【人】 第11皇子の従者 ダレン[>>128酒をねだる主に、ダレンは気にせずグラスを差し出した。 というのも、祖国周辺では16にもなれば飲んでいる人が多かったからだ。法律はさておき] 相当に強いからな。 少しだけにしておくんだぞ……? [主は酒に慣れている年頃にはあまり見えず、心配そうに声をかけて] 騎兵が酒に強いかどうかは……。 酒の強さで馬に乗るわけじゃないからな。 強いていえば国民性だろうか……、 同じ人種で酒に弱い人は滅多に見ない。 [飲んで惨事になることがないのも合わせて、平然としていられるのだろう。 試験中の自分が冷静に見えたと言われたら驚くことになるかもしれないが、そうそう狼狽えずにいられるのは兵士として訓練を受けた賜物と言えるかもしれない] (136) 2021/04/18(Sun) 21:38:41 |
【人】 第11皇子の従者 ダレンデーツ……あぁ、このお酒の原料もそれだね。 いろいろな食べ方をするんだな。 干したものしか馴染みがなかった……。 [>>129主が以前作ってくれた餃子は小さなハンバーグに衣がついたような食べ心地だった。それもまた美味しかったのだが、そういえばあの頃はまだ従者となる寸前だった。 懐かしい名を聞いて微笑んで] 彼らも旅立ったし、道中会うこともあるかもしれないと 思っていたが……会わなかったな。 どこかで元気にやっているだろうさ。 [他の面々のことも思い出して、試験を懐かしむ。 ほんの数日間のことだし、ついこの間の出来事だが、印象的な出会いが多数あった] (137) 2021/04/18(Sun) 21:39:03 |
【人】 第11皇子の従者 ダレン[その後、談笑しながら食事を終えて一休みしたあとは店を出て、帰るのを兼ねて周辺を少し散歩することにした。 真っ直ぐ帰っても良いのだが、辺りに人目が多くて、魔法具を堂々と使ってもらうことをダレンが躊躇った。 見た目が少々派手すぎる気がして。>>0:88 予想通りにほとんど酔いはしなかったが、それでも少し風にあたりたい気分でもあった] (138) 2021/04/18(Sun) 21:39:21 |
【人】 第11皇子の従者 ダレン[そんなわけで郊外に向けて歩いていくうち、住宅地付近の公園を通りがかれば、ベンチでぐったりしている人>>135を見かけた。 軍服を着ているようだがこの国の軍人には見えなかったし、あまり治安の良くない世情である。 ダレンの顔には心配の色が浮かんだ] ……あの人、大丈夫だろうか。 物盗りに遭ったりしないだろうか……。 [軍服姿で前後不覚とあれば、貴重品狙いもいそうなものだ。 気がかりで仕方ないという風に足を止めるダレンに、主は何と言うだろうか]* (139) 2021/04/18(Sun) 21:39:59 |
第11皇子の従者 ダレンは、メモを貼った。 (a4) 2021/04/18(Sun) 21:41:30 |
【人】 第11皇子 ハールーン[宮中では2番目の兄がよく酒を持ちこんでいたから、この国の法を気にしたことがなかった>>136。宗教的にはNGであるとは教わったが、周囲で守っている人もいないとなると、あって無いようなものだ。と、自分の立場でそんな事を思っていてはいけないのかもしれないけど。] 国民性……そうなんだね〜 俺、ダレンの国の話って聞いたことないよね? [聞きたい聞きたい!といったオーラを振りまきつつ、それに応えてもらえたか否か。騎兵になった経緯は何だったのだろう。自分に余裕ができてきたのか、知りたいことが次々湧き上がる。] (140) 2021/04/18(Sun) 22:06:55 |
【人】 第11皇子 ハールーン(……でも、急がなくていいか。) [これから一緒にいるのだから、と。 我ながら、考えなくちゃいけない事を後回しにした思考回路だ。けれど何もかもを解こうとすると余計絡まりそうな気はしていた。逃げる癖がついているのかも、しれないけれど。 店を出て、帰路につく前にここらを散策することに>>138。母お手製の魔法具は少々人目を憚らないきらいがあるので、それは賛成。ダレンもそれを気にしているに違いない。 そうして歩くうち>>139。彼は誰かを見つけたらしい。] ──……軍人さん?……生きてる? [反射的にそっとダレンの後ろに隠れる。 見慣れた自国の制服ではないが、それが『衣装』にも見えなかった。──それに誰が誰を『雇って』いるかなんてわからない。"2番目の兄"の姿が過ぎる。]* (141) 2021/04/18(Sun) 22:22:58 |
【人】 中隊長 アーサー[代金を多めに支払い店を出る。 外に出れば、陽が多少は傾いたのか 建物や木陰の道を多く創り始めていた。 今日は休日なのか、と聞かれたが 副官やその補佐に訓練の命令系統を任せ 王宮や街へ足を運ぶのは以前から良くやる事だった。 国の揺れる機は大概掴めているし、 諸外国からの侵攻も、数年前に勝利を収めたきり ここ最近は大人しくなってはいるので 軍が大きく動く事も薄い。 郊外の野盗を討つや市内外の騒動の鎮静、 異民族の鎮圧や反国組織の排除なりの 任務は儘ある事だが、それらは主に 小隊単位で動く様なもので。 …まあ今の時世は、 突発的な出撃や直属以外からの命で 雑兵の様に駆り出される事もあるのだが。] (142) 2021/04/18(Sun) 22:30:59 |
【人】 中隊長 アーサー[兎角、 今の治世であれば多少なりとも 自由の時間を得る事が可能な身の上ではあったのだ。 陽の傾く前には王宮内の自身の庁舎に戻ったが、 変わらず兵達は訓練を熱心に続け 甲斐甲斐しく。 副官らも慣れた素振りで報告に訪れ、 ひと時変わりの無い事を伝えると また兵達の下へと戻っていくのだった。 簿を記し書類を纏め、 上官への報告を用意し終われば外を見遣る。 朱と瑠璃とが境目を溶かして共存するその色に 時刻を知り、椅子に深く背凭れた。] (143) 2021/04/18(Sun) 22:31:18 |
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