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【秘】 壮図千万 ラサルハグ → 白昼夢 アルレシャ「あっはっは!! そんな皆に見せびらかす様に飼いはしないさ!そんな事したらむしろ俺が勝ったとしても以降の生活に支障が出るだろ。そも、 云十年も主人探ししてた のに、そんな馬鹿な手を打ちはしないよ」咽てる様子を見て思わず大笑いしてしまう。 この空気まで掻き消しかねないから、軽く咳ばらいを一度した。 「さて、どう答えるべきか。『楽しいか』に肯定はする。 そもそも実の所俺も、本質と性癖は違うが“その手のタイプ”だよ。いきなり毒牙を剥くタイプではない。 要するに、だ。 黙ってそれをする方が喜ぶ人間が多く、 その上で『己も楽しめるなら』する。 先日の俺の発言まさか気にしてくれてた? でも君さあ、 “己も楽しめる”かい? 」 (-98) 2022/02/19(Sat) 3:39:12 |
【秘】 従者 ムルイジ → 泰然自若 シトゥラ「…久しぶり、だ。前はいつだったか…。 ………そう、する。もう少し、……」 すぐに起き上がろうとはせず、蘇生装置の中、ゆっくりと呼吸を繰り返す。 「…折角、貴方がきてくれたのに、な」と呟く声はほんの少しもどかしそうだ。 (-99) 2022/02/19(Sat) 3:47:09 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 蒐集家 テンガン「ちょっと触れただけで 破 裂するセ ンチメンタルな徒労感 ――♪」音が無数の刃となる。風を纏う。処刑時に使用した 斬撃 だ。中央へと向かう弾丸の雨を、刃を当てて切り裂く。 勿論あなたの元へも無数の刃が駆け襲うハズだ。 だからその判断は正しい。 弾の挙動など、打ち出される振動を操ればいくらでも変えられる。 ――でもそれじゃあフェアじゃねェだろ! カラカラと音を立てステージ上に弾が転がり。 全てを捌ききれてはいない。脚に、腕に、掠めて血が滲む。 「そこに 響 き揺れるクラクション置いていかれたアンニュイな 感 じ ――♪」歌う。叫ぶ。猛る。がなる。その音は 打撃 になる。上から振り下ろされるハンマーのように。身体を揺らして。 音の圧でギャラリーもあなたも、全てを潰さんとするだろう。 (-100) 2022/02/19(Sat) 3:50:02 |
【秘】 白昼夢 アルレシャ → 壮図千万 ラサルハグ「……長年ペット探してたアイツと尚更お似合いじゃねぇか。ならなんだってそんな賭け、………あー、それも『楽しむため』なのか?」 貴方の主人、な『アイツ』に、少しだけどういう性質なのかを聞いたんだった。 大笑いする貴方を一度じとっとした目で見はしたものの、徐々に視線の色は変わる。前述の通り、笑いを含んだものだ。 「考えるべき部分がそのまま含まれてたから、頭に残った。 …………俺は難儀な性質らしいからなぁ、ちょっとくらい楽しめなくたって楽しいんだが、ちょっと無理してるくらいが楽なんだが」 似合わぬ煙草を咥えて蒸かし、一拍。 「何だってお前はそうやってチクチク突いてくるんだか。そんなに俺は分かりやすいか? 『ちょっと』の範囲を超えるかもしれんな、と思ってる。……理由もなく牙を剥けるタチじゃなくてな」 (-101) 2022/02/19(Sat) 3:51:50 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 『巫覡』 ロベリア「――ッう、ゲホ、はァ、ッは……?」 空気を取り込めるようになれば、体は勝手に空気を取り込もうと、激しく空気を吸い込んでしまう。 霞みかかった視界が元に戻り、咳き込みながら、さきほどまで見えていた殺意を探す。 今の体勢は、あなたの目論見通りに。 「……ロベリア?」 やめたのなら手を離せばいいのに、そうではない。首に回った手に手を重ね、様子を伺う。 ……震えている。 空いている手で肩に触れる。 「どうした。やめたのか」 (-102) 2022/02/19(Sat) 3:52:35 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 黒風白雨 バーナード開け放たれた扉をひょいとぶつからぬよう避ける。 一撃を食らわせた後は特に何かをする訳でもない。 これが狼なら足を止めることが出来るし、そうでなくとも別に構わない。 暫く君の様子を眺め手元のスタンガンのスイッチを切った。 「……威力、上げすぎたかな」 (-103) 2022/02/19(Sat) 3:59:14 |
