人狼物語 三日月国


185 【半突発R-18】La Costa in inverno【飛び入り募集】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 「怪人」 ファントム

――未明の早朝/「passione」――


hm――――…


まだ朝日は昇らず、空に星がまたたいている頃。
人のいないバーのステージに、彼はいた。
いつかのように魅せる為に歌い上げるわけでもなく、静かに鼻唄を響かせて、反響を耳で感じる。

バーテンがやってくるまで、まだかなり時間がある。
このステージを独り占めできるわずかな時間が、彼にはお気に入りなのだ。**
(1) 2022/11/24(Thu) 6:38:27
「怪人」 ファントムは、メモを貼った。
(a1) 2022/11/24(Thu) 6:41:46

【独】 「怪人」 ファントム

ユスターシュさんにイラスト渡さないと
(-0) 2022/11/24(Thu) 6:53:13

【独】 「怪人」 ファントム

さてどうしようか
(-4) 2022/11/24(Thu) 9:43:06

【独】 「怪人」 ファントム

イルムヒルトさんのお母さんとで話作れないかな
(-5) 2022/11/24(Thu) 9:50:09

【独】 「怪人」 ファントム

おっと、どうしよう
(-7) 2022/11/24(Thu) 11:23:51

【秘】 「怪人」 ファントム → 奏者 イルムヒルト

ーそれは誰も知らない物語ー


それは、ひどく雨の強い日の事だった。
影街の、殊更に暗い道端の一角で、一人の男が立っており、その傍らに今にも事切れそうな女性が一人。

そうして、男は一つずつ女性に語りかけ始める。
(-8) 2022/11/24(Thu) 11:44:55

【秘】 「怪人」 ファントム → 奏者 イルムヒルト


      『貴方は、まもなく死ぬ。
            それも、随分と苦しんで、だ。』

    『けれど、貴方は選ぶ事ができる。』

         『金銭と引き換えの安らかな死か、それともしばらくの間、身体を捨てて私の下で働くか。』

    『ーー無理に喋らなくていい、その様子では辛いでしょう。』

               『どちらでもない?それは何故?』
(-9) 2022/11/24(Thu) 11:45:43

【秘】 「怪人」 ファントム → 奏者 イルムヒルト

       『働く代わりに、娘を?』

                『お言葉ですが、私が娘を見つけられるかはわかりませんし、見つけられたとしても私の許可なく身分を明かすことはできません。』
     
             『死者は沈黙するものです、死者がいつまでも、生者に関わり続けることはできない。』

         『ーー承知しました。』

    『それで、娘の名前はーー。』

           『わかりました。もし見つけたら、その時は必ず。』

    『せめて、貴方の死が少しでも安らかなよう、祈らせてください。』

         『ーー主よ、この者の魂に救済あれ。』
(-10) 2022/11/24(Thu) 11:48:34

【秘】 「怪人」 ファントム → 奏者 イルムヒルト

男は踵を返し、女の元を後にする。
あとには、瀕死の女だけが残された。

ーーこれは、誰も知ることのない物語。
(-11) 2022/11/24(Thu) 11:48:49
「怪人」 ファントムは、メモを貼った。
(a9) 2022/11/24(Thu) 11:55:48

