イシュカは、テラが跳ねてるのは気づいてはいるのだけれど、挑発をスルーするスキルはなかった。 (a7) 2022/04/29(Fri) 23:38:28 |
リアンは、この光景だって、"いつも通り"だ。 (a8) 2022/04/29(Fri) 23:40:38 |
夢見る乙女 シャルロッテ(匿名)は、メモを貼った。 2022/04/29(Fri) 23:40:53 |
【人】 司書 エルナト食堂を出ていく人たちに小さく手を振って。 そろそろ皆自分の行動を開始する時間かぁ、なんて、 時計を見て思いつつ。 「言い合いばっかしてたら、大人に怒られちゃうよ。 ご飯を早く食べて、ゆったり過ごした方が良いんじゃない?」 なんて、喧噪の人々に声を掛けて。 「好き嫌いしても伸びるんだ……じゃあ平気かな…… 目指せ180cm………」 バレンタインの言葉には、微かな希望を抱きつつ。 さてと、と少年も席を立つ。 「図書室で本を読もうかなぁ。」 いつも通りの一日の始まりだ。 (69) 2022/04/29(Fri) 23:43:50 |
【鳴】 充溢 バレンタイン「……」 椅子に座ったまま、緩慢な動作で頭を上げ見やる。 僅かに覗く瞳はいつも通り半分閉じられており、 如何にも眠そうであった。 ただ、居眠りの有無については首を横に振ったが。 初日、あなたに気遣われたときも、 『ん……』と分かっているのか分からないのか、 不明瞭な声をあげたものだ。 ただ、一番してほしくないことを問われた際には、 僅かに目を逡巡させて、かすかな声で呟いた。 『……いなくならないで』、と。 初対面の者に言うには聊か不適当なそれは、 はたしてどのような意味を持っているのか。 「……眠いです」 同じように口元の動きが堅い少年は、 あくびさえあまり目立たない。 (=4) 2022/04/29(Fri) 23:46:59 |
【人】 司書 エルナト>>68 「?」 ほんの少しの返答の間に、首を傾げて。 14歳、何かを目敏く察して立ち回るような、 そんな大人なことができる事もなく。 「そっか、目もいいんだ。他もかな。 うーん、でも病気って、逃げて治るものじゃないもんね。 嫌で嫌で仕方なくても、言われた通りにしなきゃいけない。 だって、死ぬまでこのままなんて嫌だから。」 君もそうだから、そんなに不機嫌なのに 言いつけを守ってるんじゃないの?と首を傾げて。 何一つ信用に値しなくても、従うしかない。 ここの子供達は皆"そういうもの"だ。 「本をお勧めするよ。」 去り行く背中に、そんな言葉を掛けて。 「物語に没頭すると、それ以外何も考えなくてよくなるんだ。 意外と楽だよ。気が向いたらどうぞ。」 そうして、そのまま見送るのだった。 (71) 2022/04/29(Fri) 23:50:39 |
【秘】 ライアー イシュカ → 不遜 リアン/* 了解しました! 開幕いきなりこんなのを見ていたら 誰でも見る目は変えるのではないでしょうか。 私はそうとしか思えませんわ。正当な評価すぎますわ…… お気遣いありがとうございます。機会があればぜひお話しましょう! (-20) 2022/04/29(Fri) 23:54:26 |
【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 中等部 バラニおしゃべりしたり、仲良しの先生たちを横目に見たり。 そんなこんなでいつもよりのんびりと食事を終えた少女は、トレイを下げた帰り道、あなたのそばへ。 「バラニはやっぱり頼りになるね」 くす、くす。 すこし掠れた笑い声が踊る。 (-21) 2022/04/29(Fri) 23:54:35 |
【秘】 充溢 バレンタイン → 夢見る乙女 シャルロッテ/* 返信遅れましてすみません。 相部屋のお誘いありがとうございました〜。 シャルロッテくんの性別に関しては普段から全く気にしていなさそうにしていますが、聞かれた時に正確な性別を言えるくらいには頭に置いてる、といった塩梅です。 マイペースに見えて意外と周りを見てるような。 部屋ではあらぬところに読みかけの本が乗ってたり、着替えもせずにベッドに突っ伏していたりと発作を起こしていなければ物静かだけど奔放です。 愛称に関してももちろん大丈夫です。 こちらは基本的に『シャルロッテさん』と呼んでおりますが、たまに戯れか何かで『ロッテ』と呼ぶことがあったりします。眠くて口元が怠い時とか…… こちらこそ、いろいろよろしくお願いしますね。 (-22) 2022/04/29(Fri) 23:57:06 |
【秘】 ライアー イシュカ → 雷鳴 バット/* 成程、了解しました! 詳細をお答えいただいてありがとうございます! それなら実習生で戻って来てもシレっとした顔で勝手にゲージの鍵を盗んだりして動物に世話を焼こうとする現場に遭遇したことがあるかもしれません。 うさぎが警戒している事には苛めたのか疑惑を掛けて怒ってはきますが、恐らく普段のバットくんを見てはいるので黙られない限りは大人しく引くかなと思います。 引かなくてもまあ怒るだけでそんな危害を加えたりまではしないかな…と! そんな感じで、機会があればまたお話しできたらと!よろしくお願いします! (-23) 2022/04/30(Sat) 0:01:04 |
【人】 充溢 バレンタイン右をみて、左をみて、 自分の食べるペースが周りよりも遅いことに気づき、 気持ち、ほんの早歩きぐらいで食を進めて。 食後の、ミルクをたっぷり入れたコーヒーくらいは、 ゆっくり楽しみたいものだから。 「……」 半目でパンをもそもそと食らって、 とても急いでいるようには見えない仕草で、 朝食の時間はゆるりと過ぎていく。 (72) 2022/04/30(Sat) 0:03:46 |
テラは、フィウクスにちょっとぶつかって出ていった。ワザと。 (a9) 2022/04/30(Sat) 0:09:22 |
【秘】 雷鳴 バット → ライアー イシュカ/* 了解です! どうだろ……どうかな……現状では疑惑に関してはなんともお答えできないですね。 ゲーム終了まで仲良く出来たらいいな(展望) 本編でもよろしくお願いします! へへ…… (-24) 2022/04/30(Sat) 0:10:59 |
【人】 神経質 フィウクス>>67 謹んで遠慮します 「好きな言葉だとか抜かそうものなら正気を疑う所だ」 まず好きな人は居ないだろう。無関心という事は有り得るけど。 この気難し屋が今最も無関心なのは、 萎びていくレタスや盥回しにされるトマトの行く末だけど。 何せ自分が食べるものではないし、自分に責任も無いから。 「お前に御高説垂れられずとも、何れ そうなる だろうよ。それで面白くなくなるのはお前達だろうがな。 …ああ、卒業した後の俺の事なんてお前には関係ない事か」 フィウクスは、過敏とさえ言える程に神経質だ。 だからその一瞬の変化にも気付いていて、 気付いていたけれど、 気付いていたから、そんな言葉が出てしまう。 (74) 2022/04/30(Sat) 0:23:53 |
フィウクスは、エルナトの言葉がいやに耳に残って。 (a10) 2022/04/30(Sat) 0:27:20 |
フィウクスは、テラのぶつかった感覚が、痛くもないのに後を引く。 (a11) 2022/04/30(Sat) 0:28:38 |
フィウクスは、この言い付けに意味を見出だせない。 (a12) 2022/04/30(Sat) 0:30:07 |
リアンは、随分と仲のいい事で。 (a13) 2022/04/30(Sat) 0:38:17 |
【人】 神経質 フィウクス>>63 >>a13 親愛なるルームメイト 「…………」 エルナトの席の近くを離れて、 テラと些細な──きっと彼なりの抗議の形の──衝突をして。 一人眉を顰めて、苛立ちを隠しもせず溜息を吐いた後。 「何か仰っしゃりたい事でもおありですか、リアン陛下? 俺は今気分が悪いんだ。言いたい事があるならはっきり言えよ」 フィウクスは、神経質な人間だ。それこそ病的なくらいに。 だからずっと向けられていた視線にも気付いていたし、 あなたがテラと何事か話していたのだって気付いていた。 その関連性に気付かないほど愚鈍でもなかったし、 見て見ぬふりできるほどにできた子供でも、大人でもなかった。 (76) 2022/04/30(Sat) 0:58:46 |
【人】 月鏡 アオツキ>>62 そんな〜 「酷いこといいますね〜。 決してなんて遊んでなんかいないのに。 君の言うことは最もですが、嫌いなものを強要し続けて 醜い姿を晒すのは、たとえ馬鹿でも可哀想です。 今日は私の顔に免じて勘弁してあげてください」 一口で赤い野菜をプチッとかじりついて飲み込めば。 つん、と人差し指を額に向けた。 「そういえば、先ほどこの時間がわからないって言いましたか? 最後、がいつかはわかりませんが…… この学生時代の無駄とも思える集会や食事の時間は、 体内時計や正しい生活のリズムを整える特訓をしています。 合わないときは、ちゃんと言ってくれていいんですよ〜? ……そのために私たちがいるんです〜。 何か変えたい事や言いたいことがあるときは、 ちゃあんと教えてくださいね。 あーんでも放課後の勉強でもしますから」 (77) 2022/04/30(Sat) 1:00:39 |
【独】 月鏡 アオツキ>>=4 い〜〜〜〜〜〜〜!?!?!? >>=4 い〜〜〜〜〜〜〜!?!?!? >>=4 い〜〜〜〜〜〜〜!?!?!? やりにきてんだろこいつ!?!?!? (-26) 2022/04/30(Sat) 1:01:57 |
【秘】 ライアー イシュカ → 神経質 フィウクス/* いじめるのもいじめられるのも好きなカスなので……俗に言うご褒美属性…… 既に開幕の白会話でお察し頂いてる気しかしませんが…… こんなの普段していたら皆近寄らなくなるの……当然では!? でもこれ、心を許した結果がこれなんですね。完全にコミュニケーションですね。変に取り繕ったり気合入れて優しくしない分、むしろ助かってるんじゃないでしょうか。普通に好きだと思いますね。 虐めてないヤッタ〜〜!!多分、良くも悪くも周囲の反応に敏感なので、動物には苛立ってないのをみてこう……病気についてまだフィウクス君からしか聞いて無くても、「自分と似た系統の理由では?」と推測したかと思います。なお、小屋からは捨てられた時と居座った時5:5ですきっと。 こちらの病は簡潔に言うと「他者の言葉が殆ど「嘘を言っている」ように感じてしまう病」ですね。頭では理解しても病なので相当難しい。 さすがにこれは直接教えはしませんが、実の所真実は「イシュカが嘘つき」ではなく、「イシュカにとってみんな嘘つきに聞こえる」です。長く付き合ってるなら嘘つき呼ばわれされてる者の、別段嘘ついてるわけでも0回でもなく、普通レベルとわかります。 言ってはないですが恐らくはそちらも想像できるかとは思います。ただ、長く付き合う人がいなさすぎたので他の人に言う事はなかったのですが…… 大人が訂正しない理由も、フィウクスくんの病を教えて貰えないのと同じ理由じゃないかな……二次障害として精神疾患を高確率で誘発しがちなせいでズタボロでした。今もだ。 なので……やっぱり信頼してるんじゃないかな…… 伝えるのが遅れたせいでさっきの会話、重要なこれ言い忘れてましたね?土下座します。深々…… 追記で書き忘れたのは、竪琴は昔から持ってるので一人の時に引いてるの見た事が……あるかも!動物と竪琴の二つで生きてます。 (-27) 2022/04/30(Sat) 1:03:54 |
