XVU『星』 エトは、メモを貼った。 (a36) 2022/12/16(Fri) 20:17:11 |
【独】 ]『運命の輪』 クロ/* 正直僕は全員と話したいぞ 見たくないかいプロセラ(静)とクロ(騒)の会話とか あと一週間くらい欲しいwww 誰んとこ行くか悩むねー もう既に眠いし() (-48) 2022/12/16(Fri) 21:14:41 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ―― 現在/玄関ホール ―― ……なるほど、うん。 それが一番、だと思う。 …………大丈夫? [アリスを部屋まで送ることにしたヒナギク。>>1:400 すんなり見送るつもりだったのに、ついつい声をかけてしまう。 外側だけ見ているだけじゃ、ほんとに大丈夫かわからない。これは経験談。 とはいえこの洋館の中にいる限り、誹りも届かないはずだし、 今のところのヒナギクは目に見えて、なんと言ったらいいか……。 そう、昔に戻ってしまったようにもなっていない。 ……この心配が杞憂で終わればいいのだけれど] (156) 2022/12/16(Fri) 21:35:27 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ…………。 まあ、ね。 私は神なる存在に元から何の期待もして、なかったし。 私の中の『審判』が思いの他お怒りなのも。 気持ちはわからなくもないかな……。 [違うのですか、とユグに訊かれればあっさり頷いた。>>1:351 口調はどこまでも淡々としている。 再びの崩壊>>1:352の危機を面白がっている様子ではない。 ……別に、みんながひとつに、幸せになることに反対したいわけではない。 『それは無理だ』と魂に刻まれているとしても、どうにかしたかったし、 今はまだ歩み寄ることすら難しくとも、 時が解決してくれるかもしれない、と、甘いことを考えた時もあった。 もっと精神的修練を積んで、 いつでも、歌っている時のように、 心を空にできれば――なんて考えたりもして] (157) 2022/12/16(Fri) 21:37:02 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ[いつも通りを思わせる明るい声で、>>1:402 世界を壊さないで済むのならそれがいい……と主張するヒナギク。 チェレスタはヒナギクを見て眩しそうに目を細めた。 それだけだった。 己にとっての『太陽』を前にすれば、 その背を後押しするようなセリフ(たとえば「私もそう思う」とか)くらい、 さらっと言えるのではないかと思っていたが。 そうではなかったらしい。 その後のユグの主張>>1:422>>1:424を聞いても黙り込んだままだったが] (158) 2022/12/16(Fri) 21:38:12 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ……世界をどうするか、納得してから進みたい? なら別に、私のことは気にしないで。 別にどうなろうと興味がない、っていうか……、 諦めちゃってるのかも。色々と。 歌えさえすれば特に問題はないし……。 [だからどちらに転んでも気にしない、と歌うように口にする。 ヒナギクがアリスを連れてホールから離れたのをしっかり見た後口にした辺り、 ずるいな自分、とは思う。 ただ、最後の言葉だけ小さくなってしまったのは、 一座の皆のことをまざまざと思い出したからだった] (159) 2022/12/16(Fri) 21:40:01 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタもし、私がさ、 「新しい世界に連れてきたい人達がいるんです」 って言ったら、神なる存在は賛成するかな? ……しないよね? わざわざ私たちだけ区別したんだから。 [その言葉にはまざまざと諦めが滲んでいた。 が、誰かに聞いてもらいたいなあと思ってこんなこと言っちゃうのは。 ……未練、だろうか*] (160) 2022/12/16(Fri) 21:42:34 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ――ゼロと>>151―― そうやって切り離していたら、いつまでも何も変わりません。 