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【赤】 傭兵団長 ダイゴ 私は何も変わってない。 アーサーも何も変わってない。 本当に変わろうとするなら、その時に私が止めるさ。 ……戦場の友として、必ず。 (*4) 2021/04/21(Wed) 22:37:26 |
【妖】 宵闇 ヴェレス 格好悪いだなんて思ったことないけど。 [ 寧ろ、容貌なら優れている方ではないだろうか。 そういえば彼が自国に足留めされた初対面の折、目ぼしい宿は既に埋まり、個人が片手間に開いているような自分の宿を漸く探し当てたなら、断られては困る為心象を良くしようと努めていたなど、その夜の酒の席で聞いたような覚えがある。] 見栄っ張り。 [ 断定でもなく揶揄でもなく、もしかしてそうであるのかと問い掛けのような投げ掛けだ。 更に加えて、自分の為の嵩張る荷を彼に任せているのだから、酒瓶の1本くらい片腕に抱えると、憮然とも言えない表情を帰路に浮かべていたようことも思い出す>>0。 様が好いであるとか、振る舞いが洗練されてあるだとか、そういったものに心を惹かれている訳ではないと言える。ふとした育ちの良さを感じる温柔さであるとか、良くあろう、それは自分が彼を見栄っ張りと呼びつけてしまった部分かもしれないが、そういった部分を愛しく思う。 歳の離れた兄弟や、その子である甥姪に囲まれる彼の話を聞くのが好きだ。願わくば、遠くからでいいからいつかその風景を見てみたい。 何故自分が泣いているかわからないと言うと、余計に彼が自分を抱き寄せた。 僕が君を泣かせたんだという言葉に、腑に落ちる思いがする。いつかも似た事があった。自分にとってダンテは特別なのだと彼が言った。それと同じ心持ちだ。] 悪い。 [ だからこれはダンテが悪いのだからと、余計に溢れる涙を勝手に彼の夜着で拭う。] 泣かないで。 [ 自分は駄々を捏ねる子どものような素振りの癖、彼の腕の中で手を伸ばす。手を伸ばし彼の頬に触れる。温かい。 ずっと穏やかで優しいものだけが彼にあればいいのに。] ($21) 2021/04/21(Wed) 22:47:00 |
【妖】 宵闇 ヴェレス[ 今は眠いと言うよりも、泣いたせいか頭の奥がぼんやりと重い。明け方の今は問題ないが、流石に昼方、熱射の中を動くのは厳しいのではないかと思う。 眠気を我慢せずともいいとのダンテの気遣いに、恐らく甘えてしまうことになりそうだ。 抱き締める腕が甘く温かく心地良く、このままもう一度寝台に潜ってしまおうと誘い掛けるのを堪え、寝台を出る。 窓からまだ陽の登りきらない街を眺め、そのまま浴室に向かうと思ったダンテが、長椅子で着替えを解く自分の傍へ身を屈めたのではずみで見上げる。目が合うと、謎掛けめいた言葉が落ちた。 答えは待たされることなく、彼が唇を寄せるのと、目覚めの口吻の許可を問うのとどちらが早かったか自分からは判然としない。どちらでも、先に目を瞑った自分が待ち詫びていたようで、唇が触れる感触に羞恥を覚える。] おはよう。 [ 彼が型通りの挨拶をするから、何でもないことのように平静のなりで挨拶を返す。彼がどんな顔をしていたか、見られたら良かったのに。]* ($22) 2021/04/21(Wed) 22:56:08 |
【雲】 le chien セト[ 嗚呼、やはり。>>D27 責めるような、縋るような声が、 澱んだ空気をひりつかせる。 いい年をして、彼女の言いたいことが わからないはずもなかった。 けれど、どうしようもないではないか。 あの主のもとにいる限り。 そうして己の飼い主は彼女の父なのだから。 アウドラにと彼女の父親が選んだ相手が どんな人間か、そんなことは どうでも良かった。>>D27 ただ、彼女を大切にしてくれるなら。 彼女が幸せなら、それで良かったのだ。 ] (D31) 2021/04/21(Wed) 23:01:26 |
【雲】 le chien セト[ 自分自身に言い聞かせるように ぽそりと呟いて>>D28 こちらを見ることも 別れの挨拶もないまま去っていく姿。 翻るドレスの裾はいつもと変わらないはずなのに、 やけに重く、いつまでもその場に残像が残るよう。 まるで幼子が、母親の衣服の袖を握りしめて 引っ張って離さないような。 そんなふうにそのゆうるりと揺れる 柔らかな生地を、白い指ごと掴んで 引き留めることが出来れば どんなに、と─── ] (D32) 2021/04/21(Wed) 23:02:39 |
