人狼物語 三日月国


112 【R18】アルステラのもとに婚姻を

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【秘】 怪力 シャオロン → 狐娘 レイ

[どこまで届くかと聞けば、想像したのだろう、下腹がひくんと戦慄いた。
恐らく内部からは新しい蜜が溢れてきている。]


 そこ、な?
 じゃあ、答え合わせ。


[ぷちゅ、と音を立てて先端が彼女に触れた。
宛がわれた先に進めば良いのだから、躊躇いはない。
彼女の腰を掴んで落とし、自分の腰も上げて一気に貫いた。

ばちゅん!と音を立てて肉と肉がぶつかる。
自分で仕掛けた癖に、予想以上に感じてしまって「ぅあ、」と思わず呻いた。]
(-215) 2021/12/15(Wed) 21:15:05

【教】 狐娘 レイ

[確認するような声にうんうん、と頷いて。
太腿に溢れた蜜を塗りつける。
花芯が刺激されて、甘く身を震わせて続きを乞えば、
腰を持ち上げられて、秘唇に先端が添えられた。]


 ……はぁっ、……ん、……
 ……ン、んんっ、ぅ、……

 ぁ、……あぅ……っぁぁぁぁああんッ……!


[泡立つような音が聞こえたと思ったら、
ずぶ、と一番太い箇所が秘裂を割り入り、
恕張が一気に押し込められる。
あまりの衝撃に甲高い声を散らして、背を仰け反らせた。

指先では届かない場所に一気に熱さを感じて、先端が子宮口に触れる。
自身で指し示した奥まで、シャオロンが入り込んできているのが分かる。]
(/99) 2021/12/15(Wed) 21:45:13

【教】 狐娘 レイ

[必死に呼吸を紡いで、
尋ねる声にがくがくと首を揺らす。]


 …ぁっ、はぁーっ、……はぁっ……、
 ……んっ、かんじるっ……♡

 しゃおの、……おっきいのっ……♡
 ひ、ぁぁあっ♡、ぁぁっ……んっ……♡♡♡

 らめ、っ……ぐりぐり、らめぇっ……♡♡♡


[うっとりと蕩けた瞳は淫蕩に濡れ、秘唇が悦ぶようにひくひくと蠢く。
唇から溢れ出る嬌声は悦びに満ちて、甘さを残し。
足を折りたたんでより深く繋がるように腰を擦り付けていれば、待ち望んでいた唇が降りてきて、夢中で吸い付いた。]

  
 ……ぁ、ふっ……んん……、
 む、ちゅ、……ンンぅっ……ぁ、……


[胸の凹凸を彼の手が撫でていく。
ただそれだけの愛撫にも身体が震えて、重なった唇からもあえかな声が零れる。*]
(/100) 2021/12/15(Wed) 21:46:14

【独】 狐娘 レイ

/*
>>-216
レイなら明るい色似合うかなって!
えへへ、海の日は髪をアップにしてうなじをみせるやつ。
シャオと一緒なら、紐パンが解けてしまうアクシデントもあってもいいよね……。

>>-217
確かに!
ジャヤートが泳ぎ方教えてくれそう。
胸がまだつるぺたの頃の話だw
(-220) 2021/12/15(Wed) 21:53:24

【教】 狐娘 レイ

[シャオロンが蠢く度にぷちゅ、と膣口の混ぜ合わさる音が聞こえ、とろとろ蜜が溢れて臀部にまで垂れ落ちていく。
仰け反った拍子に縋るように肩口に回された腕は、浮かび上がる汗と共にしっとりと肌に吸い付いている。

深く繋がった箇所に視線を落とせば、内側から抉られるお腹が少し膨れていて、確かにお腹の中に彼が居るのだと思い知らされる。]


 ぁっ、あっ、ぁんっ……!