【鳴】 月鏡 アオツキ――私からは居なくなりません。 思わず返した言葉は、誰かへの恨み言だった。 『いなくならないで』 少し年の離れた、問題児と呼ばれた子から紡がれた音が。 耳からはなれない。会う度に声がずっと響いている。 (=5) 2022/04/30(Sat) 1:20:55 |
【鳴】 月鏡 アオツキ「眠いですか〜〜……中々治りませんねえ」 一つ、このギムナジウムには問題を抱える生徒が多いのは、人生の3分の2以上の時間をこの場所で過ごしたアオツキにとって当たり前の知識だった。 少なくとも自分も感じている他人とは違う病を、彼が抱えていてもおかしくないと思っている。 では、それを癒やすことが役目なのだろうか? 「あまり改善が見られないと、 もっと怖い先生達に怒られちゃいますよ……ほ〜ら帽子も」 ずれそうになる帽子をのを戻してやりながら、前髪を整えるようにひとなで。 椅子を引っ張って隣に座れば見えない顔を覗き込んだ。 「先生達は、過剰に眠るバレンタインくんが見たくないんです。 私は少しでも貴方を起こすためにここに居ます。 でも……せっかくなら、楽しい気分がよくないですか〜? 眠ってるのと起きているの、どっちが好きでしょう」 (=6) 2022/04/30(Sat) 1:21:46 |
フィウクスは、「人を指差すな」と付け足した。 (a14) 2022/04/30(Sat) 1:21:49 |
【秘】 中等部 バラニ → 夢見る乙女 シャルロッテ「そ、そうだろう! ジャステシアくんがいないとなれば、やはりこのバラニが為さねばならぬことだと思い…… い、いや、ジャステシアくんがいたとしても、私は為すのだけれども……ええと、つまり、だね……」 不意にあなたに声を掛けられれば、思わず声をうわずらせながらまるで言い訳するかのように言葉を並べる。 視線を泳がせながら、嬉しい気持ちを隠せない様子はどこか微笑ましいものだ。 「……あ、ありがとう。 私は嬉しいよ、シャルロッテくんがそう言ってくれるのは」 ▼ (-29) 2022/04/30(Sat) 1:24:04 |
【秘】 中等部 バラニ → 夢見る乙女 シャルロッテ咳払いをひとつしてから、しっかりとあなたに向き合って見据える。仄かに顔も赤い。 「……シャルロッテくんも、クロノくんの面倒を見てくれてただろう、とても助かったよ」 「どうしても、クロノくんのような年下の女の子が相手だと、私では手の届かないところも出てしまうからね……」 「そう言った部分ではシャルロッテくんを頼らせて貰うよ。 シャルロッテくんも、何か困ったことがあれば私を頼りにしてくれたまえ!」 (-30) 2022/04/30(Sat) 1:26:15 |
【独】 月鏡 アオツキ/* …………あどバレンタイン!?!?!? 嘘だろ。いや、そんな、…………。えっっっっっっ 癖男しかいねえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 女の子可愛い〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 やべ^^^^^^^〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 このままじゃ全員食っちまう馬鹿野郎になる、大人しくしろ!!!! (-31) 2022/04/30(Sat) 1:35:00 |
【鳴】 充溢 バレンタイン「……」 瞼を重く閉じたまま押し黙って、 何か思い悩むようにやや前方に首を傾げる。 ともすれば、寝てしまったのかと思うくらい、 長く口を開かなかったのち。 「起きている方が……好きですが」 それは糸でも紡ぐかのような、かすかな声量で。 「でも、眠くしていないと……」 今にも、何か考え事をしているようなそぶりで。 「──内側から溢れてしまう」 だから結局、眠っている方が好きなのかもしれない、と。 気づけば少年は、真剣な眼差し──髪の毛越しであるが──で、あなたを見据えている。 強迫性障害。二つの病気はきっと、密接に関係している。 (=7) 2022/04/30(Sat) 1:47:00 |
【人】 月鏡 アオツキ>>79 あんなことやこんなこと〜…… 「それは〜、 先生方が悪いですよ 」淡々と。抑揚は少ないが棒読みでもない。 感情がないわけでもないような妙な話し方。 不快だと感じる部分があるとするならば、ふざけた口調の異質感だけだろうか。 「やってみせますよ〜 残りの少ない卒業まで。 私たちがいる時間だけぐらいなら」 「嫌ですよね〜 私も良い子にしていれば 校則が変わったり、望みが叶うものだと ず〜〜〜〜〜〜〜っと思っていたんです。 規律に、体内時計を整えて。 望んだ生徒になれば、素晴らしい生活が手に入るって。 先生のおっしゃった暮らしはこうして一部の不満を覆って 大の意見をとっています。 これは、悪とするには難しい問題です。 一人を融通する心のゆとりや、金銭面に人員、様々な要素が足りないのでしょう……」 あるいはもっと強大な何かが、その言葉は飲み込んで。 → (81) 2022/04/30(Sat) 1:50:14 |
【人】 不遜 リアン>>76 不機嫌な同級生 矛先が此方に向いたことが分かれば、小さく溜息。 「僕は自分の憩いの時間を邪魔されたのが気に食わない。 幼子の癇癪なら多少は見逃せるが、よりにもよって学内最年長と実習生と来た。 ああ、場所を選ぶことも多少の我慢も出来ない幼子には違いないか?」 コーヒーを飲む手は止めず、声色は凪いでいる。 窘めるような温度で、しかしその実焚きつけるような物言い。 「尤もらしい理由を付けてこの場に出ない選択をすればいいものを、何故そうまでして律義に守っているのか疑問だな。 誤魔化す方法は幾らでもあるだろう、何故使わない」 「この数年来改善が見込めないその悪癖には、僕も我慢の限界だ。 僕は、貴様のそれが持続することを望まない。 故に、好転の手段があれば今すぐにでも試みるべきだ。 僕の快適な学生生活のためにもな」 声色は変わらないまま、自分の生活の障害となるのであれば取り除く手段を探すつもりはある。 そういった話を続ける。 (83) 2022/04/30(Sat) 2:08:47 |
【人】 充溢 バレンタイン「……うん……」 微かに唸る。 普段なら気にすることはなかったけど。 「寂しいかは分からないけど…… そうだな……ジャステシアさんみたいに…… 少し、心配に思うかもしれない。 ……慣れの問題なのは、分かっているけれど……」 今日は一人、食堂に現れていない子もいるから。 「僕は。できれば朝は……みんなの顔が見たい。 ……僕のいち意見だから…… 不快ならば……、気にすることはないが……」 とはいえ、いつも眠たげにしているのに いつどうやって皆の顔を見ているかは疑問だったが。 両手で緩慢にコーヒーカップを持ち上げて啜る仕草は、どことなく滑稽ではあった。 (84) 2022/04/30(Sat) 2:10:54 |
【人】 中等部 バラニ>>80 エルナト 「むむ、君に泣かれると私も困ってしまうからな!」 「今日はこのあたりでで矛を収めさせていただくとしよう」 なんて、ふざけ合うようなスキンシップをいつものようにしてから。 気が済んだと言うように、柔らかく痛みなど与えはしない拳をひっこめる。 「ほほう、お祝い!良い提案をするではないか、エルナトくん。 楽しみがまた増えたね、どんなことをするのが良いだろうかね、ふふ」 まだ見ぬ、決して訪れるかもわからない未来が訪れる事を信じて楽しそうに笑った。 ふわふわの金髪にやや小柄な体躯はまさしく、可愛らしいわんこのようだ。 「ああ、そうだ。 エルナトくん、また君のおすすめの本があったら是非とも教えてくれたまえ。 良くあるためには、健やかなだけではまだ足りないものだからね!」 (85) 2022/04/30(Sat) 2:12:21 |
【鳴】 月鏡 アオツキ「ほう〜? 溢れてしまうものを押さえつけるために眠っているんですね?」 ちぐはぐな声のトーンと台詞、表情。 笑顔や不安そうな顔のひとつでも見せられたなら、寄り添った良い先生になれたかもしれないのに。 アオツキの顔は、無表情から変わらない。 「凄いです、偉いですバレンタインくんは。 でも、……」 「少し、一人では抱えきれないものになっていますね」 正直、病は直ぐにでも治って欲しい。 だが……目の前の君をほの暗い噂の元に連れていきたいとも、思えなくて。 「全部は、君に負担があるでしょう。 少しずつ渡に溢してでも、教えて下さい。 私は君の味方で、協力者です。 我慢するだけの眠りも、より良いものにしましょう」 何処か、アオツキに刻まれた傷が傷んだ。 (=8) 2022/04/30(Sat) 2:28:00 |
【秘】 高等部 ラピス → 童心 クロノ食堂を出て、形ばかりの捜索をして、作戦会議も終えた後。 てくてく、小さな歩幅で隣のクロノと歩く。 合わせようと思わなくても同じくらいの歩幅。 中庭の暖かな日差しを受けながら、適当なベンチに腰掛ける。 我ながら白々しい言葉を書いたものだなあと呆れながら、食堂を離れる理由を写したままの黒板の文字を消している。 上書きしてしまうように隅っこにお花の絵を描いた。 それから、かつかつ、チョークが文字を象る音。 『クロノちゃんは』 『病気を治したいと思っていますか?』 (-35) 2022/04/30(Sat) 2:36:07 |
【秘】 月鏡 アオツキ → 雷鳴 バット「食事は十分とれていますか〜……」 その日が暮れる頃。寮の室内にて。 一度は戻ったであろう君に確認のように定型文を述べる。 声に抑揚はない、見えない表情に感情は見えない。 「森に〜いくなら〜……遅くならないで。 ……今度こそ時間ができたら話を聞かせてください……」 ベッドに倒れているアオツキはうつ伏せになって微動だにしなかった。 まだエネルギー切れ直前だ、酷いときは物言わぬ肉塊になってしまう。 「………夜まではお仕事なので、まだ先生タイムで〜す お小言いうの許してくださいね」 (-36) 2022/04/30(Sat) 2:44:26 |
【秘】 月鏡 アオツキ → 不遜 リアンすっと、君の元へと一通の手紙が送られた。 偶然授業の補助をしていたアオツキの手から送られたそれは、 白紙の目立たない便箋で。 『近日、個人面談をしたいのですが、受けてくれますか? 放課後空き教室にて行う予定です、希望があれば変えましょう』 正規の学校行事ても進路相談でもない。 アオツキ独断のものだとはすぐに気づくことができるだろう。 (-37) 2022/04/30(Sat) 2:54:57 |