クリスタベルに思い悩むところがあるのなら、それを解消したいと思うのはそれほどおかしなことですか。 [かといって、クリスタベルの心理的問題に伸ばせる手を持たないのだが。 そこはユグにとってもどかしく、力不足を感じる点でもあったから、今この場で話を大きくしようという気はなかった。] (161) 2022/12/16(Fri) 21:43:34 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ[もっと悪魔とは冷静に、理性的に話をしなくてはと思うのに、どうしてもどこか棘のあるような響きになってしまう。 これではいけない、とわかっているのに。 魂など関係ない。単なる売り言葉に買い言葉。] 人は、学べる生き物です。 過去の過ちから、何をしてはいけないのか、どうすべきなのか。 あなたがそれも理解できないほど、理性的になれないのであれば話は別ですが。 そうしないために僕は動きますし、アリスも、他の誰も傷つけさせはしません。 [>>154箱庭の吊された男は、遅きに失した。 もう事が起きてしまってから、断絶した。 今からなら。 今からならまだ変えられる。] (162) 2022/12/16(Fri) 21:44:32 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ全員がもしもどちらでもいいのなら、世界は滅び、僕らは新しい箱庭に行くのでしょう。 はじめからそういう話です。 僕らに世界を壊さないという明確な意思があるのなら壊さずにいると。 僕はそれに反対するつもりはありません。 あの人が壊すべきだと、もういらないとおっしゃるのですから、それに従いますよ。 [それは、先程選びなさいと言われる前に、即答したのと同じ意見。 いらないのなら、なくしても構わない。] (163) 2022/12/16(Fri) 21:44:55 |
【人】 XII『吊された男』 ユグもしも完全に真二つに割れるなら……なるべく、不満が少ないかたちで収まるよう、僕らは話し合うべきだと思いますが。 次の世界を望む側が『滅びてもいい』という受動的な姿勢で、望まない側が『滅ぼさないでほしい』という能動的な意見になるのならば、互いの望みはぶつかり合わないので、『滅ぼさない』ほうが優勢になるのではないでしょうか。 それならそれで、僕は構いません。 一度滅ぼしてしまえば不可逆ですから、不満が残りそうですし。 [『滅ぼすべきだ』という意見のものが出てくると話は変わるが、そういった意見がないかどうか、話を聞いてまわろうとしたところだ。 だからこそ、意外と滅びるかもというゼロの言葉は、気になった。] (164) 2022/12/16(Fri) 21:46:08 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ……ですが。 僕が一番困惑しているのは、意見の割れている現状です。 僕らは証持ちで、箱庭の子で。 あの方と幸福に暮らすことは、皆喜ばしいものだと思っていたので。 どうして僕らは、ひとつになれないのでしょうか。 これほど寵愛を受けて尚、それを受け入れないのでしょうか。 [ぽつ、と、零すように呟く。 思えば、ゼロの前でこんな風に心情や弱音を零したことはなかったかもしれない。 なにせ、こんな風に怒りや苛立ちを交えずに話す事自体、珍しい。 通りがかりの誰かが見たら、天変地異を思うかもしれなかった*] (165) 2022/12/16(Fri) 21:46:25 |
]]『審判』 チェレスタは、メモを貼った。 (a37) 2022/12/16(Fri) 21:48:25 |
【独】 ]]『審判』 チェレスタ/* すごい ちょうど250ptつかったのか えーーーーーーんこれ絶対唐突すぎるってーーー 世界より歌に重きを置いてるムーブはちょこちょこやれてたと思うけど…… (-49) 2022/12/16(Fri) 21:50:49 |
