人狼物語 三日月国


254 【R18G】星海のフチラータ【身内】

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【秘】 機関士 ジャコモ → 仕分人 ナル

「なんだ、急に。難しい話するんだな。
 ……裏切って、相手がどう思ってるかじゃねぇの。
 今まで全部演技でお前のことも嫌いだって言われたら、
 まあ考えるけど。
 それでも俺、ダチはやめたくねぇと思う」

「……?よくわかんねぇな。
 そも、離れたら友情って消えんのか?消えんだろ。
 永遠の友情だってあるだろ。離れててもダチだなんてこと、いくらでもあると信じてるぜ。

死んだら忘れるなんて、もっとないだろ。
そりゃ四六時中そいつのことを考えてはいられねえが……
ある日急に思い出して寂しくなる。

……いや、寂しくなってほしいのは俺の願望かもな。
俺が死んだら、そうしてほしい」

「俺はそれらも全部友情だと思ってるが、ナルにとっては違うのか?」
(-227) 2024/04/03(Wed) 9:42:27

【秘】 機関士 ジャコモ → 捻くれもの ベルヴァ

「おう、きてやったぜ」

態度のでかい患者の登場である。

「気になるところってなんだ。
 俺なんか健康体に違いないと思うんだが……
 はっ、まさか単に俺様と喋りたいから口実にしただけ?!」

なんて、勝手に想像してわいわい言ってる。
(-246) 2024/04/03(Wed) 13:21:29

【秘】 機関士 ジャコモ → 捻くれもの ベルヴァ

「誉められてる気がしねぇ〜……噛みつくぞ。がう」

「……レオン様とカテリーナか。俺"たち"の間で話題には
 なったが……そんな詳しいこと知ってるわけじゃねえ。
 それでもいいのか?」

とは言え椅子に早く座って悪いことはなにもないため、
さっさとひとつ借りてそこに腰かけた。
(-249) 2024/04/03(Wed) 13:44:28

【秘】 機関士 ジャコモ → 捻くれもの ベルヴァ

「そりゃあお前達3人の中ならお前だろ」
「……って、言いたかったんだがな。遺憾なことに俺は
 お前の無実を知っているからこうして軽口にしかできねぇ」

「……俺はレオン様のことをそんなに知らねえ。
 勝手な印象で言うなら、カテリーナより潜伏できそうだし
 非情にもなれるお方に見える」

「……ただ俺は信じてきた人に嫌疑がかけられてばかりで。
 正直自分を信じられなくなってる。それに……」

「想定していて知るより、してないで知る方が辛い。
 ……だから、俺は今カテリーナの方を疑ってる。
 ……俺の身勝手な都合でな。……満足したか?」
(-252) 2024/04/03(Wed) 14:08:46

【秘】 機関士 ジャコモ → 捻くれもの ベルヴァ

「ふうん?なるほどな。そんな高度な事をできるのは普通はカテリーナしかいない、と。その主張はわからなくはねぇな」

「ただ、レオン様も技術は実は持っているけど、持っていないって言って隠してる可能性もあるわけか。
 ……なんにせよ疑うのって、つれぇな」

この言い方じゃ、レオン様を疑っているように聞こえておかしくないかもしれない。
信じている貴方にそう言う事を言うのは、貴方相手だとしても少々心苦しいものを感じた。

「手を?おいなにさらっと惚気てんだよ。俺も惚気てやろうか?アア?」

変なキレ方である。

「……良いんじゃねぇの。信じたい人は思い切り信じたらいい。例えもし裏切り者であったとしても、それを裏切られたと思うのは違うって、俺に教えてくれた奴がいるからな」
(-260) 2024/04/03(Wed) 17:03:04

