【赤】 恋塚 暎史−向日葵 [ 1本目でまだ彼女の様子を見ている頃。 中の動きは、どちらかというと拒否。 異物は許さないというような感じがした。 口づけの合間に漏れる彼女の吐息。 離さないと言いたげな抱きしめよう。 異物を許されたのは、それから暫くして。 2本目を入れ、唇を離した頃。 ] ここか…… [ 彼女が声を上げたところを 何度か集中的に指を当てていく。 腹側。彼女は指の動きに合わせて 声を漏らしていく。 本当に熱持ったものを受け入れたら、 どうなってしまうのだろうか。 ] (*68) 2020/08/15(Sat) 10:14:47 |
【赤】 恋塚 暎史[ そんな少し後の話を考えていると、 そのときは来てしまったようだ。 中の締め付けが一段と強くなり、 彼女の体が強張る。 エクスタシーの波に、彼女がのまれた。 ずっと密着していた2人の体は、 さらに密着して離れない。 ] 初めての経験だった? ……何回か経験したら、気持ちいいって思うのかもね。 [ 中の指を抜けば、 胸の下で荒く呼吸をあげる彼女の前で、 指に絡んだ蜜液を舐めるだろう。 その行動は、彼女に見られていないだろうが。 彼は、動くかどうか悩んで 彼女が落ち着くまで待つことにした。 溢れる涙を見てしまえば、 顔全体に口づけを落として、 気持ちが落ち着くだろうか、と 思うことだろう ] (*69) 2020/08/15(Sat) 10:15:18 |
【赤】 恋塚 暎史[ それから、一瞬だけ彼女から離れる。 彼も最後の1枚を脱いでしまうと、 そばに脱いでいたニットベストのポケットから 避妊具をとりだして、 『離れないで』と視線で訴える彼女の上へ 戻ることだろう。 ふふ、と笑い彼は軽く唇を重ねていく。 己の熱持った欲を受け入れる準備が、 彼女の体は出来ている。 しかし、心はどうだろうか。 避妊具を袋から取り出せば、 彼は慣れた手つきでつけることだろう。 ] 侑紗、……ちゃんと、呼吸をするんだよ? [ 呼吸が浅くなりがちな彼女だから、 挿入する前にはこう言っておかないと。 ]* (*70) 2020/08/15(Sat) 10:16:25 |
【秘】 恋塚 暎史 → 卯月 侑紗 挿れる前にさわってみる? [ 避妊具をつけた流れで緩く 自分の指で撫でていた欲の塊を 秘裂にあててみながら、 彼は囁くのだろう。 ]* (-78) 2020/08/15(Sat) 10:16:58 |
【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光っは、はあっ、は……ん、くっ……。 [いやいや、と私が頭を振ったから。 止めてくれて分、達する直前で終わった私は 燻る熱に呼吸を乱し、胸郭を大きく上下させながら 呼吸と喉を整えようと唾を飲み込んだ。 けれど、そうしながら手を伸ばした先。 彼の熱を育てるのを手伝おうとしたものの 呻いて、体を引いたように思えて。 いけない事をしてしまったかと強張った指先を 舐めて、咥えられて。 今度はひくりと、そのこそばゆさに指先が震えた。] い、嫌じゃ……なかった……? [時折、こうして言葉が崩れてしまうのは 一枚一枚、花弁が伸びやかに開いていく様のように 丁寧に丁寧に触れられているからだろう。 私自身の凍り付いた劣等感を緩やかに溶かし なんでもない素直な私にしてくれるから。 男も女も関係なく。 ただ一人の"ちあき"にしてくれる気がしたから。] (-79) 2020/08/15(Sat) 10:27:47 |
【人】 卯月 侑紗 ー 中庭 ー [重ねた唇が捕らえられ、 深く舌まで絡ませられると 少しずつ、身体に熱が灯っていく。 でも、まだまだ。 私はもっとその先を知ってしまいましたので 彼が解放してくれるまで そっと舌先を擦り合わせていたでしょう。] 後悔させてくださるんでしょう? [全部、と言ったことを後悔するくらい どうせなら派手に溺れてみたいじゃないですか。 指先で彼の鎖骨の窪みをなぞって じっとフレームの奥にある瞳を見つめて。] 侑紗。 [そう、名前を告げました。] (104) 2020/08/15(Sat) 10:27:48 |
