人狼物語 三日月国


131 蕐の残香、追憶のブーケトス

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【秘】 イングラハム → アンネロズ



   生者が死者の気持ちを知らずとも
   死者は生者の気持ちを良く知っている。

   大切な事にいち早く気づくのは
   いつだって死者の方。>>-27

   生者に出来ることなんてせいぜい
   遅すぎると後悔し、泣き喚くことだけ。


   だから僕は、君の答えの続きを待った。>>-26
   最愛の人の心を追い込んだ愚か者だという
   自覚すら持たぬまま。>>-29



(-33) 2022/02/25(Fri) 19:16:57

【秘】 イングラハム → アンネロズ



    「え...?」



   その問いかけは、唐突だった。
   絶対に譲らないという強い姿勢も
   僕は滅多に拝んだことがない。

   それだけに、緊張が走り
   静寂の中、僕は思わず息を飲んだ。


(-34) 2022/02/25(Fri) 19:17:25

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   幸せだったことはあるか。

   あるわけがない。


   そうだね。君に出会った頃は幸せだったかな。
   君は暗闇に辟易とする僕に光をくれた。
   君さえいてくれれば、僕はそれでよかったんだ。



   生きていて良かったと思ったことはあるか。

   そんなこと......あるわけ.........。



(-35) 2022/02/25(Fri) 19:18:30

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   いや、幸せの証とは違うが
   ひとつだけ思うことがあった。

   それはほんの小さな一欠片で。>>1:6>>1:7
   永遠にも思える虚無の中で
   僕が生命活動を続けるいい理由付けだったけど。

   それでも君と比べれば些細もいいところ。
   幸福と呼ぶにはあまりも遠い。



(-36) 2022/02/25(Fri) 19:19:01

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   けれども君のヴェールを上げる僕が
   その秘密を脱ぎ捨てないわけにはいかず。


    「ひとつだけ、生きる動機は作っていた。
     でも、ここで君を手放す理由にはならない。」


   自分の正直な気持ちを口にした。
   それは僅かばかりの罪悪感>>8
   成長を遂げた子どもへの信頼。

   彼にはもう、私なんて必要ないはずだ。
   その証明が、あの演奏会なのだから。


(-37) 2022/02/25(Fri) 19:19:56

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   「君をもう...独りにはさせたくないんだ。」



(-38) 2022/02/25(Fri) 19:20:39

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   君の香りに包まれながら
   僕は段々と身体の力が抜けていく感覚に襲われて
   アンネに覆い被さるように抱きしめると


      ヴェールを全て脱ぎ捨てて
      最初で最期、君の願いを、受け入れる。*



(-40) 2022/02/25(Fri) 19:24:25

【秘】 アンネロズ → イングラハム



[ 貴方の答えに私はどこか期待してたの。
  少しでも幸せなことがあったなら
  それを理由に何とか止められる気がして。

  私が貴方を不幸にしたなんて思いたくなかったの。
  だから、一片の幸せが貴方にあればいいと。

  愚かな私は理由がなければ止められないから。 ]


  
(-41) 2022/02/25(Fri) 20:06:36

【秘】 アンネロズ → イングラハム



[ でも、心のどこかで自惚れていた。
  貴方は私がいなければ幸せじゃない。
  私がいる世界こちら側を選んでもらえるのかもしれないと。


  もし、もしもそうなら。
  私がいまからすることは
  ゆるされるんじゃないかって。 ]


 
(-42) 2022/02/25(Fri) 20:07:19

【秘】 アンネロズ → イングラハム



[ だからね。
  最低な私は、愚かな私は。
  貴方の答えに安堵してしまうの。

  それが、間違いだと知っていながら。
  貴方を止めるという正解を選び取れない。 ]



   ――――― そう、なのね。
   
   貴方が、そう言うのなら…………。


  
(-43) 2022/02/25(Fri) 20:08:00

【神】 アンネロズ




[ 貴方のことが大好きだから。


      
あちら側からこちら側へ、手招きを。 ]



  
(G1) 2022/02/25(Fri) 20:08:44

【独】 アンネロズ



[ 蕐の香りが強くなっていく。
  貴方に抱きしめられると、
  罪悪感が私の心を引き裂くの。

  
心が痛い。痛くて痛くて仕方ない。

  
あぁでも、痛くない。

  貴方が背負ったはずの痛みはきっと。
  もっともっと、辛かったはずだから。
  私が泣いてはいけない、泣けない。


  全部私のせいなの……。
  死ぬかもしれない、そんな人が
  貴方と仲良くなっては、いけなかった。
  好きになっては、いけなかったのよ。
  私のせいだから。
  泣くなんて、ダメよアンネロズ。

  泣くのではなくて―――――。 ]

  
(-44) 2022/02/25(Fri) 20:09:48

【秘】 アンネロズ → イングラハム



[ 貴方と出会わなければ、なんて
  私は言えるはずがなかったから。

  
貴方と出会えてよかったと心から思うから。

  貴方のことを連れて行ってしまうのを 
  どうか、どうか許してほしい。 ]


 
(-45) 2022/02/25(Fri) 20:10:27

【秘】 アンネロズ → イングラハム



   エドワード。
         貴方を誰よりも愛してるわ。

   私を、貴方の花嫁にしてほしいの。

         永遠とわに。貴方の傍にいるから。

         
もう、置いて行ったりしないから。


  
(-46) 2022/02/25(Fri) 20:11:04

【秘】 アンネロズ → イングラハム



   ねぇ、エド。
   もっともっと、愛して……?