【人】 神経質 フィウクス>>81 >>82 あったかな? 「その発言、教育実習生として問題があるんじゃないか」 視線を逸らし、また一つ、小さく鼻を鳴らす。 先程の不機嫌そうなものとはまた少し違うニュアンスの。 妙な語り口に不快感を覚えるでもなく、それを笑うでもなく。 何も思わないわけではないけれど、もう慣れたものだ。だって、 ここに居る者の大多数は、何処かしらに異常を抱えている。 「良い子にしていても望みは叶わない。 良い子にしていてもルールは変わらない。 それは外では──社会ではそういうものだからだ。 社会ではそれが正しくて、それが普通だからだ。」 「その『普通』を受け入れて適応できない限りは病人のまま。 受け入れて、適応できるようになれば晴れて健常者。 全部全部その矯正の為にある。そういうものだろ」 うんざりしたようにまた溜息。 社会には、定型に嵌まれない人間一人一人に寄り添って それを一生涯支えてやれるような仕組みなんて無い。 だから『普通になる』しかないのは嫌というほどわかっている。 (86) 2022/04/30(Sat) 3:01:43 |
【秘】 神経質 フィウクス → 月鏡 アオツキ「仮病を使って何が解決する?」 「それは嫌なものをほんの少し先送りにするだけのものだ」 「本当に俺の為に何かしたいなら、一人で居させてくれればいい」 「だから、俺みたいな奴に無駄な時間を使ってないで」 「もっと他の奴を気に掛けてやれよ」 (-38) 2022/04/30(Sat) 3:03:55 |
【人】 神経質 フィウクス>>81 >>82 あったかも…… またまた溜息の後、いつの間にやら少々俯いていた顔を上げて。 止めても聞かなそうな元先輩の内一人の様子と、 何処からかのぼんやりとした声に根負けしたようで。 「……ああ、くそ、わかったよ 全員揃ったのを確認するまで居ればいいんだろう。 一度食堂に顔を出して、食事は別の部屋で取る。 これまで通りだ。それでいいんだろう…」 誰かが食事を終えて、席を立つまでは食堂を出てはいけない。 そんな長らく変わっていない言い付けの内、 食堂を後にして良しとされるまでの時間を少し縮める要望。 その要望が通るかはともかく、この場はそれで決着としたい。 (87) 2022/04/30(Sat) 3:04:46 |
【鳴】 充溢 バレンタイン「……そうですね……」 同意ともとれるし、 逡巡ともとれる、曖昧な相槌。 ただ、無表情に見えるあなたの顔をそこまで悪いものとして解釈していないのか、強張らずリラックスしているようには見える。 「あなたのことは……信頼している、が…… ……あなたに預けて抱えきれるかの信用は、 まだあんまりできてないとも……いえる」 何処までも見透かしているような。 あるいは見たまま考えの浅いような瞳は、 若干気まずそうに背けられた。 「確かに……気にすることなく、 目いっぱい昼寝は……してみたい…… ……無理はしないように、してみます。 ……『治療』は……出来れば、嫌なので……」 (=9) 2022/04/30(Sat) 3:13:19 |
【秘】 不遜 リアン → 月鏡 アオツキ受け取った便箋をちらと確認し、飾り気のない新たな便箋に返事をしたためる。 『構わない。日時指定は其方に任せる』 サインと共に、整った文字で書かれた手紙がアオツキの元に返ってくるだろう。 実習生からの面談とあれば断る理由もない。 (-39) 2022/04/30(Sat) 3:14:09 |
【人】 神経質 フィウクス>>83 親愛なるルームメイト 「もしも一切の我慢が利かないガキだったら、 お前は今そこで優雅に朝食を取ってはいなかっただろうな」 声は荒げず、けれど今朝のやり取りの内の何よりも重く。 片側だけしか見えない視線がそちらをじたりと睨め付けた。 「理由を付けて逃げろ?口で言うだけなら簡単だよな。 それともお前はこれまでそうして上手くやって来たか? 俺は嘘を隠す為の嘘に塗れて生きるのは御免だ。 そうして今も改善が見込めないのは俺のせいか?……」 事実として。 フィウクスという問題児は、これでも我慢を覚えた方だ。 このギムナジウムに来たばかりの頃に比べれば、随分と。 我慢を覚えて、それでも、抑え込む事には限度があって。 「……俺だって、」 (89) 2022/04/30(Sat) 3:45:28 |
【秘】 月鏡 アオツキ → 神経質 フィウクス「……なーんだ、その返事。 君もクロと一緒か〜 」「君みたいな子を楽にしたくて私はここにいるのにね〜」 「規律の破り方もわからない、 抜け道もそんな生き方つまらないですか〜?」 正しくわるいことをした 「ここの子供たちの多くは、壊してもらったことがないから 壊し方がわからない、森の奥にいっただけで勇者になれる」 「一緒だ。 君も変わる気がなくて、そこに止まってるだけなら、 私に無駄な時間なんか使わないで」 「言葉を尽くす相手を失う前に、声と体を動かして進め」 同じようになってくれるなよ、気に入っているんだお前達の事は。 (-40) 2022/04/30(Sat) 3:46:37 |
【人】 神経質 フィウクス「──ああ、クソ、最悪だ」 抑え切れなかった感情の波が、さあっと引いて。 我に返って、耐え難い に襲われて、 爪が食い込むほど強く拳を握って。 吐き捨てるような言葉を残して、足早に食堂を後にした。 (91) 2022/04/30(Sat) 3:47:10 |
フィウクスは、なぜ自分がここに居るべきかわからない。 (a16) 2022/04/30(Sat) 3:49:16 |
リアンは、全く。どうしてこうも。 (a17) 2022/04/30(Sat) 3:53:27 |
【人】 不遜 リアン「………そうは言っていない」 吐き出された言葉を受け止め、周りのざわつきの中 ぽつりと零す言葉。 苛立ちに任せ煽ったのはこちらも同じだ。 しかし、諦観している理由を聞くには。 此れまでの努力を、苦労を尋ねるには、遅すぎたのかもしれない。 ああ、全く。 (92) 2022/04/30(Sat) 4:03:04 |
【独】 神経質 フィウクス/* ダメだぁ〜!!!無理無理無理無理 教育実習生二人、どっちもなんかダメだぁ〜!!!オレもダメです 渡る世間はおしまいばかり もうおわりで〜す♨ (-42) 2022/04/30(Sat) 4:08:56 |
リアンは、冷めたコーヒーを流し込み、ヒールを鳴らして 食堂を後にした。 (a18) 2022/04/30(Sat) 4:14:08 |
【人】 充溢 バレンタイン怒号にほんのわずかに目が覚めたようで、 辺りを見回す仕草がはっきりとしていて。 うーん、と考え込むように瞼を降ろすと、 ──コップ一杯の水で、錠剤を飲み下した。 「……言葉選び……が、……」 二人の怒り任せを窘めるようで。 だけどそこに二人はもういない。 人の真意総てを察せるほど聡明ではないから、 謝りに行くべきとは言えないし、 どちらが間違っていたかなんて、考えるべきでもない。 「……普通に、なる……か」 未だ波打つコーヒーに視線を戻す。薬も飲んでしまったし、 これは部屋に持ち帰っておこう。 静かな問題児は、いつも通りの眠たげな表情をしている。 もしかすれば、対照的に冷め過ぎているほどに。 (93) 2022/04/30(Sat) 4:18:13 |
【人】 ライアー イシュカ>>74 >>75 そんな遠慮するなよ 「……ふ、……ははッ、はぁ。 そーそ、疑われるだけ光栄だなァ。 何分、それすらされないことに慣れてるもんで。明日までには僕が好きって言ったことになんのかもな」 皮肉だ。明確な何処かを指した。 実の所、こんな言葉一つがこの男の言う通り、 真逆になろうがどうでもいい。 どうでもいい。何故なら相手が真実を述べてくれたとして、僕にとってそれは徒労にしかならない。 ……。? 「──おい、」 「内容自体は面倒臭えお前のお望み通り否定しないでやるが。次に"俺達"って例えやがったら、 "わかってて言ってる" って見なすからな」最後の一音に圧が掛かっている。 青筋を立てているのを見るに、こんな念押しをしてくる辺り、普段の戯れの罵り合いを超えた怒りを耐え忍んでいるのは明確だ。 『俺達』と纏められた例えにか、 貴方の発言内容にか、どちらに対してのものか。 (94) 2022/04/30(Sat) 4:38:41 |
【秘】 ライアー イシュカ → 神経質 フィウクス無論、両者にである。 自分が侮蔑してる存在と一纏めにされて苛立たない奴はいない。いたらそんなもんは心無い人外だと吐き捨てたい。 関係はない。……最も事実ではある。 が、事実と思考は異なる場合は多々ある。特に自分達には。少なくともイシュカは"そうは"考えてはいなかった。 「お前のそれは知った気になっているだけで。本当の意味ではわかってないんだよ」 「……わかればいいもんでもないけどな」 (-43) 2022/04/30(Sat) 4:40:05 |
バレンタインは、僕も、高等部になったらあんな感じになるのだろうか。 (a19) 2022/04/30(Sat) 4:43:12 |
イシュカは、いや、さすがに高等部への風評被害… (a20) 2022/04/30(Sat) 4:52:33 |
イシュカは、特別なだけだぞ。 (a21) 2022/04/30(Sat) 4:52:48 |
【独】 神経質 フィウクス/* ア!せや!今回who素振りしてないな まあ監視対象はロール重視で選ぶけど……素振りだけしてみよう <<バレンタイン>>who <<シャルロッテ>>who <<イシュカ>>who (-45) 2022/04/30(Sat) 5:05:06 |
【人】 司書 エルナト>>85 バラニ 中等部のじゃれ合いもそうして幕を閉じ。 ほらほら、早く食べちゃいなよ、なんて食事を促して。 お祝いは何がいいだろう。 たまには手料理でも振る舞うのもいいかもしれない。 あんまりキッチンに入ったことは無いけれど、 料理はちょっとだけできるから。 まぁ、味見は出来ないんだけどね。 「おや!ふふ、いいね。前の本はもう読んじゃった? じゃあ、気が向いた時に図書室に来てくれる? また一緒に、楽しそうな本を探そっか。 前の本の感想も、聞かせてくれたら嬉しいな」 おすすめを、と聞かれればぱっと顔を明るくして。 じゃあ、先に図書室に行ってるね、と。 今のところは、ひとまず会話を切り上げるだろう。 (96) 2022/04/30(Sat) 6:54:17 |
【秘】 童心 クロノ → 高等部 ラピス他ならぬ自分達がジャステシアの神隠しの原因になるのだと 作戦会議を通して改めて身に染みて分かったクロノは、 少女の姿で暗い顔をしていたものだが 現金なもので、あなたとベンチで日向ぼっこをしていれば 罪悪感も怖さも、ゆるゆると和らいで来て。 ぽかぽかとした陽気のもと、 チョークの音に、その音のもとを見て、読んで 答えの決まってる問い掛けに、即答しようとして── ──大人びた顔で、悩むような素振りを見せる。 「……わたしは、」 ▼ (-46) 2022/04/30(Sat) 7:00:20 |
