【墓】 けだもの カンターミネ>>+32 黒眼鏡 「あんたに可愛げって言われるとゾッとするわ。 生憎ここの牢屋に歯磨きセットは置いてないんでな。 歯は磨きたいんだけどね、俺も。今すぐ。」 へらへら、いつもの笑みがやっと返ってくる。 ……口の中も幾らか赤い。 「腹立ってきたな。ほんとにボロ泣きさせてやろうかな。」 「ふうん。あ、あいつと今度メシ食いに行くから 旦那も来て珈琲淹れてくれ。あとアレ、ニコロ。 あいつも引きずってこよう。逆ハーじゃん、笑うね」 わっはっは。 #収容所 (+33) 2023/09/24(Sun) 13:33:00 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡「はーっ、はー……」 身体全体が敏感になっているから、撫でられるだけでも小さく体が跳ねてしまう。 快楽の波が落ち着くまで、あなたの腕の中で熱い息を吐き出して。 目の前で興奮した証を見せつけられると、生唾を飲むような音とともに。 嬉しそうに口元が緩む。 「……私で、こんなに……してくれたの?」 いつだって、自分とすることで興奮を覚えてくれることが嬉しい。 倦怠感の残る腕を動かして、それを両手で包む。 顔を近付けて、先端に愛おしそうに口付けて。 少しだけ唾液を垂らし、滑りを良くしてから両の手で擦り上げる。 ぐちゅ、水音を立てて弄ってやる。興奮を掻き立てるように、空間に音を響かせていく。 (-154) 2023/09/24(Sun) 14:05:57 |
【墓】 けだもの カンターミネ>>+34 黒眼鏡 「どっから持ち込んでんだよあんたは……貰うわ」 受け取り、……一応キャップを見て臭いをかいで。 大丈夫そうなら、口に含んで洗い流し吐き出す。 床が赤く汚れるのはもう諦めて欲しい。 「あーそうかい。じゃああんたは泣かずに済みそうだな、 嫁入りする予定はないからな」 こっちもこっちで大概無礼な物言いだが、 まあ軽口には丁度いいんだ、たぶん。 「そりゃいいね。色とりどりのイケメンはどうでもいいが、 あんたのオリジナルブレンドは楽しみだわ。 ん〜?そうだなあぁ。そん中じゃ、ニコロじゃね? あんたは年齢、あそこの色男は口説きすぎ。 ニコロの奴はからかい甲斐があるんでな!」 へらへら笑いながら、一応あなたもその中に含めて。 「だが、どいつもタイプじゃないね。 俺が好きなのは可愛げがあって、したたかで、 寂しがりで、あとなんだろうな。 ああそうだ、信用出来る奴!そういう奴なんでね」 (+35) 2023/09/24(Sun) 14:11:39 |
【秘】 幕の中で イレネオ → 路地の花 フィオレ/* ciao〜! 過去時空暴力いいんですか! やったー! 一応暴力を振るうには条件がありますて、この男は一般人に手を出しません。代わりにマフィアと見れば強行的な手段に出ることを厭いませんので、それがわかるようなロールをしていただければと思います。 タイミングとしては法の施行前と施工後の二種類があると思いますがどちらにしましょう? 前であれば証拠不十分での逮捕は難しいでしょうし、取調べも派手にはできないでしょうから路地裏等での私刑が妥当かと思います。 後であれば一応は逮捕して取調べしたけどこちらが逮捕されたことで有耶無耶になって釈放……とか? 前者なら村中の貴方の身体状況と矛盾させずにある程度酷めの怪我も負わせられるかなあと思います。お好みで選んでいただければ! されたい暴力、してほしくないこと、どうしてマフィアだと思わせてしまったのかもお答えいただけると幸いです! (-155) 2023/09/24(Sun) 14:20:55 |