【人】 XIV『節制』 シトラ── 回想・もうひとつの居場所 あ、ぅ………… あの、その………… [ 『可愛い』なんて 誰かに言われたのは>>132、 その時が人生初だったんじゃないかな。 村では聴き馴染みのない形容詞だったその言葉が なんだかとても気恥ずかしく感じられたことと、 カルクさんが優しい人で本当に良かった、と 心の底から安堵したのを昨日のことのように憶えている。] ご、ごめん……なさい、本当に では……カルク、さん…………、と。 [ い、言えた……! ……って、顔に出てしまっていたかもしれない。 差し出した掌にカルクさんが乗せてくれた飴玉は、 とびきりあまいとろける林檎の味がした。>>132 その美味しさと、気遣いの言葉と>>133 静謐だけれど温かい祈祷室の空気に それまで堪えていたものが両眼から溢れ出てしまって、 そんなわたしのこともカルクさんは見守ってくれた。] (166) 2022/12/16(Fri) 21:55:23 |
【人】 XIV『節制』 シトラあ……、 ……ありがとう……ござい、ます お世話に、なります………… [ もし何か辛いことがあっても、 悲しいことがあっても、 敢えて口に出すつもりは最初はなかった。 涙は止められなくても、弱音を吐く資格は わたしにはないと思っていたから。 話すのは得意じゃなかったから 無理に話さなくてもいい、の一言が 祈祷室の敷居を跨ぐ難易度を下げてくれた。 わたしが悲しい顔をすることで 本当にみんなを悲しませてしまうのなら、 それはとても申し訳ないと思った。 だからといって、 喜怒哀楽すべてが涙に直結してしまう性格は そう簡単に治るものでもなかった。] (167) 2022/12/16(Fri) 21:55:37 |
【人】 XIV『節制』 シトラ[ いつから、だっただろう。 アリアちゃんのお土産をお使いしながら お土産話も一緒にするようになったのは。 沈んでいる日には決まって面白いお話をしてくれた。 そうして話してもらったお話は、 次にやってみたいことを決めるきっかけにもなった。 悪夢に魘された夜は、 落ち着いたら部屋に戻ろうと思っていたのに。 柔らかなお香の香りと、 頭や背中を撫でてくれる大きな手の温もりは 元々睡眠の不足していた身にそれはもうよく効いた。 ふっと気付けば窓から陽の光が射していて心底驚く、 そういうことが、一度や二度じゃなかった。 初めて悪戦苦闘しながら淹れた紅茶は>>134、 初めてにしては概ね上手く淹れられていたと思う。 というのもカルク先生が横に立っていてくれて、 危なっかしい場面はすべて回避できたからだ。 食堂で一人で復習を試みてみれば 熱湯をポットから溢れさせて ちょっとした騒ぎになってしまったり、 まともにお湯を沸かせるようになっても今度は 何かが物足りない味わいに仕上がってしまったり、と 満足のいく、美味しい紅茶への道程は長かった。] (168) 2022/12/16(Fri) 21:55:48 |
【人】 XIV『節制』 シトラあっ、あの……今日は わたしが、紅茶を……淹れて、みても いいですか…………? [ そんな申し出を思いきってしてみたのは 陽が高くなるまで祈祷室で眠り込んでしまった、 ある昼下がりのこと。 ティーセットを借りて、練習通りに紅茶を淹れて 仕上げに、メルロンをカップの上に乗せた。 その下には、輪切りにしたシトラスと 薬草園で摘ませてもらったローズマリー ] (169) 2022/12/16(Fri) 21:56:55 |
【人】 XIV『節制』 シトラ……ど………… どう、ですか…………? [ 組み合わせは、本を読んで学んだものをベースに アリアちゃんの薬草園を眺めて思い付いたものだ。 つい一週間前に開かれたチェレスタさんを囲むお茶会で 紅茶を淹れる役をしたい、と思えたのは この時の経験が少なからず自信に繋がっていたからだった。]* (170) 2022/12/16(Fri) 21:57:27 |
XIV『節制』 シトラは、メモを貼った。 (a38) 2022/12/16(Fri) 22:04:42 |
