【独】 求愛 シェルタン「……行こう」 ヘイズは何かしてもらえたのだろうか。 恋人を抱くような、甘い甘いそれを。 玩具にぶつけるような、激しく熱いそれを。 昂ぶりはもう抑えきれないところまで来ている。 衣装箱の中に隠れた、淫猥な下着。 あの大人たちに貰ったそれを着けて。 ふらりと、部屋から出て行った。 (-119) 2021/05/27(Thu) 2:04:51 |
【置】 愛はどこ? シェルタン(夜はルヘナと見回るをする約束だったから) 日も沈む夕暮れ。 子供たちの目を、盗んで。 独り、森の中の方へ歩いていく。 立ち並ぶ看板を、 ただ、物悲しそうに見つめていた。 (L8) 2021/05/27(Thu) 2:07:14 公開: 2021/05/27(Thu) 2:20:00 |
【人】 徒然 シトゥラ>>96 イクリール おすすめの本を届けることを約束すれば ぽつりぽつりと思い出すように口から零れる言葉は続いた。 家は、10年以上長く連絡が来ないのだという。 だからすっかり忘れてしまった、 どんな家族がいたのか帰る場所があるのかも。 僻むことはせずに羨ましいと思えるのはきっと、 子供達を好いている自分がしっかりといるからだろう たとえそれが――― 連れて行かれた彼らを見なくなる歪みが生まれてもだ。 「あなたのように可愛い子に告白をされたことが無かったんだ。 ありがとう。今日も朝ご飯を美味しく食べられたのはあなたのおかげ、そんな優しいイクリールが好きだよ。 また明日も一緒に食べてくれるかな?」 (99) 2021/05/27(Thu) 2:07:28 |
【秘】 貪欲 ルヘナ → 懐疑心 メレフ「ああ、本は一冊二冊程度持ち込めればいいからな」 読書できる環境が十全に整っているのだ、 わざわざ夜を過ごすだけの部屋にその機能は求めていない。 「昨日今日、朝に話していたことを照らし合わせて考えた時に。 ……あのくだらない"噂"が人間の悪意によるものであり、 メレフはその真相を知っていると推測したんだがあってるか? どうして知った? どうして知った上で無事でいられている?」 (-120) 2021/05/27(Thu) 2:07:31 |
シェルタンは、現状を酷く嘆いている。 (a79) 2021/05/27(Thu) 2:09:11 |
【独】 求愛 シェルタン(いない。誰もいない。 間が悪かったか。今日は出払っているのか。) いつもなら、“顔見知りの”大人が屯している場所は、 饐えた匂いだけを残して、人一人すらいなかった。 鎌首をもたげた熱情は、肌寒い風のなか、 徐々に収まっていくのを感じる…… 「……ハア、何やってるんだろう、オレ」 そう、呟く。 (-121) 2021/05/27(Thu) 2:14:34 |
【秘】 懐疑心 メレフ → 小さな サルガス「……ヘイズのことか。 あれは、あれも、お前は悪くない。悪いのはこの環境だ」 他の誰よりも、不器用で慰めるのも下手くそなメレフだが。 それだけは伝えておきたくて。自分を責めることがなくなればいい、と思った。 「…ああ。あまり量は入らないからな。 一つでいい……、……お前、誰にでもそこまで用意するのか」 自分はもてなしなんてしないものだから。 香りで部屋を充たすサルガスを見て、よくやるな と思うのだ。苦笑する。 本当に、誰かさんに似ているようで。 クッションに関しては大丈夫だ、とズボンに包まれた余り気味の足を床に伸ばしている。 (-123) 2021/05/27(Thu) 2:18:50 |
【独】 求愛 シェルタンそのまま、湖の方へ歩く。 水面を見た。1年ほど前から、 どんどん伸びた背丈。堀の深くなった顔を見て。 醜いな、と何度も思った。 「……メレフ」 一番。 大人のもとに連れて行かれたくない相手の名前を呼んだ。 何故だかは、今になっても上手く言えないけれど。 何かが、癪だったのだ。 (-124) 2021/05/27(Thu) 2:21:37 |
【置】 懐疑心 メレフ夜の森。 人目を盗んで、陰に隠れて――― 外へ続く方向へ 歩いていく。息を殺して。 ――――手には、小さな棒のようなものを握っている。 警備が手薄な場所を探して。ガードが見えると、戻っていく。 裏切り者の一人でも、見つかればいいのだが。 (L9) 2021/05/27(Thu) 2:24:12 公開: 2021/05/27(Thu) 2:30:00 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 気分屋 ルヴァ「・・・・・・・・・・・・ルヴァ」 「あなたからしたらボクはどうやら壊れきった存在みたいだ」 するりと、隣に寄れば あなたの菓子の包みを開いた手をつかんだ。 落としてしまうかも知れないが、 部屋が汚れるのもあなたが戸惑うのも気にしない 「ボクはもう、誰かがいないと生きていけない。 今は大人の手に生かされてるだけのセキレイで、 誰かの手なんてとれやしない。 それでもこの仕事だけは 必ずご褒美がもらえるって聞いている、 ・・・・・・それならルヴァのためにこの席を永遠にあけておくよ。 ボクもレヴァティも、どうせいなくなる。 ――ずっと気に入られて、 その『偽りの仮面』が一つになってしまったとき。 壊れきったっていうボクの気持ちがわかるのかも」 (-125) 2021/05/27(Thu) 2:24:24 |
【置】 貪欲 ルヘナこのくらいの時間……だろう。 シェルタンと約束した、見回りの時間。 森の周辺に他の子供達がいないのを確認してから。 誰かがついてくることがないのを確認してから。 スピカが立てた看板のもとへと向かう。 あのあたりでわかりやすい目印といったらアレだろうよ。 (L10) 2021/05/27(Thu) 2:27:29 公開: 2021/05/27(Thu) 2:30:00 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 気分屋 ルヴァ「ルヴァの幸せ、一緒に探したいな? もちろん明日も食べに来て、 いつまでも好きなだけ。あなたは連れて行かないからさ。 大人に連れて行かれたって何が何でも助けにいく」 「それにいつか・・・・・・その首に手がかかるのならば、 ボク達がいいなぁってさっきおもってしまったから」 手をつかんでいない方の腕を伸ばせば ゆっくりとあなたの首に指先を触れさせる。 ひんやりとした指先は逃げられない限り優しく喉を撫で続ける 「壊れたオモチャを直せるのは、最高の思い出になると思うんだ」 その言葉に含まれた意味をすべてわかる日がくるのだろうか。 だが、盲目的に告げられたあなたへの情は 連れて行かれるのを怖がる他の子供達≠ヨの絶対的な敵対と 意思をくみ取る様子のない大人側の陣営からのアプローチだっただろう。 (-126) 2021/05/27(Thu) 2:29:42 |
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新