人狼物語 三日月国


175 【ペアソロRP】爽秋の候 【R18G】

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視点:


【独】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

/*
赤かっこよ…………ハァハァ
(-3) 2022/09/22(Thu) 17:43:44

【妖】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
[ 今の感情は何て言えばいいのだろう。

 友人が想いを実らせた嬉しさと
 私の想いが実らなかった辛さ? 悲しさ? 

 そんな綺麗な言葉で言い換えなくても分かっている。
 私の心は、進行形でどんどん醜く黒ずんでいる自覚がある。
 セシリーへの嫉妬心が無いといえば嘘になる。

 だから声を掛けられない。
 直視できない。
 歓喜に包まれた声をすべて遮断したい。]

 
($0) 2022/09/22(Thu) 23:36:50

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
[ でも、聞きたくない言葉ほど
 するりと抜けて耳に入り込むもの。>>2]


  
…………、ぁ、



[ 醜い嫉妬が静かに、蠢く。
 直視出来ないけれど
 きっと最高の笑顔をしているのでしょう。

 気付いていないフリも出来ただろうけど
 これ以上堕ちたくない、パンドラの箱の僅かな光は
 未だ残っていたようで。>>3]


  おめでとう! お幸せ……
にっ
……。



[ 大声を出せば気が紛れるかと思ったけれど
 言い終わるまで持たず、最後の方は灯が消えるかの如く
 か細く、涙を含む声になっていた。
 
 歓声で涙声がかき消えていたことを祈るけど
 セシリーの声はまだ続いていた。>>4]
 
(12) 2022/09/22(Thu) 23:36:56

【妖】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム



( あんなに大きな声出して。

  一緒に旅を続けている間でも、戦っている時でも。
  こんなに声を張り上げたセシリー、
  一度や二度程度しかなかった気がする。

  
……それだけ、私の事を思ってくれているのね。
      本心から。


  ……それが貴女という人だものね。
  アスベルが好きになる理由だってよく分かる。
  私も男に生まれてたら、絶対好きになっていたもの。


 
                    でも。]

 
 
($1) 2022/09/22(Thu) 23:37:09

【妖】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
[ 今の私には、貴女の汚れ無き純粋な心が
          海よりも深い優しさが。
  

  ──────…………。



 

   
[ 嫌いになってしまいそうで、怖、い ]




[ 今の私はどんな顔をしていただろう。
 きっと嫉妬に狂った般若のような
 もしくは…………。]

 
($2) 2022/09/22(Thu) 23:37:21

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
 
…………!?
 

 
[ 予兆も何も無いまま、体がふわりと浮かんだと思えば
 次の瞬間には、エドゥの腕に抱きかかえられていた。>>9]


   
え、っ、ちょ



[ 何が起こったか瞬時に理解出来ず
 ただ、抱きかかえられていることだけは理解できて
 涙声は一瞬引っ込んだものの、
 胸元に引き寄せられ、体が密着しているものだから
 どきっと身が跳ね上がってしまう。]
 
(13) 2022/09/22(Thu) 23:39:52

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
 
  
( これ、いわゆるお姫様抱っこ……? )

   
 
(14) 2022/09/22(Thu) 23:46:16

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
[ とはいえ、強く抱えられている腕は
 びくともしなかった。
 エドゥこんなに力があったの、と思いながらも
 彼が走り始めたのは理解できた。

 顔を上げようとすれば出来たけれど
 ただ、瞳を閉じていた。
 暴れる元気も振り落とす余力も無いので
 力を抜き、行く先もただ任せるままに。
 
もっとも、暴れる気も振り落とす気も無かったけれど。
]
 
(15) 2022/09/22(Thu) 23:46:26

【秘】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム → 狩人 エドゥアルト・レイフェルス


 

 
 ( ………… あたたかい ……。)



[ 体に感じる温もりに触れ
 閉じたままの瞳が微かに滲んでいく。]

 
(-4) 2022/09/22(Thu) 23:46:31

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
[ どれほどの時間、エドゥに抱えられていたのだろう。
 そっと下ろされ、目を開けると
 橙色の空が、庭に咲き誇る花たちを
 染め上げていく光景が広がっていた。
 その美しさに息を飲み、改めて声の方を向く>>11。]

  エドゥ……。

  …………そう、ね。
  本当、驚い……。


[ 真実は鮮明に当時の記憶を連れ戻す。
 エドゥは私の想い相手を知っていたはず>>2:10
 
 ──きっと、見てもいられなかった酷い状態の私を
 会場から遠ざけてくれたのだろう。 ]
 
(16) 2022/09/22(Thu) 23:46:35

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
  お似合い過ぎて逆の意味で驚いたわ。
  子供が出来たらきっと可愛く、もしくは
  格好良くなるのでしょうね。

  あんなに幸せそうに、してた、から
  
きっと…………すぐ……。



[ 普段通り取り繕おうとしても、数秒が限界だった。
 一筋の涙がつ、と頬を伝い落ち
 橙の輝きが悪戯に輝かせ、きらりと光る。]
 
(17) 2022/09/22(Thu) 23:46:43

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
  
ご、め……ん……。



[ 堰を切られれば一瞬。ぼろぼろに涙は零れ落ち
 化粧を施して貰い、褒められた顔も崩れていく。]


