【秘】 宝物庫 カウス → 壊れた時報 キュー「──そう」 ならよかった、とその言葉は、 気恥ずかしくて音には出さなかった。 あなたが泣き止んだのが分かると、 少年は身を離す。 「取り敢えず、アンタが厄介抱えてんのは分かった。 でも俺は、事件を解決させないと、 ……いつ死ぬか分かんない現状じゃ、 アンタの力になる約束もできない」 少年の所謂MP概念は0。 自分にできるのは、 一時的に【盗む】ことだけらしいと理解していた。 「そのためにも早く事件解決させたいとこだけど、 アンタは事件について、何か知ってたりする?」 本当は、自分の事情で死ぬ恐れもある。 だがそれは、きっと口にすることではない。 (-95) 2021/04/25(Sun) 1:33:26 |
【秘】 黒い羊 ハマル → 星集め メレフ「ハマルはハマルにできる事を探した。 そしてたくさん、人の力を借りたんだ」 [頼れる人の名を遺してくれたシトゥラ] [それを頼りに声をかけた人々] [そうして、ハマルは貴方へたどり着いた] [ハマルは貴方が『子供』ではなく、 『ハマル』として尊重してくれる事を知っている] [貴方の話す【守りたいモノ】を、静かに聞く] (-96) 2021/04/25(Sun) 1:33:53 |
【秘】 黒い羊 ハマル → 星集め メレフ[金の瞳は貴方を映す] 「……では、ハマルは。 メレフとの道が噛み合う事を祈ろう。 そしてハマル達の害にならないならば、 ハマルはメレフを手伝う」 [貴方はハマルの大事な人のひとりだ] [だから一昨日までのハマルなら] [何も考えず貴方へただ手を伸ばしていただろう] 「わかった。明日、また話をしよう」 [ハマルは 彼 の台本を知らなかった][けれど、 彼 が死ねば彼女 も死ぬ事を知っていた][ハマルは泣く事を忘れてしまった] [それでも] 「メレフ」 [次の日、ハマルは再び貴方の前へ現れる] [ハマルはまだひとりではない] [ハマルはまだ、生きている] (-97) 2021/04/25(Sun) 1:35:13 |
【秘】 星集め メレフ → 宝物庫 カウス「よくわかったな。絆そうとしている。 恩を売って俺に協力してくれりゃ御の字だ。」 などと口にしている時点で、そんな気がないのは。 少年には容易に理解できるだろう。 「ふむ。錬金術の本、か。 お前がギルドに入るまえから持っていた物で、 一番大切そうなのがこれだったのか?」 中身を軽く確認して本を閉じた。記憶通りなら、 モノが何かであるかは問題ないのだろう。 「大分古い術だから、成功するかは微妙だが。 お前の『それ』は解けるかもしれない。 それでもいいと言う場合、試してみるが…… 何を対価に出す覚悟があるか尋ねることになる。 どうする?勿論、俺以外の術者を探してもいい。」 (-98) 2021/04/25(Sun) 1:35:53 |
【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 宝物庫 カウス会議室から戻った自分に声がかかり立ち止まる。 「カウス。……ありがとう、残ってくれてたんだな」 いつもはすぐに現場へ向かう少年が、今日は自分の代わりに残ってくれてたとは。 「……うん、サダルとヘイズはみつかった。 ふたりとも……”シータ”の痕付きだ……死因は…… サダルは恐らく首をはねられた失血死。ヘイズは……自死、とみるのが妥当だけど……ちょっと不思議な亡くなり方だったな」 (-100) 2021/04/25(Sun) 1:37:39 |
【独】 そこにしか居ない ルヘナ友達が死んだからカウスくんが小魚食べてくれたぞ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!! ヤッターーーーー!!!!!!!!!!!!!↑↑↑↑↑ (-99) 2021/04/25(Sun) 1:38:33 |