 はぁぅっ……、あかちゃんっ……、の、
 へや、……しゃお、の……

 きもち、い、……って……
 ……ぁんんんっ♡♡♡んぁっ、……♡♡♡

 そこ、すきぃっ……♡♡♡


[子宮口を開いて、先端が中にぐぷっと入り込む。
ビリビリっと痺れるような快楽に涙を流して、
奥深くまで彼のモノを感じる悦びにびくびくと身体が打ち震えた。]
(/103) 2021/12/15(Wed) 22:39:07

【教】 狐娘 レイ

[飲み込みきれないお酒と唾液を口端から溢れさせ、
与えられるくちづけの甘さに酔い痴れる。
お酒だけではない甘さは彼の味。

名前と共に、送られる言葉に涙を浮かべながらも微笑んだ。]


 ……うんっ、レイも……♡♡♡
 ……すきっ……♡♡♡
 
 ぁ、ぁぁっ……んんっ♡


[唇を塞がれて、胸を揉みしだかれ、蜜壺を突付かれて。
同時に送られる快感の波に酔い痴れる。]


 ……しゃおっ、……すきぃっ♡♡♡
 すきっ……♡♡♡
 ひ、んぅッ……はぁあ、ぁぁッ……んんんっ♡♡♡


[寝台に身体を倒して、覆い被さる彼にしっかりとしがみつく。
徐々に早くなっていく律動に、あられもない声を上げて、髪を乱れさせてシーツに皺を作る。
どこもかしこも、身体中を彼に愛されて、彼に溺れて。*]
(/104) 2021/12/15(Wed) 22:40:31

【独】 狐娘 レイ

/*
>>-222
……バレました??ww
水着ハプニング好きなんですよねえへへ。
どっちにしてもハメる!
解けないままハメるのもロマンだなぁ……。
(-229) 2021/12/15(Wed) 22:44:49

【独】 狐娘 レイ

/*
>>-227
わかる。ここまで攻めてる女性は私も初めて。

>>-230
意外とスパルタだったかもしれないw
ジャヤートはコン兄様と崖から高飛び込みとかもしてそうだなって。
(-233) 2021/12/15(Wed) 23:00:40

【秘】 怪力 シャオロン → 狐娘 レイ



 ――なあ。ずっと、傍に居てくれよ。
 この先また、ヴィスとリルの友好がなしになっても、
 この新しい村が解体されてそれぞれの故郷に帰れって言われても。

 俺のいる場所がレイの場所で。
 レイのいる場所が俺の場所だ。


[激しく動いても射精が訪れないのが新鮮で、それなのに萎える訳でもないものだから、何度かは先に彼女を達かせてしまったかもしれない。
律動に息が上がって正面から繋がったまま小休止する。

心地好い疲れから眠気がやってきて、このまま寝そうだと思えば、今はひとつになっている彼女が目覚めたらいなくなっているかもしれない恐怖が急に襲ってきて寒気がした。]
(-234) 2021/12/15(Wed) 23:07:00

【秘】 怪力 シャオロン → 狐娘 レイ



 何処かの家に先に「救世主」が生まれて、
 世界が安定したから解散って言われても、ずっと。

 「今度こそ」離さない。

 ……おかしいよな、一緒になったのはこれが初めてなのに。
 「今度こそ」って言いたくなった。


[互いの指を交互に組んで手を繋ぐ。
散々蹂躙した後では、彼女にとっては子守歌になるかもしれない。
ゆっくりと律動を再開して、この夜最後の射精に向かう。

とろりと零れるような、勢いを少し失った放出の後、「おやすみ」のくちづけを交わした。*]
(-235) 2021/12/15(Wed) 23:07:29

【教】 狐娘 レイ

 
 ぁッ♡……んンッ、んッ……
 ……ふ、……ふふっ……、 


[生まれてすら居ない赤ちゃんに嫉妬にするような物言いが、嫉妬深くて、可愛くて。
愛しさが募って首筋に腕を回してぎゅうっと身体を引き寄せた。]


 ……ぁんっ、……ああっ、んんんっ♡♡♡
 ふぅっ、……んんッ……、しゃ、おぉ♡♡♡

 すきっ、あンっ♡♡♡……、おくっ、いい……♡♡♡
 ……きもち、ぃよぉッ♡♡♡


[角度を変えて突き上げられる度に、新しい快感が訪れる。
一つ一つ、見知らぬ花を開かれていくように。
シャオロンのカタチを愛し方を覚え込まされていく。
彼しか迎え入れたことのない身体が、彼の為に花開いて、彼だけの為にカタチを為していく。
肌に残る手跡も、彼に愛された証拠。
今はその跡すら見る余裕もなく、ただただ彼にしがみついて快楽の波に流されていく。]
(/106) 2021/12/15(Wed) 23:44:33

