人狼物語 三日月国


224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】

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【秘】 corposant ロメオ → 路地の花 フィオレ

/*
あ!卓の時間が22時からになりました!ヤッタ―!
それだけご報告しておきます。22時以降は昨日お伝えした通りの感じになると思われます。

右胸了解です!決行時のロメオの立ち位置の想定ですが、フィオレちゃんに彼との対峙を任せつつ、物影に居ていつでもサポート・フォロー/周囲の見張りをできるようにしたいと思います。
目撃されそう!という時はロメオが気が付くかもしれないし、フィオレちゃんの方が先に気が付くかもしれません。どちらのパターンにするかについてはお任せします。
インカムみたいなのを付けて二人でやり取りできる感じにしたらいいかな……なんてのも思っています。

逃走時もロメオの方でルートの保持と車の運転は出来ると思うので、もし運転がしたい!となった時は車も貸せますし、連れてって!って言われたら運転手になります。

こちら一案になりますので、それ却下!などありましたら遠慮なく!
(-602) 2023/09/26(Tue) 19:37:50

【秘】 暗雲の陰に ニーノ → 口に金貨を ルチアーノ

「高い高い」

貴方の口から聞くと思ってなかった単語に、男はツボに入ったようで少しの間声を揺らして笑っていた。
そういうところを見せられるともっと好きになってしまう。

「確かに、高い高いしてもらえる身長だって考えたら悪くないかも」

してもらおうという発想は無かったけれど、貴方のそれを聞いたら今度誰かにねだってみてもいいかもしれない、とも考えていた。
これまでその足が辿ってきた路を知るにはこの時間は短すぎるけれど。
だからこそ次を求めてその軌跡を改めて話して欲しいと願ったりもして。

「やった〜。
 じゃあ今度、一緒。
 覚えてるからな、オレ」

ひひ、と笑う。
雨上がりの夜明けはもう近い、だからそれが叶う日は来ないのかもしれないが。
それでも頷いてもらえたのは嬉しかった、から見送る姿を機嫌よく見送った。
そうやってまた一つ貰った、前を向く力を心の内で抱きしめながら。
(-603) 2023/09/26(Tue) 19:40:04

【秘】 幕の中で イレネオ → 月桂樹の花 ニコロ

男にはそれで十分。
この行為を貫徹するにはそれだけでいい。
開いたと見ればもう一度重ねた。三度。開いたところに舌を潜らせる。

薬剤のせいで止めどなく分泌される唾液がぬるついた。
舌を絡ませようとすれば逃げるだろうか。咎めるように下肢を撫でれば弛緩するだろうか、それとも引き攣るのだろうか。わざと音を立てるようにするのだって辱めだ。
服越しに合わせた肌の体温が上がった気がする。
口の中はきっと一際熱い。その感触に男も目を細めた。

この男に、男を抱く趣味はない。
それでもさして抵抗があるわけでもなかった。
布越しの性器の具合を確認してやろうか。
自分に果てさせられるのはさぞ嫌だろうな。
(-604) 2023/09/26(Tue) 19:43:19
イレネオは、柔らかい肉が好きだ。
(c45) 2023/09/26(Tue) 19:44:20

【秘】 暗雲の陰に ニーノ → favorire アリーチェ

「普段はお菓子作りとか、仕事の話しかしないもんね。
 シンパシー……感じるのってうれしい、です!
 あはは、もっと色々話しておけばよかったな」

とはいえこのような状況でもなければそう深い話をすることもない。
仕方ないといえば仕方ないのだが。
貴方の笑顔は眩しいものを見つめてくれるそれだろうか。
こちらも瞳を細める、貴方は仲間と想ってくれている。
まだ触れたままの指先を、そっとこちらからも撫で返した。

「いつでも、オレが聞けるときなら」

貴方の周囲には家族が居て、頼りになる幼馴染のせんぱいたちも居て。
だから自分がそう深く心配することもないのだろうけれど。
頼ってもらえるのはうれしい、だから次の問いはほんの少し。
口にするには苦さがあった。