【秘】 機関士 ジャコモ → 捻くれもの ベルヴァ

「くっついた、っていうとわかんねぇし語弊があるかもしれねぇけど……」
「愛し合っているとは思う」
「ユウィ様以外の誰となるってんだよアホ」

からかいの効果は抜群だ。不快そうに半目になっている。

「……んだよ、柄にもねぇこといって」
「……」

間。数刻の迷いを見せるように眉尻を下げたが、すぐに普段の顔に戻って言い直す。

「断る。理由としてまずナルは頼まなくても十分一人で頑張れる奴だろ。無理し過ぎねェかはちと心配だが、それも制御できねぇほどもうガキじゃないと思うぜ」

「二つ目。……今の俺には、ユウィさんがいる。俺にはもう抱えきれねぇ。軽率に約束して、蔑ろにしたくない」

「三つ目。んなこと頼むよりも先になんとしてでも生きて自分で何とかしろ。人に頼むな」

「以上。俺様のありがたい理由説明だ。わかったらそんな不穏なこと言う前に、護身銃の一つでも練習してろ」
(-264) 2024/04/03(Wed) 17:54:36

【秘】 機関士 ジャコモ → 捻くれもの ベルヴァ

「……そうだな。……ナルと俺は協力してんだ。
 互いに調査した相手を、相手に教えてる。
 ……その辺の情報収集の過程でだろうな、回線の面子の事を知ったのも。

 ……心配だがどうしても後手に回る事しかできねぇ。
 俺も、ナルを守ろうと見張る回数を増やす事くらいはできるが、確約はできねぇからな。お前も精々頑張ってくれ」

「……」
「知ってるよ。初めての情報交換でナルがユウィさんへの嫌疑を見つけてきた」
「それでも俺は、直接あの人から聞くまではあの人を信じるよ」
(-266) 2024/04/03(Wed) 18:06:19

【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ

「よくご存じで。ユウィさんにしか興味ありませんからね。
 横恋慕なんかされても、互いに不幸になるだけですよ。
 ……どっちかというと、ユウィさんの方がご自身にその気はなくても、横恋慕される事山のようにあると思いますけど」

「……さっきからずっと嫉妬させようとしてます?」

むぅ、と顔を少し顰めはするも、咥え込まれた指が徐々に締め付けから吸い付くような働きに変われば気分を良くしたように、日本の指を開いたり閉じたり、グッと力を入れて開いたりして、押し広げ揺さぶる。

「……あ、ここでしたっけ。おかしくなっちゃうとこ」
「擦られるとすっごい気持ちいいって聞きました。どうです?」

言うや否や、少しばらけたリズムで触れ続けていた前立腺への力をもっと強くして、断続的に念入りに責め立てる。左手の陰茎を抜くても、貴方が躊躇いを見せてもなお止まることはせず、利き手ではないゆえのもどかしさを孕んで、絶頂へと導こうと、手を止める事はない。
具合を確かめるように聞く声は歓喜に満ちていて、貴方が乱れ狂う痴態を晒すのを心から待ちわびているようでもあった。

「大丈夫ですよ。
 ユウィさんのはしたないところ、ぜんぶ見ててあげますから」
(-269) 2024/04/03(Wed) 18:33:00

【秘】 機関士 ジャコモ → 捻くれもの ベルヴァ

「おっと?これは明日は流星でも降るかねェ……
 ま、同じ台詞を同じように返してやる。

 お前こそ死ぬなよな、ベルヴァ。
 気に入らねェが、嫌いとは違うからな」

「おう。その方針でいってくれ。
 またなんかあったら俺からも連絡する。またな」

そう言ってあなたの元を去っていったことだろう。
(-277) 2024/04/03(Wed) 19:23:37

【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ

「あー……イっちゃうのエロいな……
 もう一回イかせたくなるくらいグッと来た……」

高揚して少々蕩けた顔のまま手についた精をぺろりと舌で一部舐めとって、貴方の恥部を、羞恥を、上気する顔を一つも見逃さないと言った雄の視線が貴方の身体に纏わりつく。まだ手に残った精は、貴方の孔に塗り付けるように押し込んでいく。もっと今の痴態を見たい、と言いたげに。