【人】 宵闇 ヴェレス[ 女性の身支度は慣れていない為多少手間取る。裾のドレープがきいたワンピースに袖を通すが、膝下で布が揺れ、下肢に風が通る感触が落ち着かない。 化粧と言っても、軽く肌に粉をはたき、目元や唇に色を乗せる程度だ。 それでも支度の終わった自分を見て、彼が満悦そうに笑うので>>53、それなりに甲斐はあったのかと思う。 出掛けて見たが、王宮まで足を伸ばすつもりは彼はないらしい。夜明けまであまり時間がない為か。 今は宿として使っていても、元は由緒があるのだろう古城であるから、華美とまではいかないが、中庭は充分鑑賞に耐えられるだけ整えられ、散策路が整備されている。 また、外から城を見上げれば複雑な空中回廊と、独特の窓枠の意匠や、装飾として飾られた色彩々のパネルが美しい。] 城の中なら、陽もあまり射さないし大丈夫かも。 [ 陽が高くなれば城の中を見て回るのもよいかもしれない。 散策路を一周りし、元の場所へと戻ってくれば挽きたてのコーヒーの香りが迎えた。カフェがもう開いていたのだ。朝食も提供する為か、随分と早い時間から開店している。 同じ宿の泊り客だろうか、既に席に着く姿もあった。 木陰が陽射しを遮るテラスの片隅に席を取る。乾燥した土地柄だが、元のこの城の主の趣味か緑が多く、朝露の為空気も幾らか湿り気を帯びている。 コーヒーサイフォンとは別に、露店の様に様々な果物が盛られている一角がある。好きな果実を選ぶとその場で絞りジュースにしてくれるそうだ。]** (67) 2021/04/21(Wed) 23:03:41 |
【雲】 le chien セト[ 彼女が幸せならそれで良いと思っていた。 意思を無視して諸々の事情のみで与えられた 婚姻であっても、その全てが 不幸というわけでもないだろう。 けれど、彼女は。 自身の足で、自身の手で、 掴みたかったのではないだろうか。 そんなことをふと思う。 その相手が己だったと自惚れて良いなら、 えらく泥濘んだ道を選んだものだと 苦い笑みも浮かんだ。 同時に、何もかも与えたつもりで、 何もかもを奪い、全てのことから彼女を ひとりにする彼女の父親に、 今まで以上の怒りを感じた。 ] (D33) 2021/04/21(Wed) 23:04:14 |
【雲】 le chien セト * [ なぁお、と鈴を転がすような声がする。 目を閉じたままの頬にざらざらとした鈍い痛み。 ゆっくり持ち上げる瞼が重い。 こつん、と滑らかな毛皮に包まれた 小さな頭が擦り寄せられたのがわかった。] ………… ピヤール。 [ 希少な宝石よりずっと煌びやかに輝く エメラルドグリーンの瞳。 ふ、と息を吐いて、久しぶりだね、と 声を掛けた。 ] (D34) 2021/04/21(Wed) 23:05:36 |
【人】 第11皇子 ハールーン[返事がない。今日は留守なのだろうか。しばしその場で待ってしまった。] ……居ないっぽい、かな…… [約束の時間が迫ってくるのもあってか、自分の緊張を感じる。ここへ来るのにこんなに迷うつもりじゃなかったし、何より迷う様な場所でもなかった。実に予想外の出来事だ。手に入れるつもりでいた物もアテが外れて余裕が無くなってる自分を感じた。] (……大丈夫。今日は俺の味方しかあの家には居ないから。) [味方しか、と言っても明確に自分に害を与え無いと言えるのはアンタルだけだが、幸い2,4番目の兄たちは不在と聞いている。 幸か不幸か、あの頃からぐっと皇子の数は減った。] (2、3、4、6、12、16……から二人いないんだ、4人。そのうち成人して居ない弟達が2人……うん、大丈夫。過剰反応も良くない、よね) 行こうか。また後で来よう! [そうしてあの家へと向かうだろう。遠くはない場所だけれど、歩く気は無かった。じわじわと断頭台に赴くよりは一気に決めたい。そんな感じ。] . (68) 2021/04/21(Wed) 23:06:12 |
【雲】 le chien セト……君のご主人は、元気かい? [ 訛りのように重い腕を動かして頭を撫でる。 身体中の傷と痛みで、起き上がることは諦めた。 喉もとをそっと掻いてやろうとした時、 美しい首輪に結ばれたものに気付く。>>D29 両手をどうにか伸ばし、首輪から外そうとした。 がたがたと震える両手で、 それが傷つかないように外すのは 存外に苦心したが、優秀な配達猫は自慢げに じっと座って喉を鳴らしていてくれた。] (D35) 2021/04/21(Wed) 23:06:50 |