【独】 XIV『節制』 シトラ/* ユグさん あたまがいい とてもとても言語化力が高い すごい 尊敬のまなざし ユグさんのおかげで整理できている事柄がすごく多い気がする……拝み倒します………… (-50) 2022/12/16(Fri) 22:15:22 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル── 回想:薬師の君へ ── [ >>1:121おどけて言ってみたのだけれど、 まあ当然誤魔化されてなんてくれなくて。 怒られたには怒られた、けれど。>>125 心配。それもあるだろうけれど…なんだろう。悔恨? 誰あろう自分の所為だとは、いくら鈍くても察した。 貴女がそんな風に感じる必要なんてないのに。 ] ごめん、大事な君の薬を、よくない使い方して。 傷つけることになるなんて考えてなかった。 軽率だったよ。それは本当に謝る。 でも自傷のつもりはなかったんだ。誓って。 [ 傷つけたことを否定するなら、それでもいいけれど。 見ていられないくらい……なんだろう。そうだ。 寂しい。 見ているだけで、凄く寂しくなる顔をしてたから。 許されるなら、そのたおやかな手を掬い上げ、 自分のそれを重ねる。 ] (171) 2022/12/16(Fri) 22:16:00 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル[ 自傷のつもりは、本当になかった。 飲んでも飲んでも頭痛が止まなかった。 どうしてどうしてと、泣いても叫んでも許されなかった 痛みの記憶が鮮明に思い出されて。 アリアの薬なら、なんて 馬鹿なことを考えた。私の罪だ。 だから、今から語るのは彼女への誠意。それから、 …………多分、聞いて欲しかったんだと思う。 友達、だと、勝手に思っていたんだよ。貴女のことを ] ……ええと、わたしたちの家のことは話したんだっけ。 中央の名家で、とても恵まれていたと思う。 ただちょっと……折りが合わなくて。 物心つく前からの大反抗期でさ、親も手を焼いてた。 それでもなんやかんや落ち着きはしたんだけど、 まあ今から家族やりましょう、なんて言えない空気で。 腫れ物扱いの上に外に出られない生活で、 まあわたしたちはそれでもよかったんだけど…… ってそれはいいや。 この洋館に来て、それでも細々とやりとりがあってさ。 誕生日も、数日遅れてお祝いしてくれたりして。 この人たちもきちんと家族をやり直ししてくれようと してたのかなって。思ったんだ。 (172) 2022/12/16(Fri) 22:16:19 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル……馬鹿だよね、子供を捨てるまで 思い詰めてたなんて知りもしないで。 [ それを告げる書類が、奇しくも誕生日の朝── 一度目の喪失に重なった。 ああ、私はまたなくすんだ。 そして、どうしても諦められないものまでなくすんだと、 思って、しまった。 ] それで…………頭痛が酷くて。 痛くて痛くて、いっぱい飲んじゃったんだ。 本当に、ごめん。 [ それでも、本当のことだけは、 決して言葉には出来なかった。 言葉にしたら全て失う気がして、言えなかった。 ごめん、と、手を取ることを許されていたなら、 押し頂くように強く握り締めて。 ] (173) 2022/12/16(Fri) 22:16:55 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル…………まだ、わたしたちの先生でいてくれるかい? [ 薬師を指して『先生』と。 貴女が辛抱強く付き合ってくれたから、 痛みを憂うことも少なくなったんだよ。 生き易く、なってたんだ。 洋館に来て初めて訪った人。受け入れてくれた人。 薬だけじゃない貴女の真心が支えてくれた。 だからやめるなんて言わないでと、 縋り付くような気持ちを隠して、そう訊ねてみた。 彼女の、答えは ──── …… * ] (174) 2022/12/16(Fri) 22:17:24 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル[ >>126 ノックの音が微睡みに差し込む。 “彼”のものではない。 というより、彼以外で自室まで訪問する人の方が珍しい。 軽い、華奢な手で鳴らされた音が、夢に沈む思考をゆるり と呼び覚ました。 誰だろう。 ……いや、誰なんて考えるまでもなかった 女性陣とは殆ど個人的な付き合いはなかった。 