「及第点、ですか。もうちょっと欲しかった……」

「え、まあはい。一応は……三回くらい……
 あ、でも、抱かれた事は一度もないです」

「……あはは、責任、取って貰えるんですか?」

やけに具体的な回数を述べるのが生々しい。とは言えそれも攻め側だけで、今まで人に犯されたことは一度もない。
貴方の言葉を借りるなら、責任を奪えるうえに塗り潰しあえる、まさに良いとこ取りの状況なのかもしれない。

「んなわけないでしょう。俺、さっきから散々我慢してたんですよ。お預けされたら泣いちゃいますって」

言いながらズボンと下着を引き下ろし、そそり立つそれを貴方の後孔にぴとぴと、何度か当てて。ここに入りたい、とおねだりするかのように擦り付けられる。

「……いれたい。ユウィさんの中、早く入りたい」

それからしばらくして、入り口を押し広げるような圧迫感が襲う。けれど一気に奥には捻じ込まず、入り口が少し入って、引いて、また入っては引いて、ずっと焦らすようにぬぷぬぷと抽送を繰り返す。
(-307) 2024/04/04(Thu) 0:24:33

【秘】 機関士 ジャコモ → 仕分人 ナル

「ナル……?」

「……そうだな。疎遠になるケースもなくはない。
 だからといって離れる事がダチじゃなくなるわけじゃない」

死んでから生き返る事はバックアップサービスの方法しか男は知らない。或いは本当に死んで消えてなくなってしまうかの二択だ。

だから貴方が死んでしまったら忘れてしまうなんて事に気づけず、だけど貴方の言葉が必死の訴えに聞こえて、必死に何かを聞き取ろうとする。

「……忘れちまうのか?望まないのに」
「そん時、またダチになるんじゃ、駄目か。
 これじゃあお前の事、安心させられないか」

「おう、全部変わらない友情だよ。同じだ。
 俺の事を大切ってそんなに思ってくれる奴とさ、
 立場一つ違うからって、ダチじゃなくなるわけじゃねえ」

「例えいつか、俺がファミリーを離れる日があったとしても」
「お前とダチなのは永遠に変わらねえよ」
(-308) 2024/04/04(Thu) 0:41:45

【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ

「やっぱり満足するまで抱き潰すしか……」

む、と言ったちょっと不満げな声に交じって何やら不穏な言葉が聞こえてくる。褒められたくて頑張るぞ、の台詞にしては少々問題がある部類。

「……は、はぃ……」

ことこの男に至っては今更説明する必要もないくらい常に貴方に魅了されていたり首ったけだったりするのだが、恐らく次を楽しみにの台詞の後のこの返事の時が、最もその様子を顕著に表すくらい、メロメロになっていた。ずくんと疼いて貴方の入り口を穿っていた陰茎も思わず重量感を増したほどに。

「でもいつも鬼のユウィさんがこんな痴態してるの、
 本当独り占めしたいくらいズルいな……」

「……なかせちゃお」


ずっと出し入れを繰り返したそれを一度引き抜いて、そのまま体を裂くかと言う位一気に突き上げる。余りにも気持ち良すぎたそれも、挿れた数秒で射精は情けないと奥歯を噛みしめて、ふ、ふ、と獣のように唸りながら相手の中をこじ開けるように腰を打ち付ける。
今までの行為の優しさは何だったんだというくらい、強引に激しく中を抉り、最奥に亀頭がごつんとぶつかるのを感じてもそれは止められない。
(-314) 2024/04/04(Thu) 1:45:00

【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ

「……っ、は、ぁ……」
「すご、絶景……っ、……はは、吸い付いて、く……るっ」

貴方の痴態を一瞬でも見逃さないように目は釘付けになっていて、強い締め付けを受けて荒い息が貴方の耳にかかる。
貴方の限界のを近い姿をみれば堪らない心地になり、衝動から首筋に思わずじゅ、っと吸って痕を付ける。

