【秘】 現実に背を向けて 竹村茜 → 少年 編笠花火が終わるより少し早めに、人通りの少なくなった境内に足を運んだ。 手には、花火を見ていて食べきれていなかったりんご飴を持っている。 多分気付いてくれてるよね、とそのまま飴を舐めながら。 まだ空に打ち上げられている花火に目を向けた。 (-83) 2021/08/15(Sun) 21:24:53 |
【神】 警部補 添木>>G18 御山洗/三日目 添木邸 「凄い布団、綺麗にしてくれたね!ありがとう……。今度飯でも奢るよ。何がいい?せっかくだから通販でも使って、変わったものでも食べようか。」 綺麗に埃が払われた様子に、喜びの声をあげた。 感心したようにへええ、と眺めている。 「俺もカラッとはしてないよ。ただ、どうでもいいことと、大事なことをわけてるだけ。御山洗サンは俺の大事な身内」 ね、と笑いながら、梨とアイスをスプーンで掬って口に入れる。 ひんやりと冷たい氷菓が美味しい季節になってきた。 梨の甘い香りに舌鼓をうちながら、相手の言葉にふうん、と相槌する。 「そっか。まあ、気持ちはわかるかも。……で、どうだった?10年後のここは。変わった?俺は、よくわかんないや。帰省に付き合っただけだし…。ただ、全部良いな、って思えるだけで。 まあね。簡単だし、あんまり外で遊ぼうって気にもなれなくて。警官って本当、メンドー。交代とかもあるし、呼び出しとかも受けるし?」 だから、家でやる趣味ばかりになる。 (G23) 2021/08/15(Sun) 21:25:22 |
涼風は、はしゃぎながら髪置とお祭りへと向かったそうな。その無邪気さは、10年前と寸分違わず。 (a13) 2021/08/15(Sun) 21:25:43 |
【神】 警部補 添木>>G20 花守 「はいはい。いただきまーす」 冗談で言っていたようで、すぐに顔を笑顔に変えて、無邪気にスプーンで思い切り掬う。 「ん、ウマ! ありがとな、これ。大変だったろ?」 食して見れば、美味しそうに次々とカレーを食べ進める。本当にお気に召したようだ。昔から文句は言いながら、この「礼」も欠かしたことはない。 「野菜、たまにかわいー……ちっちゃ。ながすぎるのもある」 …失敗したのか、荷崩れたのか、びろんと間延びしたようなニンジンやらタマネギをスプーンで掬ってからかうのも忘れない。嫌な奴だ。 「本当に成長したなー、花守。大人になると、一通りなんでも出来るようになるのはなんでかね?」 (G24) 2021/08/15(Sun) 21:26:15 |
【神】 警部補 添木>>G21 清和 【2日目 警察組二次会時空】 「都合のいいことばっかり忘れる脳ミソしてんね。思い出させてあげようか?」 やれやれ、と肩を竦めながら。 「職場じゃなくたって、まあ、怒られる相手ぐらいいるよ、俺だってねー。あっ、髪型崩れる!も〜」 嬉しそうに笑っている。 やめてほしい!と言うくせに、絶対に自分から無理やり払いのけはしなかった。 金だった頃の髪は見る影もなく、元の黒に戻っている。 「未成年じゃなくなったら、ウォッカ一気させて遊ぼうかなー。 ………え?それ、聞く?……ふっふっふ……。……俺に勝てたら、教えちゃおーかな」 カン、と干したグラスをさかさまにテーブルに置いて、 「さ、お次をどうぞ?」 頬杖をついて、薄っすらと悪い、誘うような笑みを口端に浮かべた。 (G25) 2021/08/15(Sun) 21:26:33 |
【人】 花守花守は、連なる屋台を抜けた先、神社へ至る石階段を数段登った所で腰を下ろしている。 家には何故か浴衣が用意されていたけれど、着ることはなくワンピース姿のまま、子供達を、大人達を、喧騒を眺めている。 「こなくても、よかったなあ……」 (41) 2021/08/15(Sun) 21:27:18 |
【人】 少年 編笠「子どものころもっとりんご飴って でけーもんだと思ってたがそうでもないことに気づいたり、 フランクフルトとかもここじゃなく、 都会のコンビニで買った方が安いなとか考えると 気持ちが後ろ向きになるのが大人になるってことか……?」 そんな大人のなり方嫌すぎるので。 「なるほどな、大人はちゃんと考えてくれてるんだな。 ……まさかこうやってまた四人で 夜空見上げるとは思ってなかったな。 もうすぐ打ちあがるんかな、花火」 夜空の方を見上げる。 (42) 2021/08/15(Sun) 21:27:23 |
