人狼物語 三日月国


188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】

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【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

 

 
  ……簡単に壊すなんて、できないよ……。



[その声に応えるものはなく、
 聞こえたのは、小さな少女の寝息だけ。*]
(195) 2022/12/16(Fri) 22:31:23

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

[アリスの寝息が静かに落ち着いていくのを確かめた後、
 何か温かな飲み物を用意しようと席を立った。

 万が一目が覚めてしまって誰も居なければ、
 不安になるかもしれないけれど。
 少しの間なら、この様子なら起きないだろう。

 彼女の部屋を後にして、渡り廊下を渡り、
 生活棟へ赴けば、
 使用人の人たちが妙にばたばたとしていた。]


  何かあったの?


[忙しいと分かっていながらも、
 メイドの一人を捕まえて尋ねれみれば、
 『ヒナギク様!』と腕を掴まれて。
 中継機のある部屋まで連れて行かれた。]
(196) 2022/12/16(Fri) 23:06:17

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク


 
[中継機のある広間は二十二人が入っても、
 何ら問題ないぐらいの広さをしていた。

 部屋の片隅を占拠するように
 大きな中継機が鎮座している。

 そこには何人もの使用人たちが集まっていた。

 中継機から映像と共に音が響く――……。]

 
(197) 2022/12/16(Fri) 23:06:54

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク


『……地域では大きな地震が起こり、
  道路に大きな陥没が起きています。
 
  建物も半壊しており、避難を余儀なくされて……』


 『……では、大きな津波が発生し、
  海沿いの地域は大変危険です。

  今すぐに海沿いからは離れ、急いで……』


 『……の街には大きな嵐が訪れる予報です。
  既に風は強くなっており、外出が困難となるでしょう。

  予定のない方は外出を避け、自宅で待機を……』
 
(198) 2022/12/16(Fri) 23:07:56

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

 
 
[その映像に、報告に、大きな目を見開いた。

 チャンネルを変えても、どこも。
 異常気象や、天災のことで持ちきりになっている。

 この目で見てきた美しい光景が、罅割れ始めている。]


 
(199) 2022/12/16(Fri) 23:09:02

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

 
 『故郷が、故郷が……』


 『家族は大丈夫だろうか。妻は、娘は……』


 『今すぐに暇をもらって……』



[ざわつく使用人の中の誰かが、呟く。]



 
『これって、証持ちが全員揃ったから……』




 『しっ!ヒナギク様がいらっしゃるのよ!』
(200) 2022/12/16(Fri) 23:10:02

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

[嗜めるメイドの声に、ばっと視線が集まった。]



  ……ぁ、……



[憤りのような感情、縋るような思い。
 哀しみにくれた瞳、今にも懇願を向けられそうな。

 気圧されるように後ろに一歩。引いた。
 
 世界が、崩壊してしまえば。
 この人達は、どうなる――――?]
(201) 2022/12/16(Fri) 23:10:45

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

[ぐっと唇を噛み締める。
 このままでは本当に世界が崩壊してしまう。

 それだけは"理解"る。]



  ……私、みんなと相談してくる!!
  ホールに居ない人たちには端末で知らせて!!


[そうして、踵を返してホールへと駆け出す。
 ホールにまだ残っている人たちは居るだろうか。
 居ないのなら駆け回っててでも、知らせなければ。

 伝えなければ。

 
終わりがもう始まりだしていることを。
*]
(202) 2022/12/16(Fri) 23:12:00
XIX『太陽』 ヒナギクは、メモを貼った。
(a43) 2022/12/16(Fri) 23:17:01

XIX『太陽』 ヒナギクは、メモを貼った。
(a53) 2022/12/17(Sat) 1:50:06

XIX『太陽』 ヒナギクは、メモを貼った。
(a54) 2022/12/17(Sat) 1:51:05

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

[ぱたぱたと足音を響かせて、廊下を駆け抜ける。
 ざわめく使用人たちの間を抜けて、
 ホールへと向かっていれば、
 正面からシトラの姿が見えただろうか。>>205

 こんな状況であっても、驚くことはあるらしい。
 それ程に駆けるシトラは珍しいものに見えた。]


  シトラッ!
  どこへ行くの!?