「……ユウィさん、ユウィさん、……っ」

ピストンを始めながら相手の中を徹底的に穿ち、前立腺を擦り、、
内壁と陰茎が腹の中で擦れあい、結腸を押し上げながら突きあげて、蹂躙する。何度も何度も愛し気に貴方の名前を呼びながら、言葉にできないほどの愛の数々と狂いそうな程の情動は彼の体を貫く事に全部使う。

「……っ、俺も、もう、……っ」

最後に詰まった息を吐きだし、腰を掴んで一気に突き入れると、中にどっと精液を吐き出した。くたりと力を抜いて中に自分を埋めたまま貴方を後ろから抱きしめるようにして転がると、どくりと、溢れる白濁が溢れ出す感覚が、自分にも伝わって来て堪らなく愛おしかった。

「……今度こそ、及第点越えましたか?」
(-325) 2024/04/04(Thu) 8:46:02

【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ

「ユウィさんに褒められたくて……つい……。
 それに良くても悪くても今後の参考にできますから…」

点を貰えれば嬉しい上に、以降体を重ねる方向性も少し定まる。駄目だった場合は反省会だ。素直にどこが悪いかを聞いて次は持っとき持ちよくなって貰えると嬉しい。
 
「体、大丈夫です…っ、か…無理、させて……ひぅ」
「ちょっ、ユウィさん締めすぎ……っ、ま、またイったらどうするんですか……」

まだ体を繋げたままだ。なのに孔を搾られればこちらもダイレクトに締め付けられ刺激されて情けない声が漏れる。それどころか再びまた大きくなりだしかけている。

「でも……」
「すげェ、よかったです。なんか、ようやく繋がれたなって感じ、して……エロすぎたし……やっぱ俺のものじゃないと嫌だ」

むぎゅ、と抱きついたまま甘えるように貴方の首筋当たりに頬を刷り寄せて、しばらくそうしていたのだが、

「あ゛っ」
「やっべ……首、痕つけちまった……す、すいません……!
 こ、この位置ギリギリ隠れるかな……」

冷や汗だらだらに急に戻り、触れるのはいつも貴方が着てる服で丁度隠れるか隠れないか曖昧な高さの位置につけられたキスマーク。独占欲の塊のように貴方の肌の中で激しく主張をしている色だ。
(-333) 2024/04/04(Thu) 13:46:38

【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ

「本当ですか!?
 よかった、怒られないかとも思ってたから……」

素直に嬉しいです!と抱き着きと共に満面の笑みを浮かべる。人じゃなくて大型犬に似た何かかもしれない。それでも一応遠慮なくしすぎたという懸念もありはしたらしいので、結果オーライだ。

「うぐっ、それは……すいません……
 外に出すの、善すぎて、間に合わなくて……
 ヤな訳じゃないですけど、とりあえず抜きま……っ」

抜こうとして、当たる押し付けられる尻。再びの快楽に思わず息を詰まらせて、何とか耐えようと震えながらゆっくりと引き抜くのを試みるが、ちょっと何か貴方がアクションをかけるだけで腰砕けになるくらいの弱さだろう。

「そう、ですね。楽しみです。ずっとこうして、お慕いし続けるだけでも俺は十分すぎるほど幸せだったのに、……いざこうして、アンタにこの先の事を考えるって言われると、それを内心望んでいた自分がいる事に気づいて。……」

「……ユウィさんは、」
「ユウィさんは、どんな形を俺に望んでいますか?」

「俺も望んでいる事は確かにあります。だけど……
 こう言う事って、一方通行じゃまるで意味がねェから…」

「先に聞かせて欲しいんです。アンタの答え。
 でも、俺の答えがそれに必要って言うなら、答えます。
 今、アンタに見えている物は何かあったりしますか?」
(-343) 2024/04/04(Thu) 18:32:32

