人狼物語 三日月国


153 『Override Syndrome』

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【念】 内科医 カナ


 ***

  [コーヒーがそこにあったかどうかはさておき。
   問診の時間から個人的な時間へと移すと。

   私はあの日聞きたかったことを尋ねる。
   そういえば。
   あの日も、今も、背景に転がるイヤホンが
   妙に気がかりで目についていた。
   今にして思えば、そういうことなのだろうか。



   あの日の論文、私も後から読んだんだ。
   でもあなたから直接聞きたくて。

   佐々岡くんからその話を聞けなかったのが
   ずっとずっと、心残りだったの。


  [あなたに見せたのはあなたの論文のコピー。
   研究者として書かれたあなたじゃない名前は
   怒りと共にペンで激しく塗りつぶされていて。


        その上の空白の欄に
        自分であなたの名前を書き記していた。]*


(!19) 2022/06/16(Thu) 0:46:02

【人】 医者 サキ



   反論する元気があるなら良かったよ


[ 生気の宿った瞳にくすりと微笑みを向けて
  一息つこうと落ちたペンを拾い上げる。
  焦げ付きも少しはマシになったか、
  肺に取り込まれる空気は先程より吸いやすい。
  明らかに反論への返事でないそれは
  船越真結実を守るための逸らし。

      本物は怒りなんて抱かない
      抱くとすれば代わられる驚きや恐怖
      顕にしたもので真実は透けてしまう


  向けられた怒り >>13
  けれどどうしてかな、
  咎める気にもなれなかったのは。
  
  形は違えど俺も
  願ったことがあるからかも、しれない。 ]

 
(29) 2022/06/16(Thu) 13:14:19

【人】 医者 サキ


[ 理想を殺して、現実を生かす。
  それが当たり前で、普通だ。

  壊れていく母を助ける心療内科医になりたかった。
  けれど俺に与えられたのは
  底辺私大の中のさらに底のポジション。

  壊れきった母の面倒をみながら
  壊れきった兄の面倒をみながら
  満足に成績なんか残せるわけがない

  底に与えられた選択肢は、家業を継ぐこと。
       母を助けたい
  そんな理想を
して、現実を
かした。 ]

 
(30) 2022/06/16(Thu) 13:15:34

【人】 医者 サキ


   
    ……あぁ、それは、そうだね。


[ 出来すぎている。>>16 >>17
  専門でもないのに知りすぎだと言われれば
  まずは頷くしかなかった。

  やられたな、と
  斜め上に目を逸らす。

  ただの医者と患者なら、絶対にしない話だ。
  嘘を吐こうか
  それか、少しだけ真実を混ぜるか

  
  そんな考えも浮かんだけれど、
  直ぐに首を振った。 ]
 
(31) 2022/06/16(Thu) 13:16:02

【人】 医者 サキ



   確信はなかったよ、ただ…
   気づいていないかもしれないけど、
   入ってきた時から時々、手が何か探してる
   
   スマホかな
   OS…オーバーライドシンドロームに
   かかった人から媒体を
   取り上げた時に現れる症状と似てたから。

   よく知ってるよ、…
家族に、居るからさ



[ 「理由はそんな所、」と
  区切りを入れるも、その後は言葉が続かず。
  
  表に出てこない母、兄、
  想像をつけようと思えばつけられるだろうな

  
  俺からはそれで終わりだと言うように
  視線を戻せばいい加減、診察に入ろうか。 ]
 
(32) 2022/06/16(Thu) 13:16:39

【人】 医者 サキ



   精神は俺の専門じゃないことは知ってるね?

