っ、　全部か…



［思っていた以上に、贅沢で嬉しい回答だった。>>6:-4
　唇の甘い応酬を繰り返しながら
　喉の奥でくつりと笑う。］　

　

　　いいよ。…っ、

　　んん…　今日は
　　たっぷり、時間も…あるし　っ、

　　どこもかしこも、
　　ちゅっ　…ん、食べて、食べさせて…

　　とろっとろの、ドロドロになろう？

　

　
［人目を忍んで
　衣服を最小限に乱しただけの格好で
　壁に押し付けるようにして
　及ぶ行為だって、十分に満たされるけれど。

　遮るものの無い状態で
　絡み合う気持ちよさも格別だと
　もう知ってしまったから。

　ポップの唾液とハチミツが混じり合ったものを
　くちゅくちゅと味わい飲み下しながら
　器用な指先は
　先を急ぐように邪魔な布地を取り払っていく。］
　

　
［そうして、衣服が
　蜜で濡れる心配が無くなれば
　興奮が色濃く滲んだ眼差しを向けて、告げる。］



　　　そこに、四つん這いになって？



［最低限の、膝や背中が痛くない程度の
　粗末な敷物しかないが
　それでも今日は、ここがオレらの天国で。］
　

　
［触って欲しいと主張してくる
　ふた粒も、すごくすごく愛おしいけれど>>6:-3
　反応がかわいすぎて
　我慢の効かない状態になりつつあったから、

　ポップの様子を伺いながら
　掌に零した金色を
　既に力を持った己の熱竿に塗りつけた。


　体勢が整えば、
　逆向きに下へ潜り込み
　ポップの雄にも塗り込んで咥え合おう。

　そんな風に妄想を滾らせれば
　透明な蜜も零れて、てらてらとぬめる棒を伝った。*］