[ 秘密をすべて捨てて。
  何も纏わない花嫁は、愛する人の色に染まろうと
  ふわり、と微笑んで。

  さっきの清廉な口付けからは程遠いキスを
  煽るようなキスを、貴方へと贈るの。 ]*

  
(-47) 2022/02/25(Fri) 20:11:33

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   赦すよ。

        僕の選ぶ道が、正解だから。




   赦してほしい。

        私のせいで君に間違いを犯させることを。



(-48) 2022/02/26(Sat) 22:58:10

【秘】 イングラハム → アンネロズ



  私の辿るこの道を誰かが愚かと言うだろう。
  私が選んだこの結末を誰かが哀れというだろう。

  亡き者の残香に惑わされたままに
  その未来を手放してしまうなどと。

  だが私が追いかけていたその香りが
  幻想じゃないことことなんて私が一番知っている。

  次第に冷たくなっていくこの身体は
  その細胞の一つ一つが目を閉じていくようで。
  けれどもその一つ一つが、君の残香を噛み締めている。



(-49) 2022/02/26(Sat) 22:59:07

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   たとえば此処が君の未練だとして

   死者が未練に囚われる絶望感と
   私が君との追憶に囚われる虚無感に
   なんの差があると言うのだろうか。

   そうだ。僕と君は、同じような存在だから。
   君が僕を連れて行くことが罪ならば
   僕が君を想い続けてしまうのも罪なんだ。



(-50) 2022/02/26(Sat) 22:59:57

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   けれど、喜びも悲しみも痛みも
   全てを共に分かち合う事を人は誓い
   最愛の相手と結ばれていくもの。

   ただ形が違うだけで
   私達がこれからやろうとしていることだって
   チャペルの中で行われる儀式と同じ。

   何も、恐れることなんてない。



(-51) 2022/02/26(Sat) 23:00:47

【秘】 イングラハム → アンネロズ




   「私は、君と出会えて、幸せだよ。」

    



(-52) 2022/02/26(Sat) 23:01:36

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   それは感謝と誓いの言葉。

   愛して欲しいと強請るアンネに
   僕は微笑んでその頬を優しく撫ぜると
   小さく頷いて君の贈り物を受け取る。



   清廉とは言い難い?

   どうせ誰も見ちゃいない。


   煽るようなキス?

   私だけに、見せて欲しい。



   受け取った贈り物のお返しは
   アンネもきっと望んでいるもので。

   その身体を再び膝に乗せてやれば
   恍惚の入り交じる顔で、君を愛して、愛して。
   まるで少年のように照れ笑いを浮かべながら


         想いを重ね合い────────



(-53) 2022/02/26(Sat) 23:03:22

【秘】 愚者 イングラハム → アンネロズ



     君の音色に、堕ちていく。**



(-54) 2022/02/26(Sat) 23:06:15

【秘】 アンネロズ → 愚者 イングラハム



   ありがとう。
  
          貴方なら赦してくれると信じてた。

 

   勿論赦すわ。

         貴方のせいじゃないんだもの。


  
(-55) 2022/02/27(Sun) 2:52:31

【独】 アンネロズ



   
ねぇ、エド。


        
紛れもなく、貴方は私のヒーローよ。


  
(-56) 2022/02/27(Sun) 2:53:43

【秘】 アンネロズ → 愚者 イングラハム



[ 例え周りが不正解だと言おうとも
  私は貴方の傍に居たかった。

  貴方と時を重ねたかったの。
  貴方と想いあいたかったの。

 
  
それが罪なら、何処までも背負うから。 ]


  
(-57) 2022/02/27(Sun) 2:54:44

【秘】 アンネロズ → 愚者 イングラハム



[ 全てを分かち合って、
  私達はずっと傍にいるから。

  貴方と二人なら。
  時が止まったこの場所も怖くない。

  二人きりの世界で
  貴方とずっと一緒にいるって、誓うの。 ]


  
(-58) 2022/02/27(Sun) 2:56:26

【神】 アンネロズ




[ 今もなお。時計の針は動かない。>>1:G1 ]



 
(G2) 2022/02/27(Sun) 2:57:13

【秘】 アンネロズ → 愚者 イングラハム




     
貴方と出会えてよかった。



  
(-59) 2022/02/27(Sun) 2:57:38

【秘】 アンネロズ → 愚者 イングラハム



[ あぁ、あの日に思ったみたいに>>0:-6
  こうして笑いあえる日が来たんだから。
  
こんなに幸せなこと、他にあるかしら?


  私の願い通りに貴方は愛してくれるって知ってる。
  優しく撫でられて恥ずかしそうに微笑むの。


  淫らな贈り物も、この身体も、私の想いも。

  全部、貴方だけのもの。
  貴方にしか見せないもの。

  また貴方の膝にのって
  蕩けた顔で、貴方に愛されて、愛して。

  何も知らない少女のように淡く微笑みながら

         
想いを重ね合って────────
 ]

  
(-60) 2022/02/27(Sun) 2:58:47

【秘】 花嫁 アンネロズ → 愚者 イングラハム



     
貴方と音色を奏で続ける。**


  
(-61) 2022/02/27(Sun) 3:00:01