「……出てから、きっと色々あると思うけど」
「また、お菓子作りって教えてもらえますか?」

それでも舌に載せて言葉にする。
眉を下げながらも笑んで尋ねるそれは、甘えだなとは頭の隅。
(-605) 2023/09/26(Tue) 19:51:05

【墓】 暗雲の陰に ニーノ

看守たちが騒がしくしているのを聞きながら、
ようやくに包帯で固定された右手を天井に翳す。
天気予報は、どうやら当たりそうだ。

「……うん」


聞こえてきた名に心が波立てど、どこか頭の芯は冷えていて。
だから、大丈夫だ、と思った。
此処から出るときに全部が変わっていくとしても。
(+79) 2023/09/26(Tue) 19:55:54
ニーノは、もう目を塞がないと決めている。
(c46) 2023/09/26(Tue) 19:56:04

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 花浅葱 エルヴィーノ

「…………二度と謝るな、もう怒っとらん」

苦虫を噛み潰したように嫌がって言う。
まるで自分が犯されかけて傷ついているような気になる、ほぼ無傷だ。無傷ではないな、どうしてくれるこの見た目を。

「……お前ももう少しなあ。
 ちゃんとしてくれんと、……安心して寝られん」

これは本人も気づいてない嘘だ。
この男はいつでも何処でも疲れていたらすやすやと眠ってしまう。

「できるだけ俺もなんとか……まあ、彼奴のこともう一度調べて辿って見せる。
 黒眼鏡ですら見つけられなかった男だからなあ、まあ。
 なんとかなるだろ」

そう言って、大事な幼馴染の頭を撫でた。
(-606) 2023/09/26(Tue) 19:57:04

【秘】 路地の花 フィオレ → corposant ロメオ

/* やったー!いい感じに回していきましょっ

目深に被ったキャップにインカムで物々しくないようにはしつつ、サイレンサー付きの拳銃で決行としましょう……
フィオレは多分目の前の相手で手一杯なので、気付いてもらってインカムで伝えてもらうのが一番自然かな〜と思ってます!

運転、お願いしようかな……人を撃った後の人間では事故りかねないため…(あぶない!

概ね大丈夫かと思います、改めてよろしくお願いします〜!
(-607) 2023/09/26(Tue) 20:02:25

【秘】 幕の中で イレネオ → 傷入りのネイル ダニエラ

ばちん。
二度。
両頬がひりつくように痛むはずだ。
しかし話せない程の痛みは当然ないはずで。

笑う貴方を見下ろす男の瞳は冷たい。
困惑はそこになかった。不審そうに眉根を寄せはしたが、それだけ。

「違うならそれも吐け。」
「それから盗聴器の入手元。」
「笑っていたいなら尚更だ。」

ぐ、と首元が詰まる。
窒息しない程度、しかし息が苦しい程度に。
それは男の意思によるものというより、無意識の苛立ちにこもった力のせいらしかった。

徐々に。
徐々に、強くなる痛みの気配が近づいて。
(-608) 2023/09/26(Tue) 20:09:47

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 幕の中で イレネオ

「…………裁判所に犬小屋でも建ててでも住んでるような男だなお前」

感心した、洗脳や諸々とも似ていて精錬された法の番犬。
自分の身内が関わっていなければ何も間違ってないと言ってやれもしたし、その上で文句を言ってもっと立ち振舞を変えるように口を出していたかもしれない。

そうだ、貴方に対する違和感はその口調と態度なのだ。
もっと柔らかければヘイトを買わずに不備なくその正義を執行できるのではないのだろうか。
なんて不毛なことを考える、こんな提案も通ることなどないし気にされることもなさそうで。

「いいや、わざわざ時間を取らせたな。
 お前の手を煩わせるときが来たらそれはもう嫌がりながら声をかけに来てやろう。
 なんとも雲行きが怪しいデートだなあ?
 その罰も、罪も関係ない。お前を見るのが楽しそうなんでね。
 俺は楽しみにしているよ、お前はどうかは知らんがな。」

そう言って踵を返して牢から離れていく。
驚くほどに悪感情も良い感情も抱かなかった。
善悪がないと言うのはこういう物でもあるのかもしれないと、興味対象として覚えてしまった。
同時にそれが真の平等かは、哲学問題は不得意なので考えるのを辞める。