【独】 「怪人」 ファントム

リリーさん誘って、誰もいないバーに行ってみようか
(-13) 2022/11/24(Thu) 11:58:38

【秘】 奏者 イルムヒルト → 「怪人」 ファントム

[娘は、あの日のことを忘れていない。
帰らぬ母を待ち続けた子供の頃。
強く、激しい雨降る中迎えに行った先の
母の、薄汚れ事切れる無残なその姿

肌は冷たく。殴られた痕もあったけれど
その顔は何故か酷く、穏やかであった

――時を経て。娘はふと疑問に思うことがある。

あの日。母を少女は迎えに行った。
普通であれば子供が影街に足を踏み入れ、
しかも女であるのだ。無事である可能性は低い。
どうして、無事であれたのでしょう。

どうして、母の遺体は何もとられず
服もはぎとられずそこにあれたのでしょう。
どうして

酷い目にあわされたのだ、と一目でわかる遺体であるのに
その表情は穏やかなのでしょう]
(-14) 2022/11/24(Thu) 12:02:15

【秘】 奏者 イルムヒルト → 「怪人」 ファントム

[娘は、母と怪人が交わした言の葉を知らない
娘は、母が死に際に安堵し、託したものをしらない

――されど、娘は知っている。
己やリリーが踊り、奏でている時
時折、そこに見守るような気配がある気がするのだ
気のせいであるだろうけれど

あの日。舞台に躍り出た怪人の歌の伸びやかさ
人々を魅了する美
リリーに深く、強く影響を与えたあの人

どこか、それは見守ってくれていた気配にも似ていた気がする
あれは神のもとに旅立ったのだろう母なのだろうか。
それとも母の願いを聞き届けた何かなのだろうか

――その正体も、真実も
娘は何も知らされぬ故に、わからないけれど]
(-15) 2022/11/24(Thu) 12:05:55

【秘】 奏者 イルムヒルト → 「怪人」 ファントム

[わからないけれど。
どうしてでしょう。


――星を歌う怪人と奏でるセッション。
その時にまた、あの優しい気配を感じたような気がして。

わたし、奏者として演奏していたはずなのに


少しだけ
こどもみたいに
泣きそうに、なったのよ*]
(-16) 2022/11/24(Thu) 12:07:51

【独】 「怪人」 ファントム

おっと、守ってるのはお母さんと思ったけど、私か
(-19) 2022/11/24(Thu) 12:27:27

【独】 「怪人」 ファントム

どうしようかな
どうなりたいか、ではなく何をしたいか、で考えてみるといい、みたいな
(-22) 2022/11/24(Thu) 14:13:04

【独】 「怪人」 ファントム

いや、それより
私のために踊ってくれないか?
とか
(-23) 2022/11/24(Thu) 14:18:22

【人】 「怪人」 ファントム

​──中央広場 リリーと──


「やめてしまうのかい?
せっかく綺麗な舞いだったのに。」

溜め息を溢す彼女>>16の後ろから、声を掛ける。

『貴方には、貴方だけが行く道がある。迷わず進め。』

とある哲学者の言葉だが、君は今の道がそんなに不安かい?」

落ち込む様子の彼女に、そう言葉を重ねた。* *
(26) 2022/11/24(Thu) 14:33:02
「怪人」 ファントムは、メモを貼った。
(a16) 2022/11/24(Thu) 14:34:35

【独】 「怪人」 ファントム

心の中にある大劇場に案内して
基本的に翻弄するような怪人っぽい動きがいいな
(-24) 2022/11/24(Thu) 15:51:10

【独】 「怪人」 ファントム

あぁ
イムルヒルトさんのはお母さんか私かはっきりしてないのか

お母さんの方が素敵だからそっちがいいな
(-25) 2022/11/24(Thu) 16:26:08

【独】 「怪人」 ファントム

もうリリーさんへは真っ直ぐ行った方がいい気がするな
(-26) 2022/11/24(Thu) 16:43:34

【人】 「怪人」 ファントム

──中央広場 リリーと──


「少々、付き合って貰うよ。
たまには、私が見ている世界にきてもらおう。」

言うなり、彼女ごとマントに包み込んでーーそのまま、影に溶けるように消えた。
(28) 2022/11/24(Thu) 17:45:56

【人】 「怪人」 ファントム

ーー影の中 大劇場ーー


マントが視界から払われて、彼女が最初に目にするのは、そこが大劇場のステージ上だという事だ。
見渡す限りの客席が、2階、3階まで埋め尽くされている。
眩いばかりのライトが自分達に注がれて、目が眩んでしまいそうだ。
ーーけれど、ここは彼女が知っているどの劇場とも異なる場所。
何故なら、とうにこの劇場は無くなっているはずだからだ。

「ここは、魂の中に刻まれた記憶。
かつて、ここに立った演者たちの記憶から成り立っている。

ここで、エリック・コスタクルタやクリスティーヌ・ナタリーナといった当時随一と謳われた者たちが、ここで『美』を披露した。
ーー今は全員、私たちとは無関係の過去の人物だがね。」