【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ

さすがにこちらもあっぴろげなのは気が咎めるので、脱いでいた下着とズボンを引き上げてから、貴方の前で正座に座る。

「勿論、聞かせて下さい。何でも話してくださいよ」

そう悠然と構えていたくせに、
貴方の話を聞いて、徐々に浮かぶのは動揺。

「えっと……すみません、俺頭悪くて、その、
 ……"ノッテから攫う"ってどういうことですか?」

「その言い方じゃ、まるで……」

"ノッテの人間じゃないみたいだ"。
言い淀んだ結論は貴方にも容易に伝わった事だろう。

ユウィ・ロンウェイと言う男に、異常な重量数値が既にノッテファミリーによって検知され、嫌疑がかけられている事は既に男は知っていた。

知った上でなお、他者に対してずっと貴方の異常数値には何かしらの理由があると主張し続け、貴方の身の潔白を、信じ続けていた。今この瞬間も。


「……護送団の件も、ノッテの傘下の小団体として
 独立するって言っているように、聞こえなくて」

「俺、何か聞き落としちゃいましたかね。
 はは、おかしいな、そんな事ある訳ないだろうに、……」
(-352) 2024/04/04(Thu) 22:09:33

【秘】 機関士 ジャコモ → バンカー ストレルカ

HAI!ストレルカ!一つ頼みがあります。
二日目開始時時空で小型拳銃(服に隠せるくらいの物)を取って来てほしいとお願いしていた……と言う事にはできないでしょうか!よろしくお願いします!
(-361) 2024/04/04(Thu) 23:37:19

【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ

頭がくらくらする。圧倒的な情報量。一瞬で書き換えられた常識。ユウィさんが?ノッテの人じゃなくて、アンタは──

眩暈で暗い視界のなか、微かに見える世界は
取り返しのつかない出会いだった。
出会った時から、裏切りが確約されていた出会い。
定められてた運命が今、提示された。それだけの事。

そう、それだけ。

「──」

それだけの事が堪えきれずに貴方に溺れ切ってる男は、
貴方の頬に恍惚と手を添えて、その唇に口づけを落とす。

ああ、よかった。全てを知った自分が、
──その胸に後悔なんて微塵も感じていないことが。何よりも。
幸せだ。


「殺そうとしてくれていたんですね」
「嬉しいな。殺そうとしてくれたことも、
 責任と思う程に、俺を背負ってくれた事も、全部」

熱が消えて冷え切った空気の中、それでも貴方の言葉一つ一つから熱を感じて。それが己の身体を高揚させる。▽
(-364) 2024/04/05(Fri) 0:26:22

【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ

「それに俺は裏切られていませんよ」
「俺に与えてくれた、
 その感情の全てに嘘はなかったんでしょう?」

「ファミリーを裏切ったとしても、俺を殺していたとしても、
 ユウィさんは、俺を裏切ってはいませんよ」

「だから俺の言葉も変わらない」

貴方といるといつも世界に向けていた牙が溶けるように穏やかな気持ちになる。俺を人間にしてくれた唯一の人。波のように心がざわめくのは、貴方がいつも心を傾けてくれていたからで。

「言ったじゃないですか。
「俺が"最後にひとつ、選ぶのは、
 他の誰でもない、ユウィさん"だって」▽
(-365) 2024/04/05(Fri) 0:26:49