【秘】 狐娘 レイ → 怪力 シャオロン

[何度達したのか分からない程、絶頂を経験して。
幾度目かの「イく」の後に肩を上下させて荒いだ呼吸を整えていた頃。
小さく、細く、呟くような声が耳に届いた。]


 ……ずっと、一緒にいるよ。
 出会った切っ掛けが、
 例え最初は望んでいなかったものだとしても。
 村の理が無くなったとしてリルに帰れと言われても。

 シャオロンの隣がレイの居る所だよ。
 「家族」なるって決めた時に、
 もう、心は決まったの。

 シャオを一人にしないって。
 ずっと、傍に居るって。


[彼の熱さを身体の中に感じたまま、
慈しむようなキスを彼の額に、目元に、そして唇に落として微笑む。

独りから二人になった彼が感じた「孤独」を。
もう二度と、彼に味わわせないために。
ぎゅっと自分より大きな身体を抱き締めて、肌を寄せた。
レイ自身の体温が彼に伝わるように。交わるように。]
(-239) 2021/12/15(Wed) 23:45:03

【秘】 狐娘 レイ → 怪力 シャオロン

[覚悟にも似た告白を、双眸を細めて受け止める。
誓いのような言葉、離さないという力強い声。
「今度こそ」と重ねられる音が、胸に響く。]

 
 うん、離さないで。
 ずっと。

 「今度こそ」。
 シャオがそう思うなら、その言葉にも意味はあるんだよ。

 初めてじゃなくても、何度でも。 
 何度会っても、シャオを好きになるの。

 …………
き。
 わたしの「おうじさま」

 ずっと、離さないで――――、
 

[指を絡めあって先、掌から伝わる彼の体温。
とろりと落ちていく瞼はうっとりと彼を見上げた。
達した身体をゆっくりとまた高められていく。

もう何度目変わらかない絶頂は、
魚のようにびくびくと身体を跳ねさせて、
身体の奥底で彼を感じて、抱き締めて。
気を失うほどに気持ちよくて。
くちびるに触れる温かさに幸せに満ち足りた微笑みを浮かべる。
夢へと誘う声を聞きながら、意識を手放した。*]
(-240) 2021/12/15(Wed) 23:45:50

【人】 狐娘 レイ

―― 翌朝 ――

[初めての交わりを覚えた身体は、朝陽を迎え入れても反応しないほど心地の良い疲労を訴えていた。
シャオロンが寝台を抜け出したことにも気づけず、一糸まとわぬ姿で布団の中で丸くなっている。

指輪が指先に嵌められたのにも気づかないほど、愛された身体は情交の後がしっかりと残っていて、昨夜のことが夢ではないことを表している。

ふに、と柔らかいものが唇に触れた。

重い瞼をゆっくりと開いていけば、
柔らかく微笑むシャオロンの顔があって、
つられるようにふにゃりと表情を緩めた。]


 ……おはよぉ、しゃおろん。


[寝ぼけ眼のまま、差し込む朝陽に照らされる愛しい人が今日も傍らに居る。
奥さんと呼ばれることが擽ったくも、嬉しくて。]
(7) 2021/12/16(Thu) 0:24:52

【人】 狐娘 レイ

 
 ……ん、ん〜〜ッ……!
 はふ、……朝、はやいねぇ。


[本当に早いかは知らない。
布団の中でぐううっと伸びをして、意識を覚醒させていく。
そこでようやく違和感に気づいて、ふと左手に視線を向けた。]


 ……ん……?


[左手を目の前に持ってきて、まじまじと指の根元に嵌っているそれを見つめる。
どこか見覚えのあるデザイン。
忘れるはずもない、水晶に白い花をあしらわれた、ずっと記憶の片隅にあった、それは――――、]
(8) 2021/12/16(Thu) 0:25:23

【人】 狐娘 レイ

[瞬時に頭が覚醒して、がばっと飛び起きた。]


 ……ゆ、ゆびわっ!
 シャオロン、これっ……、指輪っ……!

 どうして……っ、これ……!?


