人狼物語 三日月国


83 【R18】ラブリーナイト・りたーんず!【ペアRP】

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【念】 救急救命医 サキ



 あれ、
 待ってって言ってた?


[タイムを聞くという当初の約束は忘れていないが、
言われた記憶がなくて首を傾げる。
実際にはめちゃくちゃ言っていたのだが、
気持ちが昂りすぎて気づくことができなかった。

腕の中で拗ねている瀬名原くんが可愛くて、
ごめんねの意を込めてその頬にキスをする。

もし「待って」と言われたことに気づけていても、
待つことはできなかったかもしれない。
それほどまでに、彼の反応が良すぎたから。
彼のせいにしすぎかな?
なんて、心の中で少し反省した。]*
(!12) 2021/07/15(Thu) 3:48:02

【独】 救急救命医 サキ

/*
瀬名原くんが可愛くて仕方ないんだ
(-156) 2021/07/15(Thu) 3:49:14

【念】 救急救命医 サキ

[抱きしめたら撫で返してくれて、ふ、と頬を緩める。
頬や脚を摺り寄せて、その肌の温もりを感じた。

人肌の温度が一番気持ちいい。

もう甘える側と甘やかす側がごちゃ混ぜに
なってしまっているけれど、
それも気にせず甘えたい時は甘えて、
甘やかす時はとことん甘やかすことにした。

今は甘えるターン。
腕の中の温かさに、肌に触れる心地よさに、
目を閉じて浸った。]
(!15) 2021/07/15(Thu) 20:49:35

【念】 救急救命医 サキ



 言ってたんだ、
 ごめんごめん


[拗ねたような様子につい笑ってしまう。
頬にキスをして誤魔化して、じとりと睨む目元を見てまた笑う。
からかい甲斐のある人だなぁ、なんて思って、
つんつんとつついてくる手にじゃれた。]


 くすぐったいよ


[つついてくるその手をさせるがままにして、
仕返しと言わんばかりに腕や脇腹をくすぐる。
そうしていると、身体の奥から再び熱が湧いてくるが、
それをぐっとこらえて。]


 ……そろそろお風呂入ろうか


[なんて、顔を逸らして誤魔化しながら、
布団を捲りあげて二人の肌を外気に晒した。]
(!16) 2021/07/15(Thu) 20:49:45

【念】 救急救命医 サキ

[先程までの行為で腰をやられているだろう、というのが
見て取れるから、瀬名原くんが立ち上がり歩くまでを
親切に介護する。

肩を貸してやりお風呂場まで連れていくと、
バスチェアに腰掛けさせる。
シャワーからお湯を出し、適切な温度にして
瀬名原くんにかけてやりながら、
時折自分も湯を浴びる。

かけたままの眼鏡が曇るが、温度に慣れるまで我慢。
曇った眼鏡が晴れるころ、瀬名原くんを湯舟に漬けてやた。]


 ……どうやって入ればいい?


[触れ合いたいから一緒に入りたいが、
向きをどうしようかな、なんて悩んで、
直接聞いたほうが早いとそう尋ねた。]*
(!17) 2021/07/15(Thu) 20:49:56

【念】 救急救命医 サキ



 …………


[くすくすと笑って身を捩る姿は煩悩に刺さるものがあり、
じっと見つめてしまってはすぐに視線を逸らした。

初めてなんだから、これ以上の負担を強いてはいけないと
わかっているのだが、
彼のことを見ていると欲が際限なく湧いてくるのだ。

だから、その欲を振り切るように布団から抜け出た。

彼は初めてだから、ノンケだからと
今日だけで何度もセーブしてきた。

もし初めてじゃなければ、
もし彼もゲイであれば。

そんな口元までこみ上げた願いを飲み込んだ。]
(!22) 2021/07/16(Fri) 7:44:52

【念】 救急救命医 サキ

[風呂場で瀬名原くんを洗い終え、浴槽に入れながら
自身もどう入ろうか考える。

できるならば彼を抱きかかえたいが、
彼の方が体格はいいし彼がそれを承諾するか微妙であった。
大人しく体育座りで横横に座るしかないかなぁ、
この広さの浴槽ならいけるかなどとかんがえていると、
その時飛んできた彼からの提案。]


 え、
 いいの?


