福を得ることが出来た寿ぎを、かならず彼女には伝えたいと思っているのに加えて。 長く世話になっている『先生』――つまり『死神』にも果実を分け与えたいと、こともなげに言ってのけるのだ*] (169) 2022/12/11(Sun) 19:01:15 |
XII『吊された男』 ユグは、メモを貼った。 (a28) 2022/12/11(Sun) 19:03:49 |
XII『吊された男』 ユグは、メモを貼った。 (a29) 2022/12/11(Sun) 19:07:44 |
[『 力 』 フォルスは、メモを貼った。 (a30) 2022/12/11(Sun) 19:08:46 |
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