忘愛症候群 リクは、メモを貼った。 (a29) 2021/02/07(Sun) 17:24:28 |
【人】 三橋 夕凪[膨大な量の本を前に、一冊一冊手に取り 捲り、途中からは背表紙を手にばさばさと 本を振り、タロットを探していた。 砂漠で一粒の真珠を探すような作業に どれくらい没頭したか。 かき分けてもかき分けても見つからない宝物に、 湧き上がる苛立ちと焦りを鎮めようと私は 図書室の床で壁を背に、足を投げ出して座り、 ぼんやりと考えていた。] (129) 2021/02/07(Sun) 17:47:47 |
【人】 三橋 夕凪 ───大切な人。 [SNSを駆使して情報を探したこともあった。 けれど居場所どころか彼の情報すら 見つけられないまま月日だけが過ぎて。 なのにまさかこんなところで(と言っても どこかはわからないんだけれど)逢えるなんて 信じられなくて、なにが夢でなにが現なのか、 境界線が歪みぼやけてわからなくなりそうな 気分に包まれたような気がしていた。 手を伸ばせば、消えてしまいそうで、 また、あのときのように、 いなくなってしまうのがこわくて、 瞬きするのも躊躇した。 けれどまたあのときのように、 つなぎとめることもできなくて、 ……今、また私は一人で。] (130) 2021/02/07(Sun) 17:49:37 |
【人】 三橋 夕凪─── 夢、だったのかな。 [だって、なにも覚えていない。 先生に逢えた時、何を話したのか。 先生はどんな顔をしていたのか。 ここが自分の人生のピリオドで、 だれかが気を遣って最期に逢わせてくれたのかな、 なんてことさえ思う。 リクちゃんや、スタンレーさんは、 タロットを見つけることが出来ただろうか。 立ち上がって捜索を再開しないとダメだ、 頭ではわかっているのに、心に穴が空いて。 風船の空気が抜けてぺしゃんこになったような 身体に重く、ぐんにゃりと疲労感が纏わりつく。] (131) 2021/02/07(Sun) 17:50:53 |
【人】 機関設計士 スタンレー[エロンボの提案>>104で、お互い、情報共有を済ます。>>104>>105 スタンレーは、リクとユウナギと三人で図書室を拠点として行動していたことを話した。] あ、それと。 タロット捜索に役に立てば良いが、見取り図だ。 見たい時はいつでも言ってくれ。書き込んでくれても大丈夫だ。 [と、スピーカーから、「ぴんぽんぱんぽーん」という軽快な音が聞こえた。>>@23 「『チェーンソーを持った不審人物』と名乗ればご理解頂けますでしょうか。」] ?! [男は続ける。 武装する理由。 それは、敵意を持って攻撃してくる者が居るからだと。 それは、ユウナと、下半身に衣服を身に付けていない男だと。つまり、エロンボのことだ。 背後から攻撃を受けたと。] 二人ともどういうことだ? [放送を聞いて、 一人納得しているエロンボ>>123に、状況を知らないスタンレーは尋ねた。 エロンボもしくはユウナから、ゴボウの一件>>2:165>>2:166>>2:167>>2:170について情報共有があったろうか?] (132) 2021/02/07(Sun) 17:51:12 |
【人】 三橋 夕凪[自分と一緒にここまで来た、 元いた世界の図書館の本が入ったバッグを 手を伸ばし手繰り寄せた。] 返さないと、どうなるんだろ。 やっぱり叱られるかなぁ。 [自暴気味に笑いながら、無造作に突っ込んだ手で 一冊、取り出して。 読むでもなくぼうっとその表紙に目を向けて、 瞬間的に取り落とす。] え、なんで、 [ ───借りた本じゃない。 ] (133) 2021/02/07(Sun) 17:53:34 |
【人】 三橋 夕凪な、んで、 [どくん、どくん、と煩く騒ぎ出す心臓の音が 耳の奥にまで鐘を打ち鳴らす。 その中の、一冊を震える指先で引き寄せる。 先生に、直接、借りた本。 痴人の愛。 真面目な男が、次第に少女にとりつかれ 破滅するまでを描く物語。 小悪魔的な女の奔放な行動を描いた 谷崎潤一郎の代表作。 愛 、たしかな。愛が、そこに、書かれていて、 ぱら、とめくったそこから、 ] (135) 2021/02/07(Sun) 17:56:31 |
【見】 経営企画室長 ミロクあれから暫く色々な部屋を2人で回った。音楽室、美術室、念の為普通の教室も。>>126 しかし目当てのモノは発見できなかった。 「確か11枚と言っていましたね。>>127 そうですね。私が『皇帝』のタロットを見つけたのは何の変哲も無い椅子の中でした。 何処に隠されているのやら。」 [仮に『皇帝』のカードをリクが夕凪さん、スタンレーさんに使うとしたらこの子はこの世界に残る事になる。どの様な選択になるとしても、あと1枚はあった方が良いだろう。] (@28) 2021/02/07(Sun) 17:59:12 |