【人】 そこにしか居ない ルヘナ (37) 2021/04/25(Sun) 1:44:21 |
【秘】 星集め メレフ → 流星の騎士 ヌンキ「お前サン、何か怯えてる方面が違うんだよなァ。 『犯人』に消されるって言ってるなら分かるんだが。」 メレフには貴方の視点が、恐怖が理解できない。 何故ならそう言う認識を覚えない存在だ。 むしろ覚える貴方の方が余程、本来珍しいのだろう。 だが、そんな事は彼らは知る由もない。 そんな世界の外に怯える事もなければ、 メレフの生きている場所は【この世界】だ。 「おう。敬ってくれていいぞ。 何、面倒なら俺のせいにしときゃいいんだよ。 もし駄目だったら俺が“口だけの男だった”事にすりゃいい。 ま、俺の目の前で堂々と口にしたら口を塞いでやるが。」 笑顔が変わったのを見て、漸く安堵したようにこちらも息を吐く。ゆっくり体を起こそうとするだろう。 「ようやく普通に笑ったな。そっちの方が愛されるぜ?」 (-102) 2021/04/25(Sun) 1:45:11 |
【秘】 宝物庫 カウス → 星集め メレフ「考えること、一緒かよ。 これだから裏社会ってやつはさ」 軽口だ。少年とて諦めていただけで、 いたくている裏社会ではなかったが、 自分がすっかり染まっている自覚もある。 しかし続く言葉に、顔を上げた。 「……解ける。ねえ、それはさ。 今でないとダメ? 俺、【宝物庫】がないと、 ただのガキだから」 本に手を添える。これは少年にとって、 とても大切なものだ。 この本は、少年に【夢】を与えてくれる。 ▷ (-103) 2021/04/25(Sun) 1:47:50 |
【神】 星集め メレフ「……ま、多少は満足させるまで探させる方がいいかね。」 去っていくヌンキを見送りつつ、自分もその場を立ち去る。 待っている人も、待たせている人もいるから。 (G50) 2021/04/25(Sun) 1:47:54 |
【秘】 宝物庫 カウス → 星集め メレフ「……この事件が解決するまで、 待つことは出来る?」 問うた。あなたは理解していい。 少年はこの【宝物庫】を用いて、事件と戦っている。 事件が解決しなければ、この【夢】を 持ち続けることなんてそもそも出来ない。 けれどそれは諸刃である。 もし少年が、大人になったのなら── 少年は、【宝物庫】に殺されてしまうのだろうから。 時間があるかは分からない。 しかし少年は、死に怖じずにいるのに、慣れている。 だから、そんな提案だって行える。 (-104) 2021/04/25(Sun) 1:48:14 |
【人】 そこにしか居ない ルヘナ>>35 ハマル 砂糖とミルク。 言われれば、ミルクはてきぱきと入れたが 砂糖は分からなくて、君の前に容器を置いた。フリーシュガー。 「嗚呼……──これも処理して貰えるか? ぼくも食欲が無いし、 しかして放っておく事も出来ずにな……。」 更に君の前へ、サンドイッチの皿を置く。 ここに居ない誰かの為に、用意していた物。 ふわふわの食パンに挟まれているのは、たまごとベーコンとレタス。 これは君が食べても、食べなくても良い。 (38) 2021/04/25(Sun) 1:51:30 |
ルヘナは、ホワイトボードに (a45) 2021/04/25(Sun) 1:52:55 |
ルヘナは、一先ずサダルとヘイズの名前を書き足した。 (a46) 2021/04/25(Sun) 1:53:46 |
【秘】 宝物庫 カウス → 流星の騎士 ヌンキ「別に感謝されることじゃないよ。 ほとんど誰もいなくて会議にもなんなかったし。 ……でも、そっか。サダルと、ヘイズ……」 首をはねられた、とはまた恐ろしい話だ。 ナイフや毒で殺されていた人々と比べ、 どうもやり口が凄惨に感じられた。 「ヘイズが不思議なって、どういうこと?」 尋ねながら少年は、あなたの様子を窺っている。 ここ数日は会議室に居残ったあなたが 真っ先に飛び出していったのを、見ていたからだ。 (-105) 2021/04/25(Sun) 1:53:46 |