【人】 卯月 侑紗[黎哉さん、とお名前を伺って 私はこくりと頷きました。] 黎哉さん、とお呼びしたらよろしいですか? それとも……先生? [くすくす、喉を鳴らして笑って。 そういう遊びがあるのは知っていたので ちょっとこの大人の男性を からかってみたかったのです。] はい、向日葵、ですけど…… ちょっと散らかってますよ? [さっきまで寝てましたし。 その上、替えの下着が足りなくなって 洗って部屋に干している状態ですし。 それでもいいなら向日葵の間へ それじゃダメと仰るのなら黎哉さんのお部屋に お邪魔させて頂こうかな、と。]* (105) 2020/08/15(Sat) 10:28:09 |
【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光あゥ……ッ! [花弁の奥にある蜜口。 ぬるぬると熱く潤んではいるものの、 むりに開かれた奥側はまだ硬く強く縮んだまま。 先に女性の喜びを知っても、其処は矢張り未通の地。 処女地を指で押されれば侵入を阻むようにきゅんと窄まり つぷ……、と浅く、指が入ってくる感覚に。] ん、く………ッ。 [耐え切れないほどの痛みじゃなかった。 けれど、求めているのに恐怖を感じる矛盾に 痛みを訴えてしまいそうになる。 その癖進行を止められれば、やめないで、と 彼に懇願して続けて貰うのだから矢張り矛盾だ。 彼の指は自分の指より 節くれていて決して細くはない。 指の関節部分で濡れた入り口を擦られれば その違和感すら溶けて消える。 溶けて消えてしまうほど、満たされて。] (-80) 2020/08/15(Sat) 10:28:15 |
【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光あンッ、ふぅう……ッ! [もう20代の半ばを越えようとしていながら 未だ未踏の地を抱える身。 彼の指を受け入れ吸い付く媚肉は 辿々しいながらも蠢いて彼を離さない。 体の内側、肉壁の腹側をこりゅ、と 彼の指の関節が優しく抉ると声が漏れた。 身体中に寄せられる柔い唇が、 まるで愛してもらえているのだと夢を見させる。 いや、今こうしていることの 何処からが現実で、どこからか夢なのか。] (-81) 2020/08/15(Sat) 10:28:38 |
【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光ひ………っ、ん、はぁぁぁ……っ! [唇が、普段は隠れた耳元に触れた時。 耳朶を食まれながら指が埋められた時。 思わず顔を背けるようにしながら、もっとと強請るように 彼の指先にちゅくりと媚肉が吸い付いた。 彼がそれに気づいて何度も同じことを繰り返すなら 私は身悶えるしかなく、甘く甘く甘く鳴いて。] ひ、ぁ、……ん、んんんん! [ぽろ、とまた涙をこぼしながら びくびくっ、と一際大きく、下腹を波打たせると同時 躰の中にえも言われぬ痺れが走り抜けた。 がくん、がくん、と。 彼に触れられていることも忘れて、 一度、二度、腰を突き上げてしまう。 トロトロと女の部分から透明な蜜を漏らしながら ひく、とまた喉を震わせた。] (-82) 2020/08/15(Sat) 10:29:06 |
卯月 侑紗は、メモを貼った。 (a21) 2020/08/15(Sat) 10:29:24 |
【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光利光、さ、……あ、ァ、……っ、 [縋りたい。しがみ付きたい。 抱きしめてもらいたい。 そんな欲求を言葉にできないまま 震える指先を彼に伸ばした。 幽体のはずの彼にしがみつけたのか。 それを許してもらえたのか。 涙をはらはら、こぼしながら 私はいま確かに、あなたを求めてた。]** (-83) 2020/08/15(Sat) 10:29:31 |