[なんて驚いてしまった。
その座り方が一番却下されそうな座り方だと
思っていたからだ。

だが、瀬名原くんから提案してくれたとなれば、
喜んで頷く。]
(!23) 2021/07/16(Fri) 7:45:01

【念】 救急救命医 サキ

[背後から瀬名原くんを抱きしめて、
温かい湯舟に浸かる。
猫っ毛が頬に当たってこそばゆいが、
嫌じゃない心地だ。]


 ふふ、
 狭いね


[笑ってそう返しながらぎゅっと抱き寄せる。
根本的に抱きしめるのが好きだから、
この姿勢は楽でいい。
もたれかかってくる重さもちょうどいい。
心地よくて寝てしまいそうだ。]
(!24) 2021/07/16(Fri) 7:45:12

【念】 救急救命医 サキ



 このあとー?
 うーん、


[彼の猫っ毛に頬を預け、
夢見心地で返事をする。]


 瀬名原くんとの時間、楽しかったな。
 またこうして会ってくれると嬉しいかも。


[なんて、普段ならセーブして
言わないような言葉まで出てきてしまう。
不誠実とも捉えかねない発言に気づかないのは、
湯舟と彼の温度があまりにも心地よかったからだ。]*
(!25) 2021/07/16(Fri) 7:45:21

【独】 救急救命医 サキ

/*
おはようございます!
同じ風呂でもどうしてそんなにもアダルティなんだ……と思いつつ、まだ寝ていないので今から睡眠.。
(-199) 2021/07/16(Fri) 7:47:07

【念】 救急救命医 サキ

[自分が不誠実なことを言ったことに気が付いたのは、
瀬名原くんからその単語が飛び出たころだった。]


 ん……
 うん?!

 ち、違う違う!
 そんなんじゃなくて……


[後ろから瀬名原くんの顔を覗き込みながら
慌てて否定する。
まさかそう取られるとは思っていなくて、
でも冷静になって考えてみたら
そう受け取られるような言葉を発していて、
瀬名原くんがそう言った言葉にも
自分が言った言葉にも驚いた。]
(!29) 2021/07/17(Sat) 8:50:00

【念】 救急救命医 サキ



 あーでもそっか、
 俺、今そういうこと言ったのか……

 でもそうじゃなくてね、
 なんというか……

 ……え?


[弁明の言葉をつらつら並べながら、
返ってきた言葉にまた驚く。]


 ……いいの?


[不誠実な提案をしたと認識しながら
それでも承諾されるとは思っていなくて、
湯舟の湯気でまた曇りつつある眼鏡の下で
目を瞬かせた。

彼が承諾に至った経緯とかはわからないけれど、
普通セフレ契約だなんて軽々しく承諾するものなのだろうか。
セフレというものがいない俺には知る由もない。

しかし、それではいよろしくお願いしますとなるほど
その関係に焦がれているわけでもない。]
(!30) 2021/07/17(Sat) 8:50:24

【念】 救急救命医 サキ



 じゃなくて!

 あー、そうだな、
 ええと……


[暫しの熟考の末、俺が出した答えは、]
(!31) 2021/07/17(Sat) 8:50:42

【念】 救急救命医 サキ



 こ、
 恋人になってくれませんか


[もう少し、誠実な言葉だった。]*
(!32) 2021/07/17(Sat) 8:50:54

【独】 救急救命医 サキ

/*
セフレ回避!
(-235) 2021/07/17(Sat) 8:51:06

【念】 救急救命医 サキ

[瀬名原くんがまさか承諾するとは思わなくて、
かなりびっくりしたもののなんとか誤解を解くことができた。
はず。]


 違うよ……
 さすがの俺でもセフレを求めてはいないから


[求めているのは、と一度言葉を区切って、
改めて瀬名原くんを抱きしめ直す。
湯から伝わる温度の他に、
肌と肌、直接触れ合う場所からの温度に、
これは現実なのだと感じて。]
(!37) 2021/07/17(Sat) 13:48:20

【念】 救急救命医 サキ



 ……恋人が欲しいなって、
 そう思ってました。


[改めて言うとなんだか恥ずかしくて、
顔が赤くなったのはのぼせたせいではないのだと思う。

どんな反応をしているのだろう、
その表情を見ることは叶わず、ただ言葉を待つのみ。
正直良い反応は期待していなくて、
今までの関係を保つことができれば
上出来だと思っていた。

だから、その返答にはさっき以上に驚いた。]
(!38) 2021/07/17(Sat) 13:48:58

【念】 救急救命医 サキ



 え、いいの?!


[先程浴室内に響いた瀬名原くんの声より
大きくなってしまったかもしれない。
彼がどのような動機であれ、
承諾されるとは思っていなかったからだ。

そうなると安堵よりも心配の方が湧いてくるもので。]


 瀬名原くんちゃんと考えてから答えてる?
 さっきから流されてない?


