【人】 小さな心 サルガス>>33 ブラキウム 「ブラキウムは、――ブラキウムは、いつも、上に立つ人らしく、してるよね。 じぶんはつよくて、こわくて、だれにもばかにされちゃいけないと思ってるよね。 でも、こころのいちばんしたからぜんぶほんとうにそうだったら。きっと、ぼくに声をかけない」 それは真ではないかもしれない。少年の善性が、そう思い込んでいるだけかもしれないだろう。 人の心の何もかもを水鏡のように見透かすことなど出来はしないのだ。 ましてや、まだ未熟な子供にそんな芸当など。そう思いたいだけなのかもしれない。 それでも、少年は貴方の中に厳しさも強さも、何もかもが育まれていることを信じている。 「ブラキウム、ぼくのともだちの、ブラキウム。 ぼくも、きみが心配なの。きみも、きっと知らないところで、危険なことをしてるでしょう。 でも、だいじょうぶだから。 ぼくが、きみをだれにも連れて行かせない。ぼくがきみを、守るから」 ああでも、だからこそ。約束は結ばれない。 (35) 2021/05/29(Sat) 13:41:36 |
水面に映る愛を シェルタンは、メモを貼った。 (c39) 2021/05/29(Sat) 13:43:18 |
【秘】 籠絡 イクリール → 振子 ブラキウム/* よく考えたら時限爆弾でナフキン赤く汚れてた描写あったのに こっちで勝手に血拭っちゃった。 辻褄優先する場合はそもそもナイフを渡さないか、 或いはブラキウムが手に付いた血を拭いた とかにでもしておくのがよいかと存じますわ。 ご自由になさってね。 (-129) 2021/05/29(Sat) 13:47:21 |
【秘】 『使える人間』 ルヘナ → 救われたい スピカ「愚問だな、殴られたいやつなんていないだろ。 だからといって抱かれるのも結構キツかった、 ……もう少しまともな『治療』はないのかここは?」 大人の『治療』に対して文句を言い始める。 大人たちに聞かれでもしたら殴られそうなぶっちゃけだ。 「……ああ、そうか。スピカ、イクリールのところに行くといい。 俺が知っているのは『俺が調査した』内容でしかない。 イクリールが別の情報を持っている可能性は高いんじゃないか」 (-130) 2021/05/29(Sat) 13:47:39 |
【秘】 救われたい スピカ → キシ の ポルクス と カストル「生きてます生きてます。草も食べてます」 草は食べないほうがいいらしい。 大人に近いあなた。 そして、治療された人間にも別け隔てがない (もしくは)そもそも人間に興味がないあなた。 だが、話ができるだけ、 今の彼女にはマシなのかもしれない。 「そう、酷い目よ。 ……説明はしなくてもいいわよね? お願いよ」 お願い。 そう、スピカはこのことについてあまり語りたくない。 (-131) 2021/05/29(Sat) 13:48:42 |
水面に映る愛を シェルタン(匿名)は、メモを貼った。 2021/05/29(Sat) 13:48:56 |
【人】 小さな心 サルガス>>34 メレフ 昼頃、昼休みは過ぎ去って 「はい!」 まるで授業中に指されでもしたかのような、大人しいながら元気いっぱいの声。 けれども扉が開くまでには、少しだけ時間がかかってしまった。 尋ね人が誰かもわからないのに、重いものでも運ぶように両手で頑張って扉を開けて。 見上げた顔が貴方であるのを見て。ほっとしたかと思えば、すぐに眉を下げた。 「メレフ! たいちょう、だいじょうぶ? しんどそうだったでしょう。 どうしようかな、まだ、朝のたべもののこってるんだけど……」 気遣わしげに部屋の中をちらりと振り返る。 隙間から見える風景には、ちょろりと残ったクッキーやヌガー、お茶のポットが置きっぱなし。 朝、人を匿おうとして積み上げた食料をまだ消費しきれていないのだろう。 少しだけ、青い草と土の匂いがする。 (36) 2021/05/29(Sat) 13:49:32 |
【秘】 空回る思い メレフ → 水面に映る愛を シェルタン「はッ…く、そ さわる、な…!」 非力な腕では、腕の拘束を外せない。 体を弄る手が、複数の手、這って、摘んで。 顔が、白くなる。気持ち悪さは晴れるどころか積み重なる一方で。 吐きたいのに。吐くものがなくて。喉の奥がひたすらに胃液に傷付けられる。 「は、く…シェル、タン…」 聞こえてくる、嬌声と嗚咽に胸が苦しくなる。 お前にそんな声をあげて欲しかったわけじゃなかったのに。 こいつらがいなければ。こんな場所がなければ… (-132) 2021/05/29(Sat) 13:54:31 |
