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【人】 学生 初波華音(……、なん……で…………?) [必死に欠伸をかみ殺そうとしても 冷えたジュースで身体を叩き起こそうとしても、 抗おうとすればするほどに押し寄せてくる睡魔。 退屈な授業中や暇で仕方ないバイト中でも ここまでの猛烈な睡魔に襲われたことはない。 ましてや生身のソウマくんを目の前にして この私が眠ってしまうなんて有り得ない。 有り得ない、のに──…… 瞼はどんどん重くなる。] ごめ、なさ…… なんか、……急、に 楽し、のに…… わたし……ど……して………… [ふっと全身の力が抜けてがくんと頭が落ちた。] (27) 2024/05/23(Thu) 20:50:39 |
【念】 学生 初波華音[昨日ちゃんとベッドで寝なかったから? 白桃ジュースを二杯も飲んでしまったから? 久しぶりにラザニアを食べたから? ソウマくんに逢えて、安心したから? ちゃんと昼寝しておけばよかった。 ううん、今日だけじゃなくて 普段からもっとしっかり寝ておけばよかった。 ソウマくんともっと一緒に居たいのに。 話したいこともまだたくさんあるのに。 どうしよう、身体に力が入らない。 目が開かない。] (!2) 2024/05/23(Thu) 20:51:16 |
【人】 学生 初波華音ソウマ、く………… [身体ごと椅子から崩れ落ちそうになった瞬間 誰かが抱きとめてくれたのを感じた。 最後の力を振り絞って瞼を抉じ開け 我が身の置かれた状況を察すれば] ヒィ ッ……[意識は強制的にシャットダウンされた。*] (28) 2024/05/23(Thu) 20:51:20 |
【独】 配信者 秋月壮真/* 最後薬じゃなくて気絶してるのがかわいすぎて 毎度毎度予想外のところから かわいさの暴力に襲われてます……てんさい(はよかけ (-12) 2024/05/23(Thu) 22:01:01 |
【独】 学生 初波華音/* こだわりポイントを褒めてくださるながれんしゃんのおやさしさよ……ながれんしゃんこそてんさい:;(∩´///`。∩);:でれでれ (-13) 2024/05/24(Fri) 12:25:39 |
【人】 配信者 秋月壮真……幸せそうに召し上がりますね [ラザニアを美味しそうに頬張る彼女ほど 愛らしいものがこの世に存在するだろうか。 居やしない。 こちらまで幸せな気持ちになって、 いつまでも眺めていたくなる。 暫く見惚れてしまってから、 思い出したように自分も手をつけた。] 本当に、美味しいですね [一番上のチーズはこんがり焼けているし 平たいパスタと二種のソースが何重もの層になっていて 料理に明るくない自分でも手間のかかるものだとわかる。 祝い事のたびにこの一皿を用意されてきた彼女は ご家族に大切にされていたのだろうと想像した。] (29) 2024/05/24(Fri) 16:31:01 |
【人】 配信者 秋月壮真[互いの誕生日だとか、クリスマスだとか、 先の祝い事は二人でこの料理を頂こう。] 夢だなんて……、どうかしましたか? [ そう、夢は覚めるものだ。 ラザニアを半分ほど腹に収めたところで 彼女の方には異変が生じた。 どうやら効いてきたようだ。 膝に載せていたナプキンをテーブルに戻し 椅子から立ち上がる。 彼女の肌に火傷などさせられないし 彼女の髪を料理で汚させるわけもない。] (30) 2024/05/24(Fri) 16:32:02 |
【人】 配信者 秋月壮真[崩れ落ちそうになった身体を腕で支え そのまま横抱きに抱え上げた。 羽根のように軽くて吃驚する。 長い睫毛が伏せられた寝顔は美しい。 本当に物語のお姫様みたいだ。 ……などと間近にある顔を無遠慮に眺めていると 不意に目蓋が開いて。] えっ [いや、気のせいか? 目蓋が開いて目と目があった気がした。] (32) 2024/05/24(Fri) 16:33:26 |
【人】 配信者 秋月壮真[規則正しい寝息が聴こえる。 家族に大事にされてきただろう彼女は 今日から自分がそうするのだ。] ……連れが体調不良のため 料理の途中ですが失礼します タクシーの手配をお願いできますか? [惜しまれるのはドルチェまでいけなかったことか。 ほかのどの祝いの投稿よりも嬉しかった 桃のパンナコッタを再現して貰っていたのだけれど。 "暁ソウマ"のその先の己を知ったなら 彼女はもうきっと作ってくれないだろうから。] (33) 2024/05/24(Fri) 16:36:08 |
【妖】 配信者 秋月壮真[それでも良い。 きみにどう思われても構わない。 誰に狂っていると糾弾されようと 自分の愛し方で愛するだけ。 それが正しいと信じているから。] 華音……、俺だけの華音 愛 しているよ──……[目蓋にそっと口づけて、 城とも監獄とも呼べる自宅へ彼女を連れ去った。**] ($4) 2024/05/24(Fri) 16:36:24 |