【見】 経営企画室長 ミロク[ 勿論あと1枚見つけているというのは嘘だ。 せめてこの子だけでも。][図書室に着き彼女が見知った2人がいれば、彼女を任せミロクは校舎の中を走り回るだろう。……できれば共にいたかったが。] [勘に過ぎないが、アテが無い訳ではない。 ……我ながら、この空間に来てから随分と非合理的な事に頼る様になったものだ。]* (@29) 2021/02/07(Sun) 17:59:44 |
経営企画室長 ミロクは、メモを貼った。 (t5) 2021/02/07(Sun) 18:03:58 |
機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。 (a31) 2021/02/07(Sun) 18:06:01 |
【人】 元紅薔薇様 ユウナ「うーん、彼には悪いことをしてしまったわね、 とはいえ、この放送の結果、少なくともエロンボさんはこの後会う人みんなから背後から不意打ちをする、卑怯者と思われてしまうわね。」 [そして、私はユウナと名乗れば皆に悪い人だと思われてしまうだろう。なんならいきなり襲われることがあるかもしれない。 こんな状況下で校内の探索はリスクが高すぎるだろう。 私とエロンボさんはタロットカードを待っているし、このままどこかに潜伏して逃げ切るのも一つの手かもしれない。 そういえばスタンレーさんはカードをもう見つけているんだろうか?] (138) 2021/02/07(Sun) 18:21:11 |
【人】 元紅薔薇様 ユウナ「スタンレーさん、もうタロットカードは見つけたかしら? もし、まだ一枚も持っていないなら、私2枚持っているから1枚お譲りできるわ。」 [そういって、塔のカードを差し出す。] 「あまりいい効果じゃないけれど、元の世界に戻れるはずよ。」 (139) 2021/02/07(Sun) 18:23:09 |
三橋 夕凪 は、メモを貼った。 (a32) 2021/02/07(Sun) 18:30:34 |
【人】 元紅薔薇様 ユウナ[しかし、頭部から出血するほどの怪我をさせてしまって知らんぷりというのも、気持ちよくないわね。 うーん、放送室に行ってこちらも放送で謝罪し、対話を呼びかけてみるとか? それにおそらく放送室には月のカードが隠されてる気がするのよね。 この手の私の勘はよく当たるのだ。 もしあの人がタロットカードを見つけられてないなら月のカードを見つけてプレゼントすればちょうどいいお詫びの品になるんじゃないかしら?] (140) 2021/02/07(Sun) 18:44:13 |
【人】 元紅薔薇様 ユウナ「とりあえず、私は放送室に行こうと思うのだけれど、どうかしら? 狙いとしては二つ。一つ目はチェーンソーマンに謝ることよ。 直接謝るのはちょっと危険そうだからまずは放送でワンクッション入れたいわ。 そしてもう一つは多分放送室にもう1枚タロットカードが隠されてる気がするの。 多分月のカード。微妙な効果のカードはあの部屋に集まってると思うのが正しい気がするのよね。 スタンレーのお知り合いの二人にも行き渡るようにと考えるとカードはたくさんあった方がいいはずよね。 よかったら二人も一緒に来てくれないかしら?」 (141) 2021/02/07(Sun) 18:48:36 |
【人】 探索者 ネリー[ どうやら、柚乃はネリーに会う前に女性にあったらしい。 柚乃がネリーに会えたことに感謝しているようだが、 ネリーも柚乃に感謝していた。 きっと、自分が一人ならばタロットカードを探すことに 興味を持つことはなかっただろう。 最後に誰かのためになれるのなら、ケリーがいない この世界でも少しは頑張ってみようと柚乃や先生に 会い思えたのだから… 残された時間はあまり多くない、少しでも多く 自分の知っている人たちの分は確保したい。 すると… ] (145) 2021/02/07(Sun) 19:19:46 |
【人】 探索者 ネリー[ 柚乃の喜びの声が聞こえた。 タロットカード No.21 世界 そのカードを柚乃はネリーに渡した。 そのカードの意味の一つには確か完全攻略があった。 もし、願いが叶うのならばみんなが帰りたい場所に 帰れますように。 そう、願いながらカードを胸ポケットに入れた。 ] (146) 2021/02/07(Sun) 19:20:20 |
【人】 探索者 ネリーありがとうございます 実は一枚心あたりが…… [ ネリーが図書館にあったタロットカードの話をしようと した時、また校内放送が始まった。>>@22 どうやら、件のチェーンソーマンらしく、彼が言うことが 正しければチェンソーを持った方が 被害者ということになる ] どちらを信じるかが問題ですが 血を出していた方はチェンソーを持っている方 のようですが…どうしましょう 件の被害者を探すかそれとも 先生たちのカードを探しに行くか… (147) 2021/02/07(Sun) 19:21:53 |
