【人】 月鏡 アオツキ「あー あー…… あー!」 「今のは声が出せましたかね、抑揚はつくようになりましたが 喧しくするのはまだまだ難しいです〜」 廊下の一番端、窓を開けて声を出す。 庭で遊ぶ子供達には驚かれ、無表情で手を振ることでごまかした。 小さな子供と話すときは目線を合わせるように。 優しく、気遣うように、物腰柔らかく話しましょう。 果たしていくつの項目がアオツキに出来ていただろうか。 今日も表情も声固いまま。 「朝は注意されましたけど〜 喧しいのはイシュカさんでしたよね〜 私は子供扱いをしただけでしたのに、理不尽です」 愚痴を零しつつ日が傾く空を見上げていた。 (110) 2022/04/30(Sat) 18:20:55 |
【神】 夢見る乙女 シャルロッテ>>G14 フィウクス 「フィウクスだって」 「怒鳴りたいわけじゃ、ないかもしれなから……」 今だってあなたは、少女を恫喝して黙らせるでもなく。 少女を無視して立ち去るでもなく。 そうやって言葉を返してくれるから、少女も懸命に考える。 「大きな声にびっくりしたら、ちゃんと、耳を塞ぐことにする」 「他の子たちみたいにされるのが嫌なら、どれぐらいならいいのか、少しずつ確かめる」 適切な距離の中で、いちばん近いところを探そうとする。 それは或いは、ばらの茎に触れて、慎重に棘を確認するような。 (G15) 2022/04/30(Sat) 18:21:37 |
【神】 夢見る乙女 シャルロッテ>>G14 フィウクス 「フィウクスだって」 「怒鳴りたいわけじゃ、ないかもしれなから……」 今だってあなたは、少女を恫喝して黙らせるでもなく。 少女を無視して立ち去るでもなく。 そうやって言葉を返してくれるから、少女も懸命に考える。 「大きな声にびっくりしたら、ちゃんと、耳を塞ぐことにする」 「他の子たちみたいにされるのが嫌なら、どれぐらいならいいのか、少しずつ確かめる」 適切な距離の中で、いちばん近いところを探そうとする。 それは或いは、ばらの茎に触れて、慎重に棘を確認するような。 (G16) 2022/04/30(Sat) 18:21:37 |
【人】 失意 フィウクス飼育小屋を立ち去った後、夕暮れ時の事。 歩みは立ち並ぶ飼育小屋を通り過ぎ。 行き着く先は敷地の隅、森の浅部の一歩手前。 不機嫌な瞳がじたりとその向こうを睨んだ。 「──夜の森で出歩いた生徒は、"神隠し"に遭うらしい」 想起するのはそんな子供騙しの言葉一つ。 「そんなものがあればよかったんだがな」 (111) 2022/04/30(Sat) 18:22:38 |
【独】 月鏡 アオツキ『クロツキ〜 今日は元気ですか〜?』 『普通。要件はそれだけ?』 『ダメダメ普通程度じゃ〜! もっと楽しいことしないとさ、私が面白くありません』 『楽しい事なんて必要ない。 貴方が面白くないことも関係ない』 『相変わらずですね〜 変化を求めないでどうするんですか! ほら、いらっしゃい。 先生も知らない抜け道、今日も見つけたんです。 一緒にいきますよ』 『怒られるよ、それに抜け道を通ったからって何になるの?』 『変わろうとすれば何だって変わります! 抜け出そうとすることが大事なんですよ』 (-74) 2022/04/30(Sat) 18:29:47 |
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