人狼物語 三日月国


234 【身内】不平等倫理のグレイコード-0010-【R18G】

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視点:


【秘】 軍事用 リュイ → 送迎用 フーグル

「分かるよ。ボクも随分迷ってる。
だって今の役目から降りたって何すればいいのってなるし。」

「先のことなんて、何にも考えたことなかったからさ。
だから、絶対嫌だって言えないんだったら、一緒に考えない?」

軍事用も悩んでいる。
考えもしなかった第三の選択肢。
気遣ってくれる仲間。優しさに触れたから。
(-2) 2023/12/13(Wed) 22:23:54

【秘】 軍事用 リュイ → 点燈用 トムラビ

「ボクだって初めてだからねこれぇ!?」


何をもってして腕前があると思われたのか、という顔。
ただ、ちょっぴり悔しそうなのは
軍事用だからこその、負けず嫌いさかも。

「リベンジはボクもしたいかも…あー、えっと。
考えてたのはね、未来のことだよ。」

「イーサンにあんな風に言ったけどさ。
ボク自身、偉そうに言えるほど答えが出てる訳じゃない。
どっちかというとイーサンの言いたい事も分かっちゃう。」

「だから、何が良いんだろうって。
先が見えないなら、先を見なきゃいけない子に
譲ってあげた方が良いんだろうか、って考えちゃった。」

ぐぬぬ、とリベンジを誓いながら
悩んでいたのはそんなこと、と打ち明けた。
(-3) 2023/12/13(Wed) 22:26:47

【秘】 軍事用 リュイ → 点燈用 トムラビ

「反射神経以前にこれ頭使うよぉ、頭。
どっちかというと処理能力だよぉ。」

咄嗟の判断と反射神経。
両方を鍛えられそう…なんて。

「…君たちって案外、強気だよね。
びっくりしちゃうくらい。でも、そっか。
なら、ボクの負け、かなぁ。」

そうまで言ってくれる貴方に
気が抜けたように笑う。

「バンドッグには秘密ね、了解。
それと、君のお金はとっておきなよ。
ボクも一銭も無い訳じゃないしさ。」

「決心がついたよ、ありがとう。」

貴方たちと、共に歩く決心を
今、改めて軍事用は抱いた。
(-5) 2023/12/13(Wed) 22:58:50

【秘】 軍事用 リュイ → 送迎用 フーグル

「そんなの、ボクだって同じだよ。
戦場から離れた軍事用に出来る事なんて、何もない。」

真っ直ぐに貴方を見て、軍事用は返す。
己の役割を果たす場所から離れたならば
何もなくなるのは、きっと同じ。

「それでも、生きてていいんだって。
みんなが教えてくれたから。だから、大丈夫。」

「見つけに行こうよ。フーグル。」


貴方に手を差し出して、そうして。
そんなやり取りの後に、イーサンの事があり。

貴方の姿が見えなくなったことに気付いた軍事用は
探しに行くのだろう。
(-11) 2023/12/15(Fri) 23:25:14

【秘】 軍事用 リュイ → 読書用 シージュ

「社会の面倒くさいところかぁ。
そういう考え方はしたことが無かったから新鮮かも。」

貴方ならではの捉え方。
他のグレイたちとは少し違う無垢な言葉に
へえ、と興味深そうな声を漏らした。

「勿論、いいよ。
折ってみたいものとかあればそれを教えるけど。
気になるなーってものとかある?」

お花でも鳥でも、大概は折れるよ、なんて言うだろう。
(-12) 2023/12/15(Fri) 23:28:46

【秘】 軍事用 リュイ → 送迎用 フーグル

「…フーグル?」

監察官に教えて貰って。
娯楽施設のゲームコーナーに、その背を見つけた。

聞いた通り、様子はおかしいのだろう。
貴方の背後まで近寄って、肩を叩こうと手を伸ばした。
(-15) 2023/12/16(Sat) 11:07:28

【秘】 軍事用 リュイ → 読書用 シージュ

「無縁であるのに越したことはないよ。
こんなの、経験すべきじゃないからねぇ。」

貴方が無垢で無知であることを悪いとは思わない。
残酷な事を知らないでいるのはある意味幸福だから。

「お花ねぇ。平面の簡単なのとかどうかな。
向日葵とか薔薇…あとは桜もあるよ。」

看守用に買って貰って持ち歩いている折り紙を見せて。
好きなお花を選んで、と首を傾けた。

「立体的なのが良かったらそっちでも良いよ。」
(-16) 2023/12/16(Sat) 11:10:10

【秘】 軍事用 リュイ → 送迎用 フーグル

「あったはあったけど。もう片付いたよ。
君の方こそどうしたの?ずっとここにいるって聞いたけど。」

不安そうな目を受け止める軍事用の目は
笑みというよりは、貴方を見定めようとするようで。

「やるべき事って、君はボクと一緒に行くんじゃなかったの?
それとも…なんか嫌な夢でも見た?」

シミュレーション型の、レーシングゲーム。
ゲームがやるべき事、とは貴方は言わないだろう。
であれば、その中身か。ただ、どうして今、と首を傾げた。
(-18) 2023/12/17(Sun) 0:35:47