ここは、かつて最も栄えた劇場であった。
その様はまさに、『夢に見る』と言っていいだろう。
(29) 2022/11/24(Thu) 17:58:33

【人】 「怪人」 ファントム

「踊って、さぁ。」

唐突な一言。
何の説明もなされなかった。

「何も考えなくていい。
君の心が求めるままに。

私は、君の舞いを見たいんだ。」

あえて、説明はしなかった。
今の彼女には、それで良い。
全てを捨てて、ただ踊る事に集中できる状況が必要なのだ、と。

…Ogni volta che sento il suono delle onde
Ti immagino dietro le mie palpebre.

…波音を聴くたび
貴方を瞼の裏に思い描く


ゆっくりと、歌い上げる。
彼女の為の伴奏を。
(30) 2022/11/24(Thu) 18:07:10

【置】 「怪人」 ファントム

Ogni volta che sento il suono delle onde
Ti immagino dietro le mie palpebre.
波音を聴くたび
君を瞼の裏に思い描く

È già molto sfocato e i contorni sono diventati confusi, ma...
もはや記憶の彼方に溶けて、輪郭も朧げになってしまうけれど

Solo il mio cuore per te è lo stesso di allora.
君を想う心だけ、あの時のまま
(L0) 2022/11/24(Thu) 18:10:01
公開: 2022/11/24(Thu) 18:10:00

【置】 「怪人」 ファントム

Quel giorno non sei più tornato dal mare.
あの日、私は君を助ける事ができなかった

Il relitto della nave distrutta scomparve tra il rollio delle onde.
弱い僕は、下水道に捨てられる君の手を取る事が出来なかった

Ma non riesco ancora a dimenticarti.
Aspettare da soli sulla spiaggia
僕は自らの弱さを呪い、全てを悪魔へ差し出した
(L1) 2022/11/24(Thu) 18:14:46
公開: 2022/11/24(Thu) 18:15:00

【置】 「怪人」 ファントム

Ogni volta che sento il suono delle onde
Ti immagino dietro le mie palpebre.
波音を聴くたび
君を瞼の裏に思い描く

Perché non possiamo lasciare che tutto si dissolva come un castello di sabbia che si sgretola
最早『僕』は溶けて消えて、『私』は君の事を覚えてすらいないけれど

Solo il mio cuore per te è lo stesso di allora.
君を想う心だけ、あの時のまま
(L2) 2022/11/24(Thu) 18:18:35
公開: 2022/11/24(Thu) 18:20:00

【人】 「怪人」 ファントム

ゆるやかに歌い上げる。
これは今は亡き「エリック」の歌。
そして、彼の無念から生まれた「私」の歌。

「エリック」も、「クリスティーヌ」も、最早「私」に関係のないものだけれど。
「エリック」の想いを、彼女に聴いて欲しかった。* *
(31) 2022/11/24(Thu) 18:23:48
「怪人」 ファントムは、メモを貼った。
(a17) 2022/11/24(Thu) 18:35:42

【独】 「怪人」 ファントム

これは良いロルの振り方ではないなぁ
(-28) 2022/11/24(Thu) 18:44:26

【人】 「怪人」 ファントム

彼女の舞いは、今までのように完成されたものではなくて。
粗削りで、完成には程遠くて――それでも、彼女がステップを踏む度、目が離せなくなっていく。

そうして演目が終わり、彼女が振り向けば、ただ黙って手を叩いていた。
(43) 2022/11/24(Thu) 21:14:52

【人】 「怪人」 ファントム

「お気に召さない事などないさ。
君に、私の歌を聴いてほしかったんだ。

私も、結局のところ君と同じ。
自分の殻を、誰かに破って欲しかったんだ。」

『エリック』が自分の中に残していった最後の一かけらを、吐き出してしまいたかった。
(44) 2022/11/24(Thu) 21:15:15

【人】 「怪人」 ファントム

「――楽しかったかい?
かつての名優が夢に見た大舞台。

君の目指す『美』は、見つけられそうかい?」

かつての『エリック』たちがどのような景色を見たのか。
彼女へと少しでも伝わるといい。
ここには居なくなってしまった彼らの想いが、少しでもあとに続く人たちの手助けになればいい。
その為に、彼女を自らの想い出の中へ連れて来た。