【人】 探索者 ネリー[ 残された時間はもう、残りわずか… 先生やスタンレーさんやリクちゃんはカードを 手にすることはできたのだろうか…もし、見つかって いないのならば…と考え、胸ポケットのカードを触った このカードを渡そう。 2人帰れるはずだから、柚乃さんのカードとこのカードで 先生とリクちゃんとスタンレーさんは帰れる ネリーは、もし柚乃が探しに行くと言ったならば 校庭に向かいませんか?と尋ね 被害者の方の手当をしたいと言ったならば、 校内をこのまま探索しに図書室近くへ向かわないか と提案しただろう。 ]* (148) 2021/02/07(Sun) 19:22:53 |
【人】 半裸刑事 エロンボ♂[ >>132 スタンレーには情報共有の一環として職員室の一件には触れていたが、ユウナがより詳しく説明をしてくれた >>137 結果的に背後からの不意討ちとなってしまったことは事実だが、たかだかゴボウがヒットしたくらいでそこまで怒り狂うほどの深刻なダメージを負っていたとは 大変ご立派なゴボウであったことは間違いないが いや、やはりありえない おそらくあの男はとんでもなくゴボウが嫌いなのだ かくいう僕もゴボウは好きではないし、同じアンチゴボウとして分かり合えるかもしれない ] ユウナ、もちろんついていくよ 君から目を離すのは危なすぎるからね しかし、起因や理由はどうあれあのようにチェーンソーを振り回し続けていた男がまともな精神状態とは思えない 用心はすべきだろう スタンレー、君も単独行動は避けた方がいいだろう しかし、今話した通り僕とユウナが結果的にあの男に不意討ちをしてしまったのは事実だよ 判断は任せるが、我々と共に居ても誤解を受けるかもしれないし、君の友人たちに危険が迫っている可能性もある。時間もないしユウナのタロットを持って昨日まで一緒だった者達と合流するのが手かもしれないな [ 肌寒いと思ったら辺りはすっかり暗くなっていた タイムリミットまで残り数時間だ ]* (149) 2021/02/07(Sun) 19:37:51 |
【人】 前に進みたい 柚乃──3日目 ん〜………… そうだね、たくろーくんと出会えたら いいんだけど〜 怪我してる人も、お話できるくらいには 元気だと思うから、お外に出よう〜! でも、時間もないから出る前に 窓からお外確認してからに〜? [ すれ違っては元も子もないので、 添木を探すことには同意しつつ、 一手間をかけることを改めて提案。 もし、職員室の窓から 校庭が見えるのであれば、 誰がいるのかを2人で確認しよう。 添木が見えたなら、 窓を開けて多分彼女が彼の名前を呼ぶ。 他の人が見えたなら、 「おにいさーん」「おねーさーん」と その人が気づいてくれるのかと挑戦したはず。 ]* (150) 2021/02/07(Sun) 19:59:05 |
【独】 前に進みたい 柚乃 「どうして迎えにきてくれたの?」 そんなことを、あのとき聞いてしまった。 だって、あの時は誰も信用できなかったから。 でも、あの人は何も言ってくれなかった。 ただ、後から一言ね、 「街の輝きが消えていたから」 なんて言われて、最初は理解ができなかったの。 そのさらーにあとに、 「お前がいなかったことに気づかなかった 自分への贖罪のつもりだった」 って言われたの〜。 (-51) 2021/02/07(Sun) 20:20:32 |
【人】 忘愛症候群 リク─ 三日目、図書室 ─ [ 図書室に着いた時、誰かそこにいただろうか。 いたのなら、「ただいま戻りました」と 挨拶をして、それからミロクさんのことを 紹介するだろう。 誰もいなかったのなら、ミロクさんと二人、 コンビニで買ったお弁当を食べようと思うが 誰かいたなら、ミロクさんは カードを探しに行くという。 ] あ、えっと。 [ その場合、私は部屋にいる人にカードを渡して ミロクさんについて行こうと思う。 探すなら一人より二人。 そう思ったから。 ]* (152) 2021/02/07(Sun) 20:21:42 |
忘愛症候群 リクは、メモを貼った。 (a33) 2021/02/07(Sun) 20:26:38 |
【人】 機関設計士 スタンレーなるほど、そんな行き違いが…。 [ユウナの説明>>137を聞いて、スタンレーは唸る。 それにしても、着衣だけを切り裂くという霊刀健全丸、いったい何の為に存在しているのか…、いや、考えないでおこう。 と、ユウナが一枚のタロットを取り出す。「塔」のカードだ。>>139 スタンレーは、それをそっと制す。] ありがとう。 その気遣い、痛く感謝するよ。 でも、他に困ってる人のために、それは持っておいてくれないか。 自分の運命は自分で掴み取りたいんだ。 元の世界で待ってるやつのためにもな。 [それは、虚勢では無かった。スタンレーは、ユウナに穏やかに微笑む。] (153) 2021/02/07(Sun) 20:31:45 |
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