人狼物語 三日月国


93 【身内】星の海と本能survive -Ap-02-【R18G】

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視点:


シトゥラは、一人、ロビーで鎮魂歌を歌った。
(a0) 2021/09/08(Wed) 22:37:33

シトゥラは、一人で食事を取った。
(a3) 2021/09/09(Thu) 6:45:34

シトゥラは、人を探して……いないのでしょんぼりと部屋に戻った。
(a4) 2021/09/09(Thu) 6:46:40

【秘】 辺境の幼き人魚姫 シトゥラ → 情報屋 ムルイジ

「楽になった?本当に?」

緩慢な動きで背もたれにもたれかかり、何かを折る動作をし始める。

「君さ、結構長生きなんだろ?資料見たところ。……でさ、そうなるとやっぱり割り切れないこととか、どうにもできなくてどうしようもない、どうやっても処理できないものとか溜まると思うんだ」
「薄い紙、あるだろ?あれを半分に折ってくと衛星に到達する厚さになるんだ。無論、計算上の話。自分も知らないうちに色んな物が折り重なって折り重なって……背負っているものにそうとわからず積まれてる」
「君のそれってそういうのじゃないのかな?」
「だからムルイジくん、私に甘えていいんだよ?途中で断念したけど、こう見えてもカウンセラーの資格講習途中まで参加してたから」

そういうも途中から首を傾げ、何か合点がいったようで、鷹揚に手を広げると

「甘えな、ムルイジ」

にやりと笑った。
(-1) 2021/09/09(Thu) 10:29:40

【秘】 辺境の幼き人魚姫 シトゥラ → 防衛部所属 テンガン

「き、君はさ、ほんとにさ……ほんとにさぁ!!!」

どれだけ思い続けたと思ってるんだ。
死んだらそれはそれと思いながら生きてきた人間の目の間に現れて
波の上の美しい世界を見せつけて

いつまでも共にいたいと思わせて
忌み嫌った不死を手に入れる決断をさせ
声を失い足を手に入れる決断をさせ

心身ともに甚大な負担がかかる性徴を促す治療をする決断をさせ
ておいて
薬でボロボロになりながらも手を掴んで


「わ、私がこうなったのも半分
いや、一割……?あれ、関係ないのか????まあ、いいか
君のせいなんだからな!」

「だから、君が私を拒否しても側に居てやる!なにがあっても、どんなことがあってもお前の人生に居座ってやる!!ざまあみろ!!!」
(-2) 2021/09/09(Thu) 10:50:55
シトゥラは、誰かに何かあった時のために医務室で準備をしている。
(a18) 2021/09/09(Thu) 12:06:35

【秘】 情報屋 ムルイジ → 辺境の幼き人魚姫 シトゥラ

「そうよ、アタシ結構ババアよ。長く生きてる、船旅も長い。
そんなだからねぇ、鈍っちゃって、」

そこまで言って、目の前の貴方はそういう話をしているのでは無い、と気付く。
苦痛なんて、背負うものなんて大なり小なりみんなあって、アタシのだけが重いわけじゃない。
アタシは一人でいたから、そんなに背負うものも多くはない。


大丈夫よありがとう、と口を開きかけて。
広げられる手を見て止まった。

「……急にかっこいいこと言うのやめてよね」

ここで乗った方が、貴方は輝く。
ここで甘えた方が、流れが綺麗だ。
そうして言い訳を自分の中に重ねて漸く。


立ち上がり、貴方の目の前まで。
避けられないなら、思い切り抱き締めてしまおうかと。
(-7) 2021/09/09(Thu) 19:48:51

【秘】 辺境の幼き人魚姫 シトゥラ → 情報屋 ムルイジ

「私はたかだか26年しか生きていないから、こう……若造が何言ってるかって感じだろうけどさ、そういう相手だから話せることもあると思うんだ」

優しく慰めるより、同等の立場で肯定をする方がいいのだろうと、何となくそう思った。

「感覚が麻痺しているということは、傷ついている自覚があるからこそのものだ。傷を深くしないための防衛反応だからね」
「だからさ、ムルイジ」

「ちょっとくらい楽になってもいいんじゃない?」
(-9) 2021/09/09(Thu) 22:41:11
シトゥラは、お腹が減っていないので何も食べずに部屋に戻った。
(a19) 2021/09/09(Thu) 23:05:53

【秘】 情報屋 ムルイジ → 辺境の幼き人魚姫 シトゥラ

「……やぁね、今時、年齢なんてそんなに気にする人いないわよ。誤差よ誤差」

自分のことはババアだの何だの言うくせに、だ。
けれど貴方を歳下と扱っているわけでもないのも事実で。

「………麻痺」

思い当たらなかったという顔をし、ポツリと吐いた。
本当に思い至っていなかったなら、自分が『何と比べて』鈍いのかなんて分からないくせに。


「……楽になるってね、楽じゃないのよ、シトゥラ」

最後まで素直にはなりきれない。
(-11) 2021/09/10(Fri) 1:10:11
シトゥラは、通知を見た。
(a27) 2021/09/10(Fri) 6:06:37

シトゥラは、端末の電源を落とした。
(a28) 2021/09/10(Fri) 6:07:12

シトゥラは、端末を机の奥底にしまいこんだ。
(a29) 2021/09/10(Fri) 6:07:58

シトゥラは、古い弔いの歌を歌った。
(a30) 2021/09/10(Fri) 6:13:05

【秘】 辺境の幼き人魚姫 シトゥラ → 情報屋 ムルイジ

「まあ……この時代に年齢なんてあってないようなものだよね」

若い姿で永遠を生きる者、老成した姿で永劫を楽しむ者、色んな人たちがこの船に乗り、降りていった。

「楽になるのが楽じゃないって……それ、私に言うかい?」

楽になろうと逃げようと苦痛を取り去ろうと、その一心で薬を頼り、待っていたのは纏まらない思考に自分の意志で動かせない体で……
シトゥラは覚えていないけれど、本当に楽になれたのは心が砕けてからだった