(a14) 2021/08/15(Sun) 21:28:19 |
【秘】 少年 編笠 → 現実に背を向けて 竹村茜人気のない境内へと足を運ぶ。 昔からこの付近の"ヒミツキチ"といえばこの境内だったので、 恐らくここで待ってるだろうなと思ったらやっぱり居た。 昔馴染って便利だし不便だ。 と、花火で照らされるアカネの手に持つ赤を見て呻く、 「うーわ……そこまで被るかい。 よお、奇遇だな。アカネ」 再び冗談を言いながら手に持ったりんご飴を振った。 (-85) 2021/08/15(Sun) 21:36:30 |
【秘】 現実に背を向けて 竹村茜 → 少年 編笠足音の方へ目を向けると、ああ 覚えててくれた。と目を細めて。 「やっほ。来てくれなかったらどうしようかと思った。 って、りんご飴オソロじゃん」 やっぱりお祭りって言ったらこれだよね〜と同じようにりんご飴を振って。 動きに合わせて小さく頭の尻尾が揺れる。 「ここ、昔から静かでさ。 皆で祭りの人混みに疲れた時とか、内緒の話がある時なんかよく来てたよね」 ぴょん、と軽く跳ねるように貴方の隣に向かい、 遠くから聞こえる、人々の喧騒に口元を緩めた。 (-86) 2021/08/15(Sun) 21:44:37 |
【墓】 青嵐「え、そんな職人いたんだ。 花火作るの大変なんだろうに、すげぇな。 ありがとう職人の人たち。」 田舎の暖かさを感じたしたこ焼きも暖かかった。 ありがとう慈悲の心。ありがとう聖母様マリア様アカネ様。 「なんでそんな後ろ向きな所にスポット当ててんだよ もっとあるだろ、駄菓子屋で酢イカをPOT容器ごと買えるようになったとか。 子どもの頃なら届かなかった木に届くようになって ミヤマクワガタ捕まえられるようになったとかさぁ。」 まぁミヤマクワガタは捕まえたことないのだが。 「そうだな。 …ずっとこうして一緒にいられたらいいのにな。」 つられて夜空を見上げながらポツリと呟く (+27) 2021/08/15(Sun) 21:45:59 |
【神】 巡査長 清和>>G17 百千鳥【4日目 『不発弾』処理】 「当たり前だろ? 俺たち何年お前らの先輩だと思ってるんだ……」 からん、と後ろから鳴る下駄の音が心地よい。都会では聞けないものだ。 追いかけてきたことで音の鳴る間隔が狭まって、また別の音を楽しんだ。 「転んだりしないように気を付けろよ。ヤな思い出、作らないようにな」 手伝ってくれる百千鳥に、そうやって声を掛けながら地面を掘る。 高校生3人で埋めたものを、成人と中学生の2人で掘るのは骨が折れる。 掘り起こすのにはまだもう少し掛かるかもしれない。 「……百千鳥は、なりたいものとかないのか? 将来……」 額に汗を垂らしながら、一緒に"不発弾"の処理をする百千鳥に訊ねた。 (G26) 2021/08/15(Sun) 21:51:19 |
【神】 おかえり 御山洗>>G23 添木/三日目 添木邸 「はは、大丈夫だよ。俺はいっつも食べてるから……試作品だったりそうじゃなくても勉強会とか。 食べすぎてその分筋トレして回さなきゃと思ったくらいだし。 そういう意味だと、いつか店に来てくれると嬉しいかもな、そんなに有名ってわけじゃないけどさ」 大衆向けではあるけれどそれなりにちゃんとした店、立地のところで働いているから、 用途は選ばず入れるだろう。身内だという言葉には素直に嬉しそうな表情を見せた。 何の衒いもない、まっすぐな気持ちだ。後ろめたく思うような素振りはどこにもない。 「変わんないな、って感じかな。でも寂れたわけじゃなくて、昔と同じ活気があって。 ああ、あの時のまま、誰かがここを残そうと頑張ってるんだなって……少しうれしくなった。 もし状況が良ければそう遠くないうちに越してきて、店でも開こうかなと思ってたくらい。 そうか……仕事が仕事だと、色々あるんだな。 俺はむしろ流行りのこととかちゃんとリサーチしてないとダメで、積極的に外に出ろって言われて。 意識の変化とかもあったし、昔とは少し変わったかな」 添木の記憶の中の御山洗はそんなに主張のない子供だった。 その分誰かの助けや世話に回っていたけれど、やはり年下の子どもたちに人気があるのは別の者だった。 集団の中で目立った様子もなく、瑠夏や翔の輝きに霞んでる、印象の薄い人間だっただろう。 (G27) 2021/08/15(Sun) 21:52:22 |