危うい人間であると思ったが、さて。
思ったよりも子供みたいなやつで毒気が抜かれてしまった、と。
こんな感想を持つのも自分だけなのかもしれないと独りごちた。
(-609) 2023/09/26(Tue) 20:09:52

【秘】 corposant ロメオ → 路地の花 フィオレ

/*
ハーイ!それではこっちが気付いてインカムで連絡、
車の場所を伝えフィオレちゃんが到着し次第GO!
みたいな感じにしましょう。うまくいくと……いいな!
こちらこそよろしくお願いします!
(-610) 2023/09/26(Tue) 20:10:08

【秘】 favorire アリーチェ → 暗雲の陰に ニーノ

「署内で個人的な話はなかなかできないものね……
 勿論、それ以外の話だって楽しいのだけれど、
 こうなってしまうともっと色々話しておくべきだった、
 そうなるのはとてもよくわかるわね」

いつでも、と答えてくれた貴方に、
ありがとう。と感謝の意を込めて頷いて。

家族や幼馴染がいるのも確かだけれど、
先程、その瞬間自分を助けてくれたのは間違いなく貴方で。
そうしてまたかけがえのない人が増えていくのだ。

「──勿論!
 じゃあ今度は作りながらもっとお互いの事を話そうね。
 ニーノ自身の事、家族の事、もっと教えて欲しい。
 ふふ、きっと素敵な日になるわ。その日が楽しみね!」

満面の笑みで、頼られたことが嬉しくて堪らないといったように破顔して。
次のお菓子は何にしようかしら、なんて、
これからの未来の展望がみえずとも、一つ増えた楽しみを大事に大事に守ろうと決意するのだった。
(-611) 2023/09/26(Tue) 20:15:34

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 口に金貨を ルチアーノ

「うん……あ、でも服は直すよ」

一度直して、またぐちゃぐちゃにしてしまったそれを、もう一度ゆっくりボタンを詰めていく。
さっきよりは多分上手に出来ているはずだが、それでも襟の上まで付いてしまった痕は隠せそうもない。
せめて自分のようにタートルネックが着れればと思ったけれど、そんなものはここにはない。
そのうち差し入れしよう、お詫びも込めてと、心に誓った。

「ちゃんとって……、約束は守ってるし。
 昨日は酒じゃなくて
使って寝てきたのに」

生活の自堕落さ以外で心配させるようなことをしただろうか?
そんな事を考えて心外そうな顔をする。
あんなことを言ってるけど、頭を撫でればきっとまた、すぐに寝てしまうんだ。

「そっか。……うん、それなら僕ももう一度資料を見てみる。
 名前が分かれば少しは調べやすいしね……っと、そろそろ仕事に戻らなくちゃ。
 
今日はとても、忙しいんだ


頭を撫でられれば、くすぐったそうな笑みを浮かべて立ち上がる。
傷や痕を除けば、あなたは今日も完璧だ。
(-612) 2023/09/26(Tue) 20:17:35

【秘】 黒眼鏡 → Scorri, fiume eterno! ヴィンセンツィオ

/*
ポップコーンです。
警察署脱出までは流れでやってしまう気がするので、
現在地に関してはご自由にどうぞ。

警察署⇒アジトまで移動してそのあと一端消えるつもりですので、そちらも居場所が分からなくなってあとは打ち合わせ通り…というのが自然でしょうか。
お忙しそうですのでご無理なさらず、いい感じにできたら嬉しいです!!! お疲れ様です!
(-613) 2023/09/26(Tue) 20:19:14

【秘】 Scorri, fiume eterno! ヴィンセンツィオ → 黒眼鏡

/*
お疲れ様です。しまむらです。
すみませんご足労おかけしまして本当にね
こちらもなぜか釈放された後にちょっとひと踊りしたら行方をくらます予定なので、
お互いやってんな〜ってのを一通り見届けてから、
流れに沿って色々介入を盛り込んだり盛り込まなかったりするのが良さそうだなと考えております。
うまく拾いやすいポイントを作って拾って貰えたらあとは二人きりで暗黒武闘会編くらいエグい殴り合いしましょうね……♡
(-614) 2023/09/26(Tue) 20:26:29

