【独】 7734 迷彩 リョウ>>3:c4 初老の男はこのハゲです。少年院に勤めるカウンセラーの内のひとり。 どんなに社会が腐敗しても、 人間はハッピーエンドが好きですから、ね…… こっそりとその可能性に賭け、そして勝ち、負けた人。 モブの描写ガッツリしてごめんな (-139) 2021/10/04(Mon) 17:45:35 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 9949 普川 尚久「ああ……そのくらいが、ちょうど良いのかもな」 鼻を掠める、似た色の髪が擽ったい。 何だろうな、これ。……猫? 思って、くつりと喉を鳴らした。 不気味かも……。 回していただけの腕に、僅か、力が籠る。 据わりが悪い。 本当に、何だろうな、これは。 「うん。……理解し難い」 背を丸める。ずるーっと肩の辺まで頭がずり落ちる。 耳元で、「眠い」と呟いた。 (-140) 2021/10/04(Mon) 17:57:54 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 8435 黒塚 彰人「おもたい」 何笑ってんだと思っていたら、勝手に腑に落ちられた。 理解し難いというのはそっくりそのまま返せるぞ。 「眠たいなら、寝たらいいじゃないか。 もっと寝やすくはしなよ、布団敷くくらいはしてやる」 「・・・・・・・・・・・・・・」 「もしもし?????」 (-141) 2021/10/04(Mon) 18:06:47 |
【秘】 0043 榊 潤 → 9949 普川 尚久「……死にはしない、終わるだけだ」 何度も言い聞かせた。いなくなる、わけじゃないと。 「なかったことには、ならない」 何度も言い聞かせた。だけど到底、自分でも受け入れられない。 「過去はなかったことにはなれない」 何度も言い聞かせた。それは、真である。 「この俺が、……」 「……、また俺が実ったら」 次こそ俺を構築するすべてを思い出す。 だからそのときは、酒でも奢れ。 いやだと、代わりにいってくれる声が聞けただけで。 きっと、成功だ。普通ができなくとも、成すことができた。 時間を与えてしまうが、大丈夫だろう。 俺か俺であることの、種は蒔いた。 帰る場所が、あることは悪くないな。榊潤。 そこは誰か特定の場所ではないが、この喜劇を耕したかいがあった。 (-142) 2021/10/04(Mon) 18:20:22 |
榊 潤は、普川 尚久の左瞼に口付けを送った。 (a47) 2021/10/04(Mon) 18:21:12 |
【秘】 0043 榊 潤 → 9949 普川 尚久その日は、あなたに眠らされずとも心地よさそうに。 明るい部屋の中で、深く深く。 誰かに起こしてもらうのを待つかのように。 あなたの音を聞いて。 「……おやすみなさい、ご機嫌よう」 榊潤は眠りについた。 (-143) 2021/10/04(Mon) 18:24:05 |
【秘】 0043 榊 潤 → 3839 南波 靖史「……悲しくなんて」 通り越した、とは言い切らないが。 お前のほうが随分厄介なものに捕まってるじゃないか。 「とんだわがままをこちらも押し付けていた。 お前が笑えているのなら、少しはましだというものだ」 他人の不幸を見ていると落ち着くな、自分のことが些細に思える。 他人が大変なのを見ていれば、本当にこれは。 些事であったのだと、思い知らされる。 「……靖史」 「また、苗字に戻ったら。 しつこく怒ってくれ」 厄介事が嫌いな俺が起こしたミスが、今となっては合図になってしまう。 (-144) 2021/10/04(Mon) 18:33:45 |
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