【秘】 壮図千万 ラサルハグ → 従者 ムルイジ「夢を見る事で高く飛ぶタイプも勿論いるが、俺が見る限り……君は地に足を付けて確実に一歩ずつ歩む方が──それこそ『夢』を掴み取れる気がする。 俺は善悪よりも 『己の欲を追求し続ける者』 が好きでね。苦労した分、まあ始めようとする人間は応援したくなるという奴さ。主人育成も、結局は『己の夢』の為の過程 に過ぎないしね。……しかし君、酒弱いだろ。ここまでにしておこうか。このタイミングで止めないと完全に手遅れになる。ベッドは幾らでも貸すし、寝て行っても構わない。……ああ、そう言う意味ではなく」 そう言う意味でもいいが、と冗談っぽく笑いかけてから、貴方のグラスを引こうとする。無理やり、とまではいかないが。ベッドかソファで寝るか、あるいは部屋に戻るよう一度促しはするだろう。 「ああ。でも、どうか忘れずに」 「俺はあくまで自分の欲に抵触しない範囲で『優しく』している。欲望に忠実と言う事は、 一切『己の利になる事を譲らないし引かない』し『裏切りとも思える行為もする』 ──君と交わした顔の全てが嘘ではないが、 そのような男だと覚えておいてくれよ?」 (-104) 2022/02/19(Sat) 4:01:23 |
【秘】 黒風白雨 バーナード → 泰然自若 シトゥラ「何って本当の賭けだよ。惜しむようなものじゃないと賭けても面白くない、でしょう? 勝算しかないよ。そりゃあアイツはやっと見つけた同類だけど、俺は捧げられたい欲求はあっても捧げたい欲求はないからね」 誰かのものになりたいんじゃなく、自分だけのものが欲しい。 「本当にとことん思考回路が同じなんだよな……死をなんちゃらってのあったねそういえば。いやまあ死への恐怖がないとは言わないけどさ。 あはは、お褒めに授かり光栄だね!とはいえ問題児に関してはまだ優しいものじゃない?無礼講が本格的に始まったら暴れる奴もどんどん出てくると思うし。……これから大丈夫?君って善良な人間だから標的にされそうだよね?」 (-105) 2022/02/19(Sat) 4:03:54 |
【秘】 黒風白雨 バーナード → 『巫覡』 ロベリア「上げ過ぎだよめちゃくちゃ痛い」 割とガチトーンの声音だ。まだ痺れている腕をぶらぶらさせながらその場にぺたんと座り込む。そうしてあなたの背後にサポートAIロボがいないのを確認して……深く息を吐いた。 「随分なご挨拶じゃん ロベリア ?その様子だと襲撃者ってわけではなさそうだけどどうした?君は夜這いする人間じゃなさそうだけど?」 囚人番号でいいと言われたにもかかわらず普通に名前を呼ぶ。 (-106) 2022/02/19(Sat) 4:09:44 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 黒風白雨 バーナードあなたの視線が動けば男もそれを追うようにして視線を動かす。こちらに戻した視線でやっと目が合うだろうか。目元がほんのりと赤い。 「…………、ン゛」 短い返答。頷きも添えたので承諾したのは伝わるだろう。 揺れる肩。身体はずっと震えている。 努力はするが、立ち上がれるか、歩けるかがわからない。 「…………、 つか 、れた 」あなたの両の腕を、己の両の手で掴んだ。 もしかしたら抱っこのおねだりにも見えてしまうかもしれない。 (-107) 2022/02/19(Sat) 4:10:52 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 泰然自若 シトゥラ「……あは、いや、えへ、うん、大丈夫ー……」 口角は緩く上がっているものの。 目元からぼろり。 零れる大粒の涙が大丈夫でないと物語る。 「……やー、ゴメン、アンタは、悪く ない、よ 何も あは、は、アンタ、やっぱ優しい よな」 大丈夫かと背を撫でられる度に、それはぼろぼろと零れる。 なんで出てくるのか。わからない。