水子たちの霊 ヒルコは、メモを貼った。 (a30) 2022/08/14(Sun) 14:56:45 |
【人】 名坂愛子ん……っ、ふっ…… [小さな手が私の体をいじれば、その無意識にもどかしさを主張するように体をよじり、両足を開くように力を入れられれば抵抗せずに晒すように開いた。 群がる手によって衣服は下着とスカート以外はことごとく引きちぎられ、普通ならば叫び出すのだろうけれど、肌寒さを主張するように身震いするだけにとどまった] (ああ、私、食べられたりするのかな) [妹と一緒に見た映画を思い出しながら、そうすれば妹と同じ場所に行けるかもしれない……なんて考えていると、彼の言葉>>107に首を傾げることになった] おかあ……さん? [お姉ちゃんではあったけど、お母さんになった覚えもなる予定もなかったはずなのだけれど。 そう思って、彼の視線の先、両手の触れる先に目をやれば、たしかに、何かを孕んでいるとも見える僅かな膨らみが見て取れる。 そして、そこから快楽が絶望の代わりに湧き上がってるような、そんな感覚] (117) 2022/08/14(Sun) 14:57:09 |
【赤】 名坂愛子まっ……て、いったい何が…… [>>*17あれよあれよという間に残りの下着も引きちぎられる。 あらわになった秘裂に彼が口づける。 霊らしい冷たい口づけでも絶望で染まった私の体は、穏やかな愛撫によってだんだんと昂ぶっていき、蜜を内側から溢れ出していく。 なぜこんなに気持ちよくなってしまうのか、霊的な存在に襲われているという恐怖は確かにあるが、それ以上に打ち消すように溢れる快感が私をおとしていく] (……また、大きく?) [少しずつではあるが、快楽に飲まれていくごとに、お腹にある存在が大きくなっていくのを感じる。 姉失格となったのに、母になるのかもと思うと不思議な気持ちになりながら快楽に飲まれていく]** (*21) 2022/08/14(Sun) 14:58:23 |
名坂愛子は、メモを貼った。 (a31) 2022/08/14(Sun) 15:01:43 |
千早 結は、メモを貼った。 (a32) 2022/08/14(Sun) 15:19:22 |
【赤】 空虚 タチバナ[どこまでなら許されるのかを探るように、 少しずつ彼の身体に闇を這わせていく。 一生をかけても手に入ることのなかった 私だけを見てくれる目が、 いつ覚めてしまうのかと怯え、縋り、求める。 これまでの現実がありえないと否定しても、 彼が育んだ欲が恐怖も真実も塗り潰していった。 彼がこれまでの人生で知るのなかった特別を 命尽きるまで与え続けるのだろう。] (*22) 2022/08/14(Sun) 16:06:42 |
【赤】 空虚 タチバナ[もっと、心の内まで入り込んで あなたのすべての関心を奪い尽くしてしまいたい。 なんて、 口にしてしまうと、 あなたは未練なく旅立ってしまいそうだから。] (*23) 2022/08/14(Sun) 16:07:04 |
【秘】 空虚 タチバナ → 千早 結 (-69) 2022/08/14(Sun) 16:07:41 |
【人】 空虚 タチバナ─ 特別個室病棟 ─ [向かい合わせて一対ある二人掛けのソファは、 二十年余りの月日を考えれば十分しっかりしている。 電子レンジ>>114と同じく生者を招き入れる妄執が 異界化したこの場所を保っているのかもしれない。] みんな、お気に入りの場所があるから。 お気に入りというか、引き寄せられるの……かな。 [推定お金持ちの入院患者は喰われてしまったか 他に気になる場所でもあるのだろう。 しかし別の怪異が突然入って来てもおかしくはない。 ただ、今はどこか場違いにも聞こえる 電子レンジのぶうんという音だけが響いていた。] (120) 2022/08/14(Sun) 16:09:24 |