【秘】 雷鳴 バット → 月鏡 アオツキ部屋の中に戻った青年は、貴方の声を受けるとこくりと頷いた。 勉学を終えて一息、という時間。外からは子どもたちの声が聴こえる。 音も少なく動くと、ベッドに伏してる貴方に近づく。 言葉の代わりに帳のように降りるのは、両手につまんだ毛布だ。 肩まですっぽり覆い隠して、足先が出てしまわないようにする。 離れて。かちゃかちゃと言う音は磁器の擦り合う音。 ふわと漂ってきた匂いは、ドライフルーツや花びらで作ったお茶が、 お湯で温められて開いた甘い匂い。ガラスのティーポットの中でぬるめて置いておこう。 「夜まで、頑張って」 掛けられた問いにはなんにも答えないくせに、貴方を気遣いはするのだ。 (-47) 2022/04/30(Sat) 7:12:15 |
【秘】 童心 クロノ → 高等部 ラピスけれどそれも、少しの間のこと。 ぴきぴき、という形の変わる小さな音と共に 先刻までの少女の顔が困ったような顔をした。 「治したい……よ。 ばけものとか、きもちわるいとか、 いわれるの、やだもん」 「なおしたい、けど…………」 言いながら俯いて、言葉を詰める。 治したい気持ちは間違いないけれど、 けれど治すことを恐れて、歯切れ悪く言葉を紡ぐ。 「……みんなとずっとたのしく生活したいから、 なおしたくない……」 ……治療の過程にあるもの、目先にある、 “大人たち”の手と目を、恐れていた。 (-48) 2022/04/30(Sat) 7:18:02 |
【秘】 高等部 ラピス → 童心 クロノ少女の姿は、言葉よりも雄弁にその感情を教えてくれる。 この施設だからこそ普通に過ごせる子達がいる。 同室の後輩もその内の一人なのだろう。 『こわいですね』 治療はきっと手放しに喜んで受けられるものではない。 狼として動いているからこそよくわかる。 『長くいる私も怖いと思う気持ちがあるから、クロノちゃんはもっと怖いでしょう』 『みんなと過ごせなくなるのも寂しい』 ▼ (-49) 2022/04/30(Sat) 8:35:12 |
【秘】 高等部 ラピス → 童心 クロノ『でもみんな、病気で悩んでいます』 『病気と上手に付き合う方法があれば、それが一番ですが。 その悩みを消せるなら、治療は悪いだけのものではないのかも』 だからこそ自分も、こんな役目を受け入れたのかもしれない。 せめて学友が外で気兼ねなく過ごせる身体を手に入れる可能性があるのなら。 『みんなが治れば、みんなが外で一緒になることだって夢ではありません』 それが身勝手な判断だとしても。 いつかこの身に、罰が下っても。 大人達に利用されるなら、こちらだって利用してやろうじゃないか。 無為に震えているだけの仔羊でいるつもりは毛頭ないのが、この生徒の本音であった。 (-50) 2022/04/30(Sat) 8:37:38 |
【人】 花信風 トット人がいるところが好きなので、いつも食後はすぐに席を立たずにココアを一杯。 それに息を吹きかけながらゆっくり飲んでいくのが日課だった。 ──聞こえてきた怒声には、ぴょいんと身を跳ねさせる。 出ていく人々を目で追って「こわ〜」なんて小さく呟いてから、そろそろ自分も行こうかなとマグカップの中のココアを空にした。 トレイとコップを下げて、「ごちそうさまでした!」と挨拶したら転がるように駆けていき食堂からは居なくなった。 (97) 2022/04/30(Sat) 9:01:13 |
【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 充溢 バレンタイン/* お気になさらず! それぞれのペースで遊びましょう! かわいくてにこにこになりました。 人の物を勝手に片付けるようなことはせず、それでも、どうしてこんなところに本が……🤔と、あらぬところに置かれた本の理由を推理してみたり、服がシワになっちゃうよ〜とお声がけしたりしてそうです。 むにゃむにゃなって名前を短縮してくれるのもかわいいですね……。 (-51) 2022/04/30(Sat) 9:30:28 |
【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 中等部 バラニクラスでだって、あなたはみんなを引っ張ってくれる素敵な学級委員長。 張り切りすぎて空回ってしまうことも、たまにはあるけれど……。 きっと、そういうところが愛嬌で。 こんな風に照れているのも、なんだか微笑ましいな。 「ふふ。 下の子たちもきっと、バラニを頼りにしてる」 「ロッテも、バラニの真似をしただけだもん。 でも、力になれたらうれしいな」 ▼ (-52) 2022/04/30(Sat) 9:50:42 |
【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 中等部 バラニ——なんて、談笑するさなかに。 上級生の荒げた声に、少女はかすかに肩を震わせた。 神経質な彼が不機嫌そうにしているのは珍しいことではないのだろうが、少女は大きな声がすこし、苦手だった。 「……こわいな」 「…………神隠しの噂も……」 今日は気がかりなことがあるから、きっと、余計に。 (-53) 2022/04/30(Sat) 9:51:36 |
【秘】 雷鳴 バット → 不遜 リアン貴方が食堂を離れて以降。時間としては昼のうちだろうか。 時間も置いて授業の前後となれば、貴方は取り巻きに囲まれているかもしれない。 廊下ですれ違った青年は、ふ、と貴方を呼び止めた。 「モーリス」「落とし物」 さて、言われた内容と差し出されたものは貴方には見に覚えのない話。 青年が手にしているのは一本の白い羽だ。 確かに廊下に落ちているのは珍しいものだけれど、貴方はそれをどう捉えるだろう。 (-54) 2022/04/30(Sat) 10:31:09 |
【秘】 中等部 バラニ → 夢見る乙女 シャルロッテ「そ、そうか! 私の真似をか……励みになるよ、うむ」 あなたの言葉に相変わらず照れくさそうにしながら、あまり締まりがないような姿を見せられまいと努めて平静を装おうとする。 結局、装い切れず節々に緩み綻びは見え隠れしているのだけれど、これが今のところ精一杯だ。 ▼ (-55) 2022/04/30(Sat) 11:43:04 |
【秘】 中等部 バラニ → 夢見る乙女 シャルロッテそんな談笑の中、荒げた声を耳にして、あなたが肩を震わせるのも目にする。 いつもの事と言えばそうなのだが、それでも少し険しい顔を作って。 「……まったく、フィウクスくんにも困ったものだ」 上級生だと言えど、アレは反面教師にしなければならないと。 不安そうにするあなたの姿を見れば少しばかり彼にも文句のひとつでも言ってやろうかなんて思って、ひとつ呆れるように呟いて。 ▼ (-56) 2022/04/30(Sat) 11:44:22 |
【秘】 中等部 バラニ → 夢見る乙女 シャルロッテ「……大丈夫さ、シャルロッテくん。神隠しなどただの噂。 ジャステシアくんだって……少しばかり、いつも通りではなかっただけさ」 実を言うならば、怖いのはバラニも一緒だ。 それでもあなたを不安にさせまいと、気丈に振る舞い優しい言葉をかける。 「安心したまえ。 君には……私が付いているのだから、このバラニがね」 (-57) 2022/04/30(Sat) 11:46:01 |
【秘】 中等部 バラニ → 司書 エルナトあなたがルームメイトと一度別れ、図書室に向かってからしばらくして。 「やあ、エルナトくん。少し待たせてしまったかな、すまない」 バラニも図書室にやってきて、あなたの姿を見つければ気安い挨拶を送って。 「さて、君は今日どんな本を読んでいたのかね?」 たった今、本を読んでいるところならば興味深そうにしながらそれを確かめようとするだろう。 (-58) 2022/04/30(Sat) 12:19:17 |
【秘】 不遜 リアン → 雷鳴 バット周囲の取り巻きを下がらせ、差し出されたそれを手に取った。 「ここ最近、僕は鳥に触った覚えがない。 バット、本当に僕が落としたものか?」 バットの目を見ている。指先に白い羽を挟んだまま、君の返答を待つ。咎める意図はなく、確認をしたいだけのようだ。 (-59) 2022/04/30(Sat) 12:23:41 |
【秘】 司書 エルナト → 中等部 バラニ図書室は椅子と机のある一角以外はカーテンが閉められていて、 蝋燭の明かりが主な光源になっているから少し薄暗い。 それでもきちんと清掃はされているのか、 埃っぽさはなく涼やかで快適な場所になっている。 その椅子と机のある一角、読んでいた本を置いて、 ルームメイトは君へと視線を向ける。 「全然。本を読んでたら時間がすぐ経っちゃうから。」 「今日のはね、『つばめの旅』っていう本。」 「色んな国を飛びまわる一羽のツバメの物語だよ。 外の世界ってこんな風なんだ。って知れて楽しいよ。」 エルナトは初等部のころからずっとここにいるので、 外の世界のことはほとんど知らない。 微かな憧れを持っている。 「君はどんな物語が読みたい? 前の本は楽しかったかい?」 座ったままの姿勢で、見上げるようにして問いかけて。 (-60) 2022/04/30(Sat) 12:38:43 |
【秘】 神経質 フィウクス → ライアー イシュカ/* フフ……地雷を踏み抜き踏み抜かれをする一日目……開幕修羅場… どうして… うっかり元気に地雷を踏み抜きましたが、パーフェクトコミュニケーションだけが良いロールではありませんことよ。多分PCの傾向が傾向だけに余計に…… むしろわかりやすく地雷を踏んだのがフィウクスでまだよかったのかもしれませんわね。中等部以下の子だと流石に……ね! 何より、その、双方わかっていても誤解や言葉の綾はどこかで生じた気がしますわ(白茶の惨状を見る) (-61) 2022/04/30(Sat) 12:56:06 |
【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 中等部 バラニ心配をかけてしまったろうか。 少女はかぶりを振った。ロッテは大丈夫。 「……すこしピリピリしてるね」 「フィウクスも、へんな雰囲気になっちゃったから、カッとなっただけかも」 今日がほんのすこし、いつも通りでないだけ。 あなたのその言葉に安心したように、少女は僅か、唇を綻ばせた。 「うん、うん。……ありがとう」 「ジャステシアのところにね、ホットミルクを持って行こうと思って。 もし、よかったら。バラニもついてきてくれる?」 顔を見られるかはわからないけれど。 あたたかな飲み物は、ほっと落ち着かせてくれるから。 (-62) 2022/04/30(Sat) 13:06:06 |
【秘】 雷鳴 バット → 不遜 リアンBクラスに所属するその青年は溌剌というよりかはぼんやりとした印象で、 二歳下ながら目立つ長身の上に据わってる頭は、考えるように瞬きをして。 「羽でも生えててもおかしくないと思った」 「違うなら、持ち主を探す」「返してくれ」 真っ白い羽はつくりものではないだろうに、汚れの一つもない。 羽の先は切られておらず、羽根ペンに加工した……というふうでもないから、 普通に考えるなら、外遊びでもしてきた小等部が拾ってきたとか、そんなところかもしれない。 (-63) 2022/04/30(Sat) 13:11:08 |