【秘】 幕の中で イレネオ → リヴィオ

「そうか。」

毅然とした貴方の態度。
それをそのまま跳ね返すような頑なさで男も言う。

「必要ない。」
「お前が早く吐いてくれればいいだけのことだよ。」

ととん。とん。とん。

「それまで帰さない・・・・。」
何から始める?・・・・・・・

目には目を。
歯には歯を。
毅然とした態度には毅然とした態度。
これは根比べだ。
誰にも得はない。
(-615) 2023/09/26(Tue) 20:26:55

【秘】 黒眼鏡 → Scorri, fiume eterno! ヴィンセンツィオ

/*
了解です!
じゃあ色々あると思いますが、とりあえず警察署荒してからアジト爆破してくらましますね!
あとは流れで生きましょう!!!!♡
(-616) 2023/09/26(Tue) 20:28:34

【秘】 幕の中で イレネオ → 黒眼鏡

貴方のそういう物言いが男は嫌いだった。
まるで対等な人間同士ででもあるような。
まるで同じ立場で横に並んでいるような。
そうやってのらりくらりとしたところが、
まるで真理を語っているかのような物言いが、好きではなかった。

「それも」
「何故知っている?」
「お前は……」

ととん。
音は僅かに小さく。
苛立ちよりは
興味
猜疑

金色は今はレンズ越し。貴方の瞳を覗き込むような温度。
こういう目を、この男は時々した。
何もかも始まる前の時。
まだこの男が真に法の下にいた時の話。
貴方を悪だと断じるくせに、貴方の言葉から何かを受け取ろうとする瞳だ。
(-617) 2023/09/26(Tue) 20:37:15

【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡

「っ……ん、…」

口からそれが引き抜かれて、零れる液体を指で拭いながら。
喉を鳴らして、今度こそ口の中のものを取り込みきろうとするのだろう。
興奮してくれた証だっていうのなら、それを少しでも捨ててしまいたくはなかった。

触れる指に顔を擦り寄せて、ある程度飲み終わったのなら。
ティッシュを受け取って、口元を拭っている。

「……ふふ、興奮してくれたの…嬉しかった」

口元を緩めつつ。てらてらと濡れそぼっているあなたのそれを見て、「タオル持ってくる?」なんて言いつつ。
寄りかかったまま、全然離れようとはしないのだが。
(-618) 2023/09/26(Tue) 20:40:18

【秘】 Scorri, fiume eterno! ヴィンセンツィオ → 口に金貨を ルチアーノ

「人のケツの中にさんざんご機嫌に中出ししておいて何を気取ってるんだ」

はだしの足が背中をどつく。爪先にはルージュ・カザックが煌々と彩られていた。
汗まみれのシャツに腕を通しただけの格好で、気怠げにソファにもたれかかったまま見据える。
少なくともしばらく動かなかったのはそうだし、気をやりかけわていたのもそうだ。
或いは銃口を向けられてそれが退けられるその時までは、まだ夢の中であった、そうあれていたのかもしれないが。
筋張った長い指が投げ寄越された衣類を引っ掛け、居座りすぎない程度に着衣を正し始める。

「色男ぶっているくせに、一度きりのセックスでよくもそんなに感傷的になれるもんだ。
 どうやら存外、思った以上に面の皮の中身はヘタレの小僧らしい。
 手前の落ち度で人を巻き込んだと、思い込めるだけはある」

声は掠れていっそう聞き取りづらく嗄れている。さんざ鳴かされたのは演技ではない。
熱っぽく赤く染まった肌が汗で冷え切ってしまう前にと、のろのろと体を起こして汚れた衣類を端にまとめる。
あんまりな物言いをつらつらと述べて、それから赤毛のまるいあたまをじっと眺めた。

(-619) 2023/09/26(Tue) 20:40:34

【秘】 Scorri, fiume eterno! ヴィンセンツィオ → 口に金貨を ルチアーノ

「そんなに権利がほしいなら、そうだな。
 俺の死体を見つけられたらくれてやる。
 好きな場所にでも墓を作って埋めるんだな」

そんなのはなんの気休めにも成らない歩み寄りだろう。
わかっていて、人を寄せ付けないような救わせないような物言いをする。
それでも、譲歩は譲歩だった。
(-620) 2023/09/26(Tue) 20:41:04