空っぽの気分なのに。 (-108) 2022/02/19(Sat) 4:17:23 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 衝撃波 ポルクス「面白いな。弾丸は駄目か」 掠り傷をいくらつけたところで殺せはしない。 ぐらぐら揺れる振動を感じる。観客が前から潰されていく。 「ではこれは」 服から小さな、丸い球を2つ引っ張り出す。ピンを抜き、1、2秒待ってから。 ありったけの力で投げつける。降り注ぐ音圧は、 爆風で押し返して飛ばしてしまえ! 破裂した球は、音楽に負けないほどの強烈な風と熱風を生むだろう。 すぐさま銃を持ち替える。連射が可能なショットガンだ。大きな弾丸は、先程までの弾丸とは比べ物にならない推進力がある。風くらいには負けないだろう。 また打撃が始まる前に ダンダンダンダン、 と連続して打ち込む。狙いはあなたの太腿、太い血管のある箇所だ。 (-109) 2022/02/19(Sat) 4:17:46 |
【秘】 壮図千万 ラサルハグ → 白昼夢 アルレシャ「俺の求めている 主人 のハードルが高いからさ。率直に言うと、俺は色々な経緯を得て 被虐性癖持ち と自覚したんだが、元々は逆 をやっていてね。要するに『若い頃はバーナードみたいな人間だった』って事だ。故に、わかるんだよ。『従順すぎるタイプを飼っても何一つ面白くない』とね」 あ、これオフレコで頼むよ。と空いた手で口元に人差し指を立てる。バレた所で賭けは終わらないだろうが、貴方の悩みのように『意図に気付かないまま』の方がうまく行く事が多々あるのは伝わるだろうか。 「なにより。俺に負けてそれで折れる程度の加虐性癖なら、どうせ俺は満足できないから不要と言う事さ。だから探す羽目になったし、見極めの賭けをしている」 もう、ろくでもないの極みの話だ。少し話しすぎたか。如何せん久々に吸う煙草で高揚して口が軽くなっている自覚はある。 「わかり辛いから探りたくなる。 故に思考が増えて結果的にそうなった、かな」 「だろう?そして無理してるのが余りに周囲にバレるなら、『自分も楽しむ』俺と違って、素直に乗れなくなるケースが多いだろう。例えるならそうだなあ。 ……脅されて泣く泣く殺しを仕掛けてくる子を見るのは可愛いが、仕事でもなく本人の悩みで泣く泣く仕掛けられた時、どんな気持ちになるか想像してくれ。 うん、困るだろ?」 (-110) 2022/02/19(Sat) 4:19:49 |
ラサルハグは、大爆笑したり、しー。と指で作ったり、忙しい。 (a58) 2022/02/19(Sat) 4:20:34 |
【秘】 従者 ムルイジ → 壮図千万 ラサルハグ「…己の欲…、君が暴いてくれた後だ、大分ハードルが下がった気がするよ。……見つけたい、と願えるほどだ。 …んん、気持ちいいだけだから問題ない…と言ってごねるものでもないな。大人しくしておく」 酒についてよく分からなくても自分が強くないことは何となく理解出来る。手遅れになるときけばほんのり寂しそうではあるが大人しくグラス回収に応じるだろう。 「そうゆう意味…、…?…!!いや、大丈夫だ、あれは… 気持ちがいい、けれど。 きちんと部屋に戻れる。問題ない」「……それと警告、感謝する。…けれど、君が自分の利になることに妥協しないのだったら。俺は寧ろ安心して君を信じれると思うよ。裏切られたとして、君と都合がつかなかっただけだろう? …なら別に、構わない」 ほんの少しのふらつきはあれど、立ち上がればちゃんと歩けるだろう。 「遅くまでありがとう。…それじゃあ、戻ることにするよ。 …おやすみ、良い夜を」 (-111) 2022/02/19(Sat) 4:23:46 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン「 ……死んで、しまえ 」重なる手も、肩に置かれた手も、振り払う様子は無い。 小さく呟かれた言葉に先程までの殺意が籠る様子も無かった。 動き方が分からない子供のように震えたままそこにいる。 「 …嫌い、……君が、嫌いだ 」声も揺らぎ、今にも泣きそうなほどの声量だ。 何が分かると喚くように言葉をぶつけたくとも、君は知っている。 だから何を言えばいいかさえも分からない。 「 ……大、嫌い……… 」首に回る両手を君の手に閉じ込めることはきっと出来ないから、君の熱を感じない方の手で確かめるように触れて、弱々しく縋るように重なった手の指先を握り締めた。 (-112) 2022/02/19(Sat) 4:25:14 |