   身体の体調不良は診れるけど、
   もし精神の病院に行く気があるなら
   薬はそっちで貰った方がいい。

   ただ、現在OSに有効な治療薬はない
   治療には疑似体験に頼らないで
   幸福を得る必要がある。

   一病院の多くを抱えてる医師が
   そこまで寄り添ってくれるかって言えば、
   限度はあるだろうね


[ どちらを選ぶかは任せる、と前置きした上で。 ]
 
(33) 2022/06/16(Thu) 13:17:06

【人】 医者 サキ



   俺はユミちゃんに幸せになって欲しいよ、
   マユちゃんにも、ね。


[ 彼女が死に際に言い残したことを知る訳では無いが
  仮に俺がその立場ならせめて精一杯やれって
  尻を叩くだろうなと。


  もし選んでここへ来ると言うなら、
  どうしてエデンに没頭するように
  なったのかは聞いただろう。


  話しにくいことだから
  全てでなくていいとも加えて。 ]
 
(34) 2022/06/16(Thu) 13:18:23

【人】 医者 サキ

 
[ 診察も一段落した頃、
  思い出したようにバッグから
  取り出されたのは見覚えのある封筒で >>19

  一人だけ誘う友達、まぁ、確かに難しいか
  女の子ってグループで居がちだもんなと
  勝手に納得して勝手に申し訳なく思いつつ。

  返されると言うならまた別の人を探すかと
  考えていたんだったな ]


    ……
一緒に?



[ 
コンプラ的に大丈夫か?

  
  …と一瞬法令が頭を過ぎる。大丈夫か。
  彼氏とかいるんじゃないのかいいのかと
  若干気になることはあるが
  その辺をこちらから突っ込むのは野暮だな。

  
  行く人が居ないと言うだけで
  行く暇がないわけじゃない。
  息抜きついでにいいきっかけにもなるだろうか。 ]
 
(35) 2022/06/16(Thu) 13:20:39

【人】 医者 サキ



    こんなおっさんの休日に
    付き合ってくれるなら、喜んで。

    後で連絡頂戴、


[ 差し出された封筒を受け取り
  中身を1枚だけ抜くと、
  封筒にメッセージアプリのIDを追記して返し。

  前回行ったのは何周年だったか、
  もう10年は軽く経っていそうな夢の国。

  日水の休診日と都合が合うなら
  実現するのはそう遠くはなかっただろう。 ]**
 
(36) 2022/06/16(Thu) 13:21:24

【人】 女子大生 マユミ

 
[ 私の行いを否定する訳でも、
  不用意にその先に踏み入ろうとするでもなく。
  話の矛先を逸らされれば、>>29
  私にとっては、ただただ有り難いだけのものだから、
  姉の勝手な都合についての話は、一先ず止んだ。

  今度は先生の事情を引き出す私の手番。
  少しの逡巡の後に切り出された内緒話は、
  同じく、家族の問題だったようで……。>>32
  いつしか見なくなったという母親か、
  或いは難儀な嫡男か。
  両方……という可能性もあるけれど。


  それについての話も、それで終わり。
  ここではその話題は禁忌だったものね。
  先生も必要以上
  こちらを踏み荒らそうとはしなかったのだし、
  私もそこまで追求する気はない。 ]

 
(37) 2022/06/16(Thu) 20:22:32

【人】 女子大生 マユミ

 
[ 病気について、
  そして治療についての説明を受ければ、>>33
  未だ少し鈍ったままの頭を可能な限り働かせた。 ]


   私がどちらかを選んで良いというなら、
   ここへ通う方を選びます。

   今まで精神科にお世話になることは
   ありませんでしたから、
   新しい病院で姉妹の込み入った事情を
   説明するのは気が進みませんね。
   それに見合う成果が期待出来るなら兎も角、
   治療法がそんな不確かなものとなると……。


   それにしても、
   疑似体験に頼らず幸福感を得るとは、
   何とも因果な話ですね。


[ 治療法のことまでは知らなかったので、
  その内容を聞いて思わず嘆息した。 ]
 