【秘】 軍事用 リュイ → 送迎用 フーグル

「…そっか。いきなり。」

貴方の様子をじっと観察していた。
呼吸数、瞳の動き、声の様子。
一挙手一投足を、見続けて。

「大丈夫だよ、フーグル。
君は怖い夢を見ているだけなんだ。」

肩に置いた手を滑らせて、その背へとまわす。
貴方を優しく抱きしめようとするだろうか。

「落ち着いて、深呼吸して。
ボクは此処に居るよ。今怖い事は、何もない。」

バグを取り除く術は持っていないけれど
少しでも、その錯乱を落ち着かせることが出来れば。
(-20) 2023/12/17(Sun) 1:34:04

【秘】 軍事用 リュイ → 読書用 シージュ

「桜だねぇ。
じゃあこれを、と。」

折り紙を渡して、折り方を教えるのだろう。
コツは、しっかり丁寧に折り目をつけることだ。

「そうそう、良い感じ。」

なんて貴方が折るのを、折り方を実演して見守りながら
軍事用はもう1つ、別の折り紙を拵えていた。

貴方が完成させて、満足げな顔になったところに
ぱちぱちを拍手を贈っただろう。

「いいね、とってもかわいい桜になってると思う。
慣れればそれも、もっともっと綺麗になる筈さ。」

その手にもう1つ、と添えるのは
四つの花弁を持つ小さな花の形に折られた折り紙1つ。
貴方の髪色のような鮮やかなグリーンカラーの花だろう。
(-24) 2023/12/17(Sun) 22:30:53

【秘】 軍事用 リュイ → 送迎用 フーグル

「…どんな夢?」

貴方を抱きしめたまま。
静かに問いかけた。

思い出した夢が何なのか。
貴方が、少しでも戻ってきてくれたのか。
確かめるように。
(-25) 2023/12/17(Sun) 22:33:38

【秘】 軍事用 リュイ → 送迎用 フーグル

「そっか。
だったらその夢を叶える為にもさ。
此処で燻ってちゃ、駄目だよ。」

ポン、ポン、と背を軽く叩いて。

「行こうよ。一緒に。
悪い夢から覚めて、やりたい事をしに。」

その為なら、自分は貴方を導く燕となろう。
今は居ない大事な子に名付けられたたった一つの名前。
“緑燕(リュイイェン)”
の名に恥じぬよう。
(-27) 2023/12/17(Sun) 22:55:34

【置】 軍事用 リュイ

ぺら、シュッ…紙を折る音が響く。
大小、様々な色の紙で形作られるのは
15羽の燕たちだった。

白、黒赤、黒白、エメラルドグリーン、青
星色、赤、黄緑…使う色は全て、兼ねてから聞いていた
各々が好む色で。

「…よし、と。」

それぞれの部屋に、こっそりと届けに行く。
気付かれなくても良い、気づかれても良い。

これは、軍事用からの細やかな感謝の印であり
この先の仲間たちへ、幸あらんことを願うもの。

また会おうね、なんて。
お別れはきっと、ほんのちょっとのことだろう。

(L10) 2023/12/18(Mon) 21:37:19
公開: 2023/12/18(Mon) 21:40:00

【置】 軍事用 リュイ

燕は幸運を運ぶもの。
訪れた先に、幸いを齎すもの。
続く未来で、軍事用は誰かに幸せを与える為に
自由な空に羽ばたいていくのだ。

「トムラビどうしたの。
え、蜂の巣があるけど…違う?
ああ、本当だ燕の巣が…え゛、食べるって本気?」

「ちょっとバンドッグ聞いてよ。
トムラビが燕の巣を食べるんだって。
びっくりだよねぇ。」

その幸せは、とても身近に。
軍事用の心にはもう、暗がりなんて存在していなかった。
(L11) 2023/12/18(Mon) 21:40:55
公開: 2023/12/18(Mon) 21:45:00