【秘】 黒風白雨 バーナード → 衝撃波 ポルクス「ん。そっか、じゃあちょっとごめんね。ベッドに連れてっちゃうよ?」 あなたのおねだりにも似たそれを見て、掴まれた腕から伝わるあなたの震えを受け取って、男は一言断りを入れてから動き出す。 許されるのならばあなたを抱き上げて、レモネードを回収してからベッドに向かうはずだ。その際レモネードは手の届く位置に置くだろうしあなたを下ろす際はベッドに座る己の膝の上か隣になるだろう。 許されなければ風で構成されたベッドであなたを浮かせて運ぶことになる。その場合は男だけがレモネードを取りに行くし、あなたが降ろされるのはベッドの真ん中。男はレモネードを持ったままベッドに腰掛けているはずだ。 「眠かったら眠るでもいいからね。このベッド広いし寝心地いいんだ」 (-113) 2022/02/19(Sat) 4:25:15 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 黒風白雨 バーナード「そう。……それは良かった」 言葉に抑揚は無いが本当に良かったと思っている。 なんせ恨みを込めたので、謝る気も無い。 と続いて問いかけられた言葉に口を開いて、 「……… わん 、………………………帰る」思わず零したそれに手で口を塞いだ。 眉間に皺がよる。名前呼びに対しても自分に対しても。 頭を回さずにいると良くない。 一撃を食らわすことが成功したために少し気が抜けてしまった。 (-114) 2022/02/19(Sat) 4:33:10 |
【秘】 壮図千万 ラサルハグ → 憐憫聖贖 ナフ「これはまた 『無礼講』に似つかわしくない のを歌うね?しかも随分不用心だ。通りすがりの通り魔に殺されたいのがありありと出ているぞ」 なんて軽口を叩きつつ、形式ばかりの開いた扉をパフォーマンスの如くあえて叩いてから姿を見せる。中に入りはしないで、ドアを支える柱に軽く凭れ掛かるが。 /* 大変お待たせしたぞ!秘話ありがとう!少し考えたんだが、『ムルイジ処刑後の夜の時空』の方が多分話が楽な気がするので、問題ないならそちらでどうだろうか!前日の方がいいなら勿論そちらに合わせるしそう言う事にする! (-115) 2022/02/19(Sat) 4:37:48 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 蒐集家 テンガン「 見 ないでいて――♪」投げつけられた爆弾の風圧で音圧は相殺された。 熱を帯びた衝撃波が巻き起こる。空を揺らす。 楽しそうにからからと喉が鳴る。 「ぐる ぐる ぐる 変 わらないでいてくれたのはくる くる くる 傍にある壊れた 機 械だけ――♪」打ち込まれた弾丸を再び音の刃で迎えて撃とうとする。 捌けない。押し切れずにそれは中央の演奏者の元へと。 ああ、演奏ミスっちまったな。 「から から から 急ぎ足でも間に 合 わないなら なら なら この 動 きで壊してみせて――♪」男は避けない。音の壁を貼る事も可能だがそれをしない。 男は弾丸を太腿に受ける。血が溢れ。痛みに一瞬顔が歪み。 それでも。 バランスを崩しそうになっても踏ん張る。 靴音を響かせる。再び衝撃波が巻き起こる。 俺はまだ歌える。 (-116) 2022/02/19(Sat) 4:39:53 |
【秘】 白昼夢 アルレシャ → 壮図千万 ラサルハグじっと貴方の話を聞き、昔は逆だったのあたりで耐えきれずに笑った。馬鹿にしたとかではない、思わずというように笑った。 「そんなことある?……や、あったんだろうがよ。俺も自分のことはよくわからんから逆転することはあるかもしれんけど、はー……面白……」 「ハイヒールの説得力の理由がわかった。……にしても、お前もお前で難儀だなぁ、求めるもののハードルが高いってのはシンプルに難しい」 しー、とされれば口を抑える仕草をする。元よりそんなことは言うつもりもない。が。 貴方の話に引く様子もなく、ただ楽しそうに、 もっと言えばやや力を抜いたように柔らかく、 笑っている。「そうか、なら安心した。分かりにくいならよかった」 「……そうだな。俺が無理したって誰も楽しめんだろ。なら無理してることを隠し通して墓まで持ってくくらいしねーとどうにもならん。 それをするには……そう、ちょっとくらいの気合いの入れ方じゃ足りねぇ……みてぇな」 吐き出す煙を輪っかにする。広がって溶けていくそれをぼんやり眺めつつ。 「 でももの足んねぇ気もする 」どうしようもない。これもこれで碌でもない。 (-117) 2022/02/19(Sat) 4:42:32 |