[急いでいる彼女を引き止めるのも申し訳ないけれど、
 こちらも火急を要する事情であったから。

 その場で駆け足をしながら、
 アリアの元へ行くことを聞いたなら、
 広間で見たことを手短に彼女にも伝えた。]
(238) 2022/12/17(Sat) 3:18:32

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

[シトラとアリアは二人でセットのような印象がある。
 それは、現世での彼女たちから来るものか、
 それとも『箱庭』の役目のせいなのか、分からないけれど。

 少なくとも、二人が一緒に居るところで、
 険悪にしているところを見たことはない。

 彼女たちのことを『箱庭』からの仲だというのなら、
 私とチェレスタもまた、同じなのだろう。

 でも、今在る私たちだって。
 初めて出逢って、触れて、語らって。
 今の関係が出来上がっていったのだ。

 少なくともシトラが、アリアを好んでいるのは。
 
役目
に縛られただけじゃないと信じたい。]
(240) 2022/12/17(Sat) 3:19:18

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

 
 
  また後でね!
  

[と、一週間前と同じことを言って、
 彼女の背中を勇気づけるように押して、別れた。

 彼女とも話さなければ、世界のことを。
 でも、今はそれよりも彼女が願う場所を優先して。

 私はまたホールへと駆け出した。]
(241) 2022/12/17(Sat) 3:19:52

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

[ホールには疎らに人が残っていただろうか。

 その場に残っている人が居たならば、
 中継機で見てきたことを身振り手振りで伝えた。
 中には故郷が被害に遭っている人も居ただろう。

 チェレスタの姿も其処にあったなら>>220
 彼女にも仔細に事情を話して、戸惑っただろう。]


  チェレスタ……、

  お世話になってる一座の人たち、
  大丈夫かな……!?

  連絡は取れる?今何処にいる?
  心配だなぁ……、チェレスタも気になるよね?

  ううう……、どうしよう……。


[ここで話していてもどうにもならないことだから、
 その場で無意味にじたばたしてしまう。]
(242) 2022/12/17(Sat) 3:20:20

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

 
 
  とにかく、知らない人が居たら伝えてあげて!
  私も他の人にも教えてくるっ!


[チェレスタにはお願いも込めて、
 そう、手伝いを申し出ながら。
 
 落ち着いていられないとばかりに、
 まだ辺りに人は居ないかと、見回した時。

 ホールの片隅に倒れている
 プロセラの姿を見つけたのだ。>>1:412



  ……プロセラッ!?




[慌ててまた駆け出して彼の元に走り出す。
 余談だが、これくらい走っても息切れはしないのは、
 肉体労働アイドル業あってこそだと思う。]
(243) 2022/12/17(Sat) 3:21:07

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

[倒れている隣にしゃがみ込んで身体を揺する。
 意識を失っているのか、眠っているのか。
 空腹なのか、具合が悪いのか。

 唐突に意識を飛ばすプロセラの姿を見るのは、
 正直これが初めてというわけではないけれど。

 とにかく原因が分からないことには、
 手助けの方法が分からない。

 ひとまず、彼の胸元に耳を当てて、
 心臓がまだ動いていることを確かめて。

 今度は顔に耳を寄せて寝息を確かめる。]


 ……なんだ、寝てる……だけ?


[ほっと脱力しながらも。
 こんなベッドもないところで寝かせる訳にもいかず。]
(244) 2022/12/17(Sat) 3:21:43

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

 
 

  誰か〜……、助けて〜……



[と、近くにいる人に助けを求めたかもしれない。**]
(245) 2022/12/17(Sat) 3:22:33
XIX『太陽』 ヒナギクは、メモを貼った。
(a57) 2022/12/17(Sat) 3:28:15

【独】 XIX『太陽』 ヒナギク

/*
>>243
駆け出して走り出しちゃったよ。
眠い中慌ててロールを落とすな!はい。

チェレスタも遅くまでおつかれさま〜〜。
お休みだよ!!

そして今気づいたけどアリアが触れてくれていたことにメモなり表で反応出来ていない……ごめん;;;;
何らかの形でお返ししたい……!!
(-66) 2022/12/17(Sat) 3:46:27

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

[弱々しい懇願を聞きつけてくれたカルクドラが、
 駆け寄ってきてくれれば>>275
 助かった!とばかりに泣きついた。]


  それが……、寝ちゃってるみたいで。
  その内目を覚ますと思うんだけど……。


[おろおろと事情をカルクドラに伝えれば、
 医務室に運んでくれるという。

 プロセラを背負い込むカルクドラに、
 大丈夫?重くない?と、道中尋ねながら、
 後ろに倒れ込まないように背を支え。

 休憩をするなら代わりを申し出ることもした。
 私が運ぶことになれば、完全に背負うことは出来ず、
 プロセラの足を少々引き摺ることになったのは許して欲しい。]
(354) 2022/12/17(Sat) 21:44:37

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

[医務室に辿り着いて、
 気を失ったように眠ったままのプロセラを
 白いシーツの包み込むと、安堵の息をついた。

 カルクドラも一緒にその場に居てくれるという。]


  ……本当にありがとう、カルクドラ!
  私一人だとここまで運べなかったから、
  すごく助ったよ!