この舞台に立つ高揚と楽しさを、彼女に知って欲しかった。
きっと彼女なら、自分の道を見出してくれるとそう信じたから。

「おいで、リリー。」

手を差し出す。
この世界で伝えなければいけない事は、全て伝えた。
なら、次は現実に還り、向き合うべきなのだから。
この大舞台からの退場を、彼女に促した。*
(45) 2022/11/24(Thu) 21:16:35

【人】 「怪人」 ファントム

もちろん、しっかりとエスコートさせていただくとも。
――ただし、少しばかり寄り道させてもらうけれど。

[再び、彼女もろともマントの中へと包まれる。
視界が遮られて、大劇場のスポットライトは届かなくなり、真っ暗闇へと包まれる。
そのまま、足もとが消失するような浮遊感と共に、その場を後にするのだった。]
(61) 2022/11/24(Thu) 23:05:58

【人】 「怪人」 ファントム

―バー「passione」―


再び視界が晴れれば、そこは見慣れた小さなバーのステージ。
もっとも、まだ開店までは相当の時間があり、人の気配はないけれど。

「なぜ、私が君を選んだのか。
なんて、気になっているのではないか?」

きっと、彼女が気にしているだろう疑問。
大劇場に連れ出してまで、彼女に舞いを躍らせたのは何故か。
(62) 2022/11/24(Thu) 23:06:19

【人】 「怪人」 ファントム

「私が、もっと君の舞う姿を観たくなったのさ。
君が、どこまで『美』に近づけるのだろうか、とね。
陳腐な言葉で言うと、ここで君の舞いを見た時『一目惚れ』したというヤツでね。」

そっと、彼女の頬に手を添えて、こちらへと向き直させる。
吸い込まれるような、星を散らせた瞳をまじまじと見つめる。

「『君になら、私も全てを見せても良い』と、そう思えたのさ。」

顔を覆う仮面へと手を伸ばして、そのまま床へと打ちやった。
焼けただれた様にひどく歪み、未だに血が滲み続けている。

「受け入れてくれるかね?」

彼女に拒否される事がなければ、そのまま唇を重ねようとするけれど、果たして。**
(63) 2022/11/24(Thu) 23:06:34
「怪人」 ファントムは、メモを貼った。
(a27) 2022/11/24(Thu) 23:11:35

【秘】 踊子 リリー → 「怪人」 ファントム

 


  ────……痛い、でしょう。


[ 焼け爛れたような、ひどく歪んだ皮膚と。
  未だ真新しい傷のように滲む赤へ、
  女は憂うように指先を伸ばした。 ]

 
(-54) 2022/11/25(Fri) 0:01:46
「怪人」 ファントムは、メモを貼った。
(a33) 2022/11/25(Fri) 0:07:11

【秘】 「怪人」 ファントム → 踊子 リリー

傷へと添えられる指先を、こちらの手が柔く包む。

「触れない方がいい、せっかくの綺麗な手が汚れてしまうからね。
それに、この傷にはとうの昔に慣れてしまった。」

私が生まれた時から、この傷の痛みと共にあった。
きっと、この痛みは私と共にあり続けるのだろう。
(-59) 2022/11/25(Fri) 6:55:03

【人】 「怪人」 ファントム

「はは、逃げ出されたらそれはそれで、仕方ないと諦めるさ。
――…いや、やっぱり結構ショック受けるかも、うん。」

問われた言葉には、本音が漏れる。
どうにも彼女を相手にすると、要らぬことまで喋っている気がする。

「好きな名前で呼ぶといい。
ファントムでも、怪人でも――君が新しい肩書を用意してくれても。」

そのまま、ゆっくりと口づけを重ねていく。
二度、三度と、誰もいないバーの中に、かすかな粘着質を伴う音が響く。
突然、人がやってくるかもしれない場所で、密かに睦合う。
中々に緊張感の伴うシチュエーションで、高揚が募る。
(67) 2022/11/25(Fri) 6:55:25