【人】 空虚 タチバナ[彼も好きだと言うナポリタンがテーブルに置かれる。 湯気の立つ様を見る瞳は、 この部屋を探索した時のように新鮮な色を乗せた。] ……。 [暫くは黙って彼の横顔を眺めていた。 彼に乗って見下ろしたことも 覆いかぶさる彼を下から見上げたこともあるのに、 ここから見るのは初めてだなと思った。 柔く齧りついた鼻筋や、瞬きする度に震える睫毛、 胸に穿たれた空虚にも触れた唇が 赤いソースの絡んだ麺を飲み込んでいく。 咀嚼して、嚥下して。 喉仏が鷹揚に上下する様子まで、すべて。] ……え? [故に彼のフォークがこちらに向けられた時>>114、 ピントを合わせるのに数秒を要した。] (121) 2022/08/14(Sun) 16:11:12 |
【人】 空虚 タチバナ[最初、その動作の意味を考えるように瞬きをして、 分かった後は迷いと戸惑いに唇を噛んだ。 確かめるように彼の方を見て、手元を見て、 意を決したように小さく口を開ける。 雛鳥のように餌を待つ姿からは、 彼の問いにすら答えなかった頃とは違う 従順さのようなものが覗いているだろう。 彼が私だけの獲物であるように、 私は彼の内を埋め尽くす存在になるのだから。 あなたにとって私がとびきりおいしくなるよう 感情ひとつひとつを捧げていく。] (122) 2022/08/14(Sun) 16:11:34 |
【赤】 空虚 タチバナ[フォークから一房解いて口に含んでは見たが、 残念ながら味はよく分からなかった。 飲み込み切れない物体が口腔内に居座る。] ん……。 [蝶が花に吸い寄せられるように唇を合わせた。 途端、彼の感じた味が僅かに染みた気がする。 いつか、もっと彼の中まで入り込んだら 味を思い出す日も訪れるんだろうか。 それは満たされる日が近いことに他ならないけど。 口の中の物を咀嚼するためか、彼の唇を啄むためか、 食事でもしているような口づけを贈った。] (*24) 2022/08/14(Sun) 16:12:12 |
【赤】 空虚 タチバナんぅ……ふふ。だいじょうぶ。 ここに叱る人は……誰も、いないから。 [そう、誰も。私を許してくれない人はもういない。 あなたの願いを阻む人もいない。 戯れの合間、離れた唇から擽るような返答をして。 食事の邪魔をすると理解しつつも首に腕を回し、 おかわり≠ねだった。]* (*25) 2022/08/14(Sun) 16:14:16 |
空虚 タチバナは、メモを貼った。 (a33) 2022/08/14(Sun) 16:19:51 |
【独】 空虚 タチバナ/* あと機器関連の補足ありがとうございます プロローグ読んだつもりでも抜けあるので本当に助かる 結局千早さんとお二人が二度と会えなくなったのでは タチバナのせいなのでは すまない 攫いました というか絵の話を拾った方がいいかをずっと悩んでるんですよ 拾うというか尋ねるというか これまで何してたの的な どっちが楽しいかなー (-71) 2022/08/14(Sun) 16:28:16 |
【赤】 水子たちの霊 ヒルコ溢れる蜜を、舌で舐めとる。 わずかにぬめりを帯びていて、甘やかな味と濃い「お母さん」の匂いが頭の奥を痺れさせる。 氷のような指にお母さんの蜜を絡めて、ゆっくりと、お母さんの中へ差し入れる。 まずは中指、少ししてから薬指、それから人差し指。 緩く抜き差しさせて、お母さんを慣らしていく。 (*26) 2022/08/14(Sun) 16:55:40 |