[ベッドの傍に丸椅子を運んで腰を落ち着け、
 カルクドラに向けて、両手をパンっと付き合わせた。

 食事をすることにも、眠ることにも、
 プロセラは執着をしない。

 洋館に一緒に過ごしている時間があれば、
 見たことがある光景なのかもしれない。

 
彼自身に興味が向けば、の話ではあるけれど。
(355) 2022/12/17(Sat) 21:45:14

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

[小さく上下する胸元が彼が生きていることを伝える。
 そのことを、確かめてから。
 もう一度、カルクドラへと視線を移して、見上げた。

 場所が変わったからか、
 プロセラのことで全てが吹っ飛んでしまったか、
 先程までの焦っていた気持ちは、
 少しだけ、ゆとりが生まれていた。]


  なんだか、大変なことになっちゃったね……。


[それは、カルクドラの柔和な表情にも
 引きずられて出たものかもしれない。

 いつもより少し乾いた笑みを浮かべながら、
 そんな、会話の水を向けた。*]
(356) 2022/12/17(Sat) 21:45:44

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

――  邂逅/『塔』 ――

[『見て、決めると良い』>>91

 彼は、そう言った。
 私は、小さく頷いた。

 たったそれだけで、隣に在ることを
 手を繋ぐことを、許してもらえた気がした。

 私に手を上げる両親とも違う、
 私のことを気遣う老夫婦とも違う、
 他の誰とも違う、不思議な空気を持った、ひと。

 『とくべつ』ってこういうことをいうのかな。
 『証持ち』ってこのひとみたいなのかな。

 あまり湧くことのなかった人への興味が、
 息を吹き返すみたいに芽吹いていく。

 彼と手を繋いで家を出て行く前に、
 なんとなく後ろを振り返った。

 『元気でね』と、
 手を振りながら見送ってくれた老夫婦の背中は、
 最初に見たときよりも、小さく、丸くなっていた。]
(406) 2022/12/17(Sat) 23:42:17

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

 
[家を出て一歩、踏み出そうとした。
 騒ぎを聞きつけた町の人々が
 家を囲むようにして集まっていた。

 何かを手にした男が、振り被るような仕草をして。
 その姿に敏感に危機を察知した私は、
 繋いでいない方の手で、咄嗟に顔を覆った。]


  『……――っ、!!』


[ゴツ、と重い音が響いて。>>92
 痛みが来るかと思ったのに、痛くなかった。

 投げつけた男が怒号をぶつける。
 その音を煩わしいと思いながらも、やっぱり少し怖くて。

 腕をそうっと下ろして、見れば。
 その男が少したじろいだように此方を見ていた。

 男に乗っかったように周囲の人たちも、
 口々に「出て行け」だの「痣ありが」だの、
 言っていたけれど、男と同じように言葉を失っていく。]
 
(408) 2022/12/17(Sat) 23:43:53

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

 



  『…………?』


[その様子が気になって、視線の方向を追えば。
 手を繋いだ彼の目尻を濡らすように、
 深い赤い色が滴り落ちていた。]

 
(409) 2022/12/17(Sat) 23:44:49

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

 
[溢れ出る血は目尻から頬を濡らして、
 無表情な彼の顔に彩りを添える。

 痛いはず、なのに。声を上げることもなかった。
 罵られているのに、苛立ちすら浮かんでいなかった。]


  
『……、 ぁ ……』



[私を庇ったのだろうか。とも思った。
 ならば、告げるべき言葉は謝罪の言葉で。
 
 でも、表情一つすら変えない彼の様子に、
 小さな私も少し、驚いて。言葉が出なくて。

 ただ、握りあったままの手は、
 離してはいけない気がして、無意識に。
 ぎゅう、と握る力を強くしていた。] 
 
(410) 2022/12/17(Sat) 23:45:39

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

 
[周囲を見渡していた視線が、戻ってくる。

 私のもとに落ちれば、
 滴る血の赤と、凪のような瞳が重なり合って、
 ぽたりと、繋いだ手の甲を濡らした。

 そうして、静かに響いた言葉に。>>94


 ああ、やはり。彼も。
 『証持ち』なのだと、幼心に合点がいった。


 なんでもないかのように再び歩き出す『塔』に、
 付き人たちが慌てて周囲を宥め、警戒線を引く。

 『塔!傷を見せてください!』と、
 私を連れて行く『塔』を引き止めるのに、
 またひと悶着あったのは、別の話。

 それが、私が初めて自分以外の、『証持ち』を見た印象。*]
 