【人】 「怪人」 ファントム

彼女の後頭部に緩やかに手を添えて、口づけを深くし始める。
触れ合うだけだった唇から洩れる音が、少しずつ大きくなる。
もう片方の手が、彼女の腰を抱き寄せる。
互いの身体が密着して、衣服越しに彼女の身体の柔らかさを感じる。


口づけは次第に頬に移り、そこから下って首筋を辿り、胸元へと続いていく。
彼女の後頭部に添えられていた手が、彼女の衣装の結び目へと至って、軽く引っぱってみせる。

「――恥ずかしいかい?」

意地悪な質問をした。
彼女には答えたくないであろう言葉を、あえて問いかけた。
最も、その答えがどんなものであろうと、手を止める気はないけれど。**
(68) 2022/11/25(Fri) 6:55:40
「怪人」 ファントムは、メモを貼った。
(a36) 2022/11/25(Fri) 6:57:35

「怪人」 ファントムは、メモを貼った。
(a37) 2022/11/25(Fri) 6:58:23

【独】 「怪人」 ファントム

さて、どうしようかな
リリーさんにはファントムがパトロンになってあれやこれやから身を守らせる予定ではあったけど
(-69) 2022/11/25(Fri) 11:07:07

【独】 「怪人」 ファントム

拾えそうな良いネタが無いなぁ
(-70) 2022/11/25(Fri) 11:25:30

【秘】 踊子 リリー → 「怪人」 ファントム

 

  ……別に、貴方が言うほど、
  私だって綺麗でもないのに。


[ 柔く手を包まれるなら、それ以上は追い掛けない。
  慣れていたって、痛いものは痛いと思うけれど、と
  頭を過った言葉は音に乗せずに。 ]

 
(-71) 2022/11/25(Fri) 11:39:39

【人】 「怪人」 ファントム

こちらを見つめる彼女の仕草は、おびえる小動物を思い起こさせる。
このまま強引に事に及んだとして、彼女は抵抗出来ないだろう。
それでもーー…

「大丈夫、全て脱がしてしまったりなどしないよ。
それに、約束する。
『今日は触れるだけ、それ以上はしない。』
今の君を見てると、私も気が引けてしまうしね。」

彼女が、自然と受け入れられるまで待つ事を選んだ。
自身の欲求より、彼女に対する思いが勝った。
ーーだからといって彼女に対する欲求を我慢するほど、堪え性のある性格ではない。
(90) 2022/11/25(Fri) 14:09:36

【人】 「怪人」 ファントム

ふいに、彼女の首元に揺れるリボンを解くと、彼女の両手首を結えてしまう。
簡単な結び目なので、彼女が本気で抵抗すればわけも無く解けてしまうだろうが、その余裕を彼女に与えない。
続いて、彼女の片足を膝から抱き上げるようにして腕をまわす。
そのまま、腰を抱き留めて自身に密着させる。

ーー両手を結えられて、片足を高く上げた状態。
バランスも悪く、自分に寄りかかる他ないだろう。
更に、スカートの下に隠れていた場所は、すっかり曝け出されてしまっている。
果たして、そこはどんな様子だったろうか。
(91) 2022/11/25(Fri) 14:10:29

【人】 「怪人」 ファントム

そうして、腰に回した手が衣装の結び目を緩めてしまう。
彼女の上半身に纏った衣装がはだけて、その下を隠す事が叶わなくなる。
ーー確かに全て脱がせてはいない、約束は守っている。

「綺麗だよ、君は。」

すっかり露わにされた彼女の姿を見て、一言添えた。**
(92) 2022/11/25(Fri) 14:11:02
「怪人」 ファントムは、メモを貼った。
(a51) 2022/11/25(Fri) 14:13:08

【独】 「怪人」 ファントム

めっちゃかわいい…好き
(-87) 2022/11/25(Fri) 17:28:29

【赤】 「怪人」 ファントム

ーー『責任を取るとは、しっかり見て貰うという事かな?』とは、言わないでおいた。
彼女の羞恥に耐える姿は、この上なく心の奥をくすぐるけれど、既にいっぱいいっぱいな彼女を更に追い立てる必要はないから。