【赤】 水子たちの霊 ヒルコ「――いっぱい、してあげる。 『僕達』みんな、お母さんが大好きだから。」 影が揺らめいて、人の形を取り始める。 『私』と同じ見た目の、『アタシ達』。 1人、2人、3人――…いっぱい。 1人が、お母さんと唇を重ねた。 体温の無い舌でお母さんの唇を舐め上げて、隙間に舌を差し入れる。 お母さんの体温を貪るように。 お母さんの両胸にも、『僕達』が群がる。 片方の胸を、『私』の両手で包む。 柔らかく揉み込んでみるけれど、胸の大きさはどのぐらいだろう。 『アタシ』の小さい両手だと、覆いきれないだろうか? もう片方の胸へと、『俺』が吸い付く。 冷たい舌で先端を転がして、口付けながら刺激する。 (*27) 2022/08/14(Sun) 16:56:02 |
【赤】 水子たちの霊 ヒルコ――不意に、お母さんの秘裂の上。 秘豆へと、軽く歯を立てた。 「お母さんは、こういう事は初めて?」 お母さんの中に潜らせた3本の指を、大きく広げてみせる。 お母さんの膣内が、外に晒される。 「――うんと、優しくしてあげるから。 安心して。」 履いているズボンのチャックを降ろして、『私』も下腹を露わにする。 ――そこは、割れ目も、肉の禊もない、なだらかな腹部があった。 けれど、すぐに黒い影が集まって、肉杭を形作っていく。 大人のそれと比べても遜色のない、黒い先走りを垂らした凶悪なもの。 その先端が、お母さんの秘裂へと添えられる。 「お母さん、一緒に気持ちよくなろう?」 ゆっくりと、腰が進み始める。 お母さんの中に、硬く猛った、けれど冷たい肉杭が飲み込まれ始めた。* (*28) 2022/08/14(Sun) 16:56:11 |
水子たちの霊 ヒルコは、メモを貼った。 (a34) 2022/08/14(Sun) 16:59:19 |
水子たちの霊 ヒルコは、メモを貼った。 (a35) 2022/08/14(Sun) 17:06:29 |
【人】 勢喜 光樹[───"堕胎"室。 チハヤとはぐれてしまったのは、 四谷の"罪"と関係した場所だったのだと 知った時、自ずと眉を顰めた。 だから猶更に、四谷は怯えていたのだろうか。 何かトラウマを引き起こす出来事があっても 不思議ではない、因縁深い場所だから。 誰かを思って感じる重圧感は、 己の事なんかよりも、ずっと重いと感じた。] (123) 2022/08/14(Sun) 19:17:35 |
【人】 勢喜 光樹そこが分かれば、そのエリア以外に ………もしかしたら。 [消えた後、何処へ行くのか? その法則性はまだよく分かっていない。 元より無いのかもしれないけれど 探すにしても、なんの手掛かりもなく 彷徨うのは無駄足にもなりそうで どうせなら、場所を絞って向かいたかった。] (125) 2022/08/14(Sun) 19:22:04 |
【人】 勢喜 光樹[そんなことを考えながら、 出られそうな場所はないかと 薄暗い廊下を見回してはみるものの。 通常なら必ず存在するであろう、 「非常口」の看板さえ何故か見当たらない。 本当に何なんだ、この廃病院は……。 焦燥感と、胸のざわつきが治まらない。] (126) 2022/08/14(Sun) 19:23:05 |
勢喜 光樹は、メモを貼った。 (a36) 2022/08/14(Sun) 19:34:01 |
【赤】 千早 結食べたいのかと思っちゃった そんなに見てたら、 ぼくの顔にも穴が空いちゃうよぉ [濡羽の瞳は食事の様子を余す事なく魅入るようで、その視線の先がぼく自身に向いている事に気づいて思わず顔が赤らんだ>>121 お返しと言わんばかりの「あーん」に対する反応は、絶望と過去への妄執に塗れた彼女とは打って変わり、庇護欲を唆る稚けなさに満ちていた。 ぼくが彼女を満たしている。彼女の生を脅かした過去などすべて塗りつぶしたい。ぼくで満たして全てを喰らい尽くしたい。 与えて与えられて狂おしいほど一つになりたい。 ケチャップの甘みに潜むごく僅かな酸味ごと、食事もそぞろに啄み合う唇は深さを増して>>*24] (*29) 2022/08/14(Sun) 20:23:01 |
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