【秘】 黒風白雨 バーナード → 『巫覡』 ロベリア「全くよくな……あっ待ってそういうこと!? 今更面白いところ見せないでよ興味持つじゃんストップ!」 わんと言われたのでこちらもわんわんと鳴き返す。 「…………せっかく来てくれたからいいこと教えてあげる。 ラサルハグには吠えないほうがいい。君の陣営の利になるはずだから」 詳しい話は聞いていないが、恐らく死なない方がいい役職だと。 (-118) 2022/02/19(Sat) 4:47:43 |
【秘】 壮図千万 ラサルハグ → 衝撃波 ポルクス「──へえ。意外と粘るね。 怒りも否定もしないで己の何かを守ろうとしてるのかい?」 反論、あるいは泣き言か泣き声が返って来るか。 そう思って見つめていたのだが、どうにも言葉を聞くよりは葛藤先が『先程己が発した言葉』と言うより、もっと不覚にある『何か』と感じた。 「はは。これじゃ壊れた機械と言うより、 『壊れた方が幸せな機械』 じゃないか」「……誰の為にそれを頑張ろうとしてるのか知らないけどさ、そこまで『不可能な夢』に縋って苦しんで生き続けて、 本当にその相手は今のこの君を見て、その在り方を良しとするのかな?」 最も、感じただけでそれが何かまでは当然読めないのだが。僅かに拾った断片の言葉から無理やり推測して、更に揺さぶるように突いてみるも、さて。 (-119) 2022/02/19(Sat) 4:49:10 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 『巫覡』 ロベリア「死ぬのは嫌だ」 まただ。どうも自分はこういう動作が"気になる"らしい。指先を握る手を、今度は握り返す。 これにはどんな意味があるのだろう。握る手を擦るように触る。 「嫌いな俺しかいなくてすまないな」 肩に回した手をより伸ばし、あなたを抱き寄せる。 泣きたい気分になったことが ないから、果たしてこれで正しいかどうか。 「ここであったことは口外しない。安心するといい。……ああ、俺は報復で人殺しをするタイプでもない。あまり。おそらくしないから安心してくれ」 と、口から出てくるのはあんまりにもあまりな、慰めでもなにもないことだけだ。 (-120) 2022/02/19(Sat) 4:59:23 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 白昼夢 アルレシャ「そうだろうね、凶狼なんて希望するくらいだ。似た者同士……とまではいかないけど、通じるものがあるんだろう。」 そう、どのように転んでもきっと楽しい。 だけどコレは、美味しいものは後に取っておく派だ。 過ぎれば興味を失うし、楽しければ細かいことは気にしない。 「おいしい?」 じぃっと血色で君を見つめる。 今は。 君が認識して欲しいように、コレは君を認識する。 望むのであれば、何事もなかったようにサンドイッチを口に運び、変わりなく茶会が続くだけ。 (-121) 2022/02/19(Sat) 5:03:25 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 黒風白雨 バーナード男は抵抗をしない。抱き上げられる際も大人しくしている。男の体重は平均よりは少ない為、あなたになら軽々と持ち上げられるのだろう。 そして、抵抗をしないのできっと一度はあなたの膝上に座る事になって。 「…………、 えっいや 、なにこれ…… 」俺はお人形さんかなにかか?首を傾げた。 よいしょ、よいしょ、隣へと移動して座ろうとします。 「…………、寝るのは、いい……どうせ、寝れない、から」 眠るのはあまり得意ではないらしい。