【秘】 幕の中で イレネオ → けだもの カンターミネ叩きつけるだけでなくその膂力で割ろうとでもするよう。 締め付けられる貴方の頭蓋がめりめりと音を立てたよう。 落下の衝撃で狙いは大きく外れるはず。男の指を再度食いちぎることはきっと難しい。 ごづん。 頭を守ったとて背中から強く打てば僅かに呼吸が詰まるだろう。 それでも致命傷が与えられないと知れば男は今度こそ強行手段に出ようとする。 貴方の首に。 手が回った。 最早関係ないのだ。 正しく恥も外聞もない。 ここにいるのはけだものだけ。 相手を徹底的に叩き潰そうとする衝動だけ。 その向こうで、どちらが先に取り戻せるか。 頭を守るために貴方は首を少し持ち上げていたはず。 その目にはきっと映るはず。 床に────貴方の手も足も届かないような位置に、見覚えのあるアンプルが落ちている。 男は気づいていないようだ。つまりもう貴方に使われることはないだろう。 しかし。 ならば。 ほかの人間には? まさか置き去りにして帰るわけもあるまい。 実際には、それは貴方のものによく似せたアンプルだ。 しかし頭の茹だったけだものに、そこまで判断できるかどうか。 (-156) 2023/09/24(Sun) 14:36:26 |
【人】 傷入りのネイル ダニエラ>>20 >>21 >>22 リヴィオ 「頼み…彼?……あー。」 わかるような、わからないような。 でもわかる寄り。理由なんかがそれらしい。 女が抱いた 協力者 への印象は、ひとつめのアジトを放棄したときからあまり変わりはないらしい。だからそのことに腹を立てることはなかった。 彼に伝えた言葉に嘘なんてなかったから。 女は裏切られてもいいと思える相手だけを、信じていた。 それにしても、その 彼 はさておきだ。ではどうしてあの人は、あなたのことを知っていたのだろう。 …こっちには少し腹が立つ。 顔を合わせぬ間に、伝えたい文句ばかりが増えていく。 それはそれで、女の信頼の証ではあったけど。 #specchio (23) 2023/09/24(Sun) 14:36:42 |
【人】 傷入りのネイル ダニエラ>>20 >>21 >>22 >>23 リヴィオ コーンを崩して、口の中。 歯触りに微かな香ばしさとイチゴの味が少しして。 ふう、と一息。口元にはいつもと同じ笑み。 「…でも、そおですかあ。」 「リヴィオさんで、ほんとおに、最後…。」 そんな中、沁みるような声に滲んだのは、安堵だっただろうか。 少しだけ、違うような気もしている。 でも肩の荷がひとつ降りたのだけは、紛れもない事実であったらしい。 あなたの胸中こそ知らないが、女はずっと、早く地獄に堕ちればいいと思っていた。 静かに座る権利なんてどこにも残っていないと思っていた。 だからこれから往く先が、冷たく狭い地獄だとしても構わない。 そういう場所に、女はあの優しい人たちを送り込んできたのだから。 手錠をかけたとき、誰一人として、女を責めた人はいなかった。 女は本当にそのことが、ずっとずっと、哀しかった。 左手小指のエナメルを撫でる。 いつもはつるりと陶器みたいな感触なのに、その表面は傷だらけで少しざらついて感じる。 「…わかりましたあ。」 「デートのお誘い、お受けしますう」 そうして女は、歌うような声で、朗らかに告げた。 #specchio (24) 2023/09/24(Sun) 14:37:33 |
【人】 傷入りのネイル ダニエラ>>20 >>21 >>22 >>23 >>24 リヴィオ 女の虚実は意図しない限り曖昧だ。 今こうして晴れた心地でいることが、本当なのか嘘なのか、女にだってもうよくわかりはしなかった。 でも、ひとつだけ。 「――ところでリヴィオさん。」 「そんなお身体で、まさかエスコートなんて言いませんよねえ。」 半日休むって、言ったくせに。 それについて抱いた感情は本物だろう。 まだあと少しコーンが残っていたけれど席を立つ。 座るあなたを、見下ろして。 「病院でも、風邪薬でも、何でもいいですけどお。」 「雨が降る前に、少し寄り道しませんとお。」 「…デート相手が素直だった分」 「時間に余裕は、まだありますよねえ。」 …聞くところによると、今日は通り雨が降るらしい。 そんなものに、今のあなたを晒すわけにもいかないだろう。 …これが、女が『銀のヘアピン』について、言い訳ひとつしなかった理由だ。 きっと、してやったりと、女はにこりと笑っていた。 (25) 2023/09/24(Sun) 14:38:28 |