「大丈夫、店の出入り口は私の使い魔が見張っている。
誰かが訪れれば、すぐに知らせてくれる。」

代わりに彼女が安心できるよう、見張りの存在を知らせておいた。
(*76) 2022/11/25(Fri) 18:14:04

【赤】 「怪人」 ファントム

「触れるよ。」

彼女が受け入れられるよう一言入れて、はだけられた胸部へと手を伸ばして、片房をゆっくりと揉み上げるが、はたしてそれはどの程度の大きさだったろう。
肌の透けてしまいそうな下着ごしに、指をわずかに沈み込ませる。
彼女の体温も、胸の先端の感触も掌に伝わる。
緊張が逸れるように、ゆっくりと時間をかけて解して、時折その頂きを指で弾く。
十分に解し終えたら、もう片房も同じように、丁寧に解し上げていく。
(*77) 2022/11/25(Fri) 18:14:30

【赤】 「怪人」 ファントム

「顔を上げて。」

また一言、彼女に声をかけてから、その唇に自らの唇を重ねる。
けれど、今度は唇を重ねるだけではなく、舌の先端で彼女の唇をつつく。
そうして、緊張が解れたタイミングを見計らって、舌の先端をわずかに潜らせていく。
そこで、また彼女の歯列をつついて、タイミングを見計らって舌の先端が僅かに潜る。
もどかしい程、丁寧に彼女の唇を開いて、ようやく互いの舌の先端が触れる程になりーーけれど、それ以上は深く差し入れることはしない。
(*78) 2022/11/25(Fri) 18:14:48

【赤】 「怪人」 ファントム

「お腹、触るよ。」

一言。
彼女の秘所にはまだ触れない、その上の下腹部を緩く撫で上げる。
これも下着越し、無遠慮に手を潜らせる事はしない。
彼女を大切に、丁寧に、穏やかな刺激を与え続けていく。**
(*79) 2022/11/25(Fri) 18:14:59
「怪人」 ファントムは、メモを貼った。
(a53) 2022/11/25(Fri) 18:17:17

「怪人」 ファントムは、メモを貼った。
(a55) 2022/11/25(Fri) 19:55:36

「怪人」 ファントムは、メモを貼った。
(a57) 2022/11/25(Fri) 20:21:04

【赤】 「怪人」 ファントム

下腹を撫でる掌に、彼女の熱を感じる。
自分も、このじゃれあいにも似た穏やかな交わりに、胸の奥で熱が灯っているのを感じている。
――知らず、腰を抱き留める手に力が籠って、彼女をより強く感じようとしている事に気付いた。

「なんで、か。
何故だろうね、私にもわからないが――きっと、私は君を大切にしたかったんだろう。」

I何度目かの本音。
彼女には、要らないことまで言いすぎてしまう。
自分ですら理由はあやふやなままだけれど、自由に舞う事の出来ない彼女を、自分は大切にしたかったのだろう。
(*103) 2022/11/25(Fri) 21:36:46

【赤】 「怪人」 ファントム

「――わかった。」

彼女の小さな我儘>>*88に、了承を返す。
そのまま彼女を抱え上げると、手じかなテーブルに諸共横になった。
彼女を下に組み敷くのではなく、二人横並びに向き合って。

「このまま続けたら、このバーが君の匂いでいっぱいになってしまうかもね。」

このまま彼女の熱が昂り続けて止まらなくなってしまったら、このような小さなバーなどすぐにいっぱいになってしまうだろう。
自分はそうなっても構わないが。
(*104) 2022/11/25(Fri) 21:37:03

【赤】 「怪人」 ファントム

彼女の胸を覆う下着に両手を掛けて、ずりあげるようにして彼女の両胸を露わにすると、そのまま先端を口に含んだ。
舌で転がして、歯で柔く噛み痕をつけて。
もう片方を、片手で先ほどより少し強く揉み込んで、その感触を直に楽しむ。
ひとしきり味わえば、今度はもう片方、そうしてまた元の方へと、彼女の身体を味わい続ける。
――彼女の秘所へは、触れぬまま。*
(*105) 2022/11/25(Fri) 21:37:11
「怪人」 ファントムは、メモを貼った。
(a63) 2022/11/25(Fri) 21:38:58