【墓】 現実に背を向けて 竹村茜「もっと色々あるでしょ大人って…… 子供の頃は足がつかなかったプールよりも、もっと深いプールに入れるとか。 好きな服を自分で買えるとかさ〜」 どっこいである。 「……そうだね。 ずっと一緒がいいな。 でも、さ。 皆いつか都会に戻って…結婚してバラバラになっちゃったりするのかな 」 (+29) 2021/08/15(Sun) 21:52:54 |
【秘】 少年 編笠 → 現実に背を向けて 竹村茜「……まぁ、そうだな。 長い階段の先なんで、大体誰にも見つからないしな、ここ」 アカネの認識は正しい。二人にとってはそういう場所だ。 でももともと自分にとってはここは、嫌なことがあったときや、 一人になりたかったときの隠れ場所だった。 ……カッコ悪くて子どものときは尚更言えなかったが。 「ああ、じゃあ、今更内緒にしておきたい話があるってことか? それか祭りでの人ごみに疲れたか……? 無敵のアカネ様が」 いや、そんなタマじゃないよなと笑いながら 境内の俺たちが昔『大皿』と呼んでいた大きな石に腰かけた。 そのまま、花火が上がるのを見る。 (-87) 2021/08/15(Sun) 21:52:58 |
竹村茜は、胸が痛んだ。 (c17) 2021/08/15(Sun) 21:53:10 |
【神】 花守>>G24 添木 あまりに無邪気に、子供のようにカレーをかき込むものだから、ちょっと驚いて、でも美味しいと言われて顔が綻ぶ。 「カタチが悪いのそっちいってた? やだ、こっちに選り分けたつもりだったのに、お皿反対だったかな」 そんな事はない、食材を使い切らなければいけなかった都合上、全部入れざる負えなかったのだから、混入していて当然。 「でもよかった、そうやってると髪染めて来る前みたい」 髪を染めてきたときは大層驚いた、似合わないとイジっで怒らせてケンカになったっけ、ちゃんと謝ったか記憶に自信がない。 金髪から黒髪に"変わった"というより、"戻った"と言ったほうがしっくりくる。 10年よりもっと前に、この家であなたの祖母に料理をご馳走になった記憶が、ほんのり重なる。 (G28) 2021/08/15(Sun) 21:55:39 |
【独】 影法師 宵闇ところで清和への曲? これで恋愛曲歌ったらどう思われるかな? いやそんな感情全くないけど……反応みたすぎる……。 レッツゴー不発弾!(ドン!) 掘りだせ不発弾!(ドン!) 中からでてきたのは何弾!!(ドッカーン) みたいな曲かも。 (-88) 2021/08/15(Sun) 21:56:33 |
【神】 警部補 添木>>G27 御山洗【三日目 添木邸】 「そうなんだ?へえー……!じゃあ、お店行くよ。ショップカードある?場所教えてくれたら行く!お酒飲みたいし、代行用意しといて貰わないとなあ……どんなお店なの?」 興味津々、という様子であなたに尋ねた。 お店次第だが、皆でいってもいいだろうし、大人向けの店なら希望者だけで行くのも悪くない。そのまま、御山洗さんも一緒に参加できればいい、なんて思いながら。 「じゃあ、案外悪くないんだね。ダムとかの話も聞いた気がするし、ちょっとどうなのかな?と思ってたんだけど。まあ、俺なんかはずっと前に出て行っちゃった側だしさ……。案外、いいかもね。この辺に戻るのも。俺もある程度昇進したら、この辺の警察署長にでもして貰おうかな?」 ……冗談めかして口にするが、これは、冗談ではなかった。 「いい上司さんだね?」 そんな事を部下に伝えるのは、いい上司だ。自分も、そんな上司に心当たりがある。 相手の目元を隠す髪の毛を、何の気はなしに触れて払う。 「なんか、イイ顔になったな〜!御山洗サン。今の仕事、楽しい?」 (G29) 2021/08/15(Sun) 22:00:10 |
【人】 少年 編笠そのアオの言葉を、無言で聞いている。 そのアカネの言葉を、無言で聞いていた。 「おい、せっかくの祭りなんだ。 祭りが終わった後のこと考えるの、早いんじゃないか。 ……なあ、卯波」 ギシと。 何かが歪む音がする。 「アオ、お前が呼べば俺はいつでも帰ってくるよ。 アカネ、まだまだずっと、ここにいられるはずだろ。 卯波だって、ずっと見たいモノ見せてやるよ」 「だから。 もう。頼むから。 ――どこにも行くなよ……」 大きな花火が上がって、小さく囁いた言葉は掻き消される。 (45) 2021/08/15(Sun) 22:00:15 |