【墓】 黒眼鏡>>+35 カンターミネ 「企業秘密」 まるでCMみたいに頬にペットボトルを寄せて、にんやりと笑う。 あなたがそれを受け取るならば、 ぱっとかぐ限りは市販のミネラルウォーターと違わないように感じるだろう。 …というか、多分ラベルをはがしたそのものだ。 どうやって持ち込んだのか。 「そこはさあ、どうせならやってやるみたいな危害を見せてほしいもんだね。 女の幸せが結婚なんて言うつもりはねえが、 お前はなんだかんだ、なんか見てくれるやつがいたほうが安心……」 「アー。まあ、お前相手じゃ、そういう相手のほうがいいかもな」 へらへらっと笑いを返して、なんだか嬉しそう。 「その条件じゃあ、確かに俺は入らねえな。 理想の男性を見つけられることを祈ろう、カポとして」 #収容所 (+36) 2023/09/24(Sun) 15:05:17 |
【秘】 幕の中で イレネオ → オネエ ヴィットーレそのざまは男にとって甘露のようだった。 可笑しくて可笑しくて仕方がなかった。 割れた破片を手に持った男は、それで僅か手を切ったことさえ、高揚感で気にならなかった。 もしこの場にもう一人だけでも人間がいれば、男がこうまですることはなかったのだろう。 怯えせないように、或いは自分がけだものと見られないように、理性を保とうと努めたのだろう。 けれど、そうはならない。 ここには自分とマフィアしかいない。 結果の分かりきった、ここは極小の蠱毒だ。 そのために作られた空間だった。 かつり。かつり。 惑わせようとすることすらもうない。それは侮りであって逸りだ。 蹲った貴方は死に体で、這いずって逃げる様子すらないのだろう。 それが男は楽しい。 愉しいのだ。普遍的で醜悪な人間の内面の体現。さて。 貴方には分からないだろうが、もう時間は来ている。 被疑者を死なせてはさすがにまずい。一定の時間が経てば当然確認は来るもので。 だからこれが、男が与える最後の責め苦になる。 ▽ (-157) 2023/09/24(Sun) 15:05:40 |
【秘】 けだもの カンターミネ → 幕の中で イレネオ「がっ、は……」 今日だけで何回の荒事分の傷を負ったのか。 少なくとも、女がファミリーに入ってから負った傷の 「合計」より今日一日の負傷の方が大きいに違いない。 まして、自分の首を絞めるような相手はそういない。 居たとしてもすぐに取り押さえられるような、 そんな状況ばかりだった。 目を白黒させたのは今日が初めてかもしれない。 そうした行動と、血の不足。朦朧とした頭に加えて、 その目に映った物は『けだもの』を僅かにでも 寝かしつけるには充分な冷や水だった。 『アレ』は不味い。ここで使われるのは勿論、 他人に使われるのはもっと不味い。 カンターミネは多くの薬を錠剤にしていたが、 それは混ぜ物にしても露見し辛くする為と、効力調整の為。 つまりアンプルは、『未調整』なのだ。 中身の液が何にしろ、それなりに危ない。 万一、身内に使われたら。そんな事をさせる訳にはいかない。 女のけだものは、まだ眠りに落ちていなかった。 平時なら見分けがついただろうに、今はまだ難しかったのだろう。 (1/2) (-158) 2023/09/24(Sun) 15:05:59 |