【神】 高等部 ラピスとてとて、小屋の周りを散歩ついでに通りすがる。 色々な動物が世話をされているようだ。 「!」 視界の端では同じBクラスの仲間が兎に人参をあげていた。 飼育係は見向きをされたりされなかったり。 おつかれさま。と手を振って。 鶏小屋に近づいてしゃがむ。 餌は持っていないから、檻の中の鶏を見るだけ。 たまにこうしてゆったり時間を過ごしに来るのだった。 (G1) 2022/04/30(Sat) 13:22:29 |
ラピスは、小さなスケッチブックに周りの景色を描いて過ごしている。 (a22) 2022/04/30(Sat) 13:23:08 |
【秘】 童心 クロノ → 高等部 ラピス綴られていく文字を俯きがちに見つめて、 「…………」 綴られていく文字を最後まで読んで、 ゆっくりと頷いた。 「…………うん。ちゃんと治るなら……。 あとで、また、みんなで たのしく遊べるかも、しれないもんね……。」 言いながらも不安が晴れないのは、 治療が本当に効果を出すのだろうかという疑心と、恐怖から。 「こわがってばっかじゃ、だめだよね……。 治療が終わったらたのしいことが待ってるって 思ってれば、こわくないのかなぁ……」 (-64) 2022/04/30(Sat) 13:43:05 |
花信風 トット(匿名)は、メモを貼った。 2022/04/30(Sat) 13:49:14 |
【神】 焦燥 フィウクス晴れない気分を引き摺ったまま、向かう先は飼育小屋。 その道すがら他の飼育委員や生徒とすれ違ったかもしれないし、 誰ともすれ違う事はなかったかもしれないし。 ともあれ立ち並ぶ飼育小屋の前に来て。 兎小屋の様子を見れば、既に世話は済んでいる。 先客の居る鶏小屋には何も言わず前を通り過ぎ、 モルモット達の小屋の扉をきいと開いた。 「服をかじるな」 床材や牧草を入れ替えて、水も新しいものに取り替えて。 ふと寄り付いた一匹が服の裾にちょっかいを出せば、 一つ文句を零した後、ひょいと持ち上げて仲間の元へと放す。 この乱暴者が動物を虐げた事は、これまで一度もない。 「…………」 人に、仲間に、気儘に寄り付き、気儘に離れ、気儘に過ごす。 そんな小屋の動物達の様子を見て、暫く黙って苦い顔をしていた。 (G3) 2022/04/30(Sat) 14:00:14 |
【神】 夢見る乙女 シャルロッテ>>G3 フィウクス ふと飼育小屋を覗けば、先客の姿に、少女はわずか、息を呑んだ。 大きい声が苦手な少女は、食堂であなたが荒げた声を思い出してしまった。 けれど、話をすべて聞いていたわけではないし。 けれど、あなた自身が怖いわけではないし。 だから、シャルロッテは大丈夫。 深呼吸をひとつ。 「フィウクス」 あなたを呼んだ。 「飼育委員のお仕事、おつかれさま。 今日もみんな、元気だね」 (G4) 2022/04/30(Sat) 14:07:28 |
充溢 バレンタインは、メモを貼った。 (a23) 2022/04/30(Sat) 14:15:32 |
【人】 ライアー イシュカ「……居心地ねえ」 あえて大騒ぎの場によって、と例えるが、少女についての話の雰囲気では無くなったのは正直な所助かった。好きではない。端的に表現するならば。 トマトを食べなかっただけで随分面倒な事になったものだとは考えるけれども。フィウクスとのやり取りだけならまだしも、複数の言い合いは流石に目立つのは当然だ。 だからと言って食べれば良かったとも、 自分も悪いとは欠片も思ってないのだけれど。 「あ。……」 何かを思い出した顔。時間を確認。溜息。 萎びたように見えてしまうレタスに手をつける気にならず、かと言ってすぐ立ち上がる気分にもならず、暫くそこにいた。 (98) 2022/04/30(Sat) 14:15:33 |
フィウクスは、振られた手を一瞥して、……一瞥しただけだった。 (a24) 2022/04/30(Sat) 14:33:30 |
ラピスは、ちょっとでも視線が向いたのでご満悦だった。にこにこ。 (a25) 2022/04/30(Sat) 14:34:32 |
【独】 神経質 フィウクス/* エ〜ン エ〜ン オレも人と仲良くしたいんですが……(矛盾塊) 人と仲良くしたいけど情緒不安定ヒス男もやりたくて…… 心がふたつある〜 (-66) 2022/04/30(Sat) 14:35:12 |
【独】 神経質 フィウクス/* 早く墓落ちして人を傷付けない男になりたいな vs 墓落ちしたら虚無男になるんだよな vs またしても何も知らないダークライ (-67) 2022/04/30(Sat) 14:41:23 |
【秘】 高等部 ラピス → 童心 クロノ『こわい気持ちがあっても、大丈夫ですよ』 『大丈夫じゃなくても、大丈夫』 完璧な恐怖の克服なんて、そうそうできないだろうから。 『一緒にこわいを分け合えば、平気です』 『一緒に楽しいを夢見れば、元気が出ます』 だから一緒に頑張ろう、と。 あの秘密の部屋には、仲間がもう一人いるのだし。 子どもなりに、不安と期待を抱えて過ごしていこう。 (-68) 2022/04/30(Sat) 15:00:04 |
【神】 夢見る乙女 シャルロッテ>>G5 フィウクス あなたが愛想のいい方ではないことは、見ていればわかる。 だから、素っ気なくったって平気だ。 返事をしてくれるだけで。 でも。 「……そういう言い方は、ちょっとやだ」 「一緒に見てたら、だめ?」 「ロッテが後から来たのに、それでフィウクスがいなくなったりしなくていい……」 ずっと高いところの、冷えた色の瞳を見つめる。 (G9) 2022/04/30(Sat) 15:02:31 |
【神】 雷鳴 バット>>G7 ラピス 「好きか」 兎は時々貴方の衣装の動きに興味を示しているし、 鶏は歩く内に何を考えていたかを忘れて、砂地に混ざった穀物をつばんでいる。 人が増えて賑やかしのある空間になっても、動物たちはいつもどおり。 貴方の見たい風景は、損なわれたりはしない。 「今は無理、だけど。今度餌をあげてみる?」 「夜に動くから、朝と夕にあげてる」 「好きなときに、来たらいい」 ぽつ、ぽつとゆっくりとした、一文の合間の多い喋り方だ。 餌やりを終えて檻の外でゆっくり時間を過ごす。 ときどき、リボンのゆるくつけられた兎におやつのほうれんそうをあげたり。 オシャレは気に入っているわけではないのか、ときどき蹴ったりしてるけど。 (G10) 2022/04/30(Sat) 15:02:33 |
シャルロッテは、ラピスにちいさく手を振り返した。 (a26) 2022/04/30(Sat) 15:03:08 |
【人】 充溢 バレンタイン中庭の木陰に腰掛けて、幹に背中を預けぼんやりしているうちに、もう結構時間が過ぎていた。 悪戯なのかなんなのか、頭には帽子の上から花冠が飾られてあって、けれど今にも落ちてしまいそう。 「……」 読もうと思って持ってきた本は、風に吹かれ勝手に捲られていて。というか、どこまで読んだかわらなくなってしまった。 風の精が読むなら一言断りを入れてくれてもよかったのに。 そうして暫く本を見つめた後、鬱蒼と茂る森──ギムナジウムの校舎から離れたその先に、じっと視線を向ける。ジャステシアが食堂に姿を現さなかったから、噂話も一層耳にすることが増えた。 「仲良くはしなくても……いいから、 ……せめて、……いなくならなければ……」 朝のことを思い返しているのか、あるいは何か。ともかく、暫くはそこで何をするでもなく座っている。 (99) 2022/04/30(Sat) 15:06:51 |
【鳴】 月鏡 アオツキ「そ〜ですね〜。 私も歳が成人しただけの子供らしいですから〜。 信用なんてからっきしでしょう、これからですね。 イシュカからもきっと、良い答えが来ますよ。 相談事得意ですから〜、不器用なりに」 感情の機敏はその青い瞳の先に映らない。 「……」 「……昼寝の時間、作ってもらえるように聞いてみます」 「焦らないように気を付けますね〜」 (=10) 2022/04/30(Sat) 15:49:50 |
【独】 神経質 フィウクス/* エ〜ン エ〜ン かなり素直に手癖の面倒臭い男をやってしまっている 顔見知りには即座にオレだとバレる挙動だ おわりで〜す (-69) 2022/04/30(Sat) 15:57:17 |
【秘】 ライアー イシュカ → 境界 テラ「……どうしたもんかな」 荒れた日か、或いは後日の騒がしくなかった日の朝か。 食堂に顔を出し終えた後、貴方を探す。 あなたが食堂での朝食後のタイミングで食事になるならその為に。 そうでないなら、朝に飛び出して行った貴方を気にして捜索していた。見つかるだろうか。 (-70) 2022/04/30(Sat) 15:58:41 |
イシュカは、誰かを探している。 (a27) 2022/04/30(Sat) 15:59:11 |
【鳴】 充溢 バレンタイン「実習生の人たちは……うん。 そう、……信頼はしてる……よ。 どちらかというと……手のかかる生徒が多くて…… 大変じゃないかな、と……思わなくもないか」 もちろん自分もひっくるめて。 もし僕ならば疲れてしまう、と思う。 「ありがとう……ございます。 昼寝の時間……僕も焦らないように、待ってる。 ……アオツキさんも……たまには昼寝、したらいい。 溢れないように押し付けるものがなかったら、 きっと……何も意味が無くて、楽しい。気がする」 自他を守るために、防衛本能として。 それがないことを意味の無いことだと表現して。 ただそれも楽しそうな事だと捉えているらしい。 (=11) 2022/04/30(Sat) 16:04:26 |
【秘】 不遜 リアン → 雷鳴 バット「生憎だが、天使の知り合いもいなければ 鳥を飼う趣味のある人間にも心当たりはないな。 そして、僕も翼が生えたことはない」 言われたまま、心当たりのないそれを突き返す。 羽のひとつであれば捨ててしまっても良いだろうに。律儀なものだ。 「要件はそれだけか?」 (-71) 2022/04/30(Sat) 16:06:35 |
【神】 夢見る乙女 シャルロッテ>>G12 フィウクス 「それなら」 「そう言って」 片方だけの瞳にかすか、苛立ちを見て。 いいこにできていないな、と思った。 あなたを困らせている。 でも。 「ロッテの気持ちをあなたが決めないで」 「大きな声は、得意じゃないけど……」 「フィウクスのことが嫌なわけじゃないもん」 少女は目を逸らさない。 居心地の悪さから離れるのは仕方がないかもしれないけれど。 少女があなたを疎ましく思うような、邪険に扱うような。 そんな表現は、嫌なのだ。 「たとえば廊下で人とすれ違うとき、挨拶をするでしょ。 フィウクスにだって、おんなじ」 (G13) 2022/04/30(Sat) 16:14:34 |