首を横に振った。 (-122) 2022/02/19(Sat) 5:09:53 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 黒風白雨 バーナード「………は? なに。面白いことしてない。 興味も持たなくていい」 理解されるとそれはそれでなんか嫌。 鳴き返す君に分かりやすく嫌そうな顔をした。 「……ふぅん。別に勝っても負けてもどっちだっていい。 …ボクが死ななければ、それで」 狼がどうするかは予測も出来ないし。 それから、次に吠える相手はもう決めている。 それが君の大好きなその男ではないことだけは、決まっている。 (-123) 2022/02/19(Sat) 5:13:05 |
【秘】 白昼夢 アルレシャ → 憐憫聖贖 ナフ「ダストともちゃんと話してみたいな……うん、アイツが仕事を終えた後とか話に行こうかな」 過ぎれば興味を失い、また別の楽しいことに寄っていく。 貴方のその性質をありありと認識するのは、この時点ではまだのこと。 「…………」 貴方の意向を察する。鈍くはないのが時に仇だ。 知られたい、知られたくない、もうどうせ知ってるんだろう、知らないでいてくれ。 ごくり、と飲み下す音がやけに大きく頭に響いた気がした。 「……身体嬲られる方がまだマシだな…」 ぽつ、と零す。脳味噌を引っ掻き回されたみたいな気持ちだ。貴方がどうあれ、勝手にそう思う。 「おいしいよ。…… 今は (-124) 2022/02/19(Sat) 5:14:24 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 壮図千万 ラサルハグ君の気配が戸口に現れても、何もそこに無いかのように音は続いていただろう。それがやむのは、君の声と扉の音が存在を主張してから。 「 『無礼講』に似つかわしくない という言葉こそが無礼講に似つかわしくない と思わないかい?」昨夜誰かを混乱に陥れたような、空っぽの言葉遊びを舌の上で転がして君に投げ返してみせる。 「それともポルクスの奏でるような叛逆の歌が君はお好みかい?そもそもオレの声が君の耳に合わないというのであれば、どうしようもないのだけど。」 入口に佇む君に、『去れ』とも『おいで』とも求めずに、ただ言葉ばかりをころころりと。 「オレの経験上、こんな音に惹かれてやってくるような通りすがりの通り魔は、無用心に身を置く者に殺す価値を見出だしてくれないんだよね。」 君はどう思う?と薄暗い部屋から君をちらりと見やれば、廊下の灯りに血色の瞳が深く光るだろう。 /* お返事ありがとう!その方が話題も膨らむかなと思っていたところだよ。 こちらは何も問題ないので、そんな感じで是非よろしくね! (-125) 2022/02/19(Sat) 5:21:38 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 壮図千万 ラサルハグ「ひゅっ……ひゅっ……ひゅっ……」 必死に呼吸を戻そうとする。肺の音が響く。 嗚咽と呼吸と言葉の揺れで気持ちが悪い…… いっそのこと壊れた方が楽かもしれない。 それでもその道は選ばない。選べない。 出来損ないの機械は揺さぶりに合わせ音を響かせる。 「んっなの゛っ……俺が知るワケねえだろ゛!!」 ――本当は知りたかった。 「アイツは俺に何も話してくれなかった!! 俺はアイツの話を聞く勇気が無かった!!」 ――今でも後悔だらけだ。 「わ゛っかんねぇよ!! 俺はアイツじゃね゛えもん!!」 ――それでも。 「アイツな゛らっ、褒めてくれるって゛、俺は!!!!」 ――信じているから。 「俺は俺が 信 じたいモノを……信 じるだけだ……!!!!」 (-126) 2022/02/19(Sat) 5:38:17 |
【妖】 規律指揮 スピカザリザリとなにかの音が聞こえる。 ザリ、ザリ、ギリ、ギリ。 何かをこすり合わせるような音。 それがやんだあと、しばらくしたあと、一つの声。 「…宜しくお願いします。」 ($1) 2022/02/19(Sat) 8:30:58 |
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