  
……私は、大丈夫……だから。
  アスベルたちの、所に…… って……お……で……。



[ 嗚咽の合間に絞り出された言葉は
 既に聞き取られているか怪しい程に
 ぐちゃぐちゃになっていた。

 こんな綺麗な光景に場所。
 もっと元気な時に来たかった、
 なんて思う余裕も無く、嗚咽は続く。]
 
(18) 2022/09/22(Thu) 23:48:51

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム


 
[ エドゥに手は伸ばせなかった。
 
 迷惑を掛けている自覚があるのと、
 もし手を伸ばしてみて、この景色やエドゥが
 消えてしまうことが怖かったから。**]

 
(19) 2022/09/22(Thu) 23:49:20

【妖】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
[ 秘密にされたことは
 ショックでないと言えば嘘になるけど
 どうしようもなかったのも事実だった。>>$4]

 怒ったり妬んだりする気持ちもなかった。
 出し抜かれた、なんて思いもしなかった。

 それに、二人の幸せそうな表情を見て


  “ああ、私じゃ勝てない。無理だ。”


 最初から土俵にすら上がれていなかった、
 と、即悟ってしまったから。]

 
($5) 2022/09/23(Fri) 21:07:40

【妖】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
[ でも。

 私かセシリー。どちらが先に
 恋心が芽生えていたのかは分からないけど

 もし、私がもっと早くに
 アスベルに想いを伝えていれば。

 もし、私が先に告白したとしても。
 良い返事を貰えていたとしても。

 ──セシリーと出会った段階で
 想いはあの子に向いていくんだろうな、って。

 恋が散った感情は、マイナスの方にばかり向いていく。]

 
($6) 2022/09/23(Fri) 21:07:45

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
[ 泣き顔を見られたくないから、下を向く。
 エドゥの表情は見えないまま
 優しい声だけが聞こえてくる。>>22]


  
……ち、……が……。



[ 違う、大丈夫。すぐに元気になるから。
 
──ううん、きっと暫くは無理。


 既に言葉にはならず、ただ泣きじゃくるだけ。
 周囲を見ようともしなかったけど
 エドゥは、まだ近くに居てくれているのだろう。
 
 
 一人になりたい思いと、
 傍に居てくれて嬉しい想い。

 二つの相反する感情が、胸の中を駆け回る。]

 
(26) 2022/09/23(Fri) 21:08:51

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
[ 静かな庭に、傷心を掠る冷たい風が吹きつける。
 橙の空が、色と気温を落とし始めてきた。

 ──と同時に、露出した肩に布の温もりが降りかかる。
 エドゥの上着だとは察せた。]



 ( あたたかい……。

  でも、そんなことしたら
  エドゥの方が寒いでしょう。

  いいの、私はもうすぐ戻るから。
  貴方は、アスベル達を祝福に行って……。)




[ と思っている間に、腕が背に回ったと思えば
 人の温もりが、全身を覆っていた。 ]
 
(27) 2022/09/23(Fri) 21:09:18

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
  
…………エ、ドゥ……?



[ 私を抱き締めている人の名を、呼ぶ。

 背に掛かる上着の、抱き締める腕の
 頭が埋まった胸元の温もりが
 
 ────あまりにも優しくて。]
 
(28) 2022/09/23(Fri) 21:09:21

【妖】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
 [ やめて、そんな優しい言葉
  ますます泣いてしまう。


  
──── やめないで。ひとりにしないで。



  やめて、仲間の幸せも喜べない
  醜い私に構わないで。


  
──── やめないで。
       その言葉が……
嬉しいの
 ]

 
($7) 2022/09/23(Fri) 21:11:37

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
[ 腕を彼の背に回す。

 憐れまれてもいい。
 鬱陶しがられてもいい。

 でも、このぬくもりが離れていくことが、怖かった。
 今はただ、一人になりたくなかった。]

 
(29) 2022/09/23(Fri) 21:11:50

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
[ 嗚咽を漏らし、泣き続けること数分。
 ずっとこのままで居られることは出来ない。

 ぐしゃぐしゃになった顔を上げ、エドゥの方を見る。
 酷い見せるのは、勿論恥ずかしいけど
 ずっと私に付き合ってくれたのだから
 向き合わないと失礼になる。]


  ────……ごめん、ね……。


[ 碌に言葉も出て来ない。
 もっと他に言うべきことはあるのに。

 見上げた空は、丁度マジックアワーの時間帯。
 息を呑む程に美しい光景に、言葉を忘れ
 しばらく見入っていた。

 
 夕陽と同様、もっと気分の良い時に見たかったけど
 同時に、私のちっぽけさを、改めて感じてしまう。
 気分を損じたのは自分自身のせいなのだから、と
]
 
(30) 2022/09/23(Fri) 21:17:15

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
  もうすぐ、ディナーよ……行っておいで。

  私は、体調が悪くて、寝てる、って

  ……ごめんなさい、って
  伝えておいて……。
  

[ 私はこの顔で、この状態で
 とても参加できる気はしなかったけど
 いつまでも付き合わせる訳にはいかない。

 一人になりたい訳では無い。
 でも、優しいエドゥの時間を
 ずっと拘束する訳にもいかない。
 それにアスとセシリーも、心配しているだろう。]


  ありがとう……。
  暖かかった、居てくれて、嬉しかった……。 


[ 掛かったままの上着を返し、彼の背に掛ける。
 
 闇を帯び、消え入る寸前のマジックアワーの光が
 潤んだままの瞳をきらりと照らした。**]
 
(31) 2022/09/23(Fri) 21:17:19