【秘】 月鏡 アオツキ → 雷鳴 バット「良い香り……相変わらずいれるのが上手ですね。 すぅ〜…… こんな姿見せるのも君に……ここだけです〜」 また、答えがもらえなかった。 はじめは信用されておらず、反抗されているだけと感じていたものが、過ごすうちにわからなくなっていた。 アオツキにとって君は素直で心優しい、それはもう『良くできた子』に映っているからだ。 「……」 アオツキは決して善性ではなく。 生徒たちの行為のすべてに意味があるのだと思考を巡らせて、 嫌われない選択肢を取っているにすぎない。 「操り人形みたいな気分ですよ……」 それでも贔屓をしないなんて難しくないだろうか。 「明日は動ける体力残しますから、 バットくん、……私に呼び出されてくれませんか? 個人面談したいのですが〜」 (-72) 2022/04/30(Sat) 16:16:25 |
【人】 花信風 トット>>103 バレンタイン 「ねてたかあ」「きょうおそときもちいーもんね!!」 たしかにねー!とまっすぐ伸ばした足をばたつかせる。 風は気持ちいいし、あったかいし。 綺麗なちょうちょも飛んでいるし、平和なものだ。 「したほーがいいといわれているのであびています! ふふん。おれはえらい」 「きみいろしろいもんねえ」 「もっとうごかないの〜? あんねえ、のんびりしてるから……うごいてるとこ、ちょっとみたい」 「こうきしん」 似合うと言われれば、嬉しそうにクスクスと。 笑って肩が揺れる度、頭の花はひらひらと揺れていた。 花冠はちょっとずり落ちて、もともと飾っていた花はそのまま。 「え!でもかみきれーだよね!まっすぐ」 「いいな〜〜。おれうちまきになっちゃうの」 (104) 2022/04/30(Sat) 16:42:32 |
【人】 充溢 バレンタイン>>104 トット 「晴れている天気……うん、心地いい。 雨も好きな方だけど…… 濡れるから外には……出られないしな……」 暖かくのどかな日和も勿論いいけど、 見た目に違わず暗く湿ったところも好き。 何より日光が眩しいから木陰にいるんだものな。 「動く、かあ……」 「病気を気にしなければ……できると思うけど…… そんなわけにもいかないから…… 難しいか、も……ごめん」 表情こそ堅いが僅かに斜め下に目を逸らす仕草は、 言葉通りどことなく申し訳なさそうに見える。 視線を戻した時、花冠がズレていることに気づいて、 ゆっくりと腕を伸ばしてはそれを直してあげて、 うん、と満足気に頷く。自分がよくされていることだ。 「そのかわり……話すことなら、いくらでも。 髪は……そうだな。特別な手入れはしてない、けど…… なんでかさらさらで……重くて、落ち着く。不思議」 (105) 2022/04/30(Sat) 16:54:27 |
【鳴】 月鏡 アオツキ「お見通しですね〜。 これは私の振る舞いのせいでしょうか」 それこそ、専属という形をとらなければ一人の生徒だけを見続けることなどできない。 彼らが誰にでも与えられるもので解決がしているのであれば、もう既に改善している子は山のようにいただろう。 「……正直手のかかるのは生徒だけじゃないのが実情ですね。 それでも私は君たちが大好きだから動けるんですよ」 「君たちがなにかを一人でかかえきれないとき、 私は黙る壁に、wobbly manに、あるいはザントマンにでもなれます。 私達が求められていることは、……本当に一つ一つであれば、 大したものじゃあ……」 間。 「……た、大したこともあるときは、ありましたね すみません……潰れたりしないようにしますよ〜」 (=12) 2022/04/30(Sat) 16:56:12 |
【人】 司書 エルナト「ふん、ふん、ふん〜♪」 小さく鼻歌を混じらせながら、施設内を巡回。 姿の見えなかった彼女は見つかったのだろうか。 部屋に見に行くと言っていた彼らから、 後で話を聞くのもいいかもしれない。 神隠し、なんて。 もし本当だったら、どこに連れていかれるんだろう。 この森の奥深くなのか、それとももっと外なのか。 外ならちょっぴり羨ましいかも。 「"初めての長旅かい?"」 好きな本の、好きな一節を口に出す。 早く病を治して、外の世界に行きたいな。 (106) 2022/04/30(Sat) 17:13:08 |
リアンは、取り巻きと別れ、廊下を歩いている。 (a28) 2022/04/30(Sat) 17:20:49 |
【人】 花信風 トット>>105 バレンタイン 「あめのひもすきだけどお〜……ぬれちゃうもんね」 「あめのひはねえ ほんよむのがたのしい」 動くのが好きだけれど、動かない事が楽しくないというわけではない。ゆっくり花図鑑とか見るのも大好きだ。 見た事ある花も、見た事ない花もいっぱいあるんだなあって思えるから。 「あーびょうき」 「びょうきはしょうがない!おれもほんとは、あんまりうごいたらだめらしいけどうごいちゃう たのしいから」 「バレンタインはちゃんとしててえらい」 花冠を直してもらったら、「ありがと!」とお礼。 しっかりと元の位置に戻った花冠は誇らしげ。 「え!じゃあいっぱいおはなししたい!!よろしく……」 勝手にヨロシクした。 「おれもさらさらになるか……」 (107) 2022/04/30(Sat) 17:27:57 |
エルナトは、今は人に囲まれてないんだなぁ、と廊下を歩く姿を眺めた。 (a29) 2022/04/30(Sat) 17:31:28 |
【神】 苛々 フィウクス>>G13 シャルロッテ 「…………」 深呼吸を一つ。そんな暫しの間。 それでも遣り場の無い気持ちは嵩を減らさない。 その真っ直ぐな視線や言葉に苛まれるのは のせい。 あなたに"いいこ"であってほしいわけじゃない。 これまでずっと、そういう子ども程ひどく傷付けて。 その度に居心地の悪い思いをしてきた。 「……俺の事が嫌じゃないから、だから、何なんだ 俺の事が嫌じゃないから俺が怒鳴っても我慢できるのか? これが病気だから、仕方がない事だから許すのか?」 「他の奴と同じように扱わなくていい。 俺はそんなのは望んじゃいない。 お前が誰の事も嫌いたくないのなら。 俺の事まで嫌になる前に、上手く距離を取るべきだ」 語調は努めて感情を押し殺したように、淡々と、重苦しく。 言うべき事を言い終えれば、飼育小屋の扉に手を掛けた。 何も仲間外れにしろと言っているわけじゃない。 ただ適切な距離を保って接するだけだ。 互いに心地の良い距離が、ほんの少し、人より遠いだけ。 (G14) 2022/04/30(Sat) 17:38:33 |
【人】 ライアー イシュカどことなく、普段から疲れた顔が余計に疲れた顔。 貴重な昼寝スペースが何故か大賑わいだった為、 園芸部に顔を出す理由も今はなくなってしまったのだ。 「……飼育委員ブームとか聞いてない…… 後輩が増えるよりはうさぎが増える方が余程いい……」 別に増えたのは委員じゃないが、ついぼやいてしまう。 渋々人通りが少ない校舎傍のベンチに腰を下ろして、 手持無沙汰のまま持ち出した竪琴に日を当てる。 ……何故か、わざと日に当てているようだ。 (108) 2022/04/30(Sat) 17:39:40 |
境界 テラ(匿名)は、メモを貼った。 2022/04/30(Sat) 17:40:01 |
【人】 月鏡 アオツキ「あー あー…… あー!」 「今のは声が出せましたかね、抑揚はつくようになりましたが 喧しくするのはまだまだ難しいです〜」 廊下の一番端、窓を開けて声を出す。 庭で遊ぶ子供達には驚かれ、無表情で手を振ることでごまかした。 小さな子供と話すときは目線を合わせるように。 優しく、気遣うように、物腰柔らかく話しましょう。 果たしていくつの項目がアオツキに出来ていただろうか。 今日も表情も声固いまま。 「朝は注意されましたけど〜 喧しいのはイシュカさんでしたよね〜 私は子供扱いをしただけでしたのに、理不尽です」 愚痴を零しつつ日が傾く空を見上げていた。 (110) 2022/04/30(Sat) 18:20:55 |
【神】 夢見る乙女 シャルロッテ>>G14 フィウクス 「フィウクスだって」 「怒鳴りたいわけじゃ、ないかもしれなから……」 今だってあなたは、少女を恫喝して黙らせるでもなく。 少女を無視して立ち去るでもなく。 そうやって言葉を返してくれるから、少女も懸命に考える。 「大きな声にびっくりしたら、ちゃんと、耳を塞ぐことにする」 「他の子たちみたいにされるのが嫌なら、どれぐらいならいいのか、少しずつ確かめる」 適切な距離の中で、いちばん近いところを探そうとする。 それは或いは、ばらの茎に触れて、慎重に棘を確認するような。 (G15) 2022/04/30(Sat) 18:21:37 |
【神】 夢見る乙女 シャルロッテ>>G14 フィウクス 「フィウクスだって」 「怒鳴りたいわけじゃ、ないかもしれなから……」 今だってあなたは、少女を恫喝して黙らせるでもなく。 少女を無視して立ち去るでもなく。 そうやって言葉を返してくれるから、少女も懸命に考える。 「大きな声にびっくりしたら、ちゃんと、耳を塞ぐことにする」 「他の子たちみたいにされるのが嫌なら、どれぐらいならいいのか、少しずつ確かめる」 適切な距離の中で、いちばん近いところを探そうとする。 それは或いは、ばらの茎に触れて、慎重に棘を確認するような。 (G16) 2022/04/30(Sat) 18:21:37 |
【人】 失意 フィウクス飼育小屋を立ち去った後、夕暮れ時の事。 歩みは立ち並ぶ飼育小屋を通り過ぎ。 行き着く先は敷地の隅、森の浅部の一歩手前。 不機嫌な瞳がじたりとその向こうを睨んだ。 「──夜の森で出歩いた生徒は、"神隠し"に遭うらしい」 想起するのはそんな子供騙しの言葉一つ。 「そんなものがあればよかったんだがな」 (111) 2022/04/30(Sat) 18:22:38 |
【独】 月鏡 アオツキ『クロツキ〜 今日は元気ですか〜?』 『普通。要件はそれだけ?』 『ダメダメ普通程度じゃ〜! もっと楽しいことしないとさ、私が面白くありません』 『楽しい事なんて必要ない。 貴方が面白くないことも関係ない』 『相変わらずですね〜 変化を求めないでどうするんですか! ほら、いらっしゃい。 先生も知らない抜け道、今日も見つけたんです。 一緒にいきますよ』 『怒られるよ、それに抜け道を通ったからって何になるの?』 『変わろうとすれば何だって変わります! 抜け出そうとすることが大事なんですよ』 (-74) 2022/04/30(Sat) 18:29:47 |
【秘】 童心 クロノ → 高等部 ラピス「…………うん。 ありがとう、ラピスちゃん。」 不安は抱えたまま、それでも小さく笑ってみせる。 大人たちに見合うはたらきをしなければ、 自分達も大人たちの手に掛けられてしまうのだろうから 頑張らなければ、いけない。 「……ラピスちゃんは、どう? ラピスちゃんは、病気、なおしたい?」 みんなが治れば、と書いてくれた手前 そのみんなに、あなたはちゃんと入ってるだろうけれど。 あなたの気持ちも聞いてみたくて、同じ事を訊いてみる。 (-77) 2022/04/30(Sat) 18:34:17 |