【独】 配信者 秋月壮真/* 筆が遅くてたくさんお待たせしてすみませんん ものすごーーーーくやりやすかったです たのしかった、、 りんとんしゃんのキャッチして膨らませる能力が 高すぎてひれふしています、たのしい 床に額を擦りつけたまま 後編につづく…… (-15) 2024/05/24(Fri) 17:18:53 |
【独】 学生 初波華音/* こちらこそ筆が遅くて たくさんたくさんお待たせしているのに 優しく受け止めてくださり こんなにも素敵なろるを紡いでくださって( ;ᯅ;*)毎秒すき わたしもめっっっっちゃやりやすかったです、ありがとうございます〜!! ながれんしゃんに足向けてねむれません…… 華音はねてるけど…… ソウマくんかっっっっこいいよ0(:3 )〜 (‘、3_ヽ)_ 華音の運命やいかに……! (-17) 2024/05/24(Fri) 17:26:11 |
【独】 配信者 秋月壮真/* 全部は無理かもしれないけど書きたかったので できるとこまでかきたい…… >>0:15入村ロル被せてくれて嬉しい…… >>0:16壁だ。の破壊力たるや。こんなお嬢様風なお顔で壁一面の推しに話しかけるギャップ、心掴まれずにいられようか、無理 >>0:19寝起きすぐチェックしてくれるの愛を感じてにこにこ >>0:20同じもの食べてくれて嬉しい >>0:21鮒ずしとアルミサッキは愛が深すぎるww >>0:22ガチ恋かわや……えーんバイト代や仕送りを.°(ಗдಗ。)°. >>0:23真面目でえらい。お嬢様目指してるのかわいすぎて……口調まで変えてるってすごくないですか。すき >>0:24>>0:25花金だもんねお誘いあるよn……うわぁーー優先してくれて.°(ಗдಗ。)°.冥利に尽きる……「お誘いくださいな」話し方カワイイ……お嬢様だあ……「ナイショ、です♡」とチップが合いすぎてて最早愛。最後の反語すき >>0:26一億点満点。手作りに愛を感じます。作るお菓子までかわいい。もっとちゃんと拾いたかった.°(ಗдಗ。)°.アカウント、暁……?!尊い >>0:27デバイス課金が凄まじくてガチ勢の解像度の高さに恐れ慄く……へへ、リクエストにしてくれて嬉しかたです >>0:28かのんちゃが喜んでくれると中の人がにこにこしてしまいます >>0:29自分の名前を合法的に呼ばせる……この時気づかなかったけど天才すぎてひっくりかえりました (-18) 2024/05/24(Fri) 21:01:46 |
初波華音は、( ;ᯅ; )! 2024/05/24(Fri) 21:21:38 |
【独】 配信者 秋月壮真/* ご、語彙力がない…… 大体においてかわいいしか言えない。かわいいのだもの >>1:1相槌打ちながらきいてくれるのかわいすぎる……なんでマイクは仕込んでなかったんだ!!スムージーおともにしてくれてるかわいい。らしいとか、気にしてなさそうとか、ちゃんと伝わってくれてて、その上で肯定してくれるのがすごくうれしいでした >>1:2ほかのひとたちのコメントへも反応してくれててかわいい >>1:3全集中してくれてるのかわいい……あんなに淡々と読み上げているのに……名前を読ませるの天才の所業。ひっくりかえった。何を食べたらそういうのおもいつきますか? >>1:4画面越しにもコメントにも拍手くれるのかわいい…… >>1:5独学で学んでくれるの尊い…… >>1:6どう変わったかを完全丸投げの所業をしたにも関わらずこんな素敵に解釈してくれて……細かい変化に気づいてくれて感涙です >>1:7「やだ」かわいい!!!! >>1:8かわいい……「苦しいのはなぜなの?」すきすぎる >>1:9ひとりにしないよ;;おはようからおはようまで見守り隊(しつこい) >>1:10えーん目腫らすまで泣いてくれてかわいい……机で寝るの体痛いよねえーん >>1:11悲鳴あげてくれたかわいい >>1:12バ先のしつこい常連さんは処さなきゃ。処した?処したかもな?真相は闇の中……何の補足もしてないのに本人ぽさを感じ取ってもらえてうれしかたです >>1:13疑いつつも尊重してくれてるなあと感じてほっこりしました >>1:14さけびがかわいすぎる……一喜一憂してくれてうれしい (-19) 2024/05/24(Fri) 21:45:08 |
【独】 配信者 秋月壮真/* エスパー?!?!ってくらい読み取り力が高くて 広げてくれ方が丁寧でほんとすごい…… なんて贅沢なのでしょう お付き合い下さり本当にありがとうございます ▼眠気 しつつ (-20) 2024/05/24(Fri) 21:50:06 |