【秘】 幕の中で イレネオ → オネエ ヴィットーレまず貴方が感じるのは 柔らかさ。 それが唇の感触だと気づいただろうか。 あろうことか、この生き物は貴方の額に口付けた。 血と膿に濡れて乾いた布地を少し下ろして。 次に感じるのは、 冷たさ。 それはつるりと硬質で、尖った部分があって。 きっと破片なのだろう。貴方の唇に押し当てられた。 僅かに、薄い肉が裂けるかもしれない。 「ああ」 「違うな、駄目だ」 「話せなくなる」 けだものにも少しなら脳はあるらしい。 それから貴方が次を感じるまでには間があった。 当てずっぽうの反撃も今なら当たるかもしれない。男は、近くにいる。 ▽ (-159) 2023/09/24(Sun) 15:06:53 |
【秘】 幕の中で イレネオ → オネエ ヴィットーレけれど、貴方が。そう、しないなら。 最後に感じるのは────やはり、 痛み だ。貴方の手を、先程鈍器で殴りつけたのをは別の手を開かせて。 そうしてそこに何かを──何か? 明白だ──を握らせて。 「ヴィットーレ」 「プレゼントをやろう」 「しっかり握って離すなよ」 「握手で始めたんだ。最後も握手で終わらないとな」 ぎゅう。 外側から強く握れば。 内側から裂けるはず。 (-160) 2023/09/24(Sun) 15:07:12 |
【秘】 corposant ロメオ → 暗雲の陰に ニーノ/* 面会やったー!ありがとうございます!! それではこちらの方から尋ねさせていただこうと思います。 こちらこそまたよろしくお願いくださいませね。 (-161) 2023/09/24(Sun) 15:12:58 |
【秘】 けだもの カンターミネ → 幕の中で イレネオならば、どうする?少し前までなら、 自分で飲み干してやるという選択肢もあった。 だが、今のこの状況で気絶でもしたら、 そのまま殺される可能性を捨てきれなかった。 男が正義の徒だと確信していれば、自ら服用して 倒れる事を間違いなく厭わなかったが、 今は無理だ。ここにいるのはけだものだけだから。 ならば、もう道はそう多くない。時間も。 あなたの膂力であれば、片手がなくとも気絶、 或いは首をへし折られてもおかしくない。 視界にレッドアウトの気配が迫る前に――。 女に残ったけだものを使って、のしかかるけだものに 出来る事。きっと、馬乗りにしろ、なんにしろ、 首を絞めに来たなら体勢は変わっているはずだから。 今度こそ、冷静に。冷徹に。冷酷に。"男の急所"に一撃を。 どすっ、と。音が響くほどに、全力で。 ……その痛みは、男にとって比肩するものがないと言う。 めり込ませた膝なり、拳なりの感触が最悪と言うのもあって、 或いは弱っている力を補助する為に、何度も入れる。 これでどうにかなってくれるなら。 アンプルの下へ走り、容器を握り潰しながら悶絶する男の口に 叩き込むだろう。色を見る限り、強力な睡眠薬のはずだ。 偽物でなければ。或いは、偽物でも効果が同じなら。 (-162) 2023/09/24(Sun) 15:13:13 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 幕の中で イレネオ/* やった〜〜〜〜!ありがとうございます! 法施工前の方が都合がいいかもしれません! あまり表で派手なことをするような構成員ではないので、電話で事後報告していたところを聞かれていたとかはいかがでしょう? 入村時のシチュエーションをそのまま使っていただいても大丈夫です。死体もありますしね。 また別の角度からでしたら、家族同然の黒眼鏡さん繋がりをつついてもいいかもしれません。 されたい暴力はシェフのおまかせとしたいのですが、顔面への強い暴力(殴るなどはOKですが、形が変わったり骨や歯が折れたりなど)はどうしても苦手なので避けて頂ければと思います……! また何かほしいものがあれば聞いていただければと思います〜! (-163) 2023/09/24(Sun) 15:15:45 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → けだもの カンターミネ「うーんまあ元気そうね?