【秘】 境界 テラ → ライアー イシュカ「 あ っ、ご……ぁん゛!」(あっ、ごはん!) *テラはいつもの様に自室にいました *抜け殻のみたいに座っている腕の無い防護服に見守られて *中身の少年は借りてきた図鑑をグローブ越しに抱えて *あなたとご飯をお出迎え *今日がどんな日であっても *テラにはうれしいご飯のじかん! (-78) 2022/04/30(Sat) 18:38:05 |
【神】 雷鳴 バット>>G11 ラピス 提案が受け入れられると、表情の変化の少ない顔貌が少しだけ揺れた。 餌とも怪我とも見紛わないようにか、冴えた青色をしたリボンをした兎を指で呼ぶ。 それにもやっぱり応えはなく兎は向こうに行ってしまう。甘く見られているのかも。 「ラピスは小さいから、ノインに似てる」 「もっとたくさん、食べるといいよ」 すぐそこでしゃがみこんでいる貴方の小さくまとまった姿。 その頼り無さに目を細めて、年頃の女性に掛けるには不適切な言葉を。 手袋をした手を誘うように手を拱いてから、ふと。 立ち上がりきってしまうと声が届きにくくなるから、 一度足だけ伸ばして首を傾いで貴方を覗き込む。 「……もうそろそろ時間になりそう」 「僕は部屋に戻る。お話しながら、帰る?」 (G18) 2022/04/30(Sat) 18:40:23 |
クロノは、中庭で花を見ている。 (a30) 2022/04/30(Sat) 18:45:02 |
【神】 苛々 フィウクス>>G15 シャルロッテ 「怒鳴りたくて怒鳴るような奴が、」 「……何処に居るって言うんだ」 苛立ちの中に、ほんの少しだけ。 どこかやりきれないような声色が滲んで。 「お前は良くても周りはどうする。 初等部はお前ほど聞き分けが良くないし、 驚いて泣いたり騒いだりする奴も居るだろうな。 下手に俺の逆鱗に触れない範囲を探ろうとして、 お前が泣いて後悔するほど痛い目に遭わないとも限らない」 「その何もかもに俺は責任を持たない。 それでもやりたいなら、好きにすればいい」 それを隠すように無愛想に言葉を重ね、 今度こそ飼育小屋の扉を開けて、出て行こうとする。 少し古びた蝶番が、また、きいと音を立てた。 (G19) 2022/04/30(Sat) 18:49:30 |
【秘】 雷鳴 バット → 不遜 リアン「そうなんだ……」 言われてようやく納得したかのように、しげしげと貴方に視線を向ける。 そうでなければ本当に羽でも生えていると思いこんでいたのだろうか。 「それだけ」「ありがとう」 「あまり引き止めると、彼らに悪いから」 「キミは、Aクラスの人間だし」 特段、学力ばかりでクラスが分かれているわけではないだろうが、 漠然とやはり居住している雰囲気は違うように思える。 関係なく同じ寮に住んでいるだろう身分であるのに。 貴方を追い越して、向こうに下がらせられている人々を見て、そう答える。 (-79) 2022/04/30(Sat) 18:51:57 |
【秘】 雷鳴 バット → 月鏡 アオツキ「ポットは温めておくから」「すぐじゃなくても」 「気を抜ける時にそうするのが、いいよ」 適当なところで茶葉は引き上げるとして、 貴方が無理に起き上がってまでこちらの善意に応える必要はないと念押し。 果物の匂いと蜂蜜の甘さの混ざったそれを一杯だけ自分も試飲する。 塩梅も悪くないようだ。 「……」 「いいよ、でも」 「キミの時間を無駄にしてしまうかも」 呼び出されたとして、その心に返せるものがあるとは保証できない。 少しだけ申し訳無さそうに眉が下がったが、それでもやっぱり全てには応えられないらしい。 それからもう少しだけ時間を置いて、気遣わしげな弱気を孕んだ視線が向けられる。 「僕が悪いことをしているかもしれないと、ツキも怒られる?」 (-80) 2022/04/30(Sat) 19:00:08 |
雷鳴 バット(匿名)は、メモを貼った。 2022/04/30(Sat) 19:01:35 |
リアンは、今日の夜、 (a31) 2022/04/30(Sat) 19:04:53 |
リアンは、部屋を暫く空けている。朝には姿が見えるだろうけれど。 (a32) 2022/04/30(Sat) 19:05:25 |
【独】 神経質 フィウクス/* あ〜〜〜〜全員監視したくない♪ まだ誰も墓落ちさせたくないし絆も怖い♪ 開始前から思ってたけどこの役職かなり嫌だな じゃあなんで選んだかっていうと………… 協調性ないから狼とか共鳴とか窓でつるむ役職はしなそうで… 絆役職は論外で……その他でよくない事しそうな役職って言うと もう魔術師か崩れ星か異端審問くらいなんだよな…… (-83) 2022/04/30(Sat) 19:17:15 |
【秘】 中等部 バラニ → 夢見る乙女 シャルロッテ「……きっとそうに違いないさ。 フィウクスくんは少し気難しいところがあるが、常日頃から悪いことをしているわけでもないしね……」 「かもしれない」に「そうに違いない」と重ねる。 決して気難しく人を受け入れないところは、困ったことではあるが悪いことをしているわけではないのだからと。 かと言って、良いところを見ているわけでもないので少し腑に落ちないところがなくはないのだけれど、あなたの前だからと言葉と飲み込んで。 「うむ、もちろんだとも。 私もジャステシアくんの様子は気になることだしね。 彼女の分の朝食も持って行こうと考えていたところだったし……ちょうどよかった」 (-84) 2022/04/30(Sat) 19:19:03 |
【秘】 ライアー イシュカ → 境界 テラ「……待たせた? あとお前さ、待つの不満じゃねえの?」 不満が出たからと言ってそれを何かするわけでも、できるわけでもない。 ただこんな小さな頃からこの境遇に生まれたのがどう思ってるのか、気にならないわけでもない。 「俺がお前の年の頃なんてやさぐれまくってたぞ」 食事は貴方用に用意されているのだろうか。 あるならいつも通りに手に持って、室内のテーブルに置いた。 (-85) 2022/04/30(Sat) 19:25:36 |
【秘】 高等部 ラピス → 童心 クロノ尋ねられると一度、手袋を嵌めた自分の両手を見て。 ほんの少しぎこちなく、握って開いての動作。 少し軋むみたいな感覚がする。 それからフリルで見えない首元を指先で探って。 こくん。 治ってくれたら嬉しいのは本当だ。 でも、自分より先に治ってほしい子がいっぱいだから。 ちょっと迷ってしまうだけ。 (-86) 2022/04/30(Sat) 19:30:17 |
【人】 ライアー イシュカ>>113 エルナト 「…………」 意外にも、否定しない。 これはもしかすると図星かもしれない。 若干帽子で見え辛いが視線が周囲の森に飛んでいる。 「楽器も似たようにまあ、弱い…… ま、本ほど変色したりわかりやすくはない。 別にプロでもないから、大袈裟に扱ってもな」 小動物みたい、の言葉に「あ゛?」と言いそうな、 行儀の悪いガンが飛んで来た。 小動物をいじめる想像が一瞬過ぎったらしいが、 とにかく別段座るのを拒絶はしない。 そもそも嫌ならすぐに立ち去るタイプの男だ。 「……。耳聡い奴が多いと面倒臭い。 人に聞いて貰いたくて弾いてる訳じゃない。 読書する人間とか、人混み嫌いな印象だったがな」 (114) 2022/04/30(Sat) 19:43:11 |
【神】 夢見る乙女 シャルロッテ>>G19 フィウクス ほら、やっぱり。 誰かを、少女を怖がらせようとしてわざと声を荒げるなら、それは嫌なことだけれど。 あなた自身にだってコントロールしようのないことなら、それこそ、適切な距離を、付き合い方を考える方がいい。 「……だいじょうぶだよ」 「みんながいるから。 下の子たちが泣いちゃったら、ラピスや、バラニが宥めてくれると思うし」 「ロッテが近付きすぎて、フィウクスを怒らせてしまったら。 それは、ロッテが間違えただけだから」 少女の我儘に、あなたはダメとも嫌だとも言わなかった。 だから、言われなくても好きにする。 「ありがとう、フィウクス。 またね」 去りゆく背中に声をかけ、少女はやっぱり、笑っていた。 (G21) 2022/04/30(Sat) 19:50:10 |
【独】 ライアー イシュカもう……一人称……間違えちゃった…… やると思ってたけど!やると思ってたけど!早いよ!!まだ1日目だぞ!! 俺じゃないです……僕です…… (-87) 2022/04/30(Sat) 19:51:23 |
シャルロッテは、しばらくモルモットたちを眺めていた。もふもふわちゃわちゃ、かわいい毛玉。 (a33) 2022/04/30(Sat) 19:52:11 |
【秘】 夢見る乙女 シャルロッテ → 中等部 バラニこくり、こくり。 少女はあなたの言葉にちいさく頷く。 それは勇気をくれる言葉だ。怖くないよって、大丈夫だよって伝えてくれる声。 「……うん、もう大丈夫、怖くない」 「ロッテまでしゅんとしてたら、ジャステシアにも笑われちゃうかも……」 「それじゃあ、ジャステシアの朝ごはん、もらってくるね」 少女はきゅっと拳を握り、あなたに微笑む。 それから、ジャステシアの朝食の準備をするだろう。 体調不良かもしれないから、食べやすいようにとチキンスープを。それから、あたたかでほのかに甘いホットミルク。 (-88) 2022/04/30(Sat) 19:53:59 |
【独】 夢見る乙女 シャルロッテ/*バラニくん、好きな子の前でがんばっててかわいいねえ……。 盛大に壊すために丁寧に砂のお城を建てています。 壊すのか!? わかりません わからないけど……壊れるなら派手な方がいいから……。 (-89) 2022/04/30(Sat) 19:56:05 |
【人】 神経質 フィウクス──がさり。 徐々に暗く影の落ちて行く森の中。 どこか遠くで、きっと風が木々や草葉を揺らす音、その様子。 神経質にそれらを拾って、眉を顰めて。 暫くの間、今度は木々の向こうではなく、その中へ視線を向けて。 それから、軽くかぶりを振って寮の方へ踵を返した。 (115) 2022/04/30(Sat) 20:00:18 |
【独】 雷鳴 バット「ああよかった」「今日は獲物がつかまった」 森に仕掛けられた罠を見る。 針金に首をつかまえられた、哀れな小りすをひょいとつまんだ。 暴れる元気は失いつつも、人が近づけばじたばたと手足を揺らしている。 そうっと罠を外してやって、細い首をこきりと折った。 手袋を外し、ベルトに引っ掛ける。素手の指先は丈夫な爪が伸びていた。 薄い毛皮を爪で割いて、ばりばりと剥いていく。 血の滲む中にピンク色の肉が露出したのを見下ろして歯を立てる。 生暖かい感覚、血の味、生の肉の味。 おぞましいそれは獣の嗜むそれであり、およそ人の所業でない。 垂れ落ちる血に燥ぐように口先で追う様子を、他人が見たらどう思うだろう。 きっと頭がおかしいのだと、ゆびさされることになる。 そしてそれは、仕方のないこと。それこそが自分がここにいる理由だ。 きっと誰にも理解されることはない野生を抱えて、放り出された。 逆立った毛の生えた毛皮は、いつものように火で焼き炙る。 証拠隠滅がもっと簡単なら良かったのにと、青年はいつも思っていた。 ぼさぼさとした毛の塊は、どうしてこの世から消えてしまわないのだろう。 小さな彼女は本当に、ふわふわの兎によく似ている。 似ている、なんていうのは本当は――とてもおそろしいことなのだろうな。 「気をつけないと」「気づかれたら」 「きっと怖がらせてしまうから」 「もうちょっとだけ、ふつうにしていられたらいいのに……」 (-90) 2022/04/30(Sat) 20:01:21 |