【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥>>37 編笠 「どうせなら、もっと早くに叱ってくれたらよかったのにね」 ベンチから立ち上がる姿を視線で見送って、 すぐ傍らに置かれた水鉄砲を手に取った。 皆ではしゃいだあの日は、もう遠い昔のようだった。 「せめて落とさないようにしなね、どっかの誰かさん」 本当にその笑顔を見たかったのは自分ではないだろうに。 そんな事を思いながら、遠ざかる背中に言葉だけを投げ掛けた。 花火も祭りもこの夢も、終われば全てが色褪せるばかり。 その中に敢えて置き去りにするのならいいけれど、 もしそうでないのなら、せめて両の手に収まるものくらいは 今あるものは、そのまま持っていた方がいい。 (46) 2021/08/15(Sun) 22:00:27 |
【秘】 巡査長 清和 → 花守「俺たちふたりが、バカやって、隣町まで行ってワルやって…… ヤバいことに巻き込まれて、鬼走さんたち警察に助けて貰った。 ……それだけ」 簡潔に、ただ要点だけを並べて、あの時に何があったのかを語る。 だが、清和 と"彼" にとっては人生を変えるほどの出来事だったのだと、静かに語る口調からは、うかがい知ることができるだろう。 「……このままじゃ、ご褒美上げられないかもな」 いつまで経っても街灯りに辿り着かないので、そんな事を呟いて。 (-90) 2021/08/15(Sun) 22:00:30 |
【神】 警部補 添木>>G28 花守 「別にいいよ。味、かわんないし。ただぶきっちょなんだな〜って?なんか、悪いけどちょい嬉しいよ。昔のお前を思い出して」 嬉しそうにカレーの皿を見下ろして、ふふっと照れたように笑った。 元気よく食べ過ぎている。腕白小僧じゃあるまいし。 「ま、そのままその通り。染めてないからなあ」 ……似合わない、なんて言葉は、多分相当に大人げなく怒った。お洒落なの、別にお前に何か言われてお洒落してるんじゃねえよ、口出すな、なんて大騒ぎして。 「……正直、この色に戻したとき、だいぶ……キたんだけど。便利だよ、黒髪。年長者サンにぐだぐだ言われないし。真面目に見られるし。 …あ、後でもしよかったら、婆ちゃんに手合わせてくれない?すごい喜ぶからさ…。」 (G30) 2021/08/15(Sun) 22:09:22 |
【秘】 現実に背を向けて 竹村茜 → 少年 編笠小さな頃は、親や子供達と喧嘩をした時に一人で耐えきれず泣きに来ることもあって。 それは茜にとっても、幼馴染には見せたくない姿だったから きっと見せる事はなかったのだろう。 「まさか。あのくらいで疲れるなら都会で暮らしていけないって。 …そうだね、内緒話。人がいるところだとちょっと恥ずかしいからさ」 もうそろそろ数が少なくなってきた花火を背にして、あなたの方へ向き直る。 「ねえ、アキラは……この村が好き?」 (-91) 2021/08/15(Sun) 22:11:23 |
【神】 巡査長 清和>>G25 添木【2日目 警察組二次会時空】 「ほ〜う? なんだ、恋人か? お前が相手だと怒ってばかりになっちまうだろうなあ、はは」 からかうように笑いながらも、どこか寂しいものを感じるもので。 髪は黒色に戻って、自分の知らないところで様々な経験を積んで。 もう、自分の半身とまで思っていたヒサシはいなくなってしまった。 どこか、センチメンタルな気分に陥ってしまうのは、酒のせいか。 「警察官僚がイッキ強要で処分!とかシャレにならんことすんなよ? ただでさえ、世の中は警察の不祥事に目光らせてんだから……」 挑発的に笑う姿に、こちらも腹をくくったようににやりと笑った。 「……なまいき言うじゃないか、ヒサシ。……ぜってえ負けねえ」 残っていた酒を一気に煽ってグラスを空にすれば、次を求めた。 (G31) 2021/08/15(Sun) 22:13:19 |
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