【赤】 「怪人」 ファントム

下腹へ導かれた手に、蜜が絡む。
二、三度指で触れて、彼女の中で燻る熱を感じる。

「――わかった。」

再び、その一言を返した。
導いた先がどうなっているか、彼女自身がよくわかっているだろう。

「ただ、一つだけ。
やらなければいけない事が出来た。」

彼女が、このラ・コスタで生きていく上で必要なもの。
――有力なパトロンによって、守られているという事実。
この街では、夢など容易く食いつぶされてしまうのだから。
(*125) 2022/11/25(Fri) 23:27:31

【赤】 「怪人」 ファントム

おもむろ、彼女の首筋へと歯を立てる。
痕が残ってしまう程に、強く。
そのまま、数秒。
ゆっくりと口を離すと、そこに片翼のカラスを象ったマークが刻まれていた。

「それは私の力を元にした、魔術的な印。
私がパトロンである事を示すものでもある。

君に危機が迫れば、影が君を守る。

例えば、相手との間に立ちふさがって、君を安全な場所へと移動させる。
丁度、私が君にやったようにね。」

一つ一つ、説明を続ける。
一度にすべては理解できないだろうが、いずれわかる時が来るだろう。
(*126) 2022/11/25(Fri) 23:29:20

【赤】 「怪人」 ファントム

「ただ、まぁ――…。
『庇護を受ける』
という事は、
『支配下に入る』
という事だからね。
魔術的には『私の従僕』という扱いになってしまう。

具体的には、
私に従う事への幸福感
といった形が多い。」

加護を受ける事への、メリットとデメリット。
どのような影響を受けるのか、明確にする。
隠して、だまし討ちにするような事はしない。

「もし、君が不要と思えば、いつでも自由に破棄が出来る。
守護も支配も、綺麗さっぱり消えてなくなる。

――すべて理解する必要はない、
君はパトロンの証明と影の守護を手に入れる。
代わりに、私の影響を強く受けてしまう。

いいね?」

一息に説明を終えて、ゆっくりと彼女の反応を待つ。
決定するべきは、彼女自身だから。*
(*127) 2022/11/25(Fri) 23:31:05

【独】 「怪人」 ファントム

さてどうするか
(-122) 2022/11/26(Sat) 0:21:00

【赤】 「怪人」 ファントム

「――そうか、既に断っていたのか。」

一瞬、脳裏をよぎったのは、かつて『エリック』が辿った結末。
同じ末路を、また誰かが辿るかもしれないと思うと、息が詰まるような心地がする。
本当は、命令してでも思いとどまらせるべきなのだろう。
首筋の印は残っている、今なら従わせる事もできるのだから――。
(*142) 2022/11/26(Sat) 1:05:02

【赤】 「怪人」 ファントム

「リボンを解くから、少しじっとしているんだ。」

両手首を戒めているリボンを外す。

命令を下すことは無かった。
もし本当に実行してしまっていたら、それは結局、彼女をより大きな鎖で縛るだけだから。
彼女は、自由に踊っている方がいい。

「居住区まで送ろう。
暫し、目を瞑っていてくれ。」

彼女が身なりを整えた頃を見計らって声をかける。
三度、マントが彼女と自身の周囲を包む。
足元の感覚が消えて、ここではないどこかへと自分達を運んでいく――…。
(*143) 2022/11/26(Sat) 1:05:18

【秘】 「怪人」 ファントム → 踊子 リリー

「―――…もし、私に手伝える事があったら、迷いなく呼んでおくれ。
せめて、君の道の行く末を祈るぐらいは、させて欲しい。」
(-124) 2022/11/26(Sat) 1:05:34

【人】 「怪人」 ファントム

次に彼女が目を開ければ、そこは夕暮れ時の居住区。
フェスを終えた人たちが、明日に向けて家路へと向かう。
そこに、仮面の男の姿は無かったろう。**
(105) 2022/11/26(Sat) 1:05:42
「怪人」 ファントムは、メモを貼った。
(a74) 2022/11/26(Sat) 1:08:27