【独】 神経質 フィウクス/* 適切な距離、病気との上手い付き合い方…… 一番良いのは喧嘩するほど仲が良い……やつなんですよね〜!!! エ〜ン 優しくしないでくれ 心が死ぬから ついでに絆も投げないでくれ(念押し)(切実) (-91) 2022/04/30(Sat) 20:04:16 |
【秘】 童心 クロノ → 高等部 ラピスあなたの病気のことは、ちゃんとは知らない。 声を出さないのか、出ないのかも知らない。 でも治したい気持ちがあるなら良かった。 「……ラピスちゃん、 ひとつ……約束しよ」 「ここを卒業して、外に出たら、 外でまた会おうねって、約束。……どうかな」 あなたはもう18歳で高等部で 多分自分より早く、此処から出るだろうから。 自分が治療にちょっと前向きになるために、 あなたも周りを優先させながら、 あなた自身の事もちゃんと治そうと思えるように。 不安を顔に映しながら、小指を立てた。 (-93) 2022/04/30(Sat) 20:05:14 |
【人】 司書 エルナト>>114 イシュカ 「わぁ。」 視線をどこかに向ける君に、くすくす、笑いを零してしまう。 ロマンチストなんだ、なんて。 ついつい口に出して、少しの揶揄いの色。 意外だな。そんな一面もあったなんて。 「楽器もそんなものなんだ。手入れも大変って聞くもんね。」 「イシュカさんもよく手入れしてるの?」 「…わっそんなに凄まないでよ……泣いちゃうよ。」 ガンを付けられれば顔を本で隠して。 小動物みたいにか弱いから、大事に扱わなきゃって 意味だよ〜……と弁明。 よいしょ、と君の隣に一人分の体温。 「偏見だ。」 「確かにそういう人もいるかもしれないけどさ。」 「僕は、自分の世界を広げるために本を読んでるんだ。」 「それなのに、身近な世界を嫌いになったりしないよ。」 それを言うなら、音楽好きは。 皆楽しく演奏して、人に聞いてもらうのが好きかと思ってたよ、 なんて、ちょっぴりむすりとしながら意趣返し。 (116) 2022/04/30(Sat) 20:12:12 |
【置】 不遜 リアン寝静まった頃、仮面を身に付け マントを羽織った人影が森を見つめている。 隙間から覗く瞳は、そこで動く何者かを監視するかのように細められていた。 息を殺し、暫くそのようにしていたものの。 異変のないことが分かると、マントを翻し 寮の中に戻っていくことだろう。 (L0) 2022/04/30(Sat) 20:12:14 公開: 2022/04/30(Sat) 20:55:00 |
司書 エルナト(匿名)は、メモを貼った。 2022/04/30(Sat) 20:19:37 |
【秘】 高等部 ラピス → 童心 クロノ自分の病気のこと。 今までクロノの前ですら、手袋を外していなかった。 他人の世話をよく焼くけれど、自分のことになると疎かにしてしまうのが癖で。 それはギムナジウムに来たばかりのクロノにも、短い同室生活の中できっと悟られていることだろう。 幼い声で伝えられる約束。 約束ならば、守らないと。 律儀なところも、きっとあなたにわかられている。 珍しくちょっと困ったみたいに眉を下げて。 でも表情はちゃんと笑顔で。 手袋越しの指切りげんまんが、交わされた。 ▼ (-94) 2022/04/30(Sat) 20:29:57 |
【秘】 高等部 ラピス → 童心 クロノ『今度』 続けてチョークの音がする。 『きちんと病気のこと、話します。 でもそんなに大変なものではないから、心配しないでください』 ね?と首を傾げてあなたを見つめた。 (-95) 2022/04/30(Sat) 20:30:39 |
【秘】 境界 テラ → ライアー イシュカ「えぃ……んむ……?」 (えーっと?) *疑問に思うことも、不満を感じることもなかったテラには *その質問は少し難しかったみたいで *答えの代わりに掲げてみせたのは抱えていた海洋図鑑です 「にっ」 *これを読んでいたから平気だったとでも言いたげ *それも抜け殻の横に立て掛けたら *バンとサラダが配膳されている学習机に着きました 「こ、るからが……いっ」 (これからがいい) *そんな事よりお腹が空いているのです *🥐の形にした手を掲げてみせて食べたい物を表します *ニコニコと、ゴキゲンに (-96) 2022/04/30(Sat) 20:34:50 |
【秘】 月鏡 アオツキ → 雷鳴 バット「無駄、ですか」 ――僕には必要ない。 ――これ以上は無駄、用事は終わった? 「皆、同じこといいますね〜……構いませんよ、……そう。 そうです、これは仕事です。やらなくてはいけないこと。 手伝うつもりでいいです、尋ねることが仕事なんですよ〜」 抑揚もなく免罪符をおいて約束を取り付ける。 成果にどんなものが実るだろうかと考えつつ、続く言葉に頭だけ動いた。 「君が悪いことをしているかもしれない? と、ですか?」 「そうですね……」「それが原因で怒られはしませんよ」 「私が怒られるのは、君たちを害したときです」 「君たちの望まぬ事をして生活に支障を与えて、 悲しませて、病ませることです」 その役目は、実習生の私ではない。 「その質問は、……私に怒られて欲しくないのですか?」 (-97) 2022/04/30(Sat) 20:38:20 |
【置】 憂鬱 フィウクス夜半前、寮の部屋。 無人の部屋に一人溜息を吐きこそすれ、探しに行きはしない。 もしも不在の理由が他にあるなら尚の事だ。 どのみち、十中八九こうなるだろうとは思っていた。 何れかに感情を整理する時間が必要なら、 自分から出ていく腹積もりでさえあった。 なにしろ別に口論をしたいわけでもないのだから。 「……ルーシー、キャネル…」 いつも通り、ケージを掃除して、二匹の鼠の世話をして。 飼い主をよく覚え、人懐こく手に寄ってくる様子を見ると この頃はどうにも憂鬱になって仕方ない。 今まで飼育したものの中で、殊更に懐こく仲の良い個体に思う。 それはこの二匹が同腹の姉妹で、それから、 生後間もない頃から飼っている個体だからだ。 きっとそういうことになるんだろう。 (L1) 2022/04/30(Sat) 20:39:32 公開: 2022/04/30(Sat) 20:50:00 |
【秘】 童心 クロノ → 高等部 ラピス重ねられた小指を少しだけ絡めて 嬉しそうに笑う顔は、分かり易く老ゆ。 チョークが黒板を叩く音を聞いて。見て。 「うん」 「……今度、教えてほしいな。 わたしはいつでも、大丈夫だから」 嗄れた声があどけなく言って。 ちいさく苦笑をして、ぴきぴきと顔が若さを戻していって。 溜息の様に吐いた息で、 あなたと共に、暖かな空を今しばらく見上げていたことだろう。 (-99) 2022/04/30(Sat) 20:40:48 |
【置】 憂鬱 フィウクス「………おやすみ」 ぱたん。 二匹をケージに戻し、その扉を閉めて、部屋の灯りを消して。 壁の方を向いて寝台に横たわった。 (L2) 2022/04/30(Sat) 20:42:01 公開: 2022/04/30(Sat) 20:50:00 |
【独】 神経質 フィウクス/* なんかうまいこと誰とも何らかの絆が生えないのは誰…… 誰……誰……誰…… 俺⁉️ 俺‼️ 俺俺俺俺‼️ Ahh〜↑↑↑💥💥 真夏🌞🌴🏄🎇🎆🌺のJamboree〜〜〜〜‼️‼️ レゲエ🇯🇲💃🙌🏻砂浜🌺🌺🏖🏖🌴🌞 Big Wave🌊🌊🌊🌊🌊🌊🌊💥💥💥 (-100) 2022/04/30(Sat) 20:45:51 |
【秘】 雷鳴 バット → 月鏡 アオツキ「何も見返りのないことをするのは、とても辛い」 「ツキの役目はりっぱなこと」「恵まれてほしいと、思ってる」 「でも僕は……」 言えない。口を閉ざしてしまった。 決して貴方を困らせたいのではないのだということは、伝わらなくとも仕方のないこと。 それとは相反して貴方を困らせ、空振りさせているのもまた自分なのだ。 少なくとも約束をしたことについては、再度断わったりはしなかった。 「ツキは悪いことをしてない」 「僕が悪いとしたら、それは僕の過失」 「ツキは頑張ってるから」「たくさん報われてほしいな……」 なればその役目に対しては、どう応えればいいのだろう。 答えはわかっているが、それは与えられないから……ただ、お茶を淹れるだけ。 ほの甘い匂い、毛布の心地よい重さ。それが快いものであったならいい。 ほかに与えられるものがあるのなら、なんだろう。 (-102) 2022/04/30(Sat) 20:48:26 |
【秘】 雷鳴 バット → 月鏡 アオツキ考えて、考えて。 「……いつもありがとう」 貴方の手に握らせられるものがあるなら、それくらいだろうか。 (-103) 2022/04/30(Sat) 20:49:12 |
【秘】 不遜 リアン → 神経質 フィウクス戻ってきた寮の部屋。 既に灯りを消し、眠りにつく君の横を通り抜けて 自分の寝台に腰かける。 仮面は右半分を覆うものに変えて。 「……困っているのなら、苦しんでいるのなら。 それを放っておくのは、王として失格だ。 "君"が残り少ない学園生活を、無理なく送れるよう尽力する」 眠っている君には聞こえないであろうけれど。 起きている君にはとても言える事ではない。だから。 これは、独り言だ。 (-105) 2022/04/30(Sat) 20:58:36 |
雷鳴 バット(匿名)は、メモを貼った。 2022/04/30(Sat) 20:58:47 |
【赤】 高等部 ラピス「………」 共用キッチンに誰もいない時を見計らって、ホットミルクを二つ作る。 蜂蜜をたっぷり。 片方は隠し味に■■■を加えておく。 からん、と匙でひと混ぜしたら、 淹れたてのそれをお盆に載せて準備は万端。 準備ができたら、 あのこに おやすみをとどけにいこう。 (*16) 2022/04/30(Sat) 20:59:03 |
童心 クロノ(匿名)は、メモを貼った。 2022/04/30(Sat) 21:06:19 |
【独】 月鏡 アオツキ放課の時間は自由に。 夜の拘束はさせない。 食事の邪魔をしない。 生徒同士の時間を削らない。 君たちは先生ではなく、かつ生徒でもない。 過干渉をしてはならず適切な距離を保ち常に……etc ルールが起こす矛盾に彼らは気づいていないのだろうか。 これは平等だ、と自分に言い聞かせて、ため息をつく。 ああ、全員に平等な人間などいるものか。 いるものか。 私に対して、誰が何を与えてくれると言うのか。 (-108) 2022/04/30(Sat) 21:29:45 |