【赤】 歌唱用 アタナシアス「ええ、義務でここに寄越されただけの人間でした。 あの様子では、わたしたちの事はひとかけらだって印象に残らないことでしょう。 あの人間にとって、わたしたちは数あるグレイのうちの一つに過ぎません」 「お任せください。 わたし、歌うこと以外能がないグレイですけれど。 ここに来てから何だか、力が湧き上がってくるようなんです。こんな私でも、出来ると思わせてくれる」 (*13) 2021/10/02(Sat) 21:06:39 |
【独】 宣教用 ルツ「……祈りなどと。 此処でも神の御言葉を乞わねばならないか」 1日目の夜。静まり返った自室にて。 困ったものだ、とロザリオを揺らしながら苦く笑う。 「折角仮初とはいえ、自由な場所に来たのだからな。 せめて私の意思で、誰かの為に祈るとしよう」 瞼を伏せ、歌声を届ける為に作られたあの子を思い浮かべた。 この祈りが天に届くかはわからない。 こんなものは自己満足だ。 この祈りは、きっと私自身を救う為のものだ。 それでも今はただ、十字架に思いを委ねてみよう。 (-56) 2021/10/02(Sat) 21:20:48 |
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新