(38) 2022/06/16(Thu) 20:23:36

【人】 女子大生 マユミ

 
[ 真結実には幸せになる義務がある。
  亜結実には幸せになる権利がない。

  この国にはLH法……通称『幸福追求法』が存在する。
  国民は皆、幸福であるべきとされている。
  でもそれは、今を生きる国民に対して与えられた権利。
  既に鬼籍に入った"船越亜結実"は対象外。


  このまま放置していれば、
  アタシは病が進行し廃人と化すだろう。
  そんなことがあってはならない。
  しかしそれを治すためには、
  私が幸せにならなくてはいけない。

            
この皮肉な矛盾は天罰だろうか? ]

 
(39) 2022/06/16(Thu) 20:24:29

【人】 女子大生 マユミ

 
[ 先生はそんな私の道化のような生き方に、
  特に意見をする気はないようで、
  純粋に応援してくれているらしい。>>34 ]


   火事以降、私の記憶は不十分でした。
   最初はそれを補おうとして、
   以前にアップロードした幸福体験を、
   聞いていただけだった。
 
 
(40) 2022/06/16(Thu) 20:24:51

【人】 女子大生 マユミ

 
 
   あれがどういう仕組みなのかは分かりませんけど、
   現実で疑似体験で聞いたものと
   同じものと相対しても、
   
同じような幸福感を得られなかったんです。


   次第に気が急いてしまって、
   もっと私の心に幸福感が定着すれば、
   感じ方も変わってくるのではないかと。
   そう思って、何度も聞いている内に
   疑似体験に依存してしまったようです。



[ エデンに没頭するようになった理由を、
  ぽつぽつと説明した。
  その間もどこか落ち着かず、目は頻りに泳いだ。 ]
 
(41) 2022/06/16(Thu) 20:26:06

【人】 女子大生 マユミ

 
[ 一緒に行けば、チケットをくれた人への
  面目も立つと思って提案した選択肢。
  最初に見て取れたのは、困惑。>>35 ]


   
何か問題が起こるような外出になるとでも?



[ それは参加者の心がけ次第。
  であれば、問題などある筈がない。
  人の多いテーマパーク内で、
  知り合いに見つかることも普通はないのだし。

  アプリのIDを封筒に書いて返されれば、
  バッグにしまった。
  今日はこの後、
  両親に病気のことを説明しなければいけないし、
  遊びに行くならもう少し元気にならないとね。

  それでも、お誘いの連絡が行くのに、
  そんなに時間はかからないと思う。 ]**
 
(42) 2022/06/16(Thu) 20:27:12

【人】 会社員 ツグアキ



[ 思考がまだ、まともに働く僅かな時間には
  時々、考えることがある。

  あの時の自分が
  持ち得る側の人間だったとして
  誰からも何からも
  邪魔されなかった未来があったとしたら

  俺も
   誰かを────── >>27
 
 
(43) 2022/06/16(Thu) 20:36:51

【人】 会社員 ツグアキ




[ 例えばそうだとしても
  俺が生きるために何かを必要としていたか

  そんなものがあったかどうか。>>28



 
(44) 2022/06/16(Thu) 20:37:31

【秘】 会社員 ツグアキ → 内科医 カナ




[ 必要なものがあったとして、それが
   あなただったとは思えないけれど。>>28


 
(-8) 2022/06/16(Thu) 20:38:03

【念】 会社員 ツグアキ


[ 嫌悪、拒絶、どちらも。>>!12
  そうだな、そして、きっと恐怖。
  素直な謝罪に辛うじて頬を歪めた。

  ハーブティーが癒すもので
  コーヒーがそうではないもの>>!13

  ただの色の着いた液体に
  ヒトが勝手に乗せた種分け、期待、願望。

  さながらあなたはハーブティーだと?
  そんな気の利いた?クソみたいな?
  言葉が出てくるなら、この場はナンパ足り得た?