「今日はパジャマパーティだ。眠くなるまで語らって夢の中でもドリームパーティ。それがナイトメアパーティでも、覚めれば朧気な記憶になる」
「泣いたって怒ったってなにしたっていい、ここでは二人っきりだから。みんなの前で醜態晒した私が言うんだから間違いないさ」

靴を脱ぎ、お行儀悪く椅子の上で胡坐をかき、手を広げ直す。

「2000年の落下を経て無間地獄から這い上がった私は無敵だぜ?」
(-15) 2021/09/10(Fri) 7:05:08

【秘】 情報屋 ムルイジ → 辺境の幼き人魚姫 シトゥラ

「言うわよ。……楽じゃないことに慣れたあとは特にね」

覚えはないだろうか?思考は特に。
楽になりたいという自分を責めたり、助かりたくないと思ったり、感情を閉じた蓋がこじ開けられることを恐れたり。
壊れていない。壊れない。ムルイジが壊れることはない、鈍い為に。
だから楽になることは、楽ではない。

わざわざ全てを口にはしないが。

「……アタシねぇ。それでもやっぱり、悪夢の中でも、背筋伸ばしていたいわよ。胸張っていたいわ。……でも、」

「そうね、2000年に比べたら120年ぽっち、若造に他ならないわね?
今夜はお付き合い頂ける?」

「……お姉様♡」


ハグなんてするから、性別に敏感なこの『男』には。
貴方がどんな身体であるかなんて、分かってしまったのだ。
(-17) 2021/09/10(Fri) 8:06:39
シトゥラは、バーナードにおススメされた映画を見ている。
(a35) 2021/09/10(Fri) 10:03:33

シトゥラは、バーナードに映画の感想を……送るのをやめた。
(a36) 2021/09/10(Fri) 10:29:20

シトゥラは、不思議と空腹感が湧かないので朝から自室で寝ている。
(a42) 2021/09/10(Fri) 12:49:44

【秘】 ひとのこ ヌンキ → 辺境の幼き人魚姫 シトゥラ

これは各所の賑やかさが落ち着いて、穏やかな海を思わせる時間帯の話。

「……シトゥラ」

あの子の名前を呼ぶ。貴方はどこにいるだろうか。
使用人は毅然とした足取りで貴方を探していた。
(-60) 2021/09/11(Sat) 17:09:54

【秘】 辺境の幼き人魚姫 シトゥラ → 情報屋 ムルイジ

お姉様 そう言われ一瞬目を丸くするも、すぐに破顔一笑し

「なんだ、ばれちゃったか」

とまんざらそうでもない顔をする。

「それなら今夜は女同士、無礼講であることないこと語り尽くそうか」
「それで君がちょっとでも楽になれたらいい、言いたいことを言ってくれたらいい」
「なんたってパジャマパーティだからね」
(-61) 2021/09/11(Sat) 17:29:15

【秘】 辺境の幼き人魚姫 シトゥラ → ひとのこ ヌンキ

寝ていたような気もするし、起きていたような気もする。
シトゥラはベッドに寝そべりながらぼんやりと、今後のことを考えていた。

今は休みをもらえている、それが終わったら今度は簡単な仕事をし、徐々に今までの生活に戻るのだろう。

今までもそうしてきた、だから今までと同じように戻れるはずだ。
戻らなくては。
このゲームは夢のようなもので、夢から覚めたらいつも通りに戻るのだ。
そう、思った。

「……それでいいんだ」
(-62) 2021/09/11(Sat) 17:40:01

【秘】 情報屋 ムルイジ → 辺境の幼き人魚姫 シトゥラ

これでいて、ムルイジの性自認は男である。
けれど、女性に憧れを持つものではあるから。
……女同士と言われて、何か酷く、心の深い部分が緩んだ気がしたのだ。

「うふふ。先に連絡入れてくれたら、もっと可愛いパジャマでも用意したのにね」

そんなことを言いつつ。
至って普通の女子会のように、その夜を過ごすのだろう。愚痴も笑い話も、カラカラ笑う声に交えて。
明日また立つための活力に、と。
(-65) 2021/09/11(Sat) 21:56:33

【秘】 防衛部所属 テンガン → 辺境の幼き人魚姫 シトゥラ

「それは、」

男は貴方の覚悟なんてひとつも知らない
それでも、手を伸ばした
男は、自身の払った代償にも気付かない


「……気付かなかった。気を付けよう」

気付く時が来るのか。
それは、いつかのおはなし


「シトゥラは、放っておくとどうなるかわからないから。
それはそれで有難く思う。
……なにか違うな。目の届く場所にいてもらえると……嬉しい?」
(-68) 2021/09/12(Sun) 2:15:53

【秘】 ひとのこ ヌンキ → 辺境の幼き人魚姫 シトゥラ

「ねえ、シトゥラ」

語りかける。穏やかな海のように、ゆったりとした口ぶりで。

「俺ね、決めたよ。保護者として君を支えるって。

ああでも。俺はもう道具じゃない。初めの頃みたいに何もかも全てを与える事はできない。
人として保護者として考えて、君にとって良くないことは良くないよって言ってしまうかもしれない」

「それでも許してくれるなら、俺は君を支えよう。
我が家の、そして俺のモットーは『皆の幸福は自分の幸福』。
でも、近くにいて俺を慕ってくれる人一人笑顔にさせられないなんておかしな話じゃないか。

俺は君の心から笑っている姿を見たいもの。ね、シトゥラ」
(-110) 2021/09/12(Sun) 21:26:11