すこーし メイク は濃いけど。それじゃ本題なんだけど、」 声を潜めて。 牢に近付いて。 作っていた声から、あなたも聞き覚えのある、素の酒焼けた声へ。 「あんたの大事なお友達、ダニエラからの伝言だ」 「獄中に、何らかの混乱が起きればそれに乗じて 脱獄を目論んでる輩どもが居るらしい。」 「或いは合図があるはずだ。 どうも留置所周りの機密情報まで掴んでるみたいでな。 何かあればそれに乗じて上手く出て来いとよ」 素の声から、また作った声へ。 「あんたのかわいこちゃんが一人で寂しいって泣いてんのよね〜。 代金支払いの件はエッダに伝えとく。 あと消毒液と絆創膏と湿布と鎮痛剤? 次また来れたら…あたしちゃんが覚えてたら持ってくるわ」 シレッと無い話をし、牢から離れ、ひらりと片手を振る。 伝言はそれで終わりらしい。 (-164) 2023/09/24(Sun) 15:18:52 |
【墓】 けだもの カンターミネ>>+36 黒眼鏡 はいはい、とペットボトルの残りを返す。 あんたと違って持ってたら何言われるかわからないし。 「ふーん。さしもの黒眼鏡の旦那も、ここじゃ鈍ってるな」 「嫁入りしないとは言ったが、結婚しないとは一言も 俺は言ってないんだけど?」 にんまり。してやったり、という顔だ。 果たして、冗談の内か、本気かは相変わらず 張り付いたにやけ顔でわからないけど。 「ま、早い所ここから出てから全部考えるさ。 という事で俺の理想の男性を探すより、 さっさとバカ騒ぎが終結する事を祈っといてくれ」 へらへら笑い、あーどっこらせと立ち上がる。 「傷治すのにどれくらいかかるかなあぁ…… いってえ〜……伸びも出来ないぜこれ……」 軽口と共に、歩いていくか。 だって、『兄弟の時間』の邪魔はしない方がいいだろうしな。 #収容所 (+37) 2023/09/24(Sun) 15:20:17 |
【秘】 corposant ロメオ → 門を潜り ダヴィード「オレもわかんね〜事ばっか。同じだね。 あんたは若いからさ、多分機会も経験も色々あるよ。 そういう風に志がある時点で、のうのうと口を開けて 時間を浪費している人間たちとは差がついてますからね〜」 だからあんたなら大丈夫だよ、と背を押す。 こうしている間にも、確実に、少しずつ時間は進む。 どうせならそれまでにデカい存在になって欲しいのだ。 「うん。怖くて重たくて持ちたくない。 だからそれが持てたら十分大人だよ。 ケジメがつけられる男はカッコいいぞ」 逃げれば背を向ける事になる。 背を向けた光景の先で、取り返しのつかない事が 起こることだってあるかもしれない。 逃げる方が怖いのは、ロメオも同感だった。 「アハハ。知ってるよ。 ダヴィードくんはいい子だもんな。 おつかいもちゃんとできるし」 散々アドバイスしたのに、結局は子ども扱いして笑った。 わざとだ。 悪意が無いことは、貴方には伝わっているだろうけど。 (-165) 2023/09/24(Sun) 15:27:38 |
【墓】 favorire アリーチェ>>+14 黒眼鏡 「あれは……あれが原因ではないと思います、おそらく。 だから多分、要するに、いつものです。 ……理由は教えてくれなかったから、推測ですけど」 いつもの。となると、貴方がよく見逃してやったように、 情報を得ようと躍起になって、見つかるあれの事だ。 隣に座ろうとする動作を見れば、少しスペースを作る。 助けと聞けば、周囲と気さくに話していた様子を思い出して 「でもこんな人望のある貴方を一時でもお借りしていいのかな。私今、こんな状態で碌な話も出なさそうなのに……」 #収容所 (+38) 2023/09/24(Sun) 15:27:55 |