[指輪とシャオロンを交互に見比べて、
動揺に言葉もままならずに言葉を紡ぐ。
指輪を撫でてその存在を確かめるように。

シャオロンが泉で拾った?
その割にはサイズが今のレイにぴったりと嵌っている。

「ロン」に嫉妬していたシャオロンが、「ロン」からの指輪を付けているのを許しているとも思えなくて。
混乱が混乱を呼んで、戸惑ったようにシャオロンに救いを求めた。**]
(9) 2021/12/16(Thu) 0:25:34

【独】 狐娘 レイ

/*
指輪の驚きに動揺を隠せないレイの続きは明日返せらたら良いな、と思いつつ。

締めの挨拶を先に。
wikiで見かけて設定が面白そうな村だなぁと思って、えりーさんをお誘いしました。

えりーさんは予想を上回る可愛い格好いいシャオロンくんを沢山ありがとうございました!
少年ぽさがありながら、大人びた魅力もある最高の相方でした。
素敵なだんなさまと一緒になれて幸せです。
設定考えてる時から楽しくて村中ずっとわくわくうきうきが止まりませんでした。お誘いしてよかった!

どのコンビも可愛くていちゃいちゃでらぶらぶで見ていてにこにこできる村でした。
ジャヤートは素敵な縁故をありがとう!

最後に素敵な舞台を用意してくれたぐのさんには最大級の感謝を!!
ぐのさんの考える村毎回惹かれるものがあるので、今回参加出来て嬉しかったです。ありがとうございました!
(-248) 2021/12/16(Thu) 0:38:20

【独】 狐娘 レイ

/*
>>-242
旦那様全肯定botが仕事をしている……!
ふふ、良いお返事が出来るのはシャオのトスがいいからなんだなぁ。

さて、明日早起きするために寝ます!おやすみなさい!**
(-249) 2021/12/16(Thu) 0:42:17

【秘】 怪力 シャオロン → 狐娘 レイ


 
してる、レイ。


[何度出逢っても。
たとえ忘れたとしてもまた、同じ
きになる。**]
(-256) 2021/12/16(Thu) 8:37:52

【人】 狐娘 レイ

[レイが驚いた理由に彼は気づいていなかった。

10年以上前に貰った、泉に落としたモノと同じデザインの指輪。
それがまさか、シャオロンの手から渡されるなんて。
これじゃあ、まるでシャオロンがロンみたいじゃないか。

なのに、シャオロンの口から語られる「ロン」はやはり他人事で。
でも、そこには確かにレイを思って作ってくれた軌跡があって。
それが大事なものだと教えてくれる。

出逢う前からレイのものだったと。
シャオロンの記憶の片隅に、ずっとレイが居たみたいに。]
(16) 2021/12/16(Thu) 9:24:12

【人】 狐娘 レイ

[彼の口から語られた過去は、胸が痛むものがあった。
その光景を、レイは確かに覚えている。
「ロン」を傷つけたのは、自身と血の繋がった兄たちだ。

記憶を失くすほどに傷つけてしまった彼が、
心の片隅で覚えてくれていた自身の名前を、今、彼が口にしている。

間違いなく「ロン」はシャオロンだ。
この指輪と彼の断片的な記憶がそれを確信させた。]
(17) 2021/12/16(Thu) 9:24:23

【独】 狐娘 レイ

[子供の頃に見せた少し擦れた態度も、
泉に飛び込むと言った時に見せた慌てた顔も、
両親に挨拶をしたいと言ってくれた真摯な顔も、
昨夜、その腕に閉じ込めた時に見せた獰猛な顔も、全部。

全部、愛おしくて、大事にしたいと思ったの。

自分自身に嫉妬している姿を、あなたは知らない。
それに気づいたら、どんな顔をするかな。

今すぐ教えてあげたい気持ちもあるけれど、
嫉妬深いあなたのことだから、
子供の頃のあなたをすぐには受け入れないでしょう?

