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【独】 メルヴィル[ ──────僕たちに残された言葉は。 いつか死ぬ時に、幸せ″だった″と言うこと。 楽しかった、嬉しかった、いつだって愛してた、 ──ずっと一緒にいたかった。 全部全部、もう未来がないような言い方しかできない。 お終いの日に慰めが似合わないことを分かってる。 だから君も僕も、希望で固めた嘘は言えない。 いつか来るさよならは、本当のさようなら。 パンケーキは一人分になって朝を迎えるし、 月は満ちて星が落ちて、きみだけがいない彩がくる ] (-4) 2024/10/06(Sun) 22:07:54 |
【秘】 メルヴィル → 薬師 メレフ[ 新しい君といつか、いつか出会っても。 ぼくは ぼくたち にはなれないんだ。 いつまで経っても、君と僕。 僕ですら昔のままの僕ではないのと同じように、 人間の君が、″君″でいられるはずがない。 君が大丈夫であるために、僕は生きるよ。 ────悠久螺旋のその先まで。 ] (-6) 2024/10/06(Sun) 22:07:59 |
【独】 メルヴィル[ いつか君が僕の隣からいなくなったら、 僕は夢の中で君を思い出す。 見たい夢だけを見れるようになる薬。 かつては悪夢に苛まれる子どものためにと、 作ろうとして残した夢の薬。 ────僕を強くしたのはかつての君で。 僕を弱くするのだって、今の君だ。 ] (-5) 2024/10/06(Sun) 22:08:03 |
【人】 メルヴィル──── メーレーフ。 [ ふたりで泥のように眠って、 きっといつの間にか太陽は空の真ん中だった。 人肌に触れていると微睡みが瞼を重くするけれど、 いつまでも寝てばかりもいられない。 起きた君が、お腹が空いたってぼやくのが 大人なのに子どもみたいで、ふふ、と笑う。 ] (0) 2024/10/06(Sun) 22:08:11 |
【人】 メルヴィルうん。ご飯食べよっか。 でもお風呂入ってからかなぁ。 メレフ先にシャワー浴びておいで? [ お洗濯も研究も、もう少し後で。 彼の指先を掴んで微笑んだ。** ] (1) 2024/10/06(Sun) 22:08:56 |
【独】 薬師 メレフ/* おやすみ! 今晩中に返せるかな〜体力次第で……。 延長ね、いる!って思ってたけど、こうして未練だった初めてを紡げて、やり切った感があるので、この幸福感のまま終わってもいいかなって。 (-8) 2024/10/06(Sun) 22:24:41 |
【独】 メルヴィル/* 書いてた気になって書き込みボタン押してなかったオチを己で披露してしまった 今日ちょっと夕方から体調思わしくないから沈んでるかもしれないです(т-т) (-10) 2024/10/07(Mon) 19:41:10 |
【独】 薬師 メレフ[ ――もう何度目になるんだろうね、この遣り取り。 文字通り「結ばれて」からはずっと穏やかに過ぎて、 特に大きな事件なんてなかったのに、 あっという間に時が過ぎたね。] (-12) 2024/10/07(Mon) 22:48:37 |
【人】 薬師 メレフんー、……メル、先に浴びてきてよ。 [君はずっと同じ姿で、自分だけ皮膚に皴が出来た。 何度抱いても飽き足りず夜を越すことはもうない。 ゆっくり時間をかけて、君だけを何度か高みに導いて 漸くはいれるだけの堅さに育ったもので埋めても すぐには達しなくなってしまったから、疲労感は若かった時の比じゃあない。 それでも昔のように甘えて微笑んで見せれば、 おじさんの顔に対しても子どもに接するみたいな顔で 君が要求を呑んでくれると知っている。] (2) 2024/10/07(Mon) 22:49:31 |
【人】 薬師 メレフ[指先を掴んで恭しく口接ける。 気怠さを纏い起き上がる時に聞こえる軋むような音に苦笑する。] 今日は朔の日だね。 シチューが食べたい。 (3) 2024/10/07(Mon) 22:49:51 |
【独】 メルヴィル[ 春の嵐で散っていく花びらも 夏の空に浮かび上がる星々も 秋の風が僕ら二人を撫でても 冬の月へ過去と今を祈るのも ──────変わらず居るのは僕だけだ ] (-15) 2024/10/08(Tue) 19:48:17 |
【独】 メルヴィル[ 人間の君と始まって、人間の君と終わる物語。 今も昔も、あの夜の一幕でさえ いつだって君は陽だまりよりもあたたかい。 君が名前を忘れた振りをして僕に名前をねだったの、 気付いていたんだ──内緒だよ。 生きるために足掻いて、血を失って冷えた身体で、 僕に手を伸ばした君が ここからまた、″君″を始めれば良いと思って。 ] (-16) 2024/10/08(Tue) 19:48:20 |
【人】 メルヴィル[ 僕らはずっとずっと、さよならの途中にいた。 じきに訪う旅の終着点。 またあした、と おはよう、を繰り返しながら いつか箒星が朽ちて落ちるその時を待っている。 しあわせだと笑う君の乾いた指先を手に取った。 歳月が経った地面が罅割れるのと同じように、 君の皮膚も感触も声も身体だって滅びに向かう。 今は未だ、さようならの、途中でも。 ] (6) 2024/10/08(Tue) 19:48:28 |
【赤】 メルヴィル[ きっと近い未来で君が旅路を終えたなら、 その時は僕を置いて神さまの元へお行き。 もう何にも苦しむ必要なんてない世界で、 僕を思い出すこともなく、愛さないまま。 やさしい君は僕の命が尽きるのを待つだろうか。 これは、幼い日の約束を破ることになるだろうか。 仕方ないなぁって笑って甘やかしてね。 ──だって、死んだ後も君を見てしまったら 僕は君を攫ってしまいそうなんだもの。 ] (*1) 2024/10/08(Tue) 19:48:37 |
【人】 メルヴィル[ ──────その最果て、輪廻螺旋の永久で。 また出逢える君と僕がいたのなら 何もかも忘れて失った二人で 再演ではない僕たちを始めようよ。 ] (7) 2024/10/08(Tue) 19:49:35 |
【独】 薬師 メレフ/* うわーん!! えっちだけでゆっくり進んだ本編の果てにこんな、こんな切ないの狡い、、、すき、、、 「再演ではない僕たち」 あまりにすき。 ありがとうございました!! (-21) 2024/10/08(Tue) 19:54:36 |