【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ

「"もし彼の望むことがファミリーにとっての不幸であり、
 あなたにとっての幸福であったのなら"と、
 そう、ナルに尋ねられたことがあります」

"私達を忘れないでくださいね"。

そう告げてくれた大切な友人の言葉を思い出す。
もう戻れない。彼の想いに答えられない。それでも、

「その時は言葉は返せなかったけれど」

「アンタがファミリーの不幸を願うとしても、
 やっぱり、どうしようもなく俺の幸福はアンタだよ」

無邪気に心音が高鳴って、笑顔にもかかわらず頬を何かが伝うのは、全ての決意を、覚悟を決めたから。

「護送団で星を発つなら、俺も攫って、連れて行って」

「どこまでも」
「俺も、アンタとそばにいる夢をみていたい」
(-366) 2024/04/05(Fri) 0:28:56

【独】 機関士 ジャコモ

う〜!!!(唸り
(-372) 2024/04/05(Fri) 1:05:56

【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ

「きっと予想以上にすごく、厳しい戦いになりますよ。
 双方とも、"マフィア"である以上
 見せしめに意地でも追ってくる可能性だってあるし。
 新しい組織を作ろうとするなら、尚更」

そんな事言わずとも想定内だろう。わかっている、わかっているが、貴方に甘えるような文句を告げるのが辞められない。
自分さえいなければ、彼はもっと優美な道を歩けたんじゃないか。ソーレファミリーと言う世界に置いて、皆から慕われ、頼られる、いつの日も自分が見ていた背中を晒して。なのに、

「俺を置いていけば、ユウィさんはソーレに戻れるのに」

「ユウィさんの馬鹿」
「……馬鹿な人」


その言葉一つ一つが、宝石のような輝きを秘めて差し出してくるものだから、もうこんなの、受け取らざるを得ないじゃないか。その言葉どれもが世界で一つだけの何より大切な、宝物。

「……もう、嬉しすぎて何も言えないですよ……」


小さく震える声でそう告げると、笑顔から溢れる涙と共に抱き寄せられた感覚に身を委ねる。相手の生の鼓動が聞こえて、酷く安心する。この音を絶やさないように、その為に自分は生きる。この音の為なら、何を捨ててももう、惜しくはなかった。

「……ほんと、叶わねェや。
 俺には誰かの不幸と引き換えにしか思い浮かばなかったのに、それを蹴っ飛ばして星みたいな答えをくれる」

全く、改めてなんて人を愛してしまったんだろう。わかることは今まで向けた全ての愛がどれも何一つ間違っちゃいなかったと言うこと。語る貴方は、煌めく宙の光のように眩しくて、まるで全てを委ねたくなる……嗚呼、

──これを、恋焦がれる、って言うんだろうなぁ。
(-380) 2024/04/05(Fri) 2:54:25

【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ

 
 
「──はは、」

最後の心変わりについての問いに、思わず笑いが零れてしまう。これだけ愛を囁いたのに、まだ足りないだろうか。
彼を安心させるためには他の感情が必要だろうか。だとしたら、

「はい」
「俺にはユウィさんだけです」
「アンタが望むのなら、何処へでも」

躊躇いなんて、もう溶かして、焦がされて、
愛を伝えきった後に残ったのは、痛いくらいの切なさを孕んだ、最後の感情。

「ユウィさん」

「アンタに、恋していいですか」


赤らんだ顔のまま、幸せそうな笑みを貴方に向ける。
溺れるほどに貴方を愛し、敬い、純粋に盲目に、親に、友に抱くような、全ての愛を内包していると、
そのどれもが本物で、貴方の輝きに引き寄せられるように向けていると、
だからこそ、芽生えた感情も迷う事なく伝えられる。

どうしようもなく自分は、"貴方に恋している"と。
(-381) 2024/04/05(Fri) 2:55:34

【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ

 
「それから、全部が終わったあとというけれど」
「全部が終わる前に、もう、」                 

「何もかも捨てて、               
 二人で逃げちゃいませんか」     

護送団に戻るのなら、ノッテに情報が掌握されるよりも早く、
二人で逃げてしまえば、その時間も稼げるのではないかと、
文字通り、体も何もかも捨てて。
これは、そう。"心中"の提案だ。