【秘】 振子 ブラキウム → 籠絡 イクリール「…………うん。 僕のなりたいものを、やりたい事をちゃんと考えてみようかな。 今はなんだか一つの間違いでも取り返しのつかない事になりそうな気がするんだ。 気付いてからじゃ遅いような、そんな予感」 体の震えはすっかり収まっていた。 あなたのすべてに包まれている気がする。 それでも時間は止まってはくれない。 「あ、あぁ。そうだ。ナイフ。ええと……傷を」 温もりに名残惜しさを覚えると同時に気付く。 あなたが銀色の輝きを取り戻した後に、真っ白なナフキンをあなたの首の傷にそっと添えた。 じっとりとした仄かな熱と脈動を布越しに感じながら、穢れを拭き取れれば今度こそを身を引く。 あなたからナイフを返してもらう時にあなたの仮面を改めて見つめる。 ――それは一本の蝋燭の灯のような静かで柔らかい色をしていた。 ほっと気の抜けた表情で口を開く。 「わかった。もう誰かを傷つけるためには使わない。 危なくなった時はイクリールの事を思い出すようにするよ。 さ、夜は何があるかわからない。 君も気を付けて。また今度聞かせてもらうから、忘れないでよ?」 (-133) 2021/05/29(Sat) 13:58:09 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 空回る思い メレフ「…………ああ」 そうだよ そうだよ、メレフ。 この子攫いが誰のせいか、大人の陰謀か子供の裏切りか、 そんなのどうだっていい 大人が必要としてる人間を連れ去っている、 それがあなたに言われてわかって≠オまったからどうでもいい 「必要と、されていないんだ」 (-134) 2021/05/29(Sat) 13:58:28 |
【秘】 振子 ブラキウム → 籠絡 イクリール/* アタイの答えはこれよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ナフキンの赤は変わらずイクリールのものよ!!!!!!!!!!!!!!!! (大丈夫です。それはそれとして、また今度ってなんですかまた今度って)(返信不要です) (-135) 2021/05/29(Sat) 14:03:28 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 空回る思い メレフ「裏を知った、あのときの自分を どうして大人は放置している? 都合がいい存在だからだ。子供たちにばらすと思っていない。 何でも言うことが聞く意思疎通のできる人形だから」 「いい子と呼ばれて嬉しかった 悪いことをせずに全部大人の言うことを聞いてきた それでできあがったのはなんだ。 ただの鳥かごに閉じ込められた一羽の人間だ 自分から逃げ出すこともできない 反抗したら死にゆくだけの弱い存在 連れて行ってもらえるのならば、連れて行かれたかった たとえなにをされるとしても必要とされたかった! 治療? 知らない、 なんで他の子たちと違う扱いをしてもらえるんだ。 どうしてボクには何もくれないんだ!!! 連れて行かれてよかった≠ネんて言葉を あの子から聞いてしまってから全部がおかしくなった! (-136) 2021/05/29(Sat) 14:04:36 |
【秘】 救われたい スピカ → 『使える人間』 ルヘナ「あらそう? さっきから誘ってるのかと思ったけど…… 待って、抱く?……サラリと言うわね」 まあ、それに比べたら私は暴力で済んだだけ マシかもしれないわね、と内心では思った。 口には出さないし、『治療』を掘り下げもしないが。 「……うん、そうね。 いろいろな人に話を聞いたほうがよさそう……」 そして、閃く。 「……そもそも治療された人を集めるべきなのでは? みんな、孤独に苛まれているでしょうに。 だったら、これを救うのは、みんなで集まることだと思うの」 (-137) 2021/05/29(Sat) 14:11:30 |
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