【秘】 暗雲の陰に ニーノ → favorire アリーチェ

「それも一つ、人生の学びかも、なんて」

これからに活かせるといい。
何でもない話題も、そうじゃない話題も。
ひとつ踏み込む大切さも、時間は限られているという事実も。
こんなところで学べるものがあるだなんて思っていなかったそれらを心の内でなぞって大切に覚えておく。
その内に向けられる貴方の満面の笑みが、やっぱり眩しかった。

「……はい。
 きっと、いつか」

「楽しみです、せんぱいの話も。
 ……オレの話も、させてください」

それがいつになるかはわからないけれど。
次に教えて欲しいお菓子はもう決めてあるのだ。
小さく笑みを転がせて、そうして直に指先を離す。
「それじゃあ、また」と、ひとときの別れの挨拶を形にし。
そうして笑みを最後贈ってから牢の移動へと歩いて行く。

いつも通りを教えてくれた貴方の言葉で、見据えるべきものを見据える勇気を抱きながら。
(-621) 2023/09/26(Tue) 20:43:16

【秘】 法の下に イレネオ → 路地の花 フィオレ

膝で貴方の身体を押さえつける。
馬乗りにはならない。強姦魔犯罪者と罵られてはかなわない。
手の届かなくなるまえに携帯を掴めばそのままタップして貴方の顔に翳す。
しかしロックは解除されなかった。舌打ちをひとつしてポケットに仕舞い込む。

「何をしていた?」
「役職は。誰を呼んだ?」
「殺しか?」

黒眼鏡・・・と言ったな?」


体重をかける。
まだ、それだけ。
(-622) 2023/09/26(Tue) 20:44:53

【秘】 傷入りのネイル ダニエラ → 幕の中で イレネオ

また頬へ、鋭い痛み。そうしてじん、と。
触らなくとも、熱を持つのがわかった。

「だか、らぁ…っ」

――喉の奥。生理的に零れた呻き声。
それでも女は口角を上げ。零れる声も、その色を保ったままだった。
こわくない。笑え。


「売りま、せん、よぉ…っ」
「結果を、見て、わかりま…せんかぁ?」

「――あた、しはっ」

かしゃり、手錠の鎖が鳴って。

「誰が、A.C.Aか、調べ…てえ…っ」
「その人たちを、みんな、逮捕しよおとした…んです、よおっ…」

あは、とまた喉から笑い声が落ちる。
そして。これは。
あなたの望んだ、真実だ。
(-623) 2023/09/26(Tue) 20:45:57
ダニエラは、真実を、自白した。
(a33) 2023/09/26(Tue) 20:46:12

【秘】 傷入りのネイル ダニエラ → 幕の中で イレネオ

「こおんな、」

でも。
まだだ。終わらない。笑え。


「悪用しやすい、法案」
「作る方が、悪いってえ…っ」

「だから、ぁ」
「一般人も、巻き込んで、やりまし…たぁ…っ」

口が回るうちに。
…もう機会は、ないかもしれないから。


「――言ってる意味」
「…わかり、ますかぁ…?」

けた、けた。些か力なく、喉が鳴る。
そして。これは。
嘘だ。
…けれど。
果たして今すぐに、それを判断することはできるだろうか。
虚実の境を、見つめることはできるだろうか。


女はいう。
自分は確かに悪人であると。
法を利用し、嘲った、
愉快犯
であるのだと。
(-624) 2023/09/26(Tue) 20:46:58
ダニエラは、嘘を、自白した。
(a34) 2023/09/26(Tue) 20:47:11

ダニエラは、笑っている。
(a35) 2023/09/26(Tue) 20:47:35

【秘】 黒眼鏡 → 幕の中で イレネオ

にやにやと笑いながら、
まるで人間のようにあなたに相対し続ける。

「俺は俺の知ってることしか知らんよ。
 お前だって、自分が仕組んだこと・・・・・・なら分かるだろ?
 逆に、自分の手の及ばないところで起きたことは何も知らない」

両手を開こうとして、手錠がかちゃりと音を立てた。

「――何故か知ってる、なんてことはない。
 知っているから、そこには何かがあるんだ。
 サア、なんだろね」

あなたの瞳の色に、その瞳を好奇に輝かせて。
(-625) 2023/09/26(Tue) 20:47:56

【置】 門を潜り ダヴィード

「はっ、はっ……」

夜。
痺れを切らした追跡者たちが、距離を詰めてきているのを感じた。
悲しいかな木っ端の下っ端に付いていた追跡者は一人だけで、意を決して走り出せば慌てて向こうも走り始めた。