(-383) 2024/04/05(Fri) 3:23:17

【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ

「幻滅する日、来ないと思いますけどねェ……。
 そんなにまで誠実で義理堅く向かい合ってくれた人だ。
 むしろ真逆の尊敬しか出てこないってもんですよ。

 ……馬鹿しかいないのは、確かにそうか。
 本当、馬鹿野郎共でお似合いですねェ」

「愛は家族や友人にも向けられますけど、
 恋はたった一人のだいすきな人に向けるものでしょう?」

「こう見えて躊躇ってたんですよ、俺、
 "この気持ちを恋と呼んでいいのか"って」

「だって、見返りを求めちゃうでしょう。恋は」


"まだ"と言われれば少し居心地悪そうに目を逸らして座り直した。頬には朱。こんな些細な事に拘る自分が無性に小物だったり、女々しく感じられて、思わずトーンダウン。貴方の瞳の奥を覗き込めなかったのもそれに拍車をかけたりしていた。


「…………」
「……はい。共にあり続けると誓います。
 この恋心と俺の全てを捧げます」

ぶわわ、と、最初は感極まり過ぎて暫し言葉が出なくなって、声に詰まったものだが、ようやく最後に一絞り。誓約の言葉を送った。果てに得た新たな関係を胸にして。▽
(-387) 2024/04/05(Fri) 4:45:37

【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ

「あれ、意外ですね……それこそ仲間に悪いとかで、
 てっきり、最後まで残って戦い切るのかと思ってました。
 ……ソーレの人達とそんな仲良くなかったんですか?」

片手を三角にしてわざと小声で話すように尋ねる。
先程知った事実だからはて、どうなのかわからない。

「勿論。置いていかないで。寂しいじゃないですか……
 そもそもユウィさんが疑われてるんだから、俺無事に
 船が辿り着いてもめちゃくちゃ捕まっただろうし……
 そう言う意味で死に逃げした方が良いなって考えてたんで」

ソーレの内通者を疑われても仕方のない位置になっている。
冤罪が冤罪じゃなくなって来ているのには笑えるが、
暫く生きていると迎えの車にも乗り辛い事になりそうだ。

「でもよかった。ユウィさんの事誰かに殺されるくらいなら
 ──いっそ俺がこの手でって、思ってたから。

 ……大胆ですか?そりゃあもう、アンタの影響ですよ。
 或いは恋のお陰かね。盲目って言うからなァ」

「ただ、出発は明日以降にして貰ってもいいですか。
 ……どうしても、今まで話した記憶、失いたくなくて」

そうしてストレルカに頼める人格データのバックアップについて話す。勿論貴方も周知の事実かもしれないが。今すぐの心中だと、これまで貴方と話してきた記憶が消えたままだ。それだけはどうしても耐えられないと告げる。
(-388) 2024/04/05(Fri) 4:50:47

【秘】 機関士 ジャコモ → 仕分人 ナル

「そりゃあそんなデカいもん抱えてたら、
 不安になる時だってたまにはあるだろ。
 いいぜ、俺に言う分には全然聞いてやるからよ」

「何回だってなれるさ。互いがそれを望むんならな」

「……」

「"簡単には"離れねェよ。
 ……でも、そうだな。それでも離れる時があったら、
 ちゃんと一報くらい入れるようにする」

この時薄っすら、後の自身の選択を理解した気がして、
含みのあるような言い方で言うしかなかった。

「なんだ、俺の事大分好きじゃねぇか。なんてな。
 また楽しい事しようぜ。ダチならさ、色々な」

言って、立ち去る貴方を見送った事だろう。
(-399) 2024/04/05(Fri) 11:13:45

【秘】 機関士 ジャコモ → 仕分人 ナル

突然のメッセージ受信の知らせ。
宛先は貴方もよく知る友人の名前。簡潔に書かれたメッセージがそこにあった。

ナルへ。
突然の話だが遠い場所に行くことになった。
暫くの間、お前とも会えなくなると思う。

一つ言いたいのは、
俺はお前と約束した旅行の件は忘れていない。
お前と離れることになるが、安易に決めた決断でもない。
ナルの事を考えないまま決めた訳じゃないことは覚えていてくれ。