【念】 学生 初波華音[小さな頃から、はっきり言って 私は要領が良くはなかった。 私には3つ年上のお兄ちゃんがいる。 お兄ちゃんは私とは正反対、地元では 勉強でも運動でも右に出る人はいなかった。 私が数時間かけても理解できないような問題を お兄ちゃんは、ものの数秒で解いてしまう。 私が一つのお手伝いを熟そうとする間に お兄ちゃんは手際よく十を終わらせてしまう。 明るくて、友達も多くて、よくモテて いつだって誰かに囲まれて笑っていた。 対する私は、泣きながら努力しても お兄ちゃん以上になれるものは ひとつもなかった。 年齢を重ねれば重ねるほどに ケンカでも敵いようがなくなった。 そして、何一つ敵えない私を お兄ちゃんはいつも小馬鹿にしていた。] (!4) 2024/05/24(Fri) 23:11:16 |
【念】 学生 初波華音[『気にしなくて良いのよ、華音。 華音には華音の良いところがあるんだから』 ママはそう言って私を慰めてくれた。 一方で、 テストの成績でも運動会でも 褒められるのはいつもお兄ちゃんの方だった。 『お兄ちゃんは何でもよく出来るのにねえ』 『華音ちゃんは可愛いから、 ただそこに居てくれるだけでいいんだよ』 そういう台詞も、聞き飽きるほど聞いた。 遠回しに『役立たず』って言われてる気がした。 悔しくて、情けなくて、惨めで 言われる度に躍起になって、 でもひとつとして満足に身に付かないうちに お兄ちゃんはどんどん先に行ってしまう。 ラザニアが好きなのは、こんな私でも 大切にされてる、って思わせてくれたから。 刻んで、煮込んで、重ねて、焼く。 幾重にも積み重なる手間暇を微塵も惜しまずに 私のためだけに懸けてもらえる時間が嬉しかった。] (!5) 2024/05/24(Fri) 23:11:29 |
【念】 学生 初波華音[お兄ちゃんに勝ちたい。見返してやりたい。 ただそれだけの理由で受験した お兄ちゃんの高校よりもレベルの高い高校。 私が合格した同じ年に、 お兄ちゃんは大学受験に失敗した。 そのまま、部屋から出て来られなくなった。 家では口は悪いし下品だし手も足も出るし 私の楽しみにしていたおやつまで食べちゃうような 最低の兄だったけれど、 どんなに馬鹿にされても どんなに羨ましく妬ましく思っても、 心のどこかで尊敬もしていた。 だって実際、お兄ちゃんは凄かった。 頭が良くて足も速くて 話すのも、教えるのも上手かった。 自分の勉強も大変だったろうに、 私の勉強を見ようとしてくれたこともあった。 ずっと勝ちたいとは思っていたけど、 あんな弱りきった姿を見たかったんじゃなかった。] (!6) 2024/05/24(Fri) 23:11:51 |
【念】 学生 初波華音[無理を押して入学した高校では、皆が皆 それぞれの夢にまっすぐ向かって 毎日真剣に勉強をしていた。 入学当初こそ名前も知らない先輩たちに 立て続けに告白されたりもしたけれど、 誰も私自身の話を聴こうとはしてくれなかった。 勉強ができないと、会話も続かない。 そのうちに飽きられて相手にされなくなった。 ついていくだけで精一杯だった私は、 自分の本当にやりたいことが何なのか 何もわからないままで三年間を過ごした。 他の何を捨てたって 全てを懸けたいと思えるようなもの。 そんな熱い想いを抱けるもの、 私には何もなかった。] (!7) 2024/05/24(Fri) 23:12:27 |
【念】 学生 初波華音[ただなんとなく、毎日を過ごして 先生に勧められるままに大学を択んで 流されるままに一人暮らしを始めてみれば、 大学ってのは、やりたいことがないと どこにも居場所が見つけられない。 生きていても死んでいても 変わらない毎日が淡々と通り過ぎていく。 くだらない色恋話が飛び交う大教室の中で 私ひとりが消えたって何の問題もない。 ……なんか、疲れちゃったな。 私が何をどんなに頑張ったって どうせなんにもならないんだから。 今日を終わりの日にするなら、 最期はピアノを聴きたいな。 パッヘルベルのカノン。 何も考えずに無邪気でいられた あの頃に帰りたい。 動画を検索していて偶然見つけたのが、 ソウマくんのチャンネルだった。 配信を聴き始めて数秒、自然と涙が零れた。] (!8) 2024/05/24(Fri) 23:12:36 |
【念】 学生 初波華音[一体どれほどの時間をピアノに注ぎ込んだら 一度も間違えないで、左右で違う指を動かして こんなに綺麗な音が出せるようになるの? 凄く努力家で忍耐力もあって、 頭も良くて孤独にも強いんだろうな。 私とは大違い。 ピアノが好き……、なのかな。 でも何だろう、うまく言えないけれど 少しひんやりしていて硬質で 楽しそう、とは少し違うような…… 鍵盤に向かう表情からは何も読み取れない。 ねえ、貴方は 完璧を求め続けて苦しくはないの? 毎週金曜日に生配信をしているらしい。 また来週も配信があるのなら、 もう少し頑張ってみても良いかなと思った。 翌週、初めて生配信を観た。 ピアノに向き合っている彼の姿を観て、 止めようとしていたはずの心臓がひどく高鳴った。] (!9) 2024/05/24(Fri) 23:12:52 |