(411) 2022/12/17(Sat) 23:47:16

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

―― 回想/中庭 ――

[洋館で暮らすようになってから、
 プロセラと過ごす時間は、
 一日のどこかで必ず作るようにしていた。

 最初は人見知りのようなもので、
 少しでも知っている人の傍に居たいという理由で。

 他の証持ちとも話すようになってからは、
 彼の元がなんとなく落ち着くからという理由で。

 チェレスタに、マドカせんせいに、みんなに、
 知識を、言葉を与えられた私は、
 水を与えられた花のように吸収し、
 それをプロセラに報告することが日課になっていた。

 彼はいつも黙って聞いてくれているだけだけど、
 じっと見ていれば、
 僅かに表情に変化があることにも気づける。>>95

 初めてそのことに気づいた時は、びっくりして、
 
『大ニュース!プロセラが笑った!』
と、
 洋館中を跳ね回って証持ちのみんなに伝えた。]
(412) 2022/12/17(Sat) 23:48:09

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

[教典の『太陽』が死んだのは、
 『塔』がきっかけだと知ったのは、その後のこと。

 教えられても、ぴんとこなかった。

 『塔』が殺したわけじゃない。
 ううん、例え『塔』が『太陽』を殺したとしても。

 それは、私とプロセラの話ではない。

 でも、彼が教典のことをどう思っているのかは、
 直接聞いたことはなかった。

 話す時は、いつも私が一方的に話していたし、
 彼もそれを(多分)厭うこと無く聞いてくれていた。

 それならば、今の関係を壊す必要なんてない。
 私は彼の傍にいることが楽しいし、
 
きっと、それを彼も許してくれている。
(413) 2022/12/17(Sat) 23:48:41

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

 
[ あの日、彼が私を見つけてくれて。

  洋館にたどり着いた後、
  彼の背にある痣を見た。>>94

  背中に大きく広がる枝葉のような痣。
  
  それと、同時に目についたのは、
  彼の肌に幾度も幾度も与えられた疵。>>0:313

  子供の考えでは何が為されてきたのか
  分からないながらも、それでも。

  人為的に与えられたその痕は
  酷く痛ましいものに思えて。

  ただ、痛ましい疵を指でなぞり、
  その背にぴとりと身を寄せた。

  枯れたと思っていたはずの涙が、
  その時ばかりは、彼の背中を濡らした。 ]

 
(414) 2022/12/17(Sat) 23:49:29

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

 
[彼は自らのことを語ることはない。
 だから、彼の過去に何があったかを私は知らない。

 ただ、私が笑えるようになったように。
 彼にも、いつか変化が訪れれば良いと思う。

 無理矢理にではなく。
 いつかプロセラが自ら変化を求めるように。]

 
(416) 2022/12/17(Sat) 23:50:24

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク

[メルロンを手に取ったプロセラが、
 ひとくちぶんだけ千切って
 半分以上残ったものを、私に向ける。>>102

 私も差し出されたそれを笑顔で受け取る。]


  ありがとう、プロセラ!
  半分こだね!


[まるで食べることをしないプロセラに、
 『いっしょにたべよ』と差し出したのも、
 このふわふわの綿菓子のようなメルロンだった。

 プロセラが何が好きか分からないから、
 メイドさんに聞いてみたり、
 ときにはチェレスタに聞いてみたり、
 フォルスのお店を覗いたこともあった。>>0:38

 結局、どれを渡しても今のところ、
 同じような反応しか見たことはないけれど。

 今のところ嫌いなものは見つけたことがない。]
(417) 2022/12/17(Sat) 23:50:40

【人】 XIX『太陽』 ヒナギク


[温かな陽光を浴びながら、
 食べている間にも、今日あったことを伝える。
 中には昔話も織り交ぜて。

 口の中でとろけていくふわふわの綿菓子に、
 あまい!とはしゃぎながら。
 少し間を置けば、プロセラが口を開いた。>>103

 彼が尋ねてくれる言葉は、いつも同じ。

 だから、返す言葉もいつも、同じ。]



  ……うん、楽しかったよ!
  毎日がきらきらしてるの!!



[世界は明るい。世界は眩しい。
 みんなが居るから。みんなが在るから。

 尋ねたものとは違う言葉が返ってきても、
 気にせずにそう目を輝かせて彼に応える。

 そんな日が、ずっと。
 これからも、続くんだと思っていた――――。**]

  
(418) 2022/12/17(Sat) 23:51:23