いつか落ち着いた頃、また会おう。
その時には手土産の用意も忘れないでいる。

                ジャコモ
(-401) 2024/04/05(Fri) 11:15:53

【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ

「ユウィさんだって俺以外いないでしょ」
「そう信じられるようになりましたから、不敬でも、
 なんでも、我儘言って困らせちゃおうとだって思ってます」

やはり大物も混じっているかもしれない。

「せ、性処理!?だ、誰としてたんですかそんなの!
 いや!いーやーです!もう俺以外とそう言う事しないで下さい!!やっぱり嫉妬されたいんじゃないですかァ!?」

余計な一言には案の定引っ掛かり、しかも誰としていたかまで聞き出そうとしてくるのだから、これはもう嫉妬で気が気じゃなくなってる状態だ。
貴方に抱き着きながら困り顔のまま全力で首を振って、顔をぐいぐい押し付ける。恐らく本日最も嫌がっている動作だ。
上司連中に云々はまだ耐えれたが、自分が交流のある乗組員相手だとそれはもう我慢ができない。

「うぅ……さっきの事実を知らなかったら、やりあうのだってほんの少しは応援していたのに……俺だってまだユウィさんをようやく抱けたってのにみんなズルい……」

船でやり合うの消極的反対派になってしまった。
架空の想定ソーレ民に対してもう剥き出しの嫉妬を隠しもしない。みっともないと言われようと、己の最愛の人を奪われないように守るのに必死らしい。

「今の俺なら殺れる気がします」

嫉妬ゲージが山盛りだからね。可愛さ余って憎さ百倍。

「きっとくるでしょうね。何だって巡り合うのは同意ですけど、さっきまでに聞いたプロポーズの台詞はやっぱりありのまま持っておきたくって。
 ……この船に乗るまでは、こんな関係に至れるなんて思っても見ませんでしたしね」
(-448) 2024/04/05(Fri) 16:40:04

【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ

貴方の想像も概ね当たっている。積まれた武装ごとぶっとばしてもおかしくない勢いだろう。とは言え、名前が出た相手を闇討ちしたりはしないのでそこまで危険ではないやもしれぬが。

「うぅ……俺が悲しむのわかっててわざと言ってます?誰ですかどうせベルヴァでしょ。ずるい、俺だって抱かれたかったのに。どうして俺じゃ駄目だったんですかぁ……もう俺だって他の男に抱かれてきますよ、そんな酷いことばかり言うとぉ……」

そこまで力を込めずに貴方をぼかぼか叩いている。上司に何てことをと言われようが、先ほど我儘を言われるのが好きだと言っていたし、そもそもわざわざ煽ってきているのも上司の方である。なお相手はどうせベルヴァだろうという謎の推察がされている。

最後のは勿論本気ではないのだが、どうしたら貴方に妬いて貰えるか、恋愛経験も大人のやり取りも経験も大してない男には全然浮かばないゆえの必死の訴えである。

「本当ですよ……ギャンブルの時だってそうでした。
 どうして俺じゃ駄目だったんですか、ですよ。
 俺なんて一番夜伽に都合のいいように使えたでしょうに……」

上機嫌なのが憎たらしい。半目でその調子をずっと見つめていたが、叩くのに飽きたら体重を預けてしな垂れかかった。

「……それはそれで、別の道で縁が交わってたんでしょうけど、……そうですね。
 巻き込んだ上で幸福な結末に持って行ってくれるアンタを見れた。だからこの船に乗れてよかった」

「今早速喧嘩したいんですけど大丈夫ですか?
 アンタが俺を嫉妬させてきまくって酷いって。
 俺ばっかアンタを好きばかりで辛いって」

冗談の声色を作ろうとしてるが、半分本気なのが声からも目からもありありと漏れていた。最後はむくれて貴方の上に乗りながら目を閉じた。
(-495) 2024/04/05(Fri) 19:05:21