【人】 空閑 千秋─和宮さんと─ …私と似たようなものなのね。 [彼女は体の感覚。 私は心の問題。 それぞれ抱えるものがあってここに癒されに来ている。 彼女と唇が重なったなら その細い腰を抱き寄せて、背伸びを支えよう。 ぱたん、とスリッパの音が鳴れば 彼女の背伸びが終わって、キスも終わったろうか。 いいえ。 私の方から身をかがめてもう少し口付けを。 唇を擦り合わせて、ちゅ、と啄んでから 舌先で彼女の唇を割って、舌先を探る。 頭の後ろへと手を添えながら更に奥へ。 腰に添えていた手は、柔らかな丸みへと。] …あなたのように綺麗な人でも 特定の恋人は、できないの? [それは純粋な疑問。 それとも、いる上でここに療養に来ているのか。 自分とは違う女性らしい女性なのにと 私は、こつりと額を合わせながら問いかけた。]** (106) 2020/08/15(Sat) 10:42:06 |
【人】 恋塚 暎史−過去の話・お姉さん可愛いよ、勿論美人だけど [ もし朝まで一緒にいたら、 悪戯をされていたかもしれない。 なんて彼女の思いを知っていたら 彼は苦笑いを浮かべたことだろう。 しかし、多分怒る度合いに関しては、 彼女の悪戯次第ではないだろうか、と思うはず。 ] 意外性があるから、いい。 可愛いだけじゃ物足りない。 チワワも、可愛い顔して吠えたらすごくうるさいし。 [ 可愛いだけの生き物よりも、 ギャップのあるほうがいい。 そして彼は多分、人間にもそれを求める。 だから、恋人たちともうまくいかなくなった ] なかなかにスピード出してる車ね、しかも。 ……あぁあ、着いちゃった。 [ 他愛無い話も一旦終わりを見せる。 どれだけ2人はゆっくり歩いたのだろう。 ようやく、目的地のラウンジまで到着した。 しかし、少しだけこの目の前のラウンジが 疎ましくなった。 彼女に見る楽しみを教える 大切な場所になるというのに。 ] (107) 2020/08/15(Sat) 10:52:42 |
空閑 千秋は、メモを貼った。 (a22) 2020/08/15(Sat) 10:56:39 |
【人】 恋塚 暎史−過去の話・ラウンジ ブルドッグを入れるグラスに塩をつけるんだ。 だから飲むときにお酒の中に溶ける、 もしくは自分の舌で溶かす、って感じ。 市販の缶で売ってるやつは中に入ってるけどね。 [ ストレートタンブラーを手に取って どういう風にするのか説明していく彼。 彼女が、彼をずっと見ていたら面白い、 などといえば少しだけ照れた表情を見せるだろう。 彼以上にパフォーマンス性に溢れたバーテンは この世にごまんといる。 でも、まだ彼女はそんなバーテンたちを知らない。 だから、彼を見たら楽しめる、なんて 言ってくれているのだろう。 ] (108) 2020/08/15(Sat) 11:01:30 |
【人】 恋塚 暎史 [ 彼女が身を乗り出してきた。 故に、彼も少し彼女の方に体をやって 唇を重ねる。何度も啄んで、 静かな口づけを楽しんだ。 ほのかに残る甘いベルモットの味。 彼は、そのまま隙を見て 舌を侵入させると、少しの間だけ 彼女の口内を楽しんだ。 ] ……玲さんとのキス、 ムーラン・ルージュみたい。 もっと、欲しくなったかも。 [ 体勢を整えたのち、彼はそう呟く。 彼女が、どう思ったのか 気にするようにちらりと彼女の方を見て。 ]* (109) 2020/08/15(Sat) 11:01:54 |
【人】 和宮 玲──千秋さんと── ……似てる、って言われると ちょっと安心する…… [>>106身体を屈めて彼女の方からキスをしてくる。 私がそれを拒む理由はない。 唇を擦り合わされれば、少し笑い 舌先が入り込んでくれば、ちろ、と彼女の舌を弾く。 ちろちろ、とそれを何度か繰り返す。 少し身体を反らせ、彼女に密着する。 手を頭に添えられれば、より舌が入り込んで 今度は絡み合うようなキスになるか。 腰に添えられていた手が動くなら 私の手も彼女を抱くように、腰に回る。] ……千秋さんは、それを不思議に思うの? 作ろうとしなかった……は嘘。 でも、続かなかったしね。 [こつん、と額が合わせられる。 私は目を閉じながら言葉を紡ぐ。 恋人が居たのは高校生、大学生ぐらいの頃。 同じ人じゃない。 半年以内に別れることが多かったか。] (110) 2020/08/15(Sat) 11:09:18 |
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