  はは、馬鹿馬鹿しい。
  あの時、手にできなかったのは
  ハーブティーではなくて
  コーヒーだったんだ。>>!14
 
(!20) 2022/06/16(Thu) 20:39:20

【念】 会社員 ツグアキ


[ ぴき、ぴし、と
  氷や鏡のようなものにヒビが入る音がする。]


   ずいぶん、上からだね。
   ……大学の時、
   俺が無理しているか否かを判断できるほど
   あなたと親しかった記憶は俺にはないけれど。


[ くす、と笑んで見せた。
  上手く出来たかは置いておいて。 ]
 
(!21) 2022/06/16(Thu) 20:40:57

【念】 会社員 ツグアキ



   俺は、学生でいた頃に
   大変だと思ったことはある。
   ……けれど大変だったことはないよ。
   そして、それは、
   今も、かわらない。


[ ゆっくりと首をぐるりと回した。
  ばき、ぼき、と骨が鳴る音が響いてくる。
  ぐらりと回る世界。歪む。

  吐き気と、吹き出す汗、
  そして恐らく蒼白になっているであろう顔色が

  今自ずから口にした言の葉が
  正直なものでないことのあからさまな証拠。

  そうさもちろん自覚はある。

  ただしそれを認めるわけにはいかない。  ]
 
(!22) 2022/06/16(Thu) 20:42:26

【念】 会社員 ツグアキ


[ しかしながら薄く脆く、ヒビが入った硝子は、
  指先でそっと触れるだけで砕けてしまうもの。
  あなたが意志を持って砕こうとしたのなら
  なおさら簡単に。
  そうだねあなたも優秀な学生だったのだから。

  彼女の手の中にある紙の束>>!19
  表面に、己の名前。
  塗りつぶされた持つ側の者の名前と
  手書きで足された見慣れた文字列。

  それを見た瞬間、ぶつん、と脳の扉を
  絡めた鎖が引きちぎれる。  ]



   ……なぜ、

 
(!23) 2022/06/16(Thu) 20:45:00

【念】 会社員 ツグアキ



[ 込み上げる嘔吐感と悲鳴。
  飲み込もうとすれば、
  喉からは車に轢き潰された蟾蜍の声。 ]


   やめ、ろ

 
(!24) 2022/06/16(Thu) 20:45:44

【秘】 会社員 ツグアキ → 内科医 カナ




   思い出させないで

   いまさら、なんの話を
   聞きたいって言うの
   ぜんぶ、しってるくせに。

 
(-9) 2022/06/16(Thu) 20:46:22

【念】 会社員 ツグアキ


[ 乾いた笑いが、溢れて。 ]


   お前の心残りなんて知らない。


[ ハーブティーの香りが満ちる診察室が
  狂ったOS罹患者に相応しい
  けたたましい笑い声で埋まる。 ]


   古森さん……あぁ、違うな先生
   前言撤回するかも知れないんだけど、
   大変、だと認めれば、さ

 
(!25) 2022/06/16(Thu) 20:47:35

【念】 会社員 ツグアキ




   ─── 殺してくれる?**


 
(!26) 2022/06/16(Thu) 20:48:02

【独】 医者 サキ

/*
あーメモ…わすれてたな………
(-10) 2022/06/16(Thu) 22:16:42

【独】 医者 サキ

/*
行くとこまで振った方がよかったのは把握したけど

夢の国なんて若い子の後ろくっついてくくらいでちょうど良いやろ(おっさん)みたいなふしあったが
アユミちゃん相手にそれやると陰キャと陰キャなのよな
サキくん陽キャでもねえが どうする私(それをいまかんがえています)
(-11) 2022/06/16(Thu) 22:23:32

【独】 医者 サキ

/*
ところで私がラスト夢の国7年以上前だから何も覚えてないとかいう事態が起こってるわ
とりあえずサキくんはジェットコースター嫌い
(-12) 2022/06/16(Thu) 22:27:19

【独】 医者 サキ

/*
中の人に似てしまった
ことごとくダメじゃん

うーん……なやんでるうちにエピが来るわこれ やべぇ
(-13) 2022/06/16(Thu) 22:30:06