【秘】 けだもの カンターミネ → コピーキャット ペネロペ「半々だよ。あー痛え。」 本題を聞けば、へえ、と唸る。 「何かあれば、ね。」 「りょーかい。助かるよ」 「まったく、無茶するな。どいつもこいつも」 なんとも。誰も信じてないって直接言ったのに、 それでもまだきちんと伝言してくれるんだから。 「そりゃ俺も泣きたくなってきたな。 はいはい、ぼったくりは勘弁しろって言っておいてくれ。 お疲れさん。ありがとよ。 ……たまにはメイク落としてすっぴんで勝負したらー? あんたならいい線行くと思うけどー」 余計なお世話か。ごろり、また牢に寝転がった。 (-166) 2023/09/24(Sun) 15:28:03 |
【秘】 幕の中で イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ呼吸の音は再び高まり、貴方に触れる手にも強さが戻る。 無言の内に瞳を見合わせて同意を読み取った。火が灯る。 ぐ、と貴方の下肢を抑えつけて。 さて、再び男はその身を食らうことにした。 貴方が目覚める頃には、男はまだ眠っていたかもしれない。 図らずしも、安らかな寝顔を見ることが出来たかもしれない。 身体を確かめればある程度の後始末はされているのだろう。ただし当然、好き勝手つけられた赤い痕が消えているなんてことはなく。 それはまだ暫く、残り続けるのだ。 男が、姿を消した後も。 (-167) 2023/09/24(Sun) 15:29:16 |
【秘】 favorire アリーチェ → 暗雲の陰に ニーノ「私、"ダニエラの事を知りたい"なんて言っておいて…… "聞かなければ見逃す"って言われて…… ……守らなきゃいけない人たちの事が、過ぎって…… それを受けちゃったの。友達だから知りたいって言ったのに。 それじゃあ、友達より他を取ったって思われても、 怒って見逃すのを反故にされるのも仕方ないなって……」 けれどダニエラはそんな事を考えそうな人間だろうか? 恐らく、受ける印象は違うと思う。と、なれば、だ。 単純に嵌められただけの事を、変に女が感傷的に取っただけだ。 「あぁ、ごめんね……ぺ、ペンを? そんな、そこまでしなくても……怖かったわね……」 何とか手当をしてあげたくとも手元には何もないし、 血が止まっているなら何かをできる状態でないのだろう。 それでも歯痒そうに、痛みが走らないようにそっと手を包んだ。 「イレネオさん、怒る事あるのね…… それにもびっくりしちゃったわ。 ニーノがそんなに怒らせる事言うようには思えないけど…」 (-168) 2023/09/24(Sun) 15:37:33 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → けだもの カンターミネ「はーい、勘弁してくれるかは保証しないけどね」 伝えるだけよ、とからから笑って。 「メイクは女の勝負服なのよ。 落とすなんてとんでもない」 冗談めかしてそう言えば、じゃあね、とその場を後にする。 今はアメリアを名乗る男は、 何だかんだと情に流されやすく、 また、ファミリーに甘い人間であった。 (-169) 2023/09/24(Sun) 15:39:40 |
【秘】 幕の中で イレネオ → 月桂樹の花 ニコロ煽るような言葉に、男は唇を持ち上げて笑った。 「漁って。」 「調べた、結果が。」 「 限りなく黒に近いグレー だ。」立ち上がった瞳が寄る。 金色は嘲けるようでいる。 その男のかんばせに、きっと熱い息がかかって。 ────それで、ようやく。 男は知る。 貴方が飲んだのは自白剤ではない。 気付いた男はぱちぱちと瞳を瞬かせる。 そうして、机をずらした。貴方の反応を確かめるように。 さて。 貴方が机を支えにしていたなら、その頼りも失うはず。 だらりと力の抜ける身体は、男の視線に晒されてどう反応するのだろうか。 (-170) 2023/09/24(Sun) 15:50:37 |
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