天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。 2021/04/25(Sun) 2:01:25 |
【見】 アタシは メサ>>+37 「それ、が。どうしたって言うのよ」 あなたを動かす事なんてできない。 猪は薄氷を歩けない。 知らないよ。 わからないよ。 むずかしいよ。 アタシはシトゥラの隣には並べないんだと思うよ。 「答えたら……何かが変わるとでも言うの? アタシが!ニアに殺されないで! 生きて……アンタと今までみたいにバカみたいに生きてたら違ってたの?」 きっと違わないのだろう。 いつかこうなった光景。 それを誰かの所為に、あなたの所為にしてしまえば楽だから。 欲しいものが手に入らなくなって漸く喚いて駄々をこねる赤子。 「アタシが死んでよかったね」 己の死体の傍で交わされた言葉を思い出す。 これでよかったんだ。 シトゥラが笑っているのならそれで。 (@4) 2021/04/25(Sun) 2:05:15 |
ハマルは、まだご飯が美味しいと感じる事を失っていない。 (a48) 2021/04/25(Sun) 2:08:31 |
【秘】 星集め メレフ → 宝物庫 カウス最初は単純に金目の物がそれしかないのかと思った。 けれど、本に接する様子を見てすぐに誤解だと気づく。 「錬金術に興味があるのか。 或いは、入手先の方に思い入れでも?」 冷静に考えると、当然のことだ。 術の条件が『大切なモノ』なのだから。 「不可能ではないし、……。 お前の『解決』が何を表しているかにもよるが。 多分、このシータの痕の事件の決着がつく頃、 俺とお前が両方生きてる可能性は相当低いだろうよ。 それでもお前が構わないならそれでいい。 最も、出世払いで払うって手もなくはないが……」 覚悟の前だと無粋だったか?と笑った。 (-106) 2021/04/25(Sun) 2:10:50 |
【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 星集め メレフ「……? そう、かな」 言われてみれば確かにそうだ。 サダルに倣って演劇に置き換えてはみたけれど、今までずっと犯人に怯えることはなく父に怯えていた。それは今も変わらない。 だけど、蓋が開く度に何か恐ろしいものが吹き出して塗りつぶされた。 何かよくわからないけど。 わからないけど……。 この記憶はその内にまた蓋は閉じられヌンキ自身も忘れてしまうものだけれど、それは貴方にはよくわからないだろう。 ただ、自分は何度もロールバックしながら同じ人生を何度も生き、何度も死ぬ存在である。 それだけは強く覚えてしまっているようだった。 「でも……実際、殺されることはそんなに怖くないかな。 あぁ、また死ぬんだなってきっと思うだけだよ。 えっ。君に感謝はするけど、そんな事は言わないよ…………」 そんな事を言うと人前でもなんでも塞がれてしまいそうだ。 先程までの情事を思い出して、また顔に熱が集まるようだ。 「……もう、行くのかな?」 引き止めることはしない。 少しだけ寂しさはあるけれど、彼を止める権利は自分にはないのだ。 ただ少しだけ、言われたように笑ってみようかと、そう思うのだ。 (-107) 2021/04/25(Sun) 2:19:01 |
【人】 そこにしか居ない ルヘナ>>40 ハマル 砂糖の容器を一度回収した。 これ以上入れないようにだ。 「はは……、 うん、そうだ。 ぼくが今朝………サダルの為に作ったものだった。 昨日、用意すると言ったんだ。 ……処理させてすまない、気分を害したか?」 苦笑。 言い訳する余地も、余裕も無かった。 (41) 2021/04/25(Sun) 2:19:45 |
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