だから、だから、
もう少しだけ、内緒にさせてね。

いつか、初恋の人もあなただったと、
二度目の恋もあなただったと、教えるから。]
(-260) 2021/12/16(Thu) 9:25:36

【教】 狐娘 レイ

[指輪をした手を、温かな両手が包み込む。
手先からゆっくりと視線を移して、彼を見上げた。
彼の言葉に、緩く首を振って応える。

溢れそうになる涙を堪えて、唇を震わせて。]


 上等なものが欲しいわけじゃないの。

 ずっと、ずっと欲しかったものを、
 シャオロン、……あなたがくれたわ。

 「今度こそ」、
 絶対に失くさない――――、


[瞳に浮かんだ涙が滲んで視界をブレさせる。
彼の姿が二つに見えて、
「ロン」と「シャオロン」が一つに重なっていく。]
(/108) 2021/12/16(Thu) 9:26:23

【秘】 狐娘 レイ → 怪力 シャオロン



 わたしも、
してる。
 ――――シャオロン、わたしの「おうじさま」。


[   何度でも、同じ
をする。**   ]
(-261) 2021/12/16(Thu) 9:27:09

【独】 狐娘 レイ

/*
気にしていた箇所が透けていて恥ずかしや……(*ノェノ)

気づかせてくれてありがとう。
ロンって名を呼んで飛びつきたい気持ちもあったけれど、
今のシャオロンが嫉妬してしまうかもしれないから我慢しました。
愛の力で思い出させたくもあったけど時間的には難しそうで悔しいなぐぎぎ。

何度でも、シャオロンに恋をするね。
(-262) 2021/12/16(Thu) 9:34:18

【人】 狐娘 レイ

―― いつかの未来 ――

[泉のほとりで、花を摘むのは毎日の日課だった。
赤と白、二つの色の花を手にとって束にしていく。]


 『このおはなは?』


[幼い女の子が自身で摘んだ花を、女に花を見せた。]

 
 ええ、それも綺麗ね。
 一緒に飾りましょう。
 お父さんもきっと喜ぶわ。


[そうして、花束に彼女が摘んだ花を混ぜた。

力仕事と生業としている彼は、
今日も仲間たちと共に村の外に出払っている。]
(19) 2021/12/16(Thu) 9:58:19

【人】 狐娘 レイ

[傍らで小さな男の子が駆け回っている。]


 遠くへ行くと危ないわよ。
 ここは、魔物が出るんだから。


 『おれはつよいからへいき!』


[昔に聞いたような台詞を男の子が口にする。
赤い髪の彼の腕には文様が刻まれ、その腕でぐっと自信がありそうに折り曲げる。
その様子にくすりと笑って、女は立ち上がった。]


 さあ、そろそろ帰りましょうか。
 お父さんが、戻ってくるまでにご飯を作らなくちゃ。


[その日の夕食は、魚料理。
彼が初めて生魚を口にした時に驚いた顔は今でも記憶に残っている。]
(20) 2021/12/16(Thu) 9:58:29

【人】 狐娘 レイ

[温かな夕食。
一人の息子と一人の娘。

大きな風呂を沸かす魔道具は今も健在だ。
湯船には子供の遊び道具がぷかぷかと浮いている。

どの家庭も夕闇に染まる食事時。
食事は一緒にと約束を交わした彼が家族の元に帰ってくる。>>1:109
(21) 2021/12/16(Thu) 9:58:38

【教】 狐娘 レイ

[いつか二人で夢見た未来。]



 ―――おかえりなさい、シャオロン。



[出迎える姿は、あの日のまま。
紫苑の髪を揺らし、帰ってきたばかりの旦那様に抱きついた。
左手には水晶の指輪が今も光っている。**]
(/109) 2021/12/16(Thu) 9:58:54

【秘】 レイの王子様 シャオロン → 狐娘 レイ


――いつかのはなし――


 ……忘れてごめんな。


[新しい指輪をレイに贈ってからどれだけの時が経っただろう。
約束した通り、「ロン」の指輪を小龍は探し続けた。

そして遂に、ある早朝に泉の底から引き揚げた指輪を見つけた時に――都合良く思い出した訳でもなく。

「そう」だったのだと、気づいただけだ。

自身の欠落した記憶の中に、確かに彼女がいたこと。
彼女が自分のかぞくになってくれると言ってくれた娘であること。
「おうじさま」と称された記憶が間違いではなかったこと。

王子様の定義を知れば、自分をそう称するのは恥ずかしいが。
2人きりのときならまーいいかな。]


 おはよう、レイ。――俺のおひめさま。


[だって彼女がお姫様なら、隣には王子様がいなきゃ。

だろう?**]
(-267) 2021/12/16(Thu) 9:59:34