彼女らと並ぶと自分との相似を感じさせ、 また彼女らを羨ましいと感じる心がどこかにあったんだ と思う。何となく、居心地の悪さを感じていた。 でも風に乗り届く彼女らの声を聞くのは楽しかった。 憧れて、遠くから眺めるだけで満足な気がしていた。 全てはもう遅いのだけれど。 そんな華やかな姿が過ぎりながら、 凪いだ水面のような彼女、本当は沢山の優しさを湛えた その人が その後ろ姿を見た気がして ベットを跳ね起き、沈黙を答えに立ち去る彼女を 捕まえようと──── ] (175) 2022/12/16(Fri) 22:18:08 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル待って!!! [ 扉の前にいなくてよかった。翻る蒼布はまだ遠くない。 咄嗟に彼女の手首を掴めただろうか ] ……あ、ごめん。 びっくりさせてしまった、よね。 どうしたんだい? こんな時なのに、君が来る場所はここじゃないだろう? [ いつもの顔で告げて、 それがもう必要のないものだと思い出す。 ] (176) 2022/12/16(Fri) 22:18:33 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル…………ああ、いや。 もう、嘘つく必要なかったんだった。 ごめんね。 私、先生に嘘ついてた。駄目患者でごめんなさい。 [ いつか語り損ねたこと>>173を、彼女に伝えた。 わたしたちが、ただ生きることを許されたかった少女の 幻想だということを。>>0:106 そしてその幻想は神の前に敗れ>>1:271、 そうまでして失いたくなかった人の手を振り払い>>1:315 何もかもが終わってしまったのだと。 ] (177) 2022/12/16(Fri) 22:19:34 |
【人】 Y『恋人』 クリスタベル私のことはもういいの。 私、諦めるの得意だから。 貴女の優しさが必要な誰かのところへ行ってあげて? 先生………………アリア。 来てくれてありがとう。凄く嬉しかった。 [ なくしたというには晴れやかで。 きっと、肩の荷が降りたような。 それがどれだけ厭わしくても大事なものだったか。 でも偽らざる顔で彼女と向き合えて良かった。 世界が滅びるなら、これが最期かもしれないから。 * ] (178) 2022/12/16(Fri) 22:20:12 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ――振り返って、チェレスタと―― ……期待を、してなかった。ですか。 『審判』が、怒っている…… [>>157どうしてだろう、と感じる。 チェレスタが怒るのなら、まだわかる。彼女には、外の世界に大事な人がいる。 『審判』は、なぜ? 今の世界が滅ぶことに、何の反発を示すのだろう。 身勝手な言い分に、だとは考えもせず。] 納得してから、というよりは、皆の話を聞きたいと思っています。 曖昧で、どちらでもいいというのなら、それでもいいのですが。 強くどちらかがいいという意見があるのなら、理由や、折り合える点はないのか探したい。 瑕疵が残る結果になるのは望ましくないでしょう、誰にとっても。 [>>159チェレスタは諦めてしまっていると。 それは少し寂しいが、彼女の立場ならむしろ、冷静な意見と思うべきか。] (179) 2022/12/16(Fri) 22:23:34 |
【人】 XIX『太陽』 ヒナギク[アリスの手を引いて、個室棟へと向かう。 彼女の部屋までを歩く道程で、 ぽつぽつとアリスと言葉を交わした。 "みんな、大丈夫かな?" "大丈夫だよ、きっと。" "これからどうなるの?" "……分からない、考えなくちゃね。" "なんだか、こわい。" "今は考えないで、アリスは休んで。" 答えを後回しにしていいものじゃないけれど、 6歳になったばかりの小さな子に、どう説明すれば良い? あなたの判断に世界がかかってるなんて。 とてもじゃないが、怯えた子供に言えやしない。 チェレスタの口癖を借りて、 自身も奮い立たせることしか、できない。] (180) 2022/12/16(Fri) 22:23:47 |
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