[また後ろから瀬名原くんの顔を覗き込もうとしながら、
眉を下げて心配そうにする。
返事をそのまま受け取れるほど、
お気楽な性格ではないのだ。]
(!39) 2021/07/17(Sat) 13:49:36

【念】 救急救命医 サキ



[それでも、
もう少し流されてくれないかな。
なんて思う悪い自分がいることを、自覚しつつ。]


 
(!40) 2021/07/17(Sat) 13:50:06

【独】 救急救命医 サキ

/*
*マーク入れ忘れた。

うさぎトトペアに泣かされつつ
(-247) 2021/07/17(Sat) 13:51:32

【念】 救急救命医 サキ

[体温が伝わってしまうほど、
鼓動が伝わってしまうほどの距離。
そのまま思考すら伝わってしまったら
困ってしまうから、
どうか伝わらないでくれと願った。
そのくらい今、脳内は煩悩に塗れていて、
人様に見せられないような様相になっている。

身体の相性はいいし、
甘やかしてくれるし、
職場が同じだから仕事の忙しさについての理解もある。
条件としては完璧である。
ノンケである、という事を除けば。

だから俺の恋人になってくれないかな、なんて
都合のいい妄想を思考の底で無意識に繰り広げていた。
それが形にならないように、ひっそりと。]
(!45) 2021/07/17(Sat) 16:27:46

【念】 救急救命医 サキ

[それが現実になってしまいそうで、
俺はだいぶ混乱していた。
言い出したのは俺の方だが、
まさか叶うとは思わなかった。

そもそも考えたら、
瀬名原くん相手にこの状況まで持っていけたことが
奇跡に近いのだろうけれど。]


 考えてくれているのならばいいんだけど……


[奇跡に近いから未だに疑ってしまう。
今、腕の中にある体温は紛れもなく現実なのだけど、
湯船から上がったら湯と同化してしまいそうな、
そんな不安が薄らと付き纏う。]
(!46) 2021/07/17(Sat) 16:28:07

【念】 救急救命医 サキ

[だから、いなくなってしまわないように
強く、強く抱きしめる。]


 ……考えてくれているのならば、
 よかった。


[嬉しさと共に、安堵の声を吐いた。]
(!47) 2021/07/17(Sat) 16:28:26

【念】 救急救命医 サキ

[横目に覗き込むと、彼は笑みを浮かべていて、
その表情と言葉につられて笑みを浮かべる。]


 ……ううん、
 ありがとう


[ようやく抱きしめていた腕を離すと、
癖っ毛に埋もれた彼の耳にキスをした。
今、唇にできないことがもどかしいほど、
心の中は嬉しさと安堵で溢れていた。

焦る事は無いと言い聞かせる。
恋人になって、時を重ねていけば
彼とできることは増えていく。
今はまだ手探りでも、
増やしていけばお互いの距離感を分かり合える。]
(!48) 2021/07/17(Sat) 16:29:07

【念】 救急救命医 サキ



 こちらこそ、
 よろしくお願い、します。


[ゆっくりと、ゆっくりと教え合って
ゆっくりと覚えていけば
愛おしいと感じたこの感情を
素直に受け入れることができるのかもしれない。
なんて。]*
(!49) 2021/07/17(Sat) 16:29:27

【独】 救急救命医 サキ

/*
〆ますんで瀬名原くん少々お待ちを!
(-308) 2021/07/17(Sat) 23:17:44

【念】 救急救命医 サキ



 ……うん、
 光輝くん。


[名前を呼ぶだけでなんだかくすぐったい感覚は久しぶりで、
つい頬が緩んでしまう。
光輝くんにつられる形で浴槽からあがれば、
最後にシャワーでさっと流して風呂から出る。

彼はまだ恥ずかしい気持ちが残っているみたいで、
それがこちらにも伝わって恥ずかしい気持ちが伝染した。
さっきまで散々裸を見たのにね。
なんて吹き出すように笑った。]
(!52) 2021/07/17(Sat) 23:57:03

【念】 救急救命医 サキ

[お互いに服を着て、
残った時間はゆっくりと客室で過ごす。
普段仕事以外では何やっているのかを話したりとか、
デリバリーを頼んで好きなものを食べたりとか、
そんな、友達と過ごすような時間。

それもこれも、お互い歩み合うために必要なステップだった。

少しずつ、少しずつ理解していこう。
ちょっとずつ分かったならば、次の謎を埋めていこう。
特に彼にとっては、それが大事なステップだろうから。]
(!53) 2021/07/17(Sat) 23:57:26

【念】 救急救命医 サキ

[俺は選択によって、彼は好奇心によって
始まった関係だけれど、
その溝は小さな努力の積み重ねで埋まっていく。

その小さな努力を、人は時にコミュニケーションと呼んだり、
はたまた恋人同士の逢瀬と呼んだりするけれど、
当人たちにとっては必要なやり取りなのだ。

そのやり取りを重ねていくうちに溝は小さくなり、
そうしてフラットにゆるっと付き合えていければ。
俺はそう思います。
以上!]*
(!54) 2021/07/17(Sat) 23:57:44

【独】 救急救命医 サキ

/*
滑り込んだ失礼しました。

以上、お付き合いしてくださったkouさん、
また、同村してくださった皆さまありがとうございました!
どれも素敵な物語でした。ごちそうさまです。
(-326) 2021/07/17(Sat) 23:58:31