勝手知ったる路地裏に誘い込めば逃げ切れるか、と暗く細い街路へと走り続ける。
あと少し、そう思った時のこと。
どっ、と腹に強い衝撃が走った。
勢いのまま転げて、なんとか頭を庇って縮こまる。

「さんざ走り回りやがって、このクソガキが」

「オラ手ェ出せ、手錠嵌めてやる」


待ち伏せされていたと気付いたのは罠に嵌ってから。
逃げ回って翻弄したつもりでいて、実のところは追い込まれていたの自分だったのだ。

「アハハッ、なんの根拠があって?
 俺の何が悪くて、どうして逮捕されるんです?
 説明し、あ"、ぎッ……」

罵声と共に降ってきたのは拳。口の中が血の味でいっぱいになる。痣が出来るだろうなあ、とぼんやり思う。

「見えるところはやめて、くだッ 
 やめろって言ってんだ い"〜〜ッ……」

減らず口で時間を稼ぐにも限度がある。彼らだって曲がりなりにも警察官なのだ、『抵抗したから』以上の危害は加えられないだろう。
いやだ、いやだ、約束を守らないと。
嘘を吐くのはいやだ。
(L10) 2023/09/26(Tue) 20:50:44
公開: 2023/09/26(Tue) 20:55:00

【置】 門を潜り ダヴィード

「……あ?電話?
 チッ、んだよ……張り込み中に電話すんなッて!誰だよ!
 今いいとこなんだから邪魔すんなって!
 ……ア!?失効だあ!?」


ざわ、と周囲の男たちが騒がしくなる。
どうすんだよこいつ、知るかよそんなもん、とりあえず行くぞ、ここにいるのはまずい。


先ほどとは違うばたばたとした足音が引いて行けば、周囲に人の気配はなくなっていた。

「……失効……?ってことは……時間切れ?
 おいおい、俺偉いんじゃない?
 アハハッ、アハハハハッ!」

あいててて。思わず大笑いすると腹に響いて鈍い痛みが戻ってきた。
さっき聞いたことが本当なら、付け狙われていた根拠が効力を失ったというのが本当なら。

「は〜〜〜〜〜〜ぁあ」

特大のため息も漏れようというもの。
ああ、俺は約束を守れたんだろうか。
腹も顔もじんじんと熱を持っている。おそらく腫れて、痣になるかもしれない。でも生きているし、無事だ。

「使わなかったな、お前も」

懐から愛用のナイフを取り出して、鞘は払わないまま撫でてやる。
警察は嫌いだし、殴られた分はお返しを計画するだろうけれど、死んでほしいとは思わない。
暗い空を見上げて、またひとつ笑いが溢れた。
(L11) 2023/09/26(Tue) 20:51:15
公開: 2023/09/26(Tue) 20:55:00

【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレ

「興奮しねえ女抱いたりしねえよ」

ティッシュでいい、なんて言ってそれを拭い。

「さっさとシャワーを……」

言いかけて、寄り添ったあなたの肩を撫でる。
しばらくはそのまま、体温を分けて平準化するよう座ったままで、


「……一緒入るか」

そのままでは体が冷える、と感じ始めてようやく、
あなたの手を引いてシャワールームへと連れていった。
(-626) 2023/09/26(Tue) 20:52:15
ダヴィードは、「うるせえ!」と近所の窓から空き缶を投げられた。そんな。
(a36) 2023/09/26(Tue) 20:55:16

【教】 コピーキャット ペネロペ


車のエンジンを掛け、シフトレバーを引き、
ハンドル片手にアクセルを踏む。

目的地はただひとつ。『家族』の顔を一番に見てやる為に。
(/2) 2023/09/26(Tue) 20:59:11

【墓】 黒眼鏡


「じゅーう、きゅーう」

格子を眺めながら、呟く。

 「はーち、なーな……」

カウント。サテ、どこが期限なのか。


    「………」
(+80) 2023/09/26(Tue) 20:59:33