【雲】 le chien セト[ 別れの言葉。 今まで幾度となくここで会い、 けれど聞いたことのなかった、 Au revoir さよなら─── ぎり、と唇を噛み締めた。 このままでは、きっと。 ] (D36) 2021/04/21(Wed) 23:09:17 |
【雲】 le chien セト[ がり、と音を立てて、歯で薬指の皮膚を破く。 ぷつぷつと湧き上がる赤い滴を、 そのまま己の唇に塗った。 ここには返事を返すためのペンも、紙もない。 感謝を、もしくは朧な愛を告げるための 花も、宝石も。 言葉すら、届かない。 ならば。 その手紙の隅に、そっと唇を押し付けた。 血の赤が、唇の形に咲く花のように 見えただろうか。 ] (D37) 2021/04/21(Wed) 23:10:30 |
【人】 仕立て屋 アルフレド[昼間は基本的に工房に居る。 先日はただの道楽の延長で個人事業主故の急なお休みになったある。] お、客か……? [一人で切り盛りしている故の工夫ーースミスシルバーとドアに彫られているが、そこに仕掛けをしている。 ドアを叩く反応があれば、ドアを開ける反応があれば工房や炊事中でも気づけるインターホンのような仕掛けである。] (69) 2021/04/21(Wed) 23:10:30 |
【雲】 le chien セト─── ピヤール、ありがとう。 返事を書いたんだ。 また、お使いを頼める? [ 乾いたことを確認して、 もとのようにピヤールの首輪に手紙を結んだ。 届かなかったら、それはそれで良いのだ、と。 なぁお、とピヤールの声が凛と響く。 良い子、と頭を撫でれば、 また、目の前に暗幕が張った。 ]** (D38) 2021/04/21(Wed) 23:12:04 |
【人】 仕立て屋 アルフレド>>60その名前は最近聞いたぞ。 早いじゃないか、開いてるぜ。 …あら、すれ違ったか? 何処からでも声を返せるようにしねーといけねぇな。 [どうやらとまぁ反応があったが、出遅れた。 主に生理現象のせいとしておく。 >>68離れていく足音が聞こえたような気がした。] (70) 2021/04/21(Wed) 23:15:42 |
【独】 第11皇子 ハールーン/* うわぁぁん、一旦区切ればよかったかな! *つければダレンのターンだったんだけど……! ごめんうまく行かない…… (-68) 2021/04/21(Wed) 23:17:54 |
【人】 第11皇子の従者 ダレン[>>68主が「行こう」と言ったほんの一瞬後、>>70扉の向こうから声が聞こえた。 ダレンのほうが扉に近かった分、足を止めやすかったかもしれない] すまない、他にも用があって。 出直してくる。 [扉の向こうに届くよう声を投げて、主の元に歩み寄る。 本宅へ向かうのも魔法具でだろうか。お菓子の袋を持ち直して、主と共に移動するだろう]** (71) 2021/04/21(Wed) 23:24:40 |
【人】 第11皇子 ハールーン[緊張が勝っていたか──いや、そうでなくとも自分は鈍い、>>70の気配には気づかず性急に陣を開いてしまっていた。臨機応変がきかない自分の代わりに対応してくれたダレンに、感謝を告げる。 そうして本宅の屋敷手前まで転送されれば、タイミングを同じくしてアンタルが現れる。] 『よォ!ハールーン!昨日ぶりだな? お帰り……とは言われたくねぇか。』 [まぁでもお帰り!と豪快に頭を撫でられ、ダレンと挨拶を交わした兄は、自らが立っている陣の中へ自分達を招いた。 そこに足を踏み入れたその一瞬後には、見覚えのある敷地内だ。 白を基調としたこの建物は、光をよく反射して明るい。そして天井が高い。一階も二階も等しく高い。通路は風通しの良い造りで、庭で舞う噴水らがほどよく空気を潤してくれている。水の音が、心地良い。この噴水を2階の自室から眺めているのが好きだった。 あの頃充分に背の高かった樹木は、更に伸びていて。二階も3分の1が隠れるほどになっているのではないだろうか。 アンタルの案内を受け、ついていく。恐らく招かれるのは2階にある広間だ。